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第二章
真実の奔走
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皇国歴一九六一年 厳冬
(思った通りだクソッタレ。お前らのせいで姉貴は、死ぬぞ)
レベトの野郎どもはきっと亀を潰す。私が奴らだったらする、だってお目付け役なんてうざいだけだ。それから、どうする。フェンリルの様子を確認できて、かつ戦闘離脱しやすい位置を取るんだ。
(烏の姉御、いてくれよ。あんたが死んだら巡が悲しむ)
巡は今頃なにをしているだろう。亀の残骸を見つけて、それだけかもしれない。それならそれで、いい。狸の手足のくせに、いつの間にかそれ以上の存在になっちまいやがって、命令する方も楽じゃねえや。
烏は羽を広げるように部隊を散開させ、その末端の一羽がいた。声をかけると御岳さんの位置を教えてくれた。
陣所はなく、雪の上にござがひいてあって、小さな腰掛けと鞄を机にして地図を眺める彼女は、やはり煙草を噛み、吸い殻がござに模様を描いている。
「御岳少佐」
ぎろりと瞳が動いた。私と彼女の共通点のひとつに、左右の瞳を別々に動かせるということがある。今も左の目だけで私を視認し、もう一つの目は地図をじっと眺めている。
「なぜ」
と、その両の目が射抜かれる。
「なぜ御座じゃないんだ」
巡を名前で呼ぶのは御岳さんとハネさんくらいだ。
「あなたが私の部下を可愛がってくださるのはありがたいのですが」
「いずれ私の部下になる。いや、させる」
わかんねえ人だ、そこまで気に入っているのに巡の前ではきっちり軍人してるんだから格好つけたがりなのかもしれない。勧誘だって「烏はいいところだ。よかったら遊びに来い」なんて回りくどいこと言うんだから、筋金入りだろう。
「それは彼女次第ですね」
「人事に知り合いがいる。で、要件は」
「レベトの動きが不審です。皇国の不利となるかもしれませんので、陣所変えを具申しに参りました」
慣れねえ敬語だが、この人相手にはこれでいい。からかうと拳骨食らってもおかしくないからね。
「は? 不審でも不利でもいいが、それと陣所を変えることになんの因果がある」
「説明は後ほど」
「榊曹長、話にならん。具申は容れん。動かしたいなら、そうしなければならない明確な理由をいえ。それができないなら、正式な命令をもってこい」
そりゃそうだ。しかし長々やるわけにはいかん。奴らの命が懸かってんだ。
「佐野中佐もこれをお望みです」
ごめんね佐野さん。いいように使わせてもらうぜ。
「狸じゃなければ信じたな」
「マジだって姉御」
「次にそんな口をきいたらぶん殴るぞ」
殴られたってかまわねえ。烏を落としちゃ駄目だ。ここを取られたら、あんたらがいなくなったら、まじでみんな死んじまう。
「姉貴と巡はレベトにかかりきりなんだ。誠はフェンリルだ、見えるだろ、私しかいないんだよ。ここを狙える位置に移ってくれ」
がつんと頬が打たれた。躊躇いのない拳がぶち当たり、久しぶりに尻もちなんかついちまった。
「榊」
正座して説教みたいな姿勢だけど、立ったらまた殴られそうだから座ったままでいよう。
「頼むよ姉御。狸のためじゃなくて、国のためだ。北楽を好き勝手になんかさせちゃ駄目だ」
「わけのわからんことを言うな。それに、なんて言った? ここを狙える位置ってのはなんだ」
「レベトがここに来るんだよ。だから連中を」
「撃てと? 理由だ、理由を言え」
推論ですが、なんて前置きはいらねえ。まだまだ穴の多い予想だが、真実同然にやってやらあ。
「レベトはフェンリル使って北楽の天使を一掃するつもりだ。そんで残った軍人も皆殺し。仲良し演じて北楽に軍を仮置きして土地も乗っ取るかもね」
「はあ? 大丈夫か、お前。そんなに強く殴ってないぞ」
殴ったよ、痛えなクソッタレ。
「マジなんだってば! 佐野中佐に確認取ってくれてもいい、狸の戯言じゃねえってすぐにわかるよ」
「……起立して待っていろ」
彼女は無線に呼びかける。なんと佐野さんへの直通だ。
『御岳です。中佐、ひとつお聞きしたいことが』
あっちの声はかすれて聞こえないが、冗談でもかましたのだろう、
『佐野、ふざけるな』
と、一喝し、それから私の言ったことの真偽を確認した。二言三言で通話を終え、苦虫を噛み潰したような顔になった。
「ニヤニヤするな。気色悪い」
「え? してる?」
「中佐から命令があったから、それには従おう。だが、あえてしない」
「い、いやおかしいじゃん。なんでそんなこと、御岳さん命令大好きじゃん」
「ひとつ、私に秘匿されていた情報があったことがムカつく。ひとつ、伝令に来た曹長の態度がムカつく。ひとつ、御座の顔が見たかったのに、クソガキが喚くから」
「あんたを理想的な軍人だと思ってたのに」
目から火花が散るほどに強烈な拳骨が脳天に落ちた。悲鳴すら出なかった。
「然るべき態度。然るべき礼儀。誰も彼もが化かせると思うなよ」
「巡にゾッコンなあんたが言うのかよ」
もう一発行くぞ、と腹にかまされてから告げられた。
「み、御岳少佐」
「なんだ」
「あの、痛え、えーと、レベトの軍勢が迫っておりますので、ぐう、返り討ちにできるよう配置を……痛え」
こんな状況で立っていられないくらいの腹パンなんかするか? するんだよこの人は。気に入らないものは全部排除する、ああ理想の軍人だ、こうありたいぜ私も。
「まあ、このくらいにしよう。お前をボコボコにしてもつまらん」
その後、いくつか文句をいった。軟弱者、陸軍女が舐められたらどうする、御座を連れてこいなどなど。
そして「移動の件、承った」と私を立たせた。敬礼しろという。
「お前はどうする。御座のところに行くなら」
「いいえ。レベトの息がかかった者を調べに、拠点へと戻ります」
「榊、お前は腕っぷしでここまで来た愚か者だろう。刀は振っても脇目はふらずの害獣じゃないのか」
私がこのまま戦場を駆け回ると思ったのかな。それもいいけど情報が欲しいんだ。誰をぶっ飛ばすのか、それが知りたい。
「褒めてます?」
「貶している。で、どうするんだ」
裏切り者がどこにいるかわからない。それを探るには梟から情報をもらわないと。
「梟のところまで戻ります」
御岳さんの副官が足早にやってきた。私に一礼して、御岳さんに耳打ちしたのは、たしか里中……里美軍曹だ。
その報告がすむ御岳さんは不機嫌に私を睨んだ。
「山羊と白熊の混成部隊がここに来る。梟も何羽かいるらしいが、お前のホラ話を伝えてやったほうがいいんじゃないか」
「それがホラじゃなさそうだから、このタイミングで新手がここを目指して来るから、だから睨んでるんでしょ?」
山羊ならまだわかるが、梟にまでいるのかよ。黒子さんに罪はねえが、まったくねえんだが、部下の管理はしておいてくれってのが正直なところ。
「……連中は増援ではなく、敵だというのか」
事情をしらな里中さんは敵という言葉に戸惑いながら、御岳さんのまとうただならぬ気配に黙りこんだ。
「敵だよ。有無を言わさず射撃、それに限る。どうせ色々知ってんのは後ろにいるだろうから生き残りはそいつだけでいい。散ってる烏を集めて囲んで、武装解除ができれば望ましい」
とにかく敵だ。言い切ると、里中さんはまるで天使を見るかのように私に脅えていた。
「榊」
御岳さんは少し違った。イカれた愚か者でも、狸でも下っ端階級を相手にするでもなく、ひとりの軍人として相手をしてくれた。
「そのようにしよう。猶予はニ十分ほどある。里中、お前は今のを烏だけに伝えてこい。何人かは通常通りに天使との戦況を梟へ報告」
急げと静かに下命した。
「私は黒子にこれを伝える。満足か?」
「え? は、はい。ありがとうございます……」
一切滞りのない処置である。満足ではあるけど、まさか全部が受け入れられるとは思わなかった。
「お前、ものを考えられるんだから、それを使えよ。熱意だけじゃどうにもならない時もあるぞ」
褒めてんのかな。そういうこと言うから姉御なんだよあんたは。
「うん、ありがと姉御。そんじゃあ、抜刀許可をくださいな。アレを今から始末いたしますので」
くらいやがれ、誠なら即死、巡なら瀕死になる微笑みだ。
「……無自覚なら大したもんだが、お前、わかってやってんだろ」
バレてら。まあいいや、姉御もいい感じに昂ってきたみたいで、新しい煙草に火を付けた。すぐに噛んで、煙を微笑の隙間に吐き出している。
『身を隠しつつ、斉射の用意だ。戦闘後、死肉を漁ることを許す。何匹食らったかだけ覚えていろ。手柄をやる。天使のことは一時忘れてかまわん』
死体の身ぐるみを剥ぐことが許可された。止めるべき非道な行為だが、咎めれば私の身が危うくなるだろう。烏の長は、邪魔者には容赦しない。
(見習うか? まあ、時と場合によるなあ)
「ニヤニヤするな。お前も射撃に参加しろ」
「はい。二回撃ったら、突撃しても?」
「好きにしろ。ただし、私の後ろについて来い」
「えへへ、了解です」
誰かの後ろになんざ付きたくはないが、彼女の度量と勇ましさが嬉しかった。
(思った通りだクソッタレ。お前らのせいで姉貴は、死ぬぞ)
レベトの野郎どもはきっと亀を潰す。私が奴らだったらする、だってお目付け役なんてうざいだけだ。それから、どうする。フェンリルの様子を確認できて、かつ戦闘離脱しやすい位置を取るんだ。
(烏の姉御、いてくれよ。あんたが死んだら巡が悲しむ)
巡は今頃なにをしているだろう。亀の残骸を見つけて、それだけかもしれない。それならそれで、いい。狸の手足のくせに、いつの間にかそれ以上の存在になっちまいやがって、命令する方も楽じゃねえや。
烏は羽を広げるように部隊を散開させ、その末端の一羽がいた。声をかけると御岳さんの位置を教えてくれた。
陣所はなく、雪の上にござがひいてあって、小さな腰掛けと鞄を机にして地図を眺める彼女は、やはり煙草を噛み、吸い殻がござに模様を描いている。
「御岳少佐」
ぎろりと瞳が動いた。私と彼女の共通点のひとつに、左右の瞳を別々に動かせるということがある。今も左の目だけで私を視認し、もう一つの目は地図をじっと眺めている。
「なぜ」
と、その両の目が射抜かれる。
「なぜ御座じゃないんだ」
巡を名前で呼ぶのは御岳さんとハネさんくらいだ。
「あなたが私の部下を可愛がってくださるのはありがたいのですが」
「いずれ私の部下になる。いや、させる」
わかんねえ人だ、そこまで気に入っているのに巡の前ではきっちり軍人してるんだから格好つけたがりなのかもしれない。勧誘だって「烏はいいところだ。よかったら遊びに来い」なんて回りくどいこと言うんだから、筋金入りだろう。
「それは彼女次第ですね」
「人事に知り合いがいる。で、要件は」
「レベトの動きが不審です。皇国の不利となるかもしれませんので、陣所変えを具申しに参りました」
慣れねえ敬語だが、この人相手にはこれでいい。からかうと拳骨食らってもおかしくないからね。
「は? 不審でも不利でもいいが、それと陣所を変えることになんの因果がある」
「説明は後ほど」
「榊曹長、話にならん。具申は容れん。動かしたいなら、そうしなければならない明確な理由をいえ。それができないなら、正式な命令をもってこい」
そりゃそうだ。しかし長々やるわけにはいかん。奴らの命が懸かってんだ。
「佐野中佐もこれをお望みです」
ごめんね佐野さん。いいように使わせてもらうぜ。
「狸じゃなければ信じたな」
「マジだって姉御」
「次にそんな口をきいたらぶん殴るぞ」
殴られたってかまわねえ。烏を落としちゃ駄目だ。ここを取られたら、あんたらがいなくなったら、まじでみんな死んじまう。
「姉貴と巡はレベトにかかりきりなんだ。誠はフェンリルだ、見えるだろ、私しかいないんだよ。ここを狙える位置に移ってくれ」
がつんと頬が打たれた。躊躇いのない拳がぶち当たり、久しぶりに尻もちなんかついちまった。
「榊」
正座して説教みたいな姿勢だけど、立ったらまた殴られそうだから座ったままでいよう。
「頼むよ姉御。狸のためじゃなくて、国のためだ。北楽を好き勝手になんかさせちゃ駄目だ」
「わけのわからんことを言うな。それに、なんて言った? ここを狙える位置ってのはなんだ」
「レベトがここに来るんだよ。だから連中を」
「撃てと? 理由だ、理由を言え」
推論ですが、なんて前置きはいらねえ。まだまだ穴の多い予想だが、真実同然にやってやらあ。
「レベトはフェンリル使って北楽の天使を一掃するつもりだ。そんで残った軍人も皆殺し。仲良し演じて北楽に軍を仮置きして土地も乗っ取るかもね」
「はあ? 大丈夫か、お前。そんなに強く殴ってないぞ」
殴ったよ、痛えなクソッタレ。
「マジなんだってば! 佐野中佐に確認取ってくれてもいい、狸の戯言じゃねえってすぐにわかるよ」
「……起立して待っていろ」
彼女は無線に呼びかける。なんと佐野さんへの直通だ。
『御岳です。中佐、ひとつお聞きしたいことが』
あっちの声はかすれて聞こえないが、冗談でもかましたのだろう、
『佐野、ふざけるな』
と、一喝し、それから私の言ったことの真偽を確認した。二言三言で通話を終え、苦虫を噛み潰したような顔になった。
「ニヤニヤするな。気色悪い」
「え? してる?」
「中佐から命令があったから、それには従おう。だが、あえてしない」
「い、いやおかしいじゃん。なんでそんなこと、御岳さん命令大好きじゃん」
「ひとつ、私に秘匿されていた情報があったことがムカつく。ひとつ、伝令に来た曹長の態度がムカつく。ひとつ、御座の顔が見たかったのに、クソガキが喚くから」
「あんたを理想的な軍人だと思ってたのに」
目から火花が散るほどに強烈な拳骨が脳天に落ちた。悲鳴すら出なかった。
「然るべき態度。然るべき礼儀。誰も彼もが化かせると思うなよ」
「巡にゾッコンなあんたが言うのかよ」
もう一発行くぞ、と腹にかまされてから告げられた。
「み、御岳少佐」
「なんだ」
「あの、痛え、えーと、レベトの軍勢が迫っておりますので、ぐう、返り討ちにできるよう配置を……痛え」
こんな状況で立っていられないくらいの腹パンなんかするか? するんだよこの人は。気に入らないものは全部排除する、ああ理想の軍人だ、こうありたいぜ私も。
「まあ、このくらいにしよう。お前をボコボコにしてもつまらん」
その後、いくつか文句をいった。軟弱者、陸軍女が舐められたらどうする、御座を連れてこいなどなど。
そして「移動の件、承った」と私を立たせた。敬礼しろという。
「お前はどうする。御座のところに行くなら」
「いいえ。レベトの息がかかった者を調べに、拠点へと戻ります」
「榊、お前は腕っぷしでここまで来た愚か者だろう。刀は振っても脇目はふらずの害獣じゃないのか」
私がこのまま戦場を駆け回ると思ったのかな。それもいいけど情報が欲しいんだ。誰をぶっ飛ばすのか、それが知りたい。
「褒めてます?」
「貶している。で、どうするんだ」
裏切り者がどこにいるかわからない。それを探るには梟から情報をもらわないと。
「梟のところまで戻ります」
御岳さんの副官が足早にやってきた。私に一礼して、御岳さんに耳打ちしたのは、たしか里中……里美軍曹だ。
その報告がすむ御岳さんは不機嫌に私を睨んだ。
「山羊と白熊の混成部隊がここに来る。梟も何羽かいるらしいが、お前のホラ話を伝えてやったほうがいいんじゃないか」
「それがホラじゃなさそうだから、このタイミングで新手がここを目指して来るから、だから睨んでるんでしょ?」
山羊ならまだわかるが、梟にまでいるのかよ。黒子さんに罪はねえが、まったくねえんだが、部下の管理はしておいてくれってのが正直なところ。
「……連中は増援ではなく、敵だというのか」
事情をしらな里中さんは敵という言葉に戸惑いながら、御岳さんのまとうただならぬ気配に黙りこんだ。
「敵だよ。有無を言わさず射撃、それに限る。どうせ色々知ってんのは後ろにいるだろうから生き残りはそいつだけでいい。散ってる烏を集めて囲んで、武装解除ができれば望ましい」
とにかく敵だ。言い切ると、里中さんはまるで天使を見るかのように私に脅えていた。
「榊」
御岳さんは少し違った。イカれた愚か者でも、狸でも下っ端階級を相手にするでもなく、ひとりの軍人として相手をしてくれた。
「そのようにしよう。猶予はニ十分ほどある。里中、お前は今のを烏だけに伝えてこい。何人かは通常通りに天使との戦況を梟へ報告」
急げと静かに下命した。
「私は黒子にこれを伝える。満足か?」
「え? は、はい。ありがとうございます……」
一切滞りのない処置である。満足ではあるけど、まさか全部が受け入れられるとは思わなかった。
「お前、ものを考えられるんだから、それを使えよ。熱意だけじゃどうにもならない時もあるぞ」
褒めてんのかな。そういうこと言うから姉御なんだよあんたは。
「うん、ありがと姉御。そんじゃあ、抜刀許可をくださいな。アレを今から始末いたしますので」
くらいやがれ、誠なら即死、巡なら瀕死になる微笑みだ。
「……無自覚なら大したもんだが、お前、わかってやってんだろ」
バレてら。まあいいや、姉御もいい感じに昂ってきたみたいで、新しい煙草に火を付けた。すぐに噛んで、煙を微笑の隙間に吐き出している。
『身を隠しつつ、斉射の用意だ。戦闘後、死肉を漁ることを許す。何匹食らったかだけ覚えていろ。手柄をやる。天使のことは一時忘れてかまわん』
死体の身ぐるみを剥ぐことが許可された。止めるべき非道な行為だが、咎めれば私の身が危うくなるだろう。烏の長は、邪魔者には容赦しない。
(見習うか? まあ、時と場合によるなあ)
「ニヤニヤするな。お前も射撃に参加しろ」
「はい。二回撃ったら、突撃しても?」
「好きにしろ。ただし、私の後ろについて来い」
「えへへ、了解です」
誰かの後ろになんざ付きたくはないが、彼女の度量と勇ましさが嬉しかった。
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