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第3章 種族進化
第59話 エレノアのlevel上げ②
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家を飛び出して走る事1時間。
俺は常に全力で走っていたが、身体能力も体力も常人とは桁違いに高いので、そこまで疲労感はない。
エレノアも俺と同じでずっと全速力で走っていたので、俺とは違い少し息が上がっていた。
「大丈夫かエレノア?」
「は、はい。少し疲れただけです。……この程度は全く問題ありません」
そう言ってすぐに息を整えるエレノア。
いや流石にそんなに早く整えなくてもいいんだけどな?
と言いたいところだが、もう既にいつもの呼吸に戻っていた。
……さすがは元暗殺者だな……俺よりも体の使い方が圧倒的にうまい。
まぁ戦闘となれば俺もだいぶ自分の体を使いこなせてはいるが。
「……よし、それじゃあ行くとするか!」
「えっと……少しいいですか?」
俺がダンジョンに入ろうとすると、エレノアが止めてくる。
「ん? どうしたんだ?」
「いえ……ソラ様はここが何処か分かっているのですよね……?」
恐る恐る聞いてくるエレノア。
そんなにビビらなくてもいいのに、何をそんなに怖がっているんだ?
「『そんなにビビらなくてもいいのに、何をそんなに怖がっているんだ?』じゃないですよ! ここはSS級ダンジョンじゃないですか!」
そう、今日俺達が来ているのはゲームでも結構難しかったSS級ダンジョンの『不死の聖域』と言う場所だ。
まぁ名前の通りアンデッドがウジャウジャいるダンジョンで、更に最低でもlevelはくらいだ。
これで中々上がらなくなって来ているであろうエレノアのlevelもすぐにカンストするだろう。
「勿論だ。『不死の聖域』だろ?」
「わかって言っているのですね……?」
「おう」
「…………わかりました。では行きましょうか」
そう言ってエレノアが先にダンジョンに入った。
まぁ皆んなここがアンデッドばかりと思っているから危険だと思うのだろう。
だがこのダンジョンの名前をよく考えてほしい。
名前は『不死の聖域』だぞ?
アンデッドに聖域は明らかにおかしいだろう。
そしてそれがわかった奴にとっては、ここのダンジョンは経験値の巣窟と化す。
さて、エレノアを追いかけるとするか。
俺もダンジョンへと入った。
☆☆☆
中は相変わらず薄暗くて気味が悪い。
さっさとこんなところ出てしまおう。
しかしエレノアは入り口の近くにはどうやらいないようだ。
俺は【気配感知】でエレノアを探すと、ここから5kmほど先で交戦していた。
俺は【加速を】を使用して一瞬でエレノアの元に駆けつけ、《聖剣白夜》の専用スキルを発動する。
「【闇夜を切り裂く一閃】」
たった一振りでエレノアを囲んでいた50体近いスケルトンナイトが一瞬で消滅した。
俺は呆けているエレノアに話しかける。
「どうだった? こいつらめちゃくちゃ強いだろ?」
俺がそう言うと物凄い勢いで首を縦に振るエレノア。
どうやらゲーム同様暗殺者のスキルは効かないようだ。
「取り敢えず一旦アンデッドは無視していくぞ」
「えっ……? ですが、ここにはlevel上げをしに来たのですよね?」
まぁそう思うのも仕方ないだろう。
しかしそれでは効率が悪い。
「これからエレノアでも簡単にアンデッド退治が出来るようにあることをしに行く。だから取り敢えず無視だ」
「わ、分かりました」
それからダンジョンの最深部まで一回も交戦する事なく到着した。
しかし普通ならいくら【加速】などを使用しても何回かは交戦になってしまうが、今俺は聖剣を持っているため、アンデッドが自ら避けてくれる。
そのお陰で思っていたよりも早く着いた。
「よし、それじゃあ行くぞ」
「ど、どこにですか?」
「ここ」
俺は見た感じ何もない壁を指差して本気で殴る。
すると本来不壊のはずのダンジョンの壁が粉々に砕け、中には下に降りる階段があった。
「…………」
エレノアは言葉も出ないようだ。
まぁ殴ってダンジョンの壁を壊したからな。
本当は違う方法で開ける物なんだが、ある廃プレイヤーが攻撃をすると壊れてしまったのだ。
だからこの世界でもできると思ってやってみたら、できてよかった。
「よし、それじゃあ行こうか」
「……もうソラ様で驚くのはやめようと思います」
少しゲンナリしながら言うエレノア。
俺は少し常識外れなことばかりしたかもなと思ったが、まぁしょうがないと思い直し、隠し階段へと入った。
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ではではまた次話で。
俺は常に全力で走っていたが、身体能力も体力も常人とは桁違いに高いので、そこまで疲労感はない。
エレノアも俺と同じでずっと全速力で走っていたので、俺とは違い少し息が上がっていた。
「大丈夫かエレノア?」
「は、はい。少し疲れただけです。……この程度は全く問題ありません」
そう言ってすぐに息を整えるエレノア。
いや流石にそんなに早く整えなくてもいいんだけどな?
と言いたいところだが、もう既にいつもの呼吸に戻っていた。
……さすがは元暗殺者だな……俺よりも体の使い方が圧倒的にうまい。
まぁ戦闘となれば俺もだいぶ自分の体を使いこなせてはいるが。
「……よし、それじゃあ行くとするか!」
「えっと……少しいいですか?」
俺がダンジョンに入ろうとすると、エレノアが止めてくる。
「ん? どうしたんだ?」
「いえ……ソラ様はここが何処か分かっているのですよね……?」
恐る恐る聞いてくるエレノア。
そんなにビビらなくてもいいのに、何をそんなに怖がっているんだ?
「『そんなにビビらなくてもいいのに、何をそんなに怖がっているんだ?』じゃないですよ! ここはSS級ダンジョンじゃないですか!」
そう、今日俺達が来ているのはゲームでも結構難しかったSS級ダンジョンの『不死の聖域』と言う場所だ。
まぁ名前の通りアンデッドがウジャウジャいるダンジョンで、更に最低でもlevelはくらいだ。
これで中々上がらなくなって来ているであろうエレノアのlevelもすぐにカンストするだろう。
「勿論だ。『不死の聖域』だろ?」
「わかって言っているのですね……?」
「おう」
「…………わかりました。では行きましょうか」
そう言ってエレノアが先にダンジョンに入った。
まぁ皆んなここがアンデッドばかりと思っているから危険だと思うのだろう。
だがこのダンジョンの名前をよく考えてほしい。
名前は『不死の聖域』だぞ?
アンデッドに聖域は明らかにおかしいだろう。
そしてそれがわかった奴にとっては、ここのダンジョンは経験値の巣窟と化す。
さて、エレノアを追いかけるとするか。
俺もダンジョンへと入った。
☆☆☆
中は相変わらず薄暗くて気味が悪い。
さっさとこんなところ出てしまおう。
しかしエレノアは入り口の近くにはどうやらいないようだ。
俺は【気配感知】でエレノアを探すと、ここから5kmほど先で交戦していた。
俺は【加速を】を使用して一瞬でエレノアの元に駆けつけ、《聖剣白夜》の専用スキルを発動する。
「【闇夜を切り裂く一閃】」
たった一振りでエレノアを囲んでいた50体近いスケルトンナイトが一瞬で消滅した。
俺は呆けているエレノアに話しかける。
「どうだった? こいつらめちゃくちゃ強いだろ?」
俺がそう言うと物凄い勢いで首を縦に振るエレノア。
どうやらゲーム同様暗殺者のスキルは効かないようだ。
「取り敢えず一旦アンデッドは無視していくぞ」
「えっ……? ですが、ここにはlevel上げをしに来たのですよね?」
まぁそう思うのも仕方ないだろう。
しかしそれでは効率が悪い。
「これからエレノアでも簡単にアンデッド退治が出来るようにあることをしに行く。だから取り敢えず無視だ」
「わ、分かりました」
それからダンジョンの最深部まで一回も交戦する事なく到着した。
しかし普通ならいくら【加速】などを使用しても何回かは交戦になってしまうが、今俺は聖剣を持っているため、アンデッドが自ら避けてくれる。
そのお陰で思っていたよりも早く着いた。
「よし、それじゃあ行くぞ」
「ど、どこにですか?」
「ここ」
俺は見た感じ何もない壁を指差して本気で殴る。
すると本来不壊のはずのダンジョンの壁が粉々に砕け、中には下に降りる階段があった。
「…………」
エレノアは言葉も出ないようだ。
まぁ殴ってダンジョンの壁を壊したからな。
本当は違う方法で開ける物なんだが、ある廃プレイヤーが攻撃をすると壊れてしまったのだ。
だからこの世界でもできると思ってやってみたら、できてよかった。
「よし、それじゃあ行こうか」
「……もうソラ様で驚くのはやめようと思います」
少しゲンナリしながら言うエレノア。
俺は少し常識外れなことばかりしたかもなと思ったが、まぁしょうがないと思い直し、隠し階段へと入った。
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