腐男子完全計画!

葉津緒

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其の六 エピローグという名のプロローグ

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泣きすぎた俺がまたもや眠ってしまった(気絶?)後、悠布と周の間に『保健室での質問』の続きの会話があったらしいなど。

まあ、何か色々あったみたいです。


よく分かんないけど、気がつくとお風呂で身体ピカピカにされてるとこだったし。それも寮の小さなバスタブじゃなくて大浴場!
なぜか周だけじゃなくて悠布も一緒だったのには少しびっくりしたが。

とにかく俺たち三人だけの貸し切り風呂は、広くて贅沢でめちゃくちゃ気持ち良かったです。二人にマッサージもされて王様気分。あちこちくすぐったかったけど、おかげで嫌な感触は全部上書きされました。

うへへへへ♪
それにね、悠布ったら意外と筋肉質っていうかもう本当に何なのその良い体……背は小さくともあそこはビッグですな。周と同じかやや大きいくらい?
(お、俺のは周よりほんのちょ~っとだけ小さいが全然これっぽっちも悔しくないもんッ)

寮の部屋は一緒でも、今までちゃんと裸を見たことなかったし分かんなかったわ。
えっ、まさかこれ攻めもいけちゃうパターン? 総受けどころか実は平凡(中身非凡)総攻め様なの?
てことは生徒会連中も風紀委員長も全員ヤられちゃうのかしらん。うっそ待って、そしたら俺様・敬語・チャラ男に双子・鬼畜受けなどなど、普段タチしかやらない連中が自分より小柄なはずの悠布に突っ込まれて、無理やり気持ち良くされて「ひんひん」鳴かされまくっちゃうのかな。
しかも悠布の通常サイズがあれなら覚醒時には結腸責めもできちゃったりするのでは。

…………じゅるり(よだれ音)


い、いやいやいや本当に待って。初志貫徹するんだ俺!
悠布は非凡でも『受け』だということを忘れちゃダメ絶対。それも総愛されの総受け。ここ最重要ね。
別にさあ、受けが巨チンでもそれはそれでエロくて美味しいと思うんスよ。実際多いらしいし。
あ。小っちゃいのも普通に可愛らしくてよろしくてよ、うん。




「――おい、その卑猥な独り言と百面相をやめろ幸明」

「ひた(痛)いひたいいぃ!?」

「あはは、相変わらずだよね二人とも」


お昼休みの教室で。
先日の出来事を回想中、うっかり声が出ちゃってました。正面の席に座る周が俺の両頬を思いきり抓ってくれてます。ごめんなさい痛いからやめて、わざとじゃないのよ半分くらいはッ。
そして相変わらずなのは悠布も同じだからね。
人がちょっと楽しく考え事(妄想)をするだけで周による教育的指導という名の体罰が与えられ、必死に救助を求める俺をいっつも笑顔で眺め続けるだけの恐ろしい子め!

教室にいる他の奴らも悠布がそんなだからか、遠巻きに見てるだけで助けてくんないし。こうなりゃ廊下から覗いてる挙動不審な生徒会連中でも良いので周を止めてくれ、頼むぞお前らヘルプミー!


……やがて誰からも助けられることなく解放されましたけどね。ひどいっ。

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