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其の六 エピローグという名のプロローグ
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~『終わり』という名の『始まり』~ by 幸明
えー、非常に残念なお知らせがある。
俺のまっこと素晴らしい『腐男子による腐男子のための生BL完全計画』は、諸事情により想定外の結末を迎えようとしている。
だってさあ、理想の平凡脇役くんがまさかの超絶非凡主人公だったんだよ?
あれからも懲りずに俺を狙ってくる風紀委員長なんか、毎回軽~く倒せちゃうんだぜ。いやもう、圧倒的な力さえあれば体格差とか全然関係ないんだって初めて知ったね。
悠布かっけー。幸ちゃん惚れちゃうッ。
「ふふ、本当に幸明くんに惚れてもらえるなら嬉しいけど。ごめんね、助けに来るのが遅くなったせいで怖い思いをさせちゃったよね」
「ゆ、悠布……」
ちなみに現在、俺は涙目でえぐえぐぷるぷる震えながら悠布に抱きついてます。
なぜならたった今、貞操的に危機一髪のところを救出されたからです。うわーん怖かったよおぉ!
犯人は名前も知らない先輩二人。
まさか教室移動中の短時間で拉致されるとは誰も思わなくて。たまたま用事で周と悠布がそばを離れてた隙を狙われまