58 / 71
俺の背後に立つな2
しおりを挟む
ざわつきの止まない会場の片隅で、俺はひたすら列の誘導をしていた。絶え間なく流れてくる人波を、決められた速度で進める。ただそれだけの作業なのに、妙に視線が刺さる。
来場者たちは並びながら、ときおりこちらを見ては何かをひそひそ囁き合う。さっきより明らかに、その視線の数が増えている気がする。
……そして、背後の“気配”も。
じんわりと、誰かが近づいてくる気配がする。だが仕事中だ。振り返るわけにもいかず、「気のせいだ」と自分に言い聞かせながら列の状態をチェックし続ける。
気配は、俺のすぐ後ろでぴたりと止まった。無視を決め込む俺に痺れを切らしたのか、すぐ背後から声が落ちてきた。
「トオルさんって、本当に働き者ですね」
――その声を聞いた瞬間、背中にぞくりとした緊張が走る。
周囲の視線が、一気にこちらへ吸い寄せられてくるのがわかった。逃げ場のない視線の流れを感じつつ、覚悟を決めて振り返る。
そこには、まるで“ここが自分の定位置だ”と言わんばかりの自然さで、グリーンが立っていた。
一応、変装のつもりなのかサングラスをかけてはいる。だが――その程度で隠せる顔じゃない。すっと伸びた背筋、無駄のない立ち姿。滲み出る存在感に、周囲の客が思わず距離をとってしまうほどだ。
……どう見ても芸能人かモデル。むしろサングラスのせいで逆に目立っている。そんな“変装の意味ゼロ”のグリーンが、ごく当然のように俺の背後にいた。
「お前まで何してるんだよ、グリーン……」
俺が小声で呆れると、グリーンはサングラスの奥で柔らかく目を細めたような気配を見せ、人混みとは思えないほど丁寧なトーンで言った。
「こんにちは、トオルさん。もちろんトオルさんの護衛ですよ」
――いや、俺に護衛なんて必要ないだろ。
心の中で全力ツッコミを入れた、そのときだ。
すっ、と横にいたレヴィが、わずかに顔の向きを変えた。ただグリーンへ視線を向けただけ――それだけで空気がひやりと張りつめる。
無表情の瞳が刃物のようにグリーンを射抜く。言葉にしなくても「近づくな」という牽制がはっきり伝わる、露骨な警戒だった。
「……いい度胸ですね」
挑発めいた一言に、グリーンも表情の温度をすっと下げる。サングラス越しでもわかる、柔らかな顔立ちに混じる静かな敵意。
そして、ほんの半歩だけ前へ出た。それはレヴィの牽制に対する、明確な「受けて立つ」の姿勢。
「……トオルさんの護衛を務めるのは、私より弱い者では務まりませんよ」
静かにそう告げてレヴィへ牽制を返すと、グリーンは当然のように俺のすぐ後ろへと立った。
……俺はいつから要人扱いになったんだ。
背中越しに伝わる体温がやけに主張してくる。今は仕事中だ、と自分に言い聞かせ、気配を振り払うように意識を前へ戻す。
背後は――無視だ。すると、グリーンが背後から控えめに囁く。
「トオルさん、立ちっぱなしでお疲れでは?」
「……疲れてねぇよ」
「疲れたら言ってくださいね。いつでも、もたれかかっていただいて構いませんから」
その言い方が妙に余裕たっぷりで、軽く仕返ししてやろうという気が湧いた。ちょっとした悪戯心で、壁に寄りかかるみたいに体重を預けてみる。普通なら少しはよろけるはずだ――が。
グリーンは、微動だにしなかった。
お前、体幹どうなってんだよ。石柱にでも寄りかかったような安定感に、むしろこっちが驚かされる。
「トオルさん、そんな素直に寄りかかってくるなんて……可愛すぎて困ります。まさか、甘えてくれたんですか?それとも、私に触れたかったとか……?」
「おい待て、変な解釈すんな」
耳元に落ちた低い声に、ぞくりと背筋が震える。慌てて距離を取ろうとした、その瞬間――周囲が、一斉にざわめきで爆発した。
「腰……!?腰に手が回ってる!!」
「ちょっ……距離感バグってる!!近さの概念どこいった!?」
「守る側も守られる側もイケメンって……情報処理追いつかない……!」
周囲のざわめきは、否が応でも声がデカすぎて耳に飛び込んでくる。
……腰?
視線を落とさずとも、その感触で理解した。俺の腰に、グリーンの手がしれっと添えられている。まるで“ここが定位置”と言わんばかりの自然さで。
その存在を意識した瞬間、心臓が跳ね上がる。いや、待て。最近、妙にこの距離に慣れつつあったとはいえ、これはどう考えても、近すぎる。
(あー、うん。これ、さすがにバグってるわ)
冷静になって状況を見直せば、ほとんど密着寸前。客がざわつくのも当然だ。みっともないところを見せてしまった。
ハッと正気に返った俺は、反射的に横へすっと身をずらす。背中から離れる体温。腰に触れていた手も、空気の中へ溶けるように引いていった。
グリーンの瞳が小さく瞬く。
「……せっかく可愛かったのに、残念ですね」
少しはTPOを弁えろと言い返すより先に――
すっ、と。俺が退いたことで空いた“背後の位置”へ、風を切るような速さでレヴィが滑り込んだ。まるでそこが自分の場所だと言わんばかりに、ぴたりと俺のすぐ後ろに立ち、グリーンとの間を完全に遮断する。
無言で、静かで、しかし意思は明確だ。
《この位置は譲らない》
そう言っているようだった。
レヴィは上目づかいでグリーンを見上げ、無表情の奥にわずかな敵意をにじませる。グリーンは一拍おいて、ふっと微笑んだ気配を落とした。
「……私とトオルさんの間に立つなんて、どういうつもりでしょう?」
返事はない。
ただ、俺の服の裾をつまんだレヴィの指先が、きゅっと力を強めただけだった。
周囲のファンは、もはや混乱を超えて完全にお祭り騒ぎだ。
「フードの子が間に割り込んだ!!速っ!!」
「どっちのイケメンも距離感バグりすぎて……無理……」
「え、何これ……視界が幸せ……」
なぜかざわめきはさらに膨れ上がり、俺の背後だけ小さな爆弾でも抱えているみたいに熱を帯びていく。
そんな混沌の中――
「ちょっと君!ちゃんと誘導してくれないと困るよ、列が止まっちゃってる!」
慌てた様子のスタッフが駆け寄ってきた。指摘されて列の方に目をやると、確かに進行が途切れ、途中でぽっかり穴が空いている。どうして客が進んでいないんだ?──いや、誘導していなかった自分にも落ち度はある。
「すみません、すぐに対応します」
頭を下げながら、心の中では思いきりため息をつく。このままでは仕事にならない。そう判断した俺は、目の前の二人に向き直った。
「お前ら、とりあえず帰れ」
すぐさまグリーンが口を開く。
「ですがトオルさん。どんな危険が潜んでいるかわからないのに、トオルさんを一人にするなんて――」
「こっちは警備のバイトしてんだよ。警備員を警備するってなんだよ。さすがに仕事の邪魔。わかったか?」
レヴィは不満そうに、グリーンは納得してない雰囲気を隠しもせず、それぞれこちらを見つめてくる。だが俺だってバイト中だ。譲るわけにもいかない。
「いいな?」
そう念押しすると、レヴィは渋々と下がり、グリーンは――にっこり微笑んで、意味深に一礼した。
(……あいつ、絶対帰ってねぇな)
胸の深いところで確信しつつも、表面上は二人を退かせ、ようやく仕事へ戻る。周囲のざわめきも少しずつ落ち着きを取り戻してきた。
だが――このあと、「帰らせなければよかった」と思うような事態が起こるなんて、その時の俺はまだ知らなかった。
来場者たちは並びながら、ときおりこちらを見ては何かをひそひそ囁き合う。さっきより明らかに、その視線の数が増えている気がする。
……そして、背後の“気配”も。
じんわりと、誰かが近づいてくる気配がする。だが仕事中だ。振り返るわけにもいかず、「気のせいだ」と自分に言い聞かせながら列の状態をチェックし続ける。
気配は、俺のすぐ後ろでぴたりと止まった。無視を決め込む俺に痺れを切らしたのか、すぐ背後から声が落ちてきた。
「トオルさんって、本当に働き者ですね」
――その声を聞いた瞬間、背中にぞくりとした緊張が走る。
周囲の視線が、一気にこちらへ吸い寄せられてくるのがわかった。逃げ場のない視線の流れを感じつつ、覚悟を決めて振り返る。
そこには、まるで“ここが自分の定位置だ”と言わんばかりの自然さで、グリーンが立っていた。
一応、変装のつもりなのかサングラスをかけてはいる。だが――その程度で隠せる顔じゃない。すっと伸びた背筋、無駄のない立ち姿。滲み出る存在感に、周囲の客が思わず距離をとってしまうほどだ。
……どう見ても芸能人かモデル。むしろサングラスのせいで逆に目立っている。そんな“変装の意味ゼロ”のグリーンが、ごく当然のように俺の背後にいた。
「お前まで何してるんだよ、グリーン……」
俺が小声で呆れると、グリーンはサングラスの奥で柔らかく目を細めたような気配を見せ、人混みとは思えないほど丁寧なトーンで言った。
「こんにちは、トオルさん。もちろんトオルさんの護衛ですよ」
――いや、俺に護衛なんて必要ないだろ。
心の中で全力ツッコミを入れた、そのときだ。
すっ、と横にいたレヴィが、わずかに顔の向きを変えた。ただグリーンへ視線を向けただけ――それだけで空気がひやりと張りつめる。
無表情の瞳が刃物のようにグリーンを射抜く。言葉にしなくても「近づくな」という牽制がはっきり伝わる、露骨な警戒だった。
「……いい度胸ですね」
挑発めいた一言に、グリーンも表情の温度をすっと下げる。サングラス越しでもわかる、柔らかな顔立ちに混じる静かな敵意。
そして、ほんの半歩だけ前へ出た。それはレヴィの牽制に対する、明確な「受けて立つ」の姿勢。
「……トオルさんの護衛を務めるのは、私より弱い者では務まりませんよ」
静かにそう告げてレヴィへ牽制を返すと、グリーンは当然のように俺のすぐ後ろへと立った。
……俺はいつから要人扱いになったんだ。
背中越しに伝わる体温がやけに主張してくる。今は仕事中だ、と自分に言い聞かせ、気配を振り払うように意識を前へ戻す。
背後は――無視だ。すると、グリーンが背後から控えめに囁く。
「トオルさん、立ちっぱなしでお疲れでは?」
「……疲れてねぇよ」
「疲れたら言ってくださいね。いつでも、もたれかかっていただいて構いませんから」
その言い方が妙に余裕たっぷりで、軽く仕返ししてやろうという気が湧いた。ちょっとした悪戯心で、壁に寄りかかるみたいに体重を預けてみる。普通なら少しはよろけるはずだ――が。
グリーンは、微動だにしなかった。
お前、体幹どうなってんだよ。石柱にでも寄りかかったような安定感に、むしろこっちが驚かされる。
「トオルさん、そんな素直に寄りかかってくるなんて……可愛すぎて困ります。まさか、甘えてくれたんですか?それとも、私に触れたかったとか……?」
「おい待て、変な解釈すんな」
耳元に落ちた低い声に、ぞくりと背筋が震える。慌てて距離を取ろうとした、その瞬間――周囲が、一斉にざわめきで爆発した。
「腰……!?腰に手が回ってる!!」
「ちょっ……距離感バグってる!!近さの概念どこいった!?」
「守る側も守られる側もイケメンって……情報処理追いつかない……!」
周囲のざわめきは、否が応でも声がデカすぎて耳に飛び込んでくる。
……腰?
視線を落とさずとも、その感触で理解した。俺の腰に、グリーンの手がしれっと添えられている。まるで“ここが定位置”と言わんばかりの自然さで。
その存在を意識した瞬間、心臓が跳ね上がる。いや、待て。最近、妙にこの距離に慣れつつあったとはいえ、これはどう考えても、近すぎる。
(あー、うん。これ、さすがにバグってるわ)
冷静になって状況を見直せば、ほとんど密着寸前。客がざわつくのも当然だ。みっともないところを見せてしまった。
ハッと正気に返った俺は、反射的に横へすっと身をずらす。背中から離れる体温。腰に触れていた手も、空気の中へ溶けるように引いていった。
グリーンの瞳が小さく瞬く。
「……せっかく可愛かったのに、残念ですね」
少しはTPOを弁えろと言い返すより先に――
すっ、と。俺が退いたことで空いた“背後の位置”へ、風を切るような速さでレヴィが滑り込んだ。まるでそこが自分の場所だと言わんばかりに、ぴたりと俺のすぐ後ろに立ち、グリーンとの間を完全に遮断する。
無言で、静かで、しかし意思は明確だ。
《この位置は譲らない》
そう言っているようだった。
レヴィは上目づかいでグリーンを見上げ、無表情の奥にわずかな敵意をにじませる。グリーンは一拍おいて、ふっと微笑んだ気配を落とした。
「……私とトオルさんの間に立つなんて、どういうつもりでしょう?」
返事はない。
ただ、俺の服の裾をつまんだレヴィの指先が、きゅっと力を強めただけだった。
周囲のファンは、もはや混乱を超えて完全にお祭り騒ぎだ。
「フードの子が間に割り込んだ!!速っ!!」
「どっちのイケメンも距離感バグりすぎて……無理……」
「え、何これ……視界が幸せ……」
なぜかざわめきはさらに膨れ上がり、俺の背後だけ小さな爆弾でも抱えているみたいに熱を帯びていく。
そんな混沌の中――
「ちょっと君!ちゃんと誘導してくれないと困るよ、列が止まっちゃってる!」
慌てた様子のスタッフが駆け寄ってきた。指摘されて列の方に目をやると、確かに進行が途切れ、途中でぽっかり穴が空いている。どうして客が進んでいないんだ?──いや、誘導していなかった自分にも落ち度はある。
「すみません、すぐに対応します」
頭を下げながら、心の中では思いきりため息をつく。このままでは仕事にならない。そう判断した俺は、目の前の二人に向き直った。
「お前ら、とりあえず帰れ」
すぐさまグリーンが口を開く。
「ですがトオルさん。どんな危険が潜んでいるかわからないのに、トオルさんを一人にするなんて――」
「こっちは警備のバイトしてんだよ。警備員を警備するってなんだよ。さすがに仕事の邪魔。わかったか?」
レヴィは不満そうに、グリーンは納得してない雰囲気を隠しもせず、それぞれこちらを見つめてくる。だが俺だってバイト中だ。譲るわけにもいかない。
「いいな?」
そう念押しすると、レヴィは渋々と下がり、グリーンは――にっこり微笑んで、意味深に一礼した。
(……あいつ、絶対帰ってねぇな)
胸の深いところで確信しつつも、表面上は二人を退かせ、ようやく仕事へ戻る。周囲のざわめきも少しずつ落ち着きを取り戻してきた。
だが――このあと、「帰らせなければよかった」と思うような事態が起こるなんて、その時の俺はまだ知らなかった。
509
あなたにおすすめの小説
番に見つからない街で、子供を育てている
はちも
BL
目を覚ますと、腕の中には赤ん坊がいた。
異世界の青年ロアンとして目覚めた「俺」は、希少な男性オメガであり、子を産んだ母親だった。
現世の記憶は失われているが、
この子を守らなければならない、という想いだけははっきりと残っている。
街の人々に助けられ、魔石への魔力注入で生計を立てながら、
ロアンと息子カイルは、番のいない街で慎ましく暮らしていく。
だが、行方不明の番を探す噂が、静かに近づいていた。
再会は望まない。
今はただ、この子との生活を守りたい。
これは、番から逃げたオメガが、
選び直すまでの物語。
*不定期連載です。
「これからも応援してます」と言おう思ったら誘拐された
あまさき
BL
国民的アイドル×リアコファン社会人
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
学生時代からずっと大好きな国民的アイドルのシャロンくん。デビューから一度たりともファンと直接交流してこなかった彼が、初めて握手会を開くことになったらしい。一名様限定の激レアチケットを手に入れてしまった僕は、感動の対面に胸を躍らせていると…
「あぁ、ずっと会いたかった俺の天使」
気付けば、僕の世界は180°変わってしまっていた。
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
初めましてです。お手柔らかにお願いします。
ムーンライトノベルズさんにも掲載しております
うるさい恋人
さるやま
BL
攻めがキモイです。あとうるさい
攻め→→→←受け
小森 陽芳(受け)
野茂のことが好きだけど、野茂を煩わしくも思ってる。ツンデレ小説家。言ってることとやってることがちぐはぐ。
野茂 遥斗(攻め)
陽芳のことを陽ちゃんと呼び、溺愛する。人気の若手俳優。陽ちゃんのことが大好きで、言動がキモイ。
橋本
野茂のマネージャー。自分の苦労を理解してくれる陽芳に少し惹かれる。
妹の身代りに生け贄にされたんだけどガチでマジ恋しちゃいました~世界にただ1人の男Ωは、邪神の激愛に絆される~
トモモト ヨシユキ
BL
邪神の生け贄になることが決まった妹王女の身代わりになるように命じられた不遇な王子は、Ωになるという秘薬を飲まされて邪神の洞に落とされる。
エブリスタにも掲載しています。
ブラコンすぎて面倒な男を演じていた平凡兄、やめたら押し倒されました
あと
BL
「お兄ちゃん!一肌脱ぎます!」
完璧公爵跡取り息子許嫁攻め×ブラコン兄鈍感受け
可愛い弟と攻めの幸せのために、平凡なのに面倒な男を演じることにした受け。毎日の告白、束縛発言などを繰り広げ、上手くいきそうになったため、やめたら、なんと…?
攻め:ヴィクター・ローレンツ
受け:リアム・グレイソン
弟:リチャード・グレイソン
pixivにも投稿しています。
ひよったら消します。
誤字脱字はサイレント修正します。
また、内容もサイレント修正する時もあります。
定期的にタグも整理します。
批判・中傷コメントはお控えください。
見つけ次第削除いたします。
四天王一の最弱ゴブリンですが、何故か勇者に求婚されています
書鈴 夏(ショベルカー)
BL
「アイツは四天王一の最弱」と呼ばれるポジションにいるゴブリンのオルディナ。
とうとう現れた勇者と対峙をしたが──なぜか求婚されていた。倒すための作戦かと思われたが、その愛おしげな瞳は嘘を言っているようには見えなくて──
「運命だ。結婚しよう」
「……敵だよ?」
「ああ。障壁は付き物だな」
勇者×ゴブリン
超短編BLです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる