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第4章 サラの正体
第105話 お前ら後で制限掛けるからな
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試練のダンジョン内部。
「それで、お前ら何か言うことは?」
俺は目の前に正座で座っているアラン、レオンに言う。
「「す、すいませんでした……」」
「それで?」
「「つ、強くしていただき、あ、ありがとうございました!!」」
2人の声がハモる。
何故こんなに2人が俺に敬語を使っているかと言うと、遡ること20分前。
俺は気絶した2人をビンタして無理やり起こし、少し殺気を飛ばしながら、
「そこに直れ」
と地面を指差しただけである。
それだけで2人はビクビクしながら今の姿勢になったと言うわけだ。
まぁビクビクしてもお説教は続くがな。
「お前たち、よく考えて攻撃していたか? よくあんな危険な技を同級生に放つことができたな?」
「い、いやあれはソラ君なら大丈夫だと思ったからです……」
「そ、そうだ……です……」
「でも勝つ気だったよな? と言うことは俺が重傷を負うとわかっていて打ったってことだな?」
2人が躊躇いがちに頷く。
コイツらまじか……。
俺は思わず一歩後ずさってしまう。
サラ達の方を見ると、なんとイリスまでもが引いていた。
因みにイリスは俺との戦闘の前にお礼と不参加を言いに来ていた。
どうやら戦いたくなかったらしく、物凄い焦燥感を顔に浮かべて懇願するように言っていたので、少し可哀想に思い了承したと言うわけだ。
しかし途中からなんか遠慮がなくなったと思ったらコイツら……。
アランとレオンはサイコパスなのだろうか?
そんなことを一瞬考えてしまうほど俺には衝撃だった。
いやだってコイツら勇者だぜ? 正義の味方だぜ?
「お前達はなんのために強くなりたいんだ? 誰か罪のない人間を殺すために強くなりたいのか?」
俺は少し怒気を含めて言う。
「確かにお前達には強くなってもらわないと俺は困るが、お前達が悪人になるのなら———俺はお前達を強くした責任を持ってお前達を殺さないといけなくなる」
もしサラに何かあったらなんてことにはなりたくないからな。
「それでどうするんだ?」
そんなことを俺は言っているが、まぁ少しやり過ぎた感はある。
コイツらに神気は使う必要はなかったかもしれない。
まぁでも本気で攻撃してきた向こうが悪いよね。
俺はそう思い直して2人を見る。
「ごめんなさい。あの時は強くなって浮かれていたと言うか、正気じゃなかったんです。本当にすいませんでした」
「すいませんでした」
正座のまま礼をしている2人。
「……次にお前達が何かしたら本気で殺すからな」
俺は2人に先程よりも強く殺気を放つ。
それだけで2人は頭を下げたままぶるぶる震え出し、『ごめんなさいごめんなさいごめんなさい』と連呼している。
流石になんか俺が悪いことをしているみたいな気分になったので、
「……もういいから頭あげろ……」
「「あ、ありがとうございます! ソラ様!」」
まるで神を見るかのように見上げる2人。
「その言い方もやめてくれ! こっちが疲れるわ!」
俺は自分と2人との温度差に辟易したのでついでに正座もやめさせ、敬語もやめさせる。
やばい……コイツらにマジで疲れる……。
なんでコイツらも鍛えようとしたのだろうか……。
俺が頭を抱えていると、サラが近くに寄ってきて頭を撫でてくれる。
「ん、おつかれソラ。よく頑張ったね」
うん、涙出てきそう。
マジで天使。もう可愛すぎるし、優しすぎる。
俺はそれから何十分かサラに頭を撫でられたり、エレノアに膝枕をしてもらったりしていた。
まぁその間、セリシア先生とイリスから向けられる目線が絶対零度になっていたけど。
なので程々でやめてみんなに言う。
「よし、取り敢えず今日はこれで終わりだ。なので今から帰還する」
「「「「「「「はい!」」」」」」」
「サラとシューマとセリシア先生とイリスは学園ではスキルの使用は控えてくれ。まだ使いこなせていないだろうし、もしものことがあってわいけないからな」
「ん、わかった」
「了解だぜ~」
「わかりました。肝に銘じておきます」
「分かっています。私はまだ試していないですしね」
4人にはこれくらいでいいだろう。
俺は残りの2人に向き直り告げる。
「お前達は学園でスキル使うの禁止な」
「「うっ、はい……」」
「よし、ならこれから学園に転移するから集まってくれ」
みんなが俺の周りに集まってくる。
そして転移をする瞬間。
「そう言えば後でお前達には制限を掛けるから」
「えっ!?」
「なっ!?」
アランとレオンの驚きの声を聞きながら転移が発動した。
「それで、お前ら何か言うことは?」
俺は目の前に正座で座っているアラン、レオンに言う。
「「す、すいませんでした……」」
「それで?」
「「つ、強くしていただき、あ、ありがとうございました!!」」
2人の声がハモる。
何故こんなに2人が俺に敬語を使っているかと言うと、遡ること20分前。
俺は気絶した2人をビンタして無理やり起こし、少し殺気を飛ばしながら、
「そこに直れ」
と地面を指差しただけである。
それだけで2人はビクビクしながら今の姿勢になったと言うわけだ。
まぁビクビクしてもお説教は続くがな。
「お前たち、よく考えて攻撃していたか? よくあんな危険な技を同級生に放つことができたな?」
「い、いやあれはソラ君なら大丈夫だと思ったからです……」
「そ、そうだ……です……」
「でも勝つ気だったよな? と言うことは俺が重傷を負うとわかっていて打ったってことだな?」
2人が躊躇いがちに頷く。
コイツらまじか……。
俺は思わず一歩後ずさってしまう。
サラ達の方を見ると、なんとイリスまでもが引いていた。
因みにイリスは俺との戦闘の前にお礼と不参加を言いに来ていた。
どうやら戦いたくなかったらしく、物凄い焦燥感を顔に浮かべて懇願するように言っていたので、少し可哀想に思い了承したと言うわけだ。
しかし途中からなんか遠慮がなくなったと思ったらコイツら……。
アランとレオンはサイコパスなのだろうか?
そんなことを一瞬考えてしまうほど俺には衝撃だった。
いやだってコイツら勇者だぜ? 正義の味方だぜ?
「お前達はなんのために強くなりたいんだ? 誰か罪のない人間を殺すために強くなりたいのか?」
俺は少し怒気を含めて言う。
「確かにお前達には強くなってもらわないと俺は困るが、お前達が悪人になるのなら———俺はお前達を強くした責任を持ってお前達を殺さないといけなくなる」
もしサラに何かあったらなんてことにはなりたくないからな。
「それでどうするんだ?」
そんなことを俺は言っているが、まぁ少しやり過ぎた感はある。
コイツらに神気は使う必要はなかったかもしれない。
まぁでも本気で攻撃してきた向こうが悪いよね。
俺はそう思い直して2人を見る。
「ごめんなさい。あの時は強くなって浮かれていたと言うか、正気じゃなかったんです。本当にすいませんでした」
「すいませんでした」
正座のまま礼をしている2人。
「……次にお前達が何かしたら本気で殺すからな」
俺は2人に先程よりも強く殺気を放つ。
それだけで2人は頭を下げたままぶるぶる震え出し、『ごめんなさいごめんなさいごめんなさい』と連呼している。
流石になんか俺が悪いことをしているみたいな気分になったので、
「……もういいから頭あげろ……」
「「あ、ありがとうございます! ソラ様!」」
まるで神を見るかのように見上げる2人。
「その言い方もやめてくれ! こっちが疲れるわ!」
俺は自分と2人との温度差に辟易したのでついでに正座もやめさせ、敬語もやめさせる。
やばい……コイツらにマジで疲れる……。
なんでコイツらも鍛えようとしたのだろうか……。
俺が頭を抱えていると、サラが近くに寄ってきて頭を撫でてくれる。
「ん、おつかれソラ。よく頑張ったね」
うん、涙出てきそう。
マジで天使。もう可愛すぎるし、優しすぎる。
俺はそれから何十分かサラに頭を撫でられたり、エレノアに膝枕をしてもらったりしていた。
まぁその間、セリシア先生とイリスから向けられる目線が絶対零度になっていたけど。
なので程々でやめてみんなに言う。
「よし、取り敢えず今日はこれで終わりだ。なので今から帰還する」
「「「「「「「はい!」」」」」」」
「サラとシューマとセリシア先生とイリスは学園ではスキルの使用は控えてくれ。まだ使いこなせていないだろうし、もしものことがあってわいけないからな」
「ん、わかった」
「了解だぜ~」
「わかりました。肝に銘じておきます」
「分かっています。私はまだ試していないですしね」
4人にはこれくらいでいいだろう。
俺は残りの2人に向き直り告げる。
「お前達は学園でスキル使うの禁止な」
「「うっ、はい……」」
「よし、ならこれから学園に転移するから集まってくれ」
みんなが俺の周りに集まってくる。
そして転移をする瞬間。
「そう言えば後でお前達には制限を掛けるから」
「えっ!?」
「なっ!?」
アランとレオンの驚きの声を聞きながら転移が発動した。
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