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第4章 サラの正体
第108話 教師はまさかの……
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俺は俺たちとこの雑魚教師に何があったのかを細やかに話す。
そして話終わると少し沈黙が続いた後ルイーゼが口を開く。
「此奴は屑ね」
「ほら俺悪くないでしょ?」
「そうね、今回は此奴……いや此奴を雇った私の責任ね。本当にごめんなさい」
そう言って律儀に頭を下げてくるルイーゼ。
うーん、仕事をしている時のルイーゼはめちゃくちゃクールな美人って感じだな。
まぁ俺は本性を知っているので違和感しかないのだけれど。
「まぁルイーゼは此奴がこんなのだったのは知らなかったんじゃないのか? 大方教頭が勝手に雇ったんだろ?」
「え、ええ、そうなのだけど……よく分かったわね」
「……まぁね」
だってこの教頭は色々良くない噂もあるし、何よりも……まぁこの話はまた今度でいいか。
「それよりもルイーゼ、此奴にさ何か認識を阻害する魔法か何か掛かってないか?」
俺はずっと気になっていたことを聞く。
俺は此奴を鑑定しようとした時、うまく見れなかったのだ。
見れたのは見れたのだが、文字化けしていて何と書いてあるのか全くわからなかった。
なので殴っている最中に【ディスペル】と言うバフを消す魔法を掛けたのだが、それでも見ることができず、俺の予想では恐らく【オブストラクション】の上位魔法である、【ハイ・オブストラクション】だと考えている。
俺は【ハイ・ディスペル】はまだ使うことができないので、こうしてルイーゼを頼ったと言うことだ。
先程からルイーゼは黙ったまま教師をガン見しており、何かしらしているのだと思われる。
「……でどうだ? 何か分かったか?」
俺はガン見をやめて椅子の背もたれにもたれかかったルイーゼに聞く。
「多分【ハイ・オブストラクション】ね。ソラ君は【ハイ・ディスペル】使えないのよね?」
「うん。出来てたら今頃ルイーゼにどんな奴だったか報告してるさ」
「まぁそうよね。——よし、それじゃあ今から【ハイ・ディスペル】を使うから調べるのはよろしく頼むわ」
「勿論だ、任せとけ!」
「頼もしいわね。———【ハイ・ディスペル】」
教師の頭上に光が発生し、それが教師の体に降り掛かる。
すると体の中から黒いモヤが飛び出してきて、光に当たると消滅してしまった。
「【鑑定】」
俺が鑑定するとちゃんと文字化けしていないステータスが浮かび上がってきた。
___________________
モンク
種族 中級魔族
level:92
タイプ:回復魔道士
___________________
「いや回復魔道士かいっ! この性格で!?」
俺は思わずステータスに出てきたタイプを見てツッコんでしまった。
いやだってそうだろ?
あんなにみんなから嫌われていた性格屑がみんなを癒す回復魔道士だったなんてどんなドッキリだよ。
ただもう阻害は掛かっていないからこれは本当のことなんだろうな。
うーん、想定内だったけど想定外。
正直魔族だったことに関しては想定内だった。
何となく人を見下しているところとかは似ているしな。
あと俺の気配感知で人間じゃないと感じていたのもある。
だからもしものことがない様に2人を逃したのだ。
いや勿論シューマは此奴に預ける気はなかったよ?
ただのジョークだから。
しかし回復魔道士なのは完全に想定外だ。
俺の予想では魔法士か近接系のタイプだと思っていたのだが、まさかの非戦闘員。
しかも回復魔道士はどの種族でも貴重な存在だから、この学園に来ているとは全く思っていなかった。
取り敢えずこのことをルイーゼに報告する。
「鑑定して分かったことだが、こいつは魔族で回復魔道士だったと言うことだ。そして中位の魔族だったのでそこまで強くないと思われる」
だってこいつ俺に一方的に殴られていたもん。
回復魔道士というタイプも弱い理由としてあると思うが。
俺が報告し終わるとルイーゼが言う。
「なるほど……とうとう我が学園にも不届き者が侵入してきたか。と言うことは———」
「きっとルイーゼが思っていることで正解。教頭は魔族で、魔王軍の中でもそれなりの地位にある」
「そ……うなのね……。まぁ此奴が魔族だったってことで大体誰が手引きしたかもわかるしその正体を掴むのも簡単だったわね」
ルイーゼが小さな声で『あのクソ傲慢野郎ね』と呟いているのを俺は聞き逃さなかった。
魔族は何度も言うが人間を見下している。
そのため溶け込んでいたとしてもどうしてもプライドが許さないのだろう。
格下にこき使われるのと自身より強い相手がいることに。
だから傲慢になる。
自身の劣等感を隠すために。
