転生したら✕✕が無かった

【１】町外れの三人

５

顔を真っ赤にして、目が合うとパッと逸らすのにすぐまたチラチラとこっちを見てくる三人。
何故か変な冗談ばかりを話すようになった彼らから、妙に優しくされてます。

あと、そんなまさかとは思うんだけど。

『お尻の中に触手が生えてるなんて知られたら、下手すると拉致監禁の末に人体実験されて切り刻まれたり殺されてしまうかもしれない。だから絶対誰にも話さない方が良い』

と説得されて、僕の触手のことは今のところ家族にも内緒のままだ。……ちょっと残念。


淫魔体質については三人にも打ち明けてない。でも多分何となく気付いてるんじゃないかな。
毎日毎日たくさんご飯をくれるものね。
お礼に僕も、たくさん僕の触手で彼らを気持ち良くしてあげてるんだよ。

つい我慢出来なくて、ご飯が出てくる穴の中のずうっと奥まで入り込んだ触手が『早く早く、美味しいご飯をちょーだい！』と激しいおねだりをしてしまうんだけど。
それをやると三人とも舌を出して涎を流したり、ガクガク痙攣しながら白目をむいて悦よろこんでるみたい……だからまあ、きっと気持ち良いってことで大丈夫だよね？



そうして今日も、町外れの空き家からは僕の喘ぎ声と三人の嬉しそうな叫び声が――。


「あっああっ、ふぁっ……美味し……やだぁもっと欲しいよぉ、アッ、アッ……ちょっ、だめだめぇ待っ、きゃああああん」

「おっほおおおおお、イグッ、イグッ、いぐううぅっ」
「ひいイィいいぃん、あひぃいイイっ、あひゃあアッ」
「ふごおああぁアッ、らめ、らめぇ、らめえぇええっ」


ふわああ、気持ち良くて美味しかったぁ。
僕もうお腹いっぱい。ごちそうさまっ！



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