不完全な人達

神崎

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受け入れたくない

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 キスをしたままスウェットの上から胸に触れた。スウェットと下着越しでもわかるくらい柔らかくて、その中心が硬くなっている。その硬いところに触れると、清子の吐息が漏れた。
「んっ……。」
 これだけで感じている。動かしている舌がわずかに止まった。唇を離すと、つっと糸のように唾液で繋がる。
「駄目。もう……。」
「キスだけで感じた?」
 すると清子は少しうなづく。
「こんなに舐められると思ってなかったから……。」
 恥ずかしそうにしている表情がもう耐えられない。史は清子の眼鏡を取るとテーブルにそれを置き、着ているスウェットを脱がすと、下着をとる。そしてそのはいているズボンを脱がせ、下着に手をかけた。
「や……。そんな一気に……。」
「寒い?」
 下着を取ると、史は足下でそう聞く。すると清子は顔を赤くさせて、首を横に振る。
「そんな問題じゃなくて……。」
「全部見たい。俺だけに見せて。」
 下着を足から抜いた。そのとき、その足先が目に映る。足の小指あたりや、かかとが赤くなっている。
「こんなになってたんだね。マメが出来そうだ。」
 慣れないヒールのつま先は、尖っているのだろう。それを我慢して今日はずっと移動していたのだ。それを何も知らない男は「綺麗だ」と褒めていた。そんな外見のことなどで清子は褒められたくないだろうに。
 史はその足の先に口を付ける。
「や……ちょっと……そんなところ……。」
 思わず足を曲げそうになった。しかし史はそれを止めない。
「この足を、人に今日は晒したんだ。俺だけのモノだったのに。」
 赤くなっている足を舐める感触がした。それだけでゾクゾクする。
「ん……。」
 すると史はその足をソファーの上に載せる。そしてその性器をのぞき込んだ。
 何度かセックスをしたが、そのたびに持っていかれそうになるほど具合が良い。早漏というわけではないが、遅漏というわけでもない。だがこの具合の良さは何なのだろう。
 思わずそこに手を伸ばして、広げてみた。ピンク色のそこは、少し濡れているがまだ十分とは言えない。
「や……。」
 思わず清子はそこを隠した。
「何?見せないの?」
「だって……恥ずかしくて……。」
 その言葉に史は少し笑った。
「ここでするとソファーが汚れちゃうな。カバーは洗えるけど、やっぱりベッドに行こうか。」
 史はそう言うと、清子の体を抱き抱えた。細い体は驚くほど軽い。
 隣のベッドルームにやってくると、清子を寝かす。そして史は自分の服を脱いだ。その様子に、清子は体を起こすと、そのズボンに手をかける。
「何?」
「脱がせたいんです。」
「積極的だね。」
 史はそう言って、清子が脱がせてくれるのを待った。
 ズボンは難なく脱げたが、下着は少し苦労する。ボクサー型のパンツは、それが大きくなっているようで少し引っかかっていたのだ。
「ん……。」
 やっと脱がせると、性器がもう硬く起立していた。
「や……。」
「君の体に触れたからだよ。清子。そのまま触る?」
 ベッドに乗ると、史は清子の前に膝で立つ。すると清子はそれに手で触れた。温かくて硬いそれを撫でると、史は顔を赤くする。
「そう……そのまま……くわえて……ん……先を……吸って……気持ちいいな……。」
 さっきまでずっとキスをしていた口が、自分の性器をくわえている。口が動く度にぐちゃぐちゃと音がして、卑猥だった。そして清子が動く度に、その胸も震えている。
「その下も舐めて。」
 柔らかなところにも舌が這う。それだけで射精しそうだ。
「ん……。駄目……。清子。離して。」
 清子はそこから口を離すと、史を見上げる。
「気持ち良くなかったですか?」
「いいや。イキそうだったから。」
「出してもいいんですけど……。」
「俺、三十五だからね。そんなに連続では出来ないし……それに……君の中でイキたいから。」
「中で……あの……それは困るんですけど。」
「避妊はするよ。耐えれたらね。」
 最後の言葉が余計だ。清子はそう思っていたが余計なことは言いたくない。史はそのまま座り込み、清子の唇にキスをする。そしてそのまま胸に触れた。
「ん……。」
 キスをしながら、乳首に触れる。はじくようにそこに触れると、清子は苦しそうに息を漏らした。
「凄い……。こんなにビンビンで……立ってるんだ。」
「あっ……。」
 清子を寝かせると、その胸に舌を這わせた。舌でその乳首を舐め回し吸い上げると、清子は声を上げた。
「あっ……そんなに吸わないで……。」
 そのままその性器に指を這わせると、ぐちゅっという音と濡れている感触がした。熱くてもう汁が溢れている。
「やらしい。清子のマ○コ。スケベだな。」
「や……そんなこといわないで……。」
「言ったらほら。もうこんなに溢れてきた。そんなに期待してる?」
「してない。んっ……。」
「クリもほらこんなに。」
 硬いところに指を這わせると、清子の反応がまた違った。
「や……。」
 すると史は自分の唾液で少し指を湿らせると、その中に指を入れた。
「あっ……!」
「凄いな。指だけでこんなに絞めてくる。」
 清子は顔を赤くさせて、それを耐えるようにシーツをつかんでいた。すると史は指を増やして、そこに入れ込んだ。感じるところを探ると、声色が明らかに変わったところがある。そこが好きなのだろう。
 足をあげて、また指を入れる。すると清子の顔はさらに赤くなっていった。
「や……や……。そんなにみないで……。」
「君からも見える?ほら。俺の指が入ってるの。二本、もう少し追加しようか。」
「やめ……ああああっ!」
 汁が溢れて、お尻を伝っていくとシーツを濡らした。指だけで絶頂したらしい。史は指を抜くと、容赦なく腰を持ち上げたままそこに舌を這わせた。
「や……。ああっ……。んっ……。」
 こんな清子に催淫剤など飲ませられない。それでなくても感じやすいのに。
「入れようか。っていうか……入れたい。」
 泣きそうになっている清子の足を下ろすと、史は手を伸ばしてベッドサイドのコンドームを取り出した。
「あ……やばいな。」
「何?」
 息を切らしたまま清子が聞くと、史はコンドームを取り出して少しほほえむ。
「一個しかなかった。こういうのを用意することもなかったからね。」
「……一度で……良いです……。」
「足りないね。俺は。」
「や……。」
「ずっと抱けなかったんだ。何度だってしたいから。」
 史はそう言ってコンドームをつけると、清子の足を立てさせる。そしてそれを性器にすり付けた。
「やばい。これだけで吸い込まれそうな……。」
 性器を指で支えると、その中にゆっくり入れ込んでいく。
「ん……。」
 入り込んでくるのがわかる。ゾクゾクして、気持ちいい。
「清子。ほら。」
 少しは入り込んだところで、清子の体を少し起こす。すると清子は自分のところに史が入っていくのが見えた。
「や……。」
「凄い濡れてて……ん……すぐ出そうだ……。」
 そのまま体ごと一気に引き寄せる。すると清子は思わず体を起こして、史の体に手を伸ばす。
「どうしたの?」
「お願い……このまま抱きしめて……。」
「奥まで入り込むよ?」
「良いから……温もりが欲しい……史の……温もりが欲しいから。」
 その言葉に、史はそのまま清子の体を抱きしめた。奥に入り込んで痛いのではないかとか、考える余裕はなかった。史もまた清子の温もりが欲しいと思っていたのだ。
「清子。好き……。」
 史はそう言って清子の唇にキスをする。そしてそのまま下から突き上げる。
「あっ……あっ!」
 動く度にベッドがきしむ。そしていつでも射精しそうだ。それくらい耐えれないほど清子の中はとても具合がいい。
「んっ……。駄目……。あっ……。」
「一緒に……。」
 奥を思いっきり突き上げると、清子の中で温かいモノを感じた。思わず史の体を抱きしめる。
 息を切らせて、史はそのまま清子の唇にキスをした。
「……抜いてください。」
 清子はまだ少し息を切らせているのに、どこか頭の中が冷静だったのだろう。だが史はその体を抱きしめたまま離さなかった。
「史……抜いて。」
 すると史は清子の体を避ける。そしてそのコンドームを取ると、清子をうつ伏せにした。
「何?」
「ひざを立てて。」
 そのまま尻を突き上げるような体勢にさせると、清子は首を横に振った。
「この体勢……やです。」
「まだわかってないからね。君は。」
 そう言って史はそのまま、腰を屈めてまだ濡れてひくひくとしているその性器に舌を這わせた。
「や……や……あっ……。」
 そして舌を離すと、そのまま後ろから清子の中に突き立てた。
「や……。あっ!あっ!」
 腕をもたれて、そのまま激しく突き上げられた。そのたびに声が漏れる。
「清子。ほら……。どんどん濡れてきた。それにイク度に、締まってる。俺の食いちぎりそう。」
 体を持ち上げて、後ろから胸に触れる。乳首に触れる度に水の音がやまずに、ひどく濡れた。それでも清子は言葉にしない。それが史の唯一の不満だった。
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