22 / 355
一年目
22
しおりを挟む
昼休みになって向日葵たちとご飯を食べたあと、向日葵がトイレに行くといって教室を出ていった。その間、友達たちと他愛もない話をしていると、すぐに向日葵が戻ってきた。
でもなんか不思議そうな顔をして私たちに声をかけてくる。何かあったのかな。
「その校舎の裏で匠君がせんせーに超怒られてたよ。」
「どうして?」
「煙草じゃない?用務員の人が、「煙草の吸い殻が多い」って愚痴ってたのを聞いたんだって。」
用務員という単語を聞いて、多分それを言ったのは柊さんだと思った。
「煙草なんてうまくやればいいのに。学校来てまで吸うことはないよねぇ。」
「まぁ。そうね。」
それでなくても匠君に恨まれてるところがあるのに、柊さんそんなことしていいのかな。
「未成年だもん。大人になればがっつり吸えるのにね。」
「文句言われないのにねぇ。」
「でも匠君、謹慎になるんじゃない?煙草でしょ?」
向日葵に言われて確かにそうかもしれないと私は納得した。でもこれで竹彦は少しの間、平穏な日々を過ごせるかもしれない。その点だけは良かった。
「美夏。」
男の子が友達を呼びに来て、彼女はその男の子の所へ行ってしまった。最近つきあいだしたらしく、仲良さげでいいなぁと思う。
あんな風に堂々といちゃいちゃは出来ないな。恥ずかしい。
「あ、ごめん。私ちょっと図書室行かなきゃ。」
「図書室?何で?」
「公務員試験の過去問。図書室にあるって聞いたから。」
「あーそうだったね。行ってらっしゃい。」
放課後時間がとれないなら、今行くしかない。私は教室を出ると、隣の校舎にある図書室へ向かった。図書室のある校舎は本校舎よりもぼろくて、小さい。それでも本気で国立のしかもトップレベルの学校へ行きたい人なんかは、この校舎で勉強するらしい。
隔離されているような空間は、なんだか息苦しい感じもするけれど、ふわっと天窓から入ってくる日差しが教会のようだと思う。
息苦しいこの学校だけど、この空間だけは何となく好きになれる気がした。やっぱりこういう古い建物とかが好きなんだろうな。
図書室のドアを開けると、油を差していないきしんだ音がした。そして紙と、カビのような匂いが私を包み込み、足を進めると木製の床がきしんだ。
中にほどんど人はいない。今はインターネットで調べることも出来るから、あまり紙の媒体のものは需要がないのかもしれない。それでも「パソコン室」を強化するよりも、毎年多くの本が供給されるのは、まだ紙に希望があるからだと思う。
だだっ広い図書室の中、私はその奥にある「進学、就職関係」の棚を調べようと、うろうろしていた。そしてその一番奥の棚の隅に、目的のものがある。
「あった。」
それを手にして、開いてみる。昔の問題だってやっぱり今と難しさは変わらない。だけどやるしかないのだ。
「桜。」
声をかけられて、私は振り向いた。そこには柊さんの姿があった。
「柊さん。」
思わず笑顔になる。こんなところで声をかけられると思わかなかったから。彼は私に近づくと、小声で聞く。
「今日、来るか?」
来るというのは、柊さんの家にと言うことだろう。私は頬を少し赤らめて、行きたいと思った。だけど、そうだ。今日は竹彦から呼び出されていたんだ。
「夜になります。」
「用事が?葵の所は今日休みだろう?」
「竹彦から呼び出されていて。」
「竹彦。あぁ。あの小さい男か。」
「ごめんなさい。」
「いいや。急に言ったから。」
この奥には誰も来ない。私は彼の手を探り、そしてその手を握る。
「油が付いてる。」
「洗えばすむから大丈夫です。」
彼は少しかがむと、私の耳元で囁いた。
「キスしていいか。」
「ここでは駄目です。」
「誰も見てない。」
本棚の影に手を引かれ、彼は私の顎に手を当てると唇を軽く触れさせた。
「お前にも都合があるからな。終わったら来てくれるか。」
「はい。では終わり次第。」
手を離し、彼は行こうとした。そのとき彼の動きが止まる。何かをみたらしい。私もそちらを見ると、そこには竹彦の姿があった。
まずい。彼がべらべらこんなことをしゃべるとは思えないけど、やはり恥ずかしい。
柊さんは一瞬戸惑ったが、竹彦の方に足を進める。そして彼に言う。
「しゃべるなよ。」
「しゃべりませんよ。こんなこと。」
「お前は頭のいい奴だ。あの煙草で謹慎になった奴とは違うだろ?」
やはり匠の煙草の件を、教師にチクったのは柊さんだったのか。
放課後。私は制服のまま駅へ向かった。そして駅のトイレで、持ってきた服に着替える。夏で良かった。洋服がかさばらないから。
