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柑橘
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出来たケーキを見ながら、泉は満足していた。コレで何とか春限定のデザートは完成したからだ。カップケーキはややしっとり目に仕上げて、ピンク色の生クリームを上に載せる。そしてその上にはミントの葉を載せた。中には堅めのサクランボのピューレが仕込まれていて、食べると出てくる仕組みだ。このピューレには少しこだわった。
前に倫子が高柳鈴音のフォンダンショコラを突っ込まれたように、あまり柔いと本を読むのに向いていないのだ。かといって両手が塞がるモノも本に向いていない。だからソースはあえてかけずに中に仕込んだ。
売れるかどうかはわからない。だがその見た目は広報部の女性から「可愛い」と評判は良かった。
「限定数二十ね。」
泉が帰ろうとしたとき、玄関先で大和が待っていたのだ。半分はまだ○イプ魔が捕まっていないこともあって危ないから。そしてもう半分はきっと出来た資料をみたいからだ。
「小麦粉もしっとりしてるヤツを使うし、あまり仕入れも出来ないらしいから。」
「またクリスマスの時みたいにクレームにならないだろうな。」
「どうですかね。今回は高柳さんの名前もないし、丁度良いと思いますけど。」
「高柳鈴音の名前なんか、最初のうちだけだったよ。あとはあのデザートの実力だろ。」
クリスマスデザートも泉が関わっていた。だからその言葉はとても嬉しい。思わず顔がにやけてきた。
「何だよ。にやにやして気持ち悪いヤツ。」
「別にー?」
ショールを口元まであげる。昼間は徐々に暖かくなってきたが、こんな夜はまだ冷える。駅からは自転車らしい。だからまだ厚着をする必要があるのだろう。
「夏はババロアが限定だっただろ?」
「あとジェラートも。」
「そっちの方が良いよな。夏は冷えたモノの方が美味いし。」
「飲み物の限定がしたい。」
亜美の店のことを思い出した。亜美は本格的なバーだからと飲み物にこだわっていて、カシスオレンジを一つ作るのもオレンジジュースではなくオレンジを絞って作っていたのだ。もちろんそれを飲んでいたのは泉ではなく、倫子だったが。
ただ倫子は酒にあまりこだわりはない。それを飲んだときも「甘い」と言ってあまりすすんでいなかったのだ。
もっとも泉が勤めているのはチェーン店でそんなにこだわることは出来ないだろうが、亜美の店がこんな時は羨ましい。
「今度さ、飲みに行くか?」
「え?」
「川村店長が居ないときでも。良い店があるんだよ。」
「お酒飲めないんです。洋酒の入ったケーキで酔ったことがあって。」
「子供かよ。だったら、そこに寄ろうぜ。」
閉店間際のカフェだった。チェーン化されているカフェだが、商品をなるべく手作りしているというオーガニックのモノだった。
「終電を逃しますよ。」
「持ち帰り。俺、何も食ってねぇし。阿川は?」
「帰ったらご飯あるから。」
「飲み物だけでも買おうぜ。」
そういってさっさと店に入っていく。ため息を付いて泉も中に入っていった。
暖かい店内に、笑顔の店員が迎えてくれた。
「いらっしゃいませ。お持ち帰りしかできないんですけど、よろしいですか。」
「良いよ。阿川。コレ美味いんだよ。」
「レモネード?」
「book cafe」にもレモネードはあるが、あらかじめ作っていた原液にお湯を溶かすだけで、あまり詳しい作り方はわからない。
「レモネード二つちょうだい。ホットで。」
「ホット二つで良いですか。少々お待ちください。」
オーダーを通すと、奥の店員が何か作業をしている。店内を見るとハンバーガーもあるようだが、嫌につやっとしてて少し嫌らしい。オーガニックをうたっている割には、あまりポスターに気を配っていないのかもしれない。
きっと伊織ならもっと違う風にデザインをしただろう。そう思っていると、カウンターから店員がカップを二つてにして声をかける。
「お待たせしました。」
「どうも。ほら。阿川。」
「すいません。奢ってもらって。」
「誰が奢るって言ったよ?四百五十円だよ。」
「けち。」
泉はそういって財布からお金を取り出す。そしてそのカップを手にした。プラスチックの蓋がしてあり、あけるとふわんと良い匂いがした。
「良い匂い。レモンの香りがする。」
店を出て飲みながら、駅へ向かっていると大和は少し笑った。
「あの店、売り方が下手なんだよ。モノはいいのにさ。このレモネードだって、店内で作ってるんだよ。」
「手作り?」
「レモンを搾って、皮を甘く煮たヤツを入れて、砂糖だって氷砂糖だし。上白糖と違って嫌な甘みがないだろ?」
「そうですね。」
「そのかわり、コーヒーはいまいちなんだよ。でもこのレモネードは参考にしても良いかな。」
「うーん。作り置きできないですよねぇ。かといってレモンの皮をどうしたら……。」
ぶつぶつと何か試行錯誤しているようだ。だから開発部に置きたいと言っていたのだろう。そういうところは好きなのだ。
「レモンピールとか。」
「良いねぇ。来年に生かそうぜ。」
「今度の休み、作ってみよう。レモンって、旬は夏かなぁ。」
「……。」
レモネードを飲んで、泉を見る。もうすぐ駅に着く。そうしたら、別れてしまうのだ。今度、礼二の休みの時にしか会わない。こうして二人で会うことはないのだ。
「阿川。」
駅に入って改札口へ行こうとする泉に、大和が声をかける。
「どうしました?」
「なぁ、ここの駅さ、裏手に何があるか知ってる?」
よく知っていた。何せ、泉が処女を失ったホテルがこの裏にあるのだから。だがわざと違うことを言う。
「専門学校がありますよね。ほら、製菓とかもあるような。あぁいう所に行った方がいいんですか?」
「じゃねぇよ。」
そういって大和は泉に近づく。
「行くか?」
その言葉に泉の顔が赤くなる。何を言わんとしているのかわかるから。
「遠慮します。」
「お前さ、川村店長しか知らねぇんだろ?教えてやろうか。」
「いいえ。結構です。」
「あいつも遊んでたらしいけど、俺もたいがい遊んでるし。」
「やです。」
「あいつより若い分、回数できるし。」
「何て言われても嫌です。それに、私、赤塚さんのセフレの一人にもなりたくないんで。」
驚いたように大和は泉を見る。そうきたかと思ったのだ。
泉は再び改札口をくぐる。そしてそのあとを大和もそこを通った。
階段を下りていく泉の後ろ姿を見て、抱きしめたいと思った。抱きしめて、キスをして、そのままホテルに連れて行きたい。だが泉はそのまま階段を上がっていく。そしてその反対車線に来るのが、大和が乗る路線だ。同じくらいの時間に電車が来る。
「お疲れさまでした。」
「あぁ……お疲れさん。」
そういってきた電車に乗り込んでいく。そうさせたくなかった。なのに、引き戻せない。
大和も電車に乗ると、ため息を付いた。こんなに心が惹かれることがあっただろうか。こんな事は倫子の本にも載っていないことだった。
前に倫子が高柳鈴音のフォンダンショコラを突っ込まれたように、あまり柔いと本を読むのに向いていないのだ。かといって両手が塞がるモノも本に向いていない。だからソースはあえてかけずに中に仕込んだ。
売れるかどうかはわからない。だがその見た目は広報部の女性から「可愛い」と評判は良かった。
「限定数二十ね。」
泉が帰ろうとしたとき、玄関先で大和が待っていたのだ。半分はまだ○イプ魔が捕まっていないこともあって危ないから。そしてもう半分はきっと出来た資料をみたいからだ。
「小麦粉もしっとりしてるヤツを使うし、あまり仕入れも出来ないらしいから。」
「またクリスマスの時みたいにクレームにならないだろうな。」
「どうですかね。今回は高柳さんの名前もないし、丁度良いと思いますけど。」
「高柳鈴音の名前なんか、最初のうちだけだったよ。あとはあのデザートの実力だろ。」
クリスマスデザートも泉が関わっていた。だからその言葉はとても嬉しい。思わず顔がにやけてきた。
「何だよ。にやにやして気持ち悪いヤツ。」
「別にー?」
ショールを口元まであげる。昼間は徐々に暖かくなってきたが、こんな夜はまだ冷える。駅からは自転車らしい。だからまだ厚着をする必要があるのだろう。
「夏はババロアが限定だっただろ?」
「あとジェラートも。」
「そっちの方が良いよな。夏は冷えたモノの方が美味いし。」
「飲み物の限定がしたい。」
亜美の店のことを思い出した。亜美は本格的なバーだからと飲み物にこだわっていて、カシスオレンジを一つ作るのもオレンジジュースではなくオレンジを絞って作っていたのだ。もちろんそれを飲んでいたのは泉ではなく、倫子だったが。
ただ倫子は酒にあまりこだわりはない。それを飲んだときも「甘い」と言ってあまりすすんでいなかったのだ。
もっとも泉が勤めているのはチェーン店でそんなにこだわることは出来ないだろうが、亜美の店がこんな時は羨ましい。
「今度さ、飲みに行くか?」
「え?」
「川村店長が居ないときでも。良い店があるんだよ。」
「お酒飲めないんです。洋酒の入ったケーキで酔ったことがあって。」
「子供かよ。だったら、そこに寄ろうぜ。」
閉店間際のカフェだった。チェーン化されているカフェだが、商品をなるべく手作りしているというオーガニックのモノだった。
「終電を逃しますよ。」
「持ち帰り。俺、何も食ってねぇし。阿川は?」
「帰ったらご飯あるから。」
「飲み物だけでも買おうぜ。」
そういってさっさと店に入っていく。ため息を付いて泉も中に入っていった。
暖かい店内に、笑顔の店員が迎えてくれた。
「いらっしゃいませ。お持ち帰りしかできないんですけど、よろしいですか。」
「良いよ。阿川。コレ美味いんだよ。」
「レモネード?」
「book cafe」にもレモネードはあるが、あらかじめ作っていた原液にお湯を溶かすだけで、あまり詳しい作り方はわからない。
「レモネード二つちょうだい。ホットで。」
「ホット二つで良いですか。少々お待ちください。」
オーダーを通すと、奥の店員が何か作業をしている。店内を見るとハンバーガーもあるようだが、嫌につやっとしてて少し嫌らしい。オーガニックをうたっている割には、あまりポスターに気を配っていないのかもしれない。
きっと伊織ならもっと違う風にデザインをしただろう。そう思っていると、カウンターから店員がカップを二つてにして声をかける。
「お待たせしました。」
「どうも。ほら。阿川。」
「すいません。奢ってもらって。」
「誰が奢るって言ったよ?四百五十円だよ。」
「けち。」
泉はそういって財布からお金を取り出す。そしてそのカップを手にした。プラスチックの蓋がしてあり、あけるとふわんと良い匂いがした。
「良い匂い。レモンの香りがする。」
店を出て飲みながら、駅へ向かっていると大和は少し笑った。
「あの店、売り方が下手なんだよ。モノはいいのにさ。このレモネードだって、店内で作ってるんだよ。」
「手作り?」
「レモンを搾って、皮を甘く煮たヤツを入れて、砂糖だって氷砂糖だし。上白糖と違って嫌な甘みがないだろ?」
「そうですね。」
「そのかわり、コーヒーはいまいちなんだよ。でもこのレモネードは参考にしても良いかな。」
「うーん。作り置きできないですよねぇ。かといってレモンの皮をどうしたら……。」
ぶつぶつと何か試行錯誤しているようだ。だから開発部に置きたいと言っていたのだろう。そういうところは好きなのだ。
「レモンピールとか。」
「良いねぇ。来年に生かそうぜ。」
「今度の休み、作ってみよう。レモンって、旬は夏かなぁ。」
「……。」
レモネードを飲んで、泉を見る。もうすぐ駅に着く。そうしたら、別れてしまうのだ。今度、礼二の休みの時にしか会わない。こうして二人で会うことはないのだ。
「阿川。」
駅に入って改札口へ行こうとする泉に、大和が声をかける。
「どうしました?」
「なぁ、ここの駅さ、裏手に何があるか知ってる?」
よく知っていた。何せ、泉が処女を失ったホテルがこの裏にあるのだから。だがわざと違うことを言う。
「専門学校がありますよね。ほら、製菓とかもあるような。あぁいう所に行った方がいいんですか?」
「じゃねぇよ。」
そういって大和は泉に近づく。
「行くか?」
その言葉に泉の顔が赤くなる。何を言わんとしているのかわかるから。
「遠慮します。」
「お前さ、川村店長しか知らねぇんだろ?教えてやろうか。」
「いいえ。結構です。」
「あいつも遊んでたらしいけど、俺もたいがい遊んでるし。」
「やです。」
「あいつより若い分、回数できるし。」
「何て言われても嫌です。それに、私、赤塚さんのセフレの一人にもなりたくないんで。」
驚いたように大和は泉を見る。そうきたかと思ったのだ。
泉は再び改札口をくぐる。そしてそのあとを大和もそこを通った。
階段を下りていく泉の後ろ姿を見て、抱きしめたいと思った。抱きしめて、キスをして、そのままホテルに連れて行きたい。だが泉はそのまま階段を上がっていく。そしてその反対車線に来るのが、大和が乗る路線だ。同じくらいの時間に電車が来る。
「お疲れさまでした。」
「あぁ……お疲れさん。」
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