不完全な人達

神崎

文字の大きさ
179 / 289
火祭り

178

しおりを挟む
 このベッドからは史の匂いがする。シャンプーや石鹸の匂いと混ざって、男の人特有の匂いがするのだ。そのベッドの上に腰掛けても、史はまだ清子のその下着に手をかけようとしない。珍しいからなのか、何なのかはわからない。
「清子。」
 何か探していたようにベッドサイドに座り込んでいた史が、ベッドに上がってきた。手には何か鉄のようなものが握られている。
「何ですか……それ。」
 史は意地悪そうに微笑み、清子の手首を握る。そして次の瞬間、手首に冷たいものが巻かれた。
「え……。」
「おもちゃだよ。ただの。」
 そういってて上を付けた清子を、ベッドに寝かせる。そして背中に手を回すとその黒い下着を取り去った。だが腕が繋がれているので、完全には脱げない。だがその下から見える乳首が、もう尖っているように見えた。
「期待してる?」
「何を……。」
「もう乳首立ってるし。」
 指でそこに触れると、清子は声を漏らした。
「あっ……。」
 いつもより感じている。やはり少しマゾヒストなのかもしれない。史はそう思いながら、傍らにあるピンク色の機械を取り出した。スイッチの先には、丸い機械が取り付けられている。
「何……史……いやです……そんなの……。」
「この間買っておいたんだ。どんな反応をするのか興味があるし。」
 そういって史はそれのスイッチを入れる。するとその丸いものが振動する。それを乳首にあてがうと、清子は声を抑えきれなかった。
「あっ!」
「感じる?ね?気持ちいいんだろ?」
 乳輪をなぞるように機械を当てて、その先に少し当てる。それだけでくずぐったそうに体をよじらせた。
「あっ……駄目……ぞわぞわして……。んっ……。」
 乳首をつまみ上げるのが好きだ。そこをぐっと指で挟んで持ち上げ、機械を当てるだけで体が弓なりになる。
「あん!駄目っ……。すぐイっちゃうから……。」
「イって。何回もイって。」
 振動が片方に、そして片方は史の口で吸い上げられる。少し歯で噛んだ瞬間、清子はびくびくと体を震わせた。
「あっ!ああああ!」
 息を切らせて、ぐったりしている清子のその性器を隠している下着に目が止まった。下着の隙間から、汁が漏れている。それがわかって史は機械を胸から離すと、その機械を下着越しにあてがった。
「あっ!まだイってるのに……。」
「こんなに濡れて、やらしいんだ。清子。これをここに当てるの好き?」
 下着越しに堅いところに機械を当てられた。すると清子はさらに声を上げる。
「駄目……おかしくなるから!」
「ね?良い反応だね。」
「んっ!」
 下着越しにしか当てない。指でも触れない。なせかそれがもぞもぞする。
「史……あの……。」
「ん?ねぇ。クリがちがちみたいだね。」
 下着越しで触れられて、さらにどうにかなりそうだ。足をたてられて、そこを責められる。
「あっ!あっ!」
 感じるのにもどかしい。早く脱がせて欲しいと思う。それがそこで絶頂を迎えられないまま、じらされているような感覚になる。
「お願いです……。」
「ん?」
「脱がせてください。」
「え?何を?」
「パンツ……脱がせてください。直接、触って欲しいです。」
「どこを?」
 意地悪そうに指で下着越しに触れている。すると清子はぐっと唇を噛むと、史に言う。
「オ○ンコを……触ってください。ごめんなさい。もう耐えられなくて……。」
 すると史は意地悪そうに一度機械を置くと、パンツに手をかけた。
「腰を浮かせて。そう……。すごいな。こんなに濡れてて。ここ、すごいひくついているよ。」
 どろどろに濡れてそこは、奥がひくひくと物欲しげになっている。こんなに感じるなら、最初からローターを使えば良かったかもしれない。
「ほら。お尻の穴まで濡れてる。やらしいんだな。清子のここ。」
「や……。」
 だが触れてくれない。史は自分の下着を取ると、その機械を性器の上にあてがう。
「ああああ!駄目!指で触って……おかしくなるから……。」
 感じすぎて、駄目なのだろうか。いいや。もっとおかしくなれ。壊したい。自分なしで居られないくらいおかしくなって欲しい。
「清子。夕べ、久住と居た?」
「んっ……何で今それを?」
「正直に言って。じゃないと、振動あげるから。」
 史はそういうとその機械つまみをあげた。
「あっ!駄目!んっ!イく!イくから!」
 顔が真っ赤になっている。本当にイきそうなのだろう。だが史はその寸前で機械を離した。
「言って。久住と居たのか。」
 すると清子は息を切らせて史の方をみる。
「久住さんと……会議室に……。」
「会議室?」
「毎年……穴場だって……。オフィスには、了君も居たし……気になるだろうからって。」
「君らが二人でいる方が、俺は気になるよ。お仕置きして良い?」
 そういって史はそのどろどろになっている性器に、そのローターの先を入れ込んだ。そしてスイッチを入れる。
「ああああ!駄目!あっ!」
 これはイきすぎるかもしれない。失神してしまったら身も蓋もない。すぐにその機械を取り出すと、史は清子の腰を持ち上げてそこを舌で舐める。
 そして自分のそれを押しつける。
「このまま入れるよ。」
「史……待って……。ゴムを……。」
「待てないな。」
 そういってそのまま史は足を広げた清子の中に入っていく。
「ああああ!」
「すごい。奥入っただけなのに持っていかれそう……。すごい……。いつもよりも濡れてる。やらしい清子のマ○コ。」
 手錠を繋いだまま清子の体を抱き上げると、そのまま下から突き上げる。
「清子も動いて。ほら……ん……。上手だね。」
 奥に入り込んで、清子はトロンとした目で史を見る。そして清子の方からキスをした。舌を清子の方から入れてくる。
「ん……。んっ……。」
 苦しそうに吐息を漏らし、またそのまま腰を打ち付けた。こんなに濡れて気持ちの良い体を、誰にも渡したくない。一人で乾いた夜など、送らせたくない。自分だけのものにしたかった。
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

夫婦交換

山田森湖
恋愛
好奇心から始まった一週間の“夫婦交換”。そこで出会った新鮮なときめき

わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...

MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。 ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。 さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか? そのほかに外伝も綴りました。

ちょっと大人な物語はこちらです

神崎 未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない ちょっと大人な短編物語集です。 日常に突然訪れる刺激的な体験。 少し非日常を覗いてみませんか? あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ? ※本作品ではGemini PRO、Pixai.artで作成した生成AI画像ならびに  Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。 ※不定期更新です。 ※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。

父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

四季
恋愛
父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――

のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」 高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。 そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。 でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。 昼間は生徒会長、夜は…ご主人様? しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。 「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」 手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。 なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。 怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。 だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって―― 「…ほんとは、ずっと前から、私…」 ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。 恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。

同じアパートに住む年上未亡人美女は甘すぎる。

ピコサイクス
青春
大学生の翔太は、一人暮らしを始めたばかり。 真下の階に住むのは、落ち着いた色気と優しさを併せ持つ大人の女性・水無瀬紗夜。 引っ越しの挨拶で出会った瞬間、翔太は心を奪われてしまう。 偶然にもアルバイト先のスーパーで再会した彼女は、翔太をすぐに採用し、温かく仕事を教えてくれる存在だった。 ある日の仕事帰り、ふたりで過ごす時間が増えていき――そして気づけば紗夜の部屋でご飯をご馳走になるほど親密に。 優しくて穏やかで――その色気に触れるたび、翔太の心は揺れていく。 大人の女性と大学生、甘くちょっぴり刺激的な同居生活(?)がはじまる。

母の下着 タンスと洗濯籠の秘密

MisakiNonagase
青春
この物語は、思春期という複雑で繊細な時期を生きる少年の内面と、彼を取り巻く家族の静かなる絆を描いた作品です。 颯真(そうま)という一人の高校生の、ある「秘密」を通して、私たちは成長の過程で誰もが抱くかもしれない戸惑い、罪悪感、そしてそれらを包み込む家族の無言の理解に触れます。 物語は、現在の颯真と恋人・彩花との関係から、中学時代にさかのぼる形で展開されます。そこで明らかになるのは、彼がかつて母親の下着に対して抱いた抑えがたい好奇心と、それに伴う一連の行為です。それは彼自身が「歪んだ」と感じる過去の断片であり、深い恥ずかしさと自己嫌悪を伴う記憶です。 しかし、この物語の核心は、単なる過去の告白にはありません。むしろ、その行為に「気づいていたはず」の母親が、なぜ一言も問い詰めず、誰にも告げず、ただ静かに見守り続けたのか——という問いにこそあります。そこには、親子という関係を超えた、深い人間理解と、言葉にされない優しさが横たわっています。 センシティブな題材を、露骨な描写や扇情的な表現に頼ることなく、あくまで颯真の内省的な視点から丁寧に紡ぎ出しています。読者は、主人公の痛みと恥ずかしさを共有しながら、同時に、彼を破綻から救った「沈黙の救済」の重みと温かさを感じ取ることでしょう。 これは、一つの過ちと、その赦しについての物語です。また、成長とは時に恥ずかしい過去を背負いながら、他者の無償の寛容さによって初めて前を向けるようになる過程であること、そして家族の愛が最も深く現れるのは、時に何も言わない瞬間であることを、静かにしかし確かに伝える物語です。 どうか、登場人物たちの静かなる心の襞に寄り添いながら、ページをめくってください。

処理中です...