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第36話 食べ物の力って偉大だと思うんだ
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◇◇
――じゅぅぅぅぅ!
肉が焼ける音。白い煙。食欲を刺激する香ばしい匂い――。
俺はサン、グリーンドラゴンのグリン、ヘルグリズリーのリズリー、キメラロードのメラロとともに、イノシシの肉を焼いていた。
いわゆるバーベキューだな。
だがここは草原ではない。
1000体のモンスターがたむろすモンスターハウスのど真ん中なのだ。
「な……なんだ?」
「う、うまそうな匂い」
「たまらん!」
モンスターたちが騒然としたのも無理はないよな。
だが決してこんなところで吞気にランチを取るつもりはない。
「よぉし! 焼けたぞ! さあ、食いたいヤツはここに並んでくれ!」
俺が大きな声をあげると、グリンたちが周囲のモンスターに声をかけはじめる。
「なあなあ、イノシシの肉食ったことあるか? うまいぞぉ。ここにいるピートの旦那の仲間になれば、毎日こいつが食えるんだぜ」
「しかもフカフカのベッド付き!」
「仲間たちもたくさんいるから安心安全!」
「それにピートさんは世界一優しくて、いつも私のことを考えてくれて、一緒にいるだけで胸がポカポカして……って、や、やだっ! わ、私何を言ってるの!?」
……サンだけ、なんだか調子がおかしいが、まあ、そっとしておこう。
「ニンゲンの仲間になれば、こんな旨いものを毎日食えるのか……」
「……悪くないな。仲間もいっぱいいるって言うし」
「べ、別に食いものに釣られたわけじゃないからな!」
うん。旨い料理の力は偉大だな。
あっさり300体ほどが仲間に加わった。
こうなると右にならえしたくなるのが心情ってもんだよな。
「ちょっと待て。おまえ行くのかよ!? だったら俺も……」
「あたしも!」
「おいらも!」
こうしてモンスターハウスにいる1000体のうち、実に700体近くが仲間に加わったのである。
これで合計850体か。昨日までと比べて5倍以上。作業もその分はかどるはず。
雑用も同じ量増えるから、これから忙しくなるぞー。
もっとも嫌な気はさらさらしないけどな。
◇◇
なんだかんだであっという間に3日が過ぎた。
忙しすぎてニックのことなんて、頭からすっかり抜けていたよ。
草原はとんでもなく広くて、外堀の進捗はようやく8割といったところ。
外壁に至ってはまだ半分くらいだ。
仲間もいつの間にか増えて2000体ほど。
そのほとんどがグリーンドラゴン、ヘルグリズリー、キメラロードだが、ここにきて新顔も登場した。
「てやんでぇ! ここはおらのシマじゃ! 気ぃ散るから出てけ!」
荒くれものだが、性根は優しい、ビッグハンマーというモンスター。
ドワーフという種族で、その名の通り、大きなハンマーを武器に襲ってくる。
ピピたちの探索の結果、第60層に出てくることが分かり、早速仲間にした。
わざわざ片道半日かけて第60層まで出向いたのには、れっきとした理由がある。
彼らビッグハンマーは『鍛冶』を得意としているからだ。
第54層で色んな石を手に入れることができるのは知っての通り。そのうちいくつかは鉄を含んだ鉱石であるのは何となく気づいていた。
グリーンドラゴンの炎で鉱石から溶けた鉄を取り出し、ビッグハンマーが鉄材に加工する――これまで木と石だけだった素材に鉄が加わったのは、非常に大きな進歩だ。早速城門に使うことにしたよ。
そんなビッグハンマーを50体ほど仲間にできた。
壁の内側の一角に鍛冶場を作り、彼らの住居兼仕事場にしたというわけだ。
「ピートさん、地獄の大ばさみ(カニのモンスター)のミソを使ってスープを作ってみました」
「おお、そうか!」
「あ、味見してくれますか?」
「ああ、もちろん」
「じゃ、じゃあ。あーん」
顔を赤らめながらスプーンを差し出すサン。
俺はパクっと加えた。
「うん! すごく美味しい!」
「ほんとですか! やったぁ! ピートさんに褒めてもらえて嬉しい!」
なんだか新婚さんみたいなノリだな。
ちなみにサンとルナはオートテイム状態にして、好きにさせている。
何も指示しなくても、モンスターたちの世話をきっちりとこなしてくれるからな。
だが近頃のサンはますます嫁っぽくなってきてるのは気のせいだろうか……。
「そう言えば、ピートさん」
「ん? なんだ?」
「この頃、ピートさんは雑用ばかりをこなしているので、またスキルポイントがたまっているかもしれませんよ!」
そう言われればそうだな。
すっかり忘れてた。
まあ、モンスターオートメーションを超えるスキルはそうそうないだろうし。
期待せずにステータス画面を開いてみる。
やはりスキルポイントはがっつりたまっていた。
およそ10万……。
こんなにあっても使い道なんてないだろ。
【ダンジョントンネル】
消費スキルポイント:10万
効果:
ダンジョンの好きな場所にギルドへつながる穴を開けることができる。
ただし穴を通れるのはスキルの持ち主ともう1人だけ。なお1日に1往復まで。
あ、俺、ギルドに帰れそうだわ。
――じゅぅぅぅぅ!
肉が焼ける音。白い煙。食欲を刺激する香ばしい匂い――。
俺はサン、グリーンドラゴンのグリン、ヘルグリズリーのリズリー、キメラロードのメラロとともに、イノシシの肉を焼いていた。
いわゆるバーベキューだな。
だがここは草原ではない。
1000体のモンスターがたむろすモンスターハウスのど真ん中なのだ。
「な……なんだ?」
「う、うまそうな匂い」
「たまらん!」
モンスターたちが騒然としたのも無理はないよな。
だが決してこんなところで吞気にランチを取るつもりはない。
「よぉし! 焼けたぞ! さあ、食いたいヤツはここに並んでくれ!」
俺が大きな声をあげると、グリンたちが周囲のモンスターに声をかけはじめる。
「なあなあ、イノシシの肉食ったことあるか? うまいぞぉ。ここにいるピートの旦那の仲間になれば、毎日こいつが食えるんだぜ」
「しかもフカフカのベッド付き!」
「仲間たちもたくさんいるから安心安全!」
「それにピートさんは世界一優しくて、いつも私のことを考えてくれて、一緒にいるだけで胸がポカポカして……って、や、やだっ! わ、私何を言ってるの!?」
……サンだけ、なんだか調子がおかしいが、まあ、そっとしておこう。
「ニンゲンの仲間になれば、こんな旨いものを毎日食えるのか……」
「……悪くないな。仲間もいっぱいいるって言うし」
「べ、別に食いものに釣られたわけじゃないからな!」
うん。旨い料理の力は偉大だな。
あっさり300体ほどが仲間に加わった。
こうなると右にならえしたくなるのが心情ってもんだよな。
「ちょっと待て。おまえ行くのかよ!? だったら俺も……」
「あたしも!」
「おいらも!」
こうしてモンスターハウスにいる1000体のうち、実に700体近くが仲間に加わったのである。
これで合計850体か。昨日までと比べて5倍以上。作業もその分はかどるはず。
雑用も同じ量増えるから、これから忙しくなるぞー。
もっとも嫌な気はさらさらしないけどな。
◇◇
なんだかんだであっという間に3日が過ぎた。
忙しすぎてニックのことなんて、頭からすっかり抜けていたよ。
草原はとんでもなく広くて、外堀の進捗はようやく8割といったところ。
外壁に至ってはまだ半分くらいだ。
仲間もいつの間にか増えて2000体ほど。
そのほとんどがグリーンドラゴン、ヘルグリズリー、キメラロードだが、ここにきて新顔も登場した。
「てやんでぇ! ここはおらのシマじゃ! 気ぃ散るから出てけ!」
荒くれものだが、性根は優しい、ビッグハンマーというモンスター。
ドワーフという種族で、その名の通り、大きなハンマーを武器に襲ってくる。
ピピたちの探索の結果、第60層に出てくることが分かり、早速仲間にした。
わざわざ片道半日かけて第60層まで出向いたのには、れっきとした理由がある。
彼らビッグハンマーは『鍛冶』を得意としているからだ。
第54層で色んな石を手に入れることができるのは知っての通り。そのうちいくつかは鉄を含んだ鉱石であるのは何となく気づいていた。
グリーンドラゴンの炎で鉱石から溶けた鉄を取り出し、ビッグハンマーが鉄材に加工する――これまで木と石だけだった素材に鉄が加わったのは、非常に大きな進歩だ。早速城門に使うことにしたよ。
そんなビッグハンマーを50体ほど仲間にできた。
壁の内側の一角に鍛冶場を作り、彼らの住居兼仕事場にしたというわけだ。
「ピートさん、地獄の大ばさみ(カニのモンスター)のミソを使ってスープを作ってみました」
「おお、そうか!」
「あ、味見してくれますか?」
「ああ、もちろん」
「じゃ、じゃあ。あーん」
顔を赤らめながらスプーンを差し出すサン。
俺はパクっと加えた。
「うん! すごく美味しい!」
「ほんとですか! やったぁ! ピートさんに褒めてもらえて嬉しい!」
なんだか新婚さんみたいなノリだな。
ちなみにサンとルナはオートテイム状態にして、好きにさせている。
何も指示しなくても、モンスターたちの世話をきっちりとこなしてくれるからな。
だが近頃のサンはますます嫁っぽくなってきてるのは気のせいだろうか……。
「そう言えば、ピートさん」
「ん? なんだ?」
「この頃、ピートさんは雑用ばかりをこなしているので、またスキルポイントがたまっているかもしれませんよ!」
そう言われればそうだな。
すっかり忘れてた。
まあ、モンスターオートメーションを超えるスキルはそうそうないだろうし。
期待せずにステータス画面を開いてみる。
やはりスキルポイントはがっつりたまっていた。
およそ10万……。
こんなにあっても使い道なんてないだろ。
【ダンジョントンネル】
消費スキルポイント:10万
効果:
ダンジョンの好きな場所にギルドへつながる穴を開けることができる。
ただし穴を通れるのはスキルの持ち主ともう1人だけ。なお1日に1往復まで。
あ、俺、ギルドに帰れそうだわ。
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