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【2】森の兄弟
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こんな感じで、お兄さんが完全に意識を失いほとんど反応しなくなる日没までのあいだ、三人の濃密な狂宴は延々と続きましたとさ。
その後。
夜になると魔獣が出やすい森はとても危険らしく、あの鬼畜弟に「森の外まで送ってやる」と言われて正直驚いたり。お腹は減ってないけど足腰がフラフラな僕を見かねて、普通に抱っこしてくれたり……。
(こんな奴でも人に優しくすることってできたのか。うっわあ、明日は絶対槍でも降りそう)
とか思った僕はたぶん悪くないよね?
その道すがら話してくれたのは自分たち兄弟のこと。
普段は森の木の伐採や魔獣狩りをしながら暮らしているんだって。なるほど、だから二人とも筋肉ムキムキなのか。
あとは最近自覚してしまった、実の兄への想いについて。
「早くに他の家族を亡くしてから、兄貴は自分だってまだまだ子供なのにずっと幼い俺の面倒を見てくれたんだ。今まで兄貴は俺の親代わりで、父であり母でもあった。だから当然感謝してたし、俺にとってあの人は誰よりも大好きな、何よりも大切な掛け替えのない家族だった。でもこれからは――」
まるで言い聞かせるように、一言一言を区切りながら。
「あいつは、兄貴は、俺だけの雌だ。俺の大事な大事な、可愛くていやらしい、運命の番だ」
――――うん。キュンときた。
本物の近親相姦に陵辱系・鬼畜溺愛、年下攻め下剋上くっそ尊いかよ…………あれ? もしかして前世の僕って腐女子だったりするのかな、まったく覚えてないけど。
ただ、弟の告白を聞いた途端、僕は猛烈に二人を応援することに決めました。
「つってもまだ俺も自分の気持ちに気づいたばっかだしな。兄貴のことは時間をかけてゆっくり調教、いや洗脳……とにかくそのうち俺のことしか考えられねぇようにしてやるわ」
くくく、と楽しそうに笑う純愛こじらせ悪魔。素敵!
まあ本当は『お兄さん今すぐ逃げてーッ』と叫びたい気持ちも少しはあるんだよ。
けれど気持ち良くなりすぎてお漏らし癖がついてしまった、あの熊お兄さんのもっともっとエッチで可愛い姿を見てみたいなぁ、って思いのほうが比率高いんだもん。
それと、たぶん僕は当て馬みたいなもので、二人の緩衝材? 二人が真正面から向き合えばじきにお役御免、って立場かな。
今の弟は自分の恋心に気づいたばかりで加減を知らないみたいだし、お兄さんはまだよく理解できないまま無理やり流されてるっぽい。
かわいそうだけど頑張れお兄さん!
僕も二人の愛のスパイスとして精一杯お手伝いするね。その分、もうしばらくのあいだだけでも美味しいご飯(おこぼれ)をもらったって罰は当たらないよね。
***
というわけで現在。
「ヒギイイィイッ、らめっ、らめええぇっ!」
「あっ、あんっ。やあぁん……おいひぃよぉ、お兄さんもっとぉ」
「はははっ、最高だぜ兄貴!」
僕ら三人はベッドの上でくんずほぐれつな状態です。
さすがに毎日ではないけれど週に一、二回くらいは3Pで美味しく楽しんでるよ。けぷっ。
でもまあ、お呼ばれする間隔も少しずつ開いてきたし、そろそろ本当のお邪魔虫かな?
.
その後。
夜になると魔獣が出やすい森はとても危険らしく、あの鬼畜弟に「森の外まで送ってやる」と言われて正直驚いたり。お腹は減ってないけど足腰がフラフラな僕を見かねて、普通に抱っこしてくれたり……。
(こんな奴でも人に優しくすることってできたのか。うっわあ、明日は絶対槍でも降りそう)
とか思った僕はたぶん悪くないよね?
その道すがら話してくれたのは自分たち兄弟のこと。
普段は森の木の伐採や魔獣狩りをしながら暮らしているんだって。なるほど、だから二人とも筋肉ムキムキなのか。
あとは最近自覚してしまった、実の兄への想いについて。
「早くに他の家族を亡くしてから、兄貴は自分だってまだまだ子供なのにずっと幼い俺の面倒を見てくれたんだ。今まで兄貴は俺の親代わりで、父であり母でもあった。だから当然感謝してたし、俺にとってあの人は誰よりも大好きな、何よりも大切な掛け替えのない家族だった。でもこれからは――」
まるで言い聞かせるように、一言一言を区切りながら。
「あいつは、兄貴は、俺だけの雌だ。俺の大事な大事な、可愛くていやらしい、運命の番だ」
――――うん。キュンときた。
本物の近親相姦に陵辱系・鬼畜溺愛、年下攻め下剋上くっそ尊いかよ…………あれ? もしかして前世の僕って腐女子だったりするのかな、まったく覚えてないけど。
ただ、弟の告白を聞いた途端、僕は猛烈に二人を応援することに決めました。
「つってもまだ俺も自分の気持ちに気づいたばっかだしな。兄貴のことは時間をかけてゆっくり調教、いや洗脳……とにかくそのうち俺のことしか考えられねぇようにしてやるわ」
くくく、と楽しそうに笑う純愛こじらせ悪魔。素敵!
まあ本当は『お兄さん今すぐ逃げてーッ』と叫びたい気持ちも少しはあるんだよ。
けれど気持ち良くなりすぎてお漏らし癖がついてしまった、あの熊お兄さんのもっともっとエッチで可愛い姿を見てみたいなぁ、って思いのほうが比率高いんだもん。
それと、たぶん僕は当て馬みたいなもので、二人の緩衝材? 二人が真正面から向き合えばじきにお役御免、って立場かな。
今の弟は自分の恋心に気づいたばかりで加減を知らないみたいだし、お兄さんはまだよく理解できないまま無理やり流されてるっぽい。
かわいそうだけど頑張れお兄さん!
僕も二人の愛のスパイスとして精一杯お手伝いするね。その分、もうしばらくのあいだだけでも美味しいご飯(おこぼれ)をもらったって罰は当たらないよね。
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というわけで現在。
「ヒギイイィイッ、らめっ、らめええぇっ!」
「あっ、あんっ。やあぁん……おいひぃよぉ、お兄さんもっとぉ」
「はははっ、最高だぜ兄貴!」
僕ら三人はベッドの上でくんずほぐれつな状態です。
さすがに毎日ではないけれど週に一、二回くらいは3Pで美味しく楽しんでるよ。けぷっ。
でもまあ、お呼ばれする間隔も少しずつ開いてきたし、そろそろ本当のお邪魔虫かな?
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