だぶっとしたシャツと、膝丈のジーンズを履いて、トイレから出てくる。するとそこには竹彦の姿がもうあった。
彼の格好も制服とは違う。白いシャツとチノバンを履いていた。少し大人びて見える。
「お待たせ。」
「じゃあ、行こうか。」
彼はそういって駅の階段を下りていく。駅の前にはパン屋さん。おみやげやさん。そしてその奥には雑居ビルがあり、少し入ったところに商店街がある。日曜日や土曜日に、私はここへやってきて食料品を買い込むので、この辺はよく知っている。というか、八百屋さんなんかは顔なじみだ。
その八百屋さんにしてみたら、「親孝行な娘」というイメージがあるらしくて、トマト一つ、バナナ一房、いつもオマケしてくれるのだ。
しかしこの辺に用事はないらしくて、鮮やかにスルーしている。
そしてその奥へ行くと、そこはもう繁華街だった。居酒屋、バー、さらに奥には風俗がある。この辺を夜に高校生が歩いていると、補導されるのだ。だけど今は夕方。まだ閑散としていて、居酒屋もバーもスナックも開いていない。もちろん、ここに母のクラブもあるけれど、行ったことはない。
「ここ。」
彼が立ち止まったのは、そんな繁華街にあるにはちょっと異質な建物だった。
四階立ての小さなビルで、一階にはおしゃれな居酒屋があり、二階にはカフェ。三階にはダイニングバー。そして四階にはどうやら何かのスタジオがあるらしい。
「スタジオ?何の?」
「知らない。」
それだけを言うと、彼はその階段を上がっていく。私もついて行こうとしたときだった。足下に何か白いものが通り過ぎた。
「きゃっ!」
その声に彼が振り返った。
「あぁ。マリ。」
その白いものはすぐに立ち止まり、こちらをみた。猫だった。しかもこの猫見覚えがある。
「これって……。」
「校舎裏の猫。オーナーがもらってくれたんだ。」
あのころよりも大きくなった、マリは竹彦にすり寄っていた。彼はそれを抱き上げて、また階段を上っていく。
そしてたどり着いたのは、二階のカフェだった。入り口には「虹」と書いてある。彼はそこに手をかける。すると煙草の臭いとコーヒーの匂いがした。新しい建物だけど、その辺はとても「窓」に似ている。
「竹。もう学校終わったの?」
カウンターにいるのは、私が今までであったことのない人たちばかりだった。その光景に少し唖然とする。
でもなんか不思議そうな顔をして私たちに声をかけてくる。何かあったのかな。
「その校舎の裏で匠君がせんせーに超怒られてたよ。」
「どうして?」
「煙草じゃない?用務員の人が、「煙草の吸い殻が多い」って愚痴ってたのを聞いたんだって。」
用務員という単語を聞いて、多分それを言ったのは柊さんだと思った。
「煙草なんてうまくやればいいのに。学校来てまで吸うことはないよねぇ。」
「まぁ。そうね。」
それでなくても匠君に恨まれてるところがあるのに、柊さんそんなことしていいのかな。
「未成年だもん。大人になればがっつり吸えるのにね。」
「文句言われないのにねぇ。」
「でも匠君、謹慎になるんじゃない?煙草でしょ?」
向日葵に言われて確かにそうかもしれないと私は納得した。でもこれで竹彦は少しの間、平穏な日々を過ごせるかもしれない。その点だけは良かった。
「美夏。」
男の子が友達を呼びに来て、彼女はその男の子の所へ行ってしまった。最近つきあいだしたらしく、仲良さげでいいなぁと思う。
あんな風に堂々といちゃいちゃは出来ないな。恥ずかしい。
「あ、ごめん。私ちょっと図書室行かなきゃ。」
「図書室?何で?」
「公務員試験の過去問。図書室にあるって聞いたから。」
「あーそうだったね。行ってらっしゃい。」
放課後時間がとれないなら、今行くしかない。私は教室を出ると、隣の校舎にある図書室へ向かった。図書室のある校舎は本校舎よりもぼろくて、小さい。それでも本気で国立のしかもトップレベルの学校へ行きたい人なんかは、この校舎で勉強するらしい。
隔離されているような空間は、なんだか息苦しい感じもするけれど、ふわっと天窓から入ってくる日差しが教会のようだと思う。
息苦しいこの学校だけど、この空間だけは何となく好きになれる気がした。やっぱりこういう古い建物とかが好きなんだろうな。
図書室のドアを開けると、油を差していないきしんだ音がした。そして紙と、カビのような匂いが私を包み込み、足を進めると木製の床がきしんだ。
中にほどんど人はいない。今はインターネットで調べることも出来るから、あまり紙の媒体のものは需要がないのかもしれない。それでも「パソコン室」を強化するよりも、毎年多くの本が供給されるのは、まだ紙に希望があるからだと思う。
