守るべきモノ

神崎

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一室

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 セーターの下から手を入れようとして、止められた。だがそれを振り切ってその上に進んでいく。すると小さくても柔らかいものが下着五指に触れる。そのまま背中に手を伸ばして、下着をゆるめた。そして露わになった胸に直接触れる。それだけで泉の顔が赤く染まった。
「あ……。」
「声を我慢するなよ。隣に聞こえても良いから。」
「や……。」
「お前のあえぎ声が聞こえたら、間違いなく隣のヤツはオ○ニーするだろうけど。」
 その一言が余計だ。泉は不機嫌そうにその手を振り払おうとした。だがぎゅっと乳首を摘まれて力が抜ける。
「あっ!」
「ここがっちがちじゃん。ほらここ好きなんだろ?」
 いつか女は感度が良い方が良いと言った。それだと泉の反応はストライクだろう。乳首だけでこんなに感じるのだ。
 セーターをまくり上げると、白い肌が露わになる。そしてその硬くとがっている乳首が見えた。
「あ……や……舐めないで。あっ……!あっ……。」
 わざと水の音をさせるように舐める。舌を出して弄ぶように舐めあげていく。それがとても泉を敏感にさせた。
「あ!い……んっ!ああああ!」
 顔を赤くさせてびくびくと体を波打たせた。その様子に、大和はまた少し笑った。
「乳首だけでイくんだな。すげぇ。お前本当にあいつしか知らないのか。」
「……知らないです。」
 息を切らせているが、また少し涙目だった。それがまた大和をかき立てる。
 ジーパンの中に手を入れて、下着の中にも手を入れた。すると思った通り、相当濡れている。触っただけで水の音がしたからだ。
「ぐちょぐちょだな。ほら。腰上げろよ。」
「やです。」
「じゃないと濡れたパンツで帰ることになるぞ。」
 その言葉に泉は渋々腰を上げた。まだセーターもまくり上げただけだしジャンパーも袖を通しているのに、下半身だけが裸だった。それが何となく嫌で思わず足を閉じようとする。だが大和がそれを許さなかった。
「駄目。足広げろよ。」
 そう言って膝を立てさせる。するとそこが相当濡れていた。とろとろと汁があふれ、物欲しげにヒクヒクとしている。
「やらしいマ○コだな。ほら。こんなに濡れて。」
 広げると中は綺麗なピンク色だった。思わずそこに口を付ける。音を立てて舐め回した。
「あっ!あ……。ん!駄目!い……またイく!イく!ああああ!」
 腰を浮かせたまままた泉はびくびくと痙攣してしまった。それを見て腰を下ろすと、大和も着ていたズボンを脱いで下着もとる。すると立派にそそり立ったそれが泉の目にも飛び込んできた。
「体起こして。ほら。舐めろよ。」
「え……。」
「したことねぇか?お前だけ気持ちよくてもあれだろ?ほら、手で触って、そっからほらソフトクリーム舐めるみたいに舐めろよ。」
 おずおずとそれに手を伸ばして、泉はそれを握る。
「痛てぇな。」
「ご……ごめんなさい。」
「本当にしたことねぇんだな。ほら。こうやって。もう少し強くて良いから。」
 大和の手が泉に重なり、それを撫で回す。そして体を沈ませるとそれを舐め始めた。
「ん……。良いよ……。そこ……吸って。あ……んっ……。」
 口を離すと泉は大和を見上げる。すると大和はそのまま泉の手を引いた。
「勉強しろよ。こっちも。」
「何でですか。」
「お前だけ気持ちよくっても仕方ないだろ。お互いに気持ちよくなけりゃ、こんなの意味ねぇじゃん。」
 すると大和はそのまま体を抱きしめる。そして座っている大和の膝の上に泉を載せた。密着させている体に、互いの性器がこすり合わせられ、卑猥な音がする。
「あ……。あん……。」
「そんな色っぽい声も出せるんだな。すげぇ濡れてきてるし、このまま入りそうだな。」
「や……。ちょっと……。」
「何だよ。ここで入れねえ馬鹿いねぇだろ?」
「ゴム……してください。」
「ねぇよ。」
「え?」
「中で出さないから。」
 そう言って大和はそのまま泉を突き上げる。すると泉はそのまま大和の体にもたれ掛かった。
「あーーーー!」
「狭いなぁ。お前の中。そんなに締めんなよ。離したくねぇのか?」
「そんなの知らない。」
「こっち向けよ。」
 大和の方をみる。すると大和はそのまま唇を重ねた。舌を絡めながら、下から突き上げる。
「あっ!あ!」
 突き上げる度にぐちゃぐちゃと音がした。泉はそのまま体にもたれると、そのまま絶頂に誘われる。
「お前の中、超良いな。誰よりも良いよ。」
「んっ!そこが……。」
「ここがいいのか?全部教えろよ。良いところ全部。お前のことを全部教えろよ。」
「あっ!」
「好き。泉。好き。」
 何度も体勢を変えて、そのたびに何度も絶頂を繰り返す。泉が仰向けになって、大和がその上に乗り上げた。そのとき、大和はついに耐えれないように、泉の腰を持ち上げる。
「あっ!イく。出る。出る……。」
「や……やめて。大和。やめて!」
 だがびくびくとまた体が震えている。そして大和はその奥に自分を放出させると、泉もまたがくがくと体を震わせた。
「あー……。」
 少し腰を動かし、そしてその中から出て行く。するとそこの性器に指を入れた。すると奥から白いものが出てくる。
 泉は少し呆然としていたようだ。絶頂を繰り返しすぎて意識がもうろうとしているのと、中で出されたショックからかもしれない。
「ガキができたら、もらってやるから。」
「や……。」
「素直じゃねぇな。あんだけよがっておいて。」
 そう言って大和はキスをする。そして下着を身につけた。
「一度だけで簡単には出来ねぇよ。そんなに心配するなって。」
 あとは罪悪感だろうか。泉はそのベッドから起きあがると、下着を身につけた。すると優しい目で大和が泉を見ていた。
「もう一回キスさせて。」
 そう言って大和はそのまままた泉にキスをする。このまま自分のものにしたかった。好きと言った言葉は嘘ではないから。
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