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第二章 負け組スタート!
始まりで詰むフロムゲー
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あの後、なんやかんや
(国王が頑張って俺を国で保護しようとして他の貴族と揉めたり、クラスメイトに心配されて恥ずか死しそうになったり)
あったんだが結局俺は国から追い出された。
温情としてある程度の金と馬?みたいなのをつけてもらった。
(これでどうやって生きてけって言うんだよ...)
国王様は頑張ってくれてたんだが、どうやらほかの貴族が許してくれないらしい。やはりどの世界でも権力者って生き物は利己的で利益しか見ない心無い生き物なんだ…
こんないたいけな少年をよく分からん世界にほっぽり置くなど人の考えられる所業では無い。まさに鬼畜の所業だ。
『あの国の人達痛い目にあえばいいのに..........やっぱ国王様だけは無しで』
などと現実逃避をする為城門の前で色んなことを考えてると
『さっさと行け!』
と怒られたので渋々山へと入ることにした。山の中を歩きながら(この世界で誰でも持っているというスキルもなければサバイバル術も知らねぇし、なんならどういう世界観なのかも未だによくわからん。どんなクソゲーだよ。死にゲーでもここまで酷くねぇぞ)
と、長~い愚痴を考えつつため息ばっか着きながら森の道を歩いていると背後から急に物音がした。
ガサッ!ザザザ!
俺はこの時点で死を悟り走馬灯を過ぎらせていた。
その瞬間!脳裏によぎった今までの生活。
高校では部活や勉強など特に打ち込めるものもなければゲームに没頭する毎日。友達とかはネットにいる為現実では出来ず、女子に話しかけると嫌がられる日々。
『......こんなとこで死にたくねぇぇぇぇぇ!!!!ここは最初の国!レベル1!勝てる!!!』
自分で自分を鼓舞し、影が潜む方向へ目をやると...アホみたいにデカイワニと蛇を合体させたかのような怪物がいました。
体の外側はワニのような鱗で覆われており、ゴツゴツしている。一方顔の方は蛇の見た目をしており舌をチチチッ!と鳴らしている。
(そうか!しぬんだな。俺)
絶望、恐怖、緊張、自尊心の崩壊。この世の恐怖をその身をもって味わっている彼は、その場から動くことが出来なかった...始まってすぐに彼の人生は幕を閉じることとなりそうだ。
(国王が頑張って俺を国で保護しようとして他の貴族と揉めたり、クラスメイトに心配されて恥ずか死しそうになったり)
あったんだが結局俺は国から追い出された。
温情としてある程度の金と馬?みたいなのをつけてもらった。
(これでどうやって生きてけって言うんだよ...)
国王様は頑張ってくれてたんだが、どうやらほかの貴族が許してくれないらしい。やはりどの世界でも権力者って生き物は利己的で利益しか見ない心無い生き物なんだ…
こんないたいけな少年をよく分からん世界にほっぽり置くなど人の考えられる所業では無い。まさに鬼畜の所業だ。
『あの国の人達痛い目にあえばいいのに..........やっぱ国王様だけは無しで』
などと現実逃避をする為城門の前で色んなことを考えてると
『さっさと行け!』
と怒られたので渋々山へと入ることにした。山の中を歩きながら(この世界で誰でも持っているというスキルもなければサバイバル術も知らねぇし、なんならどういう世界観なのかも未だによくわからん。どんなクソゲーだよ。死にゲーでもここまで酷くねぇぞ)
と、長~い愚痴を考えつつため息ばっか着きながら森の道を歩いていると背後から急に物音がした。
ガサッ!ザザザ!
俺はこの時点で死を悟り走馬灯を過ぎらせていた。
その瞬間!脳裏によぎった今までの生活。
高校では部活や勉強など特に打ち込めるものもなければゲームに没頭する毎日。友達とかはネットにいる為現実では出来ず、女子に話しかけると嫌がられる日々。
『......こんなとこで死にたくねぇぇぇぇぇ!!!!ここは最初の国!レベル1!勝てる!!!』
自分で自分を鼓舞し、影が潜む方向へ目をやると...アホみたいにデカイワニと蛇を合体させたかのような怪物がいました。
体の外側はワニのような鱗で覆われており、ゴツゴツしている。一方顔の方は蛇の見た目をしており舌をチチチッ!と鳴らしている。
(そうか!しぬんだな。俺)
絶望、恐怖、緊張、自尊心の崩壊。この世の恐怖をその身をもって味わっている彼は、その場から動くことが出来なかった...始まってすぐに彼の人生は幕を閉じることとなりそうだ。
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