だだっ広い図書室の中、私はその奥にある「進学、就職関係」の棚を調べようと、うろうろしていた。そしてその一番奥の棚の隅に、目的のものがある。
「あった。」
それを手にして、開いてみる。昔の問題だってやっぱり今と難しさは変わらない。だけどやるしかないのだ。
「桜。」
声をかけられて、私は振り向いた。そこには柊さんの姿があった。
「柊さん。」
思わず笑顔になる。こんなところで声をかけられると思わかなかったから。彼は私に近づくと、小声で聞く。
「今日、来るか?」
来るというのは、柊さんの家にと言うことだろう。私は頬を少し赤らめて、行きたいと思った。だけど、そうだ。今日は竹彦から呼び出されていたんだ。
「夜になります。」
「用事が?葵の所は今日休みだろう?」
「竹彦から呼び出されていて。」
「竹彦。あぁ。あの小さい男か。」
「ごめんなさい。」
「いいや。急に言ったから。」
この奥には誰も来ない。私は彼の手を探り、そしてその手を握る。
「油が付いてる。」
「洗えばすむから大丈夫です。」
彼は少しかがむと、私の耳元で囁いた。
「キスしていいか。」
「ここでは駄目です。」
「誰も見てない。」
本棚の影に手を引かれ、彼は私の顎に手を当てると唇を軽く触れさせた。
「お前にも都合があるからな。終わったら来てくれるか。」
「はい。では終わり次第。」
手を離し、彼は行こうとした。そのとき彼の動きが止まる。何かをみたらしい。私もそちらを見ると、そこには竹彦の姿があった。
まずい。彼がべらべらこんなことをしゃべるとは思えないけど、やはり恥ずかしい。
柊さんは一瞬戸惑ったが、竹彦の方に足を進める。そして彼に言う。
「しゃべるなよ。」
「しゃべりませんよ。こんなこと。」
「お前は頭のいい奴だ。あの煙草で謹慎になった奴とは違うだろ?」
やはり匠の煙草の件を、教師にチクったのは柊さんだったのか。
放課後。私は制服のまま駅へ向かった。そして駅のトイレで、持ってきた服に着替える。夏で良かった。洋服がかさばらないから。
だぶっとしたシャツと、膝丈のジーンズを履いて、トイレから出てくる。するとそこには竹彦の姿がもうあった。
彼の格好も制服とは違う。白いシャツとチノバンを履いていた。少し大人びて見える。
「お待たせ。」
「じゃあ、行こうか。」
彼はそういって駅の階段を下りていく。駅の前にはパン屋さん。おみやげやさん。そしてその奥には雑居ビルがあり、少し入ったところに商店街がある。日曜日や土曜日に、私はここへやってきて食料品を買い込むので、この辺はよく知っている。というか、八百屋さんなんかは顔なじみだ。
その八百屋さんにしてみたら、「親孝行な娘」というイメージがあるらしくて、トマト一つ、バナナ一房、いつもオマケしてくれるのだ。
しかしこの辺に用事はないらしくて、鮮やかにスルーしている。
そしてその奥へ行くと、そこはもう繁華街だった。居酒屋、バー、さらに奥には風俗がある。この辺を夜に高校生が歩いていると、補導されるのだ。だけど今は夕方。まだ閑散としていて、居酒屋もバーもスナックも開いていない。もちろん、ここに母のクラブもあるけれど、行ったことはない。
「ここ。」
彼が立ち止まったのは、そんな繁華街にあるにはちょっと異質な建物だった。
四階立ての小さなビルで、一階にはおしゃれな居酒屋があり、二階にはカフェ。三階にはダイニングバー。そして四階にはどうやら何かのスタジオがあるらしい。
「スタジオ?何の?」
「知らない。」
それだけを言うと、彼はその階段を上がっていく。私もついて行こうとしたときだった。足下に何か白いものが通り過ぎた。
「きゃっ!」
その声に彼が振り返った。
「あぁ。マリ。」
その白いものはすぐに立ち止まり、こちらをみた。猫だった。しかもこの猫見覚えがある。
「これって……。」
「校舎裏の猫。オーナーがもらってくれたんだ。」
あのころよりも大きくなった、マリは竹彦にすり寄っていた。彼はそれを抱き上げて、また階段を上っていく。
そしてたどり着いたのは、二階のカフェだった。入り口には「虹」と書いてある。彼はそこに手をかける。すると煙草の臭いとコーヒーの匂いがした。新しい建物だけど、その辺はとても「窓」に似ている。
「竹。もう学校終わったの?」
カウンターにいるのは、私が今までであったことのない人たちばかりだった。その光景に少し唖然とする。
0
あなたにおすすめの小説
熟女愛好家ユウスケの青春(熟女漁り)
MisakiNonagase
恋愛
