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プロローグ
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とある少年の部屋のテレビの画面で、1人の女の子が死ぬ場面が映る。
「また救えなかった! くそッ! なんで何回やってもダメなんだよ!」
俺長谷川空は、持っていたコントローラーを投げ捨てる。
今俺がやっていたのは【ダンジョン☆スクール・ファンタジー】略して【ダンスク】と言うRPGで、世間ではクソゲーと言われる部類のものだ。
このゲームは、魔王率いる魔族と人類が争っている世界で、勇者である主人公が魔法学院に入学するところからスタートする。
そしてたくさんあるイベントをクリアして魔王を倒すと言うベタな物語なのだが、1つ1つのイベントがめちゃめちゃ難しい。
そんなゲームだから、兎に角すぐ死んでしまう。
何ならチュートリアルで死ぬ。
因みにチュートリアルの敵キャラはゴブリンだ。
まぁこいつの攻撃に2回当たると死んでしまうんだけどさ。……なんだよ、ゴブリンが強キャラとか需要ないだろ。それに死ぬなら、最早チュートリアルとは言わないと思う。
そんなクソゲーこと【ダンスク】だが、何故買ったかというと、パッケージのイラストに惹かれたためだ。
ほんとイラストだけなら一級品なんだけどな……。
そんな感じで始めたゲームだが、四苦八苦しながら進めていく中で、俺に推しキャラが出来た。
そのキャラの名前はサラ。
綺麗な金髪に、くりっとした大きな碧眼、誰が見ても美少女と言いそうな整った顔は、どこか儚さを感じる。
そして小さ過ぎず大き過ぎない、完璧なおっp……胸部。
そして程よく引き締まった体をしている。
性格は無口で無愛想に見えるが、本当は優しい。
そして時折クスッと笑う姿には思わず見惚れてしまう。
何でこんなにも可愛いのにモブなのかわからないが、俺はこのキャラが一瞬で好きになった。
是非ともサラをチームに入れたいと思い、物語を進めていくと、衝撃の事実を知る。
それは、サラは必ず序盤で死ぬ、所謂即死モブだったのだ。
俺は全てをかけて何とか救おうとしたのだが……。
「はぁ……これで37回目の失敗……どうしてこんなにも助けようと頑張っているのに助けられないんだ? これは最早バグだろ」
あらゆる可能性を試したのだが、その全てがダメだった。
こんなにも失敗すると、流石にテンションも下がる。
「あーあ、明日も学校かぁ……休もうかな? でもそう言ってもう2ヶ月も休んでるしなぁ。その間にやり込んだから、イベントで負けることはほぼ無くなったけどサラは救えず……」
そう言って肩を落とす。
俺はサラを救うために不登校になった。
そこに関してはなんとも思わない。
どうせ友達も居ないし、親達は屑だから俺を一人暮らしさせたくせに仕送りなどくれないし。
まぁその代わり、勝手に休んでも何も言われないからありがたいけど。
ただ家賃や生活費は自分で何とかして稼がないといけない。
そして2ヶ月は今まで必死にバイトして溜めていた貯金でなんとかやりくりしていたのだが、ついこの前にもう底をついた。
「はぁ……取り敢えず寝よう……バイトはまた明日考えるか……」
俺はベッドに寝転び、いつものように祈る。
「次こそは、サラを救うことができますように」
俺はそう願い、眠りにつく。
この世界で俺が目覚めることはもう2度となかった。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
どうもあおぞらです!
今回はゲーム世界への転生物です。
面白い! まぁまぁかな? 続きが読みたい!などと思っていただければ、お気に入り登録、感想などお願いします!
また、誤字脱字や改善点をご指摘して頂けるとありがたいです!
ではではまた次話で。
「また救えなかった! くそッ! なんで何回やってもダメなんだよ!」
俺長谷川空は、持っていたコントローラーを投げ捨てる。
今俺がやっていたのは【ダンジョン☆スクール・ファンタジー】略して【ダンスク】と言うRPGで、世間ではクソゲーと言われる部類のものだ。
このゲームは、魔王率いる魔族と人類が争っている世界で、勇者である主人公が魔法学院に入学するところからスタートする。
そしてたくさんあるイベントをクリアして魔王を倒すと言うベタな物語なのだが、1つ1つのイベントがめちゃめちゃ難しい。
そんなゲームだから、兎に角すぐ死んでしまう。
何ならチュートリアルで死ぬ。
因みにチュートリアルの敵キャラはゴブリンだ。
まぁこいつの攻撃に2回当たると死んでしまうんだけどさ。……なんだよ、ゴブリンが強キャラとか需要ないだろ。それに死ぬなら、最早チュートリアルとは言わないと思う。
そんなクソゲーこと【ダンスク】だが、何故買ったかというと、パッケージのイラストに惹かれたためだ。
ほんとイラストだけなら一級品なんだけどな……。
そんな感じで始めたゲームだが、四苦八苦しながら進めていく中で、俺に推しキャラが出来た。
そのキャラの名前はサラ。
綺麗な金髪に、くりっとした大きな碧眼、誰が見ても美少女と言いそうな整った顔は、どこか儚さを感じる。
そして小さ過ぎず大き過ぎない、完璧なおっp……胸部。
そして程よく引き締まった体をしている。
性格は無口で無愛想に見えるが、本当は優しい。
そして時折クスッと笑う姿には思わず見惚れてしまう。
何でこんなにも可愛いのにモブなのかわからないが、俺はこのキャラが一瞬で好きになった。
是非ともサラをチームに入れたいと思い、物語を進めていくと、衝撃の事実を知る。
それは、サラは必ず序盤で死ぬ、所謂即死モブだったのだ。
俺は全てをかけて何とか救おうとしたのだが……。
「はぁ……これで37回目の失敗……どうしてこんなにも助けようと頑張っているのに助けられないんだ? これは最早バグだろ」
あらゆる可能性を試したのだが、その全てがダメだった。
こんなにも失敗すると、流石にテンションも下がる。
「あーあ、明日も学校かぁ……休もうかな? でもそう言ってもう2ヶ月も休んでるしなぁ。その間にやり込んだから、イベントで負けることはほぼ無くなったけどサラは救えず……」
そう言って肩を落とす。
俺はサラを救うために不登校になった。
そこに関してはなんとも思わない。
どうせ友達も居ないし、親達は屑だから俺を一人暮らしさせたくせに仕送りなどくれないし。
まぁその代わり、勝手に休んでも何も言われないからありがたいけど。
ただ家賃や生活費は自分で何とかして稼がないといけない。
そして2ヶ月は今まで必死にバイトして溜めていた貯金でなんとかやりくりしていたのだが、ついこの前にもう底をついた。
「はぁ……取り敢えず寝よう……バイトはまた明日考えるか……」
俺はベッドに寝転び、いつものように祈る。
「次こそは、サラを救うことができますように」
俺はそう願い、眠りにつく。
この世界で俺が目覚めることはもう2度となかった。
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どうもあおぞらです!
今回はゲーム世界への転生物です。
面白い! まぁまぁかな? 続きが読みたい!などと思っていただければ、お気に入り登録、感想などお願いします!
また、誤字脱字や改善点をご指摘して頂けるとありがたいです!
ではではまた次話で。
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