「さて、色々と面倒なことが飽きているから、これからどうするかね……?」
俺は綺麗に晴れた青空を窓越しに見てそう呟いた。
そして話終わると少し沈黙が続いた後ルイーゼが口を開く。
「此奴は屑ね」
「ほら俺悪くないでしょ?」
「そうね、今回は此奴……いや此奴を雇った私の責任ね。本当にごめんなさい」
そう言って律儀に頭を下げてくるルイーゼ。
うーん、仕事をしている時のルイーゼはめちゃくちゃクールな美人って感じだな。
まぁ俺は本性を知っているので違和感しかないのだけれど。
「まぁルイーゼは此奴がこんなのだったのは知らなかったんじゃないのか? 大方教頭が勝手に雇ったんだろ?」
「え、ええ、そうなのだけど……よく分かったわね」
「……まぁね」
だってこの教頭は色々良くない噂もあるし、何よりも……まぁこの話はまた今度でいいか。
「それよりもルイーゼ、此奴にさ何か認識を阻害する魔法か何か掛かってないか?」
俺はずっと気になっていたことを聞く。
俺は此奴を鑑定しようとした時、うまく見れなかったのだ。
見れたのは見れたのだが、文字化けしていて何と書いてあるのか全くわからなかった。
なので殴っている最中に【ディスペル】と言うバフを消す魔法を掛けたのだが、それでも見ることができず、俺の予想では恐らく【オブストラクション】の上位魔法である、【ハイ・オブストラクション】だと考えている。
俺は【ハイ・ディスペル】はまだ使うことができないので、こうしてルイーゼを頼ったと言うことだ。
先程からルイーゼは黙ったまま教師をガン見しており、何かしらしているのだと思われる。
「……でどうだ? 何か分かったか?」
俺はガン見をやめて椅子の背もたれにもたれかかったルイーゼに聞く。
「多分【ハイ・オブストラクション】ね。ソラ君は【ハイ・ディスペル】使えないのよね?」
「うん。出来てたら今頃ルイーゼにどんな奴だったか報告してるさ」
「まぁそうよね。——よし、それじゃあ今から【ハイ・ディスペル】を使うから調べるのはよろしく頼むわ」
「勿論だ、任せとけ!」
「頼もしいわね。———【ハイ・ディスペル】」
教師の頭上に光が発生し、それが教師の体に降り掛かる。
すると体の中から黒いモヤが飛び出してきて、光に当たると消滅してしまった。
「【鑑定】」
俺が鑑定するとちゃんと文字化けしていないステータスが浮かび上がってきた。
___________________
モンク
種族 中級魔族
level:92
タイプ:回復魔道士
___________________
「いや回復魔道士かいっ! この性格で!?」
俺は思わずステータスに出てきたタイプを見てツッコんでしまった。
いやだってそうだろ?
あんなにみんなから嫌われていた性格屑がみんなを癒す回復魔道士だったなんてどんなドッキリだよ。
ただもう阻害は掛かっていないからこれは本当のことなんだろうな。
うーん、想定内だったけど想定外。
正直魔族だったことに関しては想定内だった。
何となく人を見下しているところとかは似ているしな。
あと俺の気配感知で人間じゃないと感じていたのもある。
だからもしものことがない様に2人を逃したのだ。
いや勿論シューマは此奴に預ける気はなかったよ?
ただのジョークだから。
しかし回復魔道士なのは完全に想定外だ。
俺の予想では魔法士か近接系のタイプだと思っていたのだが、まさかの非戦闘員。
しかも回復魔道士はどの種族でも貴重な存在だから、この学園に来ているとは全く思っていなかった。
取り敢えずこのことをルイーゼに報告する。
「鑑定して分かったことだが、こいつは魔族で回復魔道士だったと言うことだ。そして中位の魔族だったのでそこまで強くないと思われる」
だってこいつ俺に一方的に殴られていたもん。
回復魔道士というタイプも弱い理由としてあると思うが。
俺が報告し終わるとルイーゼが言う。
「なるほど……とうとう我が学園にも不届き者が侵入してきたか。と言うことは———」
「きっとルイーゼが思っていることで正解。教頭は魔族で、魔王軍の中でもそれなりの地位にある」
「そ……うなのね……。まぁ此奴が魔族だったってことで大体誰が手引きしたかもわかるしその正体を掴むのも簡単だったわね」
ルイーゼが小さな声で『あのクソ傲慢野郎ね』と呟いているのを俺は聞き逃さなかった。
魔族は何度も言うが人間を見下している。
そのため溶け込んでいたとしてもどうしてもプライドが許さないのだろう。
格下にこき使われるのと自身より強い相手がいることに。
だから傲慢になる。
自身の劣等感を隠すために。
「さて、色々と面倒なことが飽きているから、これからどうするかね……?」
俺は綺麗に晴れた青空を窓越しに見てそう呟いた。
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