高校まで勉強一筋で大学デビューをしたユウスケは家庭教師の教え子の母親と不倫交際するが、彼にとって彼女とが初の男女交際。そこでユウスケは自分が熟女好きだと自覚する。それからユウスケは戦略と実戦を重ねて、清潔感と聞き上手を武器にたくさんの熟女と付き合うことになるストーリーです。
中1でEカップって巨乳だから熱く甘く生きたいと思う真理(マリー)と小説家を目指す男子、光(みつ)のラブな日常物語
jun( ̄▽ ̄)ノ
大衆娯楽
中1でバスト92cmのブラはEカップというマリーと小説家を目指す男子、光の日常ラブ
★作品はマリーの語り、一人称で進行します。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
人狼な幼妻は夫が変態で困り果てている
井中かわず
恋愛
古い魔法契約によって強制的に結ばれたマリアとシュヤンの14歳年の離れた夫婦。それでも、シュヤンはマリアを愛していた。
それはもう深く愛していた。
変質的、偏執的、なんとも形容しがたいほどの狂気の愛情を注ぐシュヤン。異常さを感じながらも、なんだかんだでシュヤンが好きなマリア。
これもひとつの夫婦愛の形…なのかもしれない。
全3章、1日1章更新、完結済
※特に物語と言う物語はありません
※オチもありません
※ただひたすら時系列に沿って変態したりイチャイチャしたりする話が続きます。
※主人公の1人(夫)が気持ち悪いです。
屈辱と愛情
守 秀斗
恋愛
最近、夫の態度がおかしいと思っている妻の名和志穂。25才。仕事で疲れているのかとそっとしておいたのだが、一か月もベッドで抱いてくれない。思い切って、夫に聞いてみると意外な事を言われてしまうのだが……。
JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――
のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」
高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。
そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。
でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。
昼間は生徒会長、夜は…ご主人様?
しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。
「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」
手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。
なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。
怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。
だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって――
「…ほんとは、ずっと前から、私…」
ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。
恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。
愛しているなら拘束してほしい
守 秀斗
恋愛
会社員の美夜本理奈子(24才)。ある日、仕事が終わって会社の玄関まで行くと大雨が降っている。びしょ濡れになるのが嫌なので、地下の狭い通路を使って、隣の駅ビルまで行くことにした。すると、途中の部屋でいかがわしい行為をしている二人の男女を見てしまうのだが……。
小野寺社長のお気に入り
茜色
恋愛
朝岡渚(あさおかなぎさ)、28歳。小さなイベント企画会社に転職して以来、社長のアシスタント兼お守り役として振り回される毎日。34歳の社長・小野寺貢(おのでらみつぐ)は、ルックスは良いが生活態度はいい加減、デリカシーに欠ける困った男。
悪天候の夜、残業で家に帰れなくなった渚は小野寺と応接室で仮眠をとることに。思いがけず緊張する渚に、「おまえ、あんまり男を知らないだろう」と小野寺が突然迫ってきて・・・。
☆全19話です。「オフィスラブ」と謳っていますが、あまりオフィスっぽくありません。
☆「ムーンライトノベルズ」様にも掲載しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる