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第1部
2日目
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昨日の夜はひどい目に遭った。どこまでいってもゾンビさんたちが追いかけてきた。
逃げる先にもゾンビがいるもんだから増えるばかりで、ようやく朝を迎えて動きが遅くなったところを撒いてきた。
なんとか今日もうちに、銀杏くんと合流しなくては!
「昨晩俺も隠れながらわかったことがある。」
銀杏くんから声がかかる。
僕が喚き散らして逃げてる間に何がわかったんだろう。
「視界のアイコンから、いろんなモノがクラフトできるみたいだ。」
ますますゲームみたいになってきた。
あ、でもダメだ。アイコンからクラフトを選択しても、すべてロックされてる。何も作れない。
「どうやら本人の知能次第でロックが解除されるみたいだ。俺らは何もわからないから、すべてロックされてる。」
最悪だ。夢で異世界に来て俺TUEEEできると思ったのに、何も出来ないだなんて!
「設定がリアルで面白いだろう。合流したらどこか家探しして、イイものがないか見ていこう。」
残り800mだった銀杏くんとの距離をダッシュで縮める。走って逃げられることがわかっているならそんなに怖くない気がしてきた。
だが、今、目の前にクマが!このまま先に進むとクマがいるよ!絶対速いじゃん。走っても追いつかれるじゃん><
まだクマはこちらに気づいてない。
そろそろと距離を取る。うわあ、でっかいなあ、3mはありそう。
ひょいと石を拾い上げ、ぽいとクマの目の前を過ぎ去るように投擲!
クマが石を追って去っていく!
今だ!ダッシュで駆け抜けろおお!!><
だばだばと大回りでクマを回避する。くそう!いつかぶっ殺してやるからな!
「よう、遅かったな。待ってたよ。」
銀杏くんと合流に成功はしたが、驚いた。
彼の姿はYシャツにスラックス。校章が付いてるので、学生服と見て取れた。
「ずいぶん少年チックな恰好だね。」
「ん?ああ、制服きたままゲームやってて、ここの飛んできたからな。」
「高校生だったのか。」
「今気づいたのか。言ってたと思ったんだけどな。」
そういや言われたっけ?まだ10代だと聞いてたかも?
「たかしこそ、Tシャツにハフパンって、防御力なさすぎじゃねえか?」
「家で寛ぎモードだったからなぁ。」
今年で22歳ニートで悪かったな!
「早く家探ししないと夜になるぜ?」
わかったと返事をして、来た道にあった小さな家まで戻る。
「で?どうやって入るの?」
「こうするんだよ!」バキッ
外にあった椅子をドアにぶちかます銀杏くん。
とっても慣れた動きだったので、経験者かな?と思ってしまう。
「そんなわけないだろ?今はあるもん使わないと生き残れないからさ。」
カッコイイ銀杏くん。惚れる。一生ついてきます。
家の中は薄暗い。ところどころ床が抜けてる。
「こういうときは台所から探そうぜ。食い物とかあるかもしれねえからな。」
「了解っス隊長。」
台所を漁る二人。ところどころ壊れていて腐臭がするが、なんとか冷蔵庫や棚から缶詰を見つけた。
猫缶と犬缶である。
だがしかし食い物だ!
レッツ試食!缶詰を開けるためのお徳用ナイフも発見できたので、二人でパーティだ!
暗くなる前に外から枯れ木を拾い、簡易ガスコンロで火をつけて焚火をした。
すべて銀杏くんの知識でここまでこれた。
焚火で缶詰二つに火を通して、パクっとひとくち。
「味がない」
「マヨネーズが欲しくなるな」
家の中に誰もいないことを確認して、ここを拠点にすることに決めた。
そうして夜も更けていく…
続く
逃げる先にもゾンビがいるもんだから増えるばかりで、ようやく朝を迎えて動きが遅くなったところを撒いてきた。
なんとか今日もうちに、銀杏くんと合流しなくては!
「昨晩俺も隠れながらわかったことがある。」
銀杏くんから声がかかる。
僕が喚き散らして逃げてる間に何がわかったんだろう。
「視界のアイコンから、いろんなモノがクラフトできるみたいだ。」
ますますゲームみたいになってきた。
あ、でもダメだ。アイコンからクラフトを選択しても、すべてロックされてる。何も作れない。
「どうやら本人の知能次第でロックが解除されるみたいだ。俺らは何もわからないから、すべてロックされてる。」
最悪だ。夢で異世界に来て俺TUEEEできると思ったのに、何も出来ないだなんて!
「設定がリアルで面白いだろう。合流したらどこか家探しして、イイものがないか見ていこう。」
残り800mだった銀杏くんとの距離をダッシュで縮める。走って逃げられることがわかっているならそんなに怖くない気がしてきた。
だが、今、目の前にクマが!このまま先に進むとクマがいるよ!絶対速いじゃん。走っても追いつかれるじゃん><
まだクマはこちらに気づいてない。
そろそろと距離を取る。うわあ、でっかいなあ、3mはありそう。
ひょいと石を拾い上げ、ぽいとクマの目の前を過ぎ去るように投擲!
クマが石を追って去っていく!
今だ!ダッシュで駆け抜けろおお!!><
だばだばと大回りでクマを回避する。くそう!いつかぶっ殺してやるからな!
「よう、遅かったな。待ってたよ。」
銀杏くんと合流に成功はしたが、驚いた。
彼の姿はYシャツにスラックス。校章が付いてるので、学生服と見て取れた。
「ずいぶん少年チックな恰好だね。」
「ん?ああ、制服きたままゲームやってて、ここの飛んできたからな。」
「高校生だったのか。」
「今気づいたのか。言ってたと思ったんだけどな。」
そういや言われたっけ?まだ10代だと聞いてたかも?
「たかしこそ、Tシャツにハフパンって、防御力なさすぎじゃねえか?」
「家で寛ぎモードだったからなぁ。」
今年で22歳ニートで悪かったな!
「早く家探ししないと夜になるぜ?」
わかったと返事をして、来た道にあった小さな家まで戻る。
「で?どうやって入るの?」
「こうするんだよ!」バキッ
外にあった椅子をドアにぶちかます銀杏くん。
とっても慣れた動きだったので、経験者かな?と思ってしまう。
「そんなわけないだろ?今はあるもん使わないと生き残れないからさ。」
カッコイイ銀杏くん。惚れる。一生ついてきます。
家の中は薄暗い。ところどころ床が抜けてる。
「こういうときは台所から探そうぜ。食い物とかあるかもしれねえからな。」
「了解っス隊長。」
台所を漁る二人。ところどころ壊れていて腐臭がするが、なんとか冷蔵庫や棚から缶詰を見つけた。
猫缶と犬缶である。
だがしかし食い物だ!
レッツ試食!缶詰を開けるためのお徳用ナイフも発見できたので、二人でパーティだ!
暗くなる前に外から枯れ木を拾い、簡易ガスコンロで火をつけて焚火をした。
すべて銀杏くんの知識でここまでこれた。
焚火で缶詰二つに火を通して、パクっとひとくち。
「味がない」
「マヨネーズが欲しくなるな」
家の中に誰もいないことを確認して、ここを拠点にすることに決めた。
そうして夜も更けていく…
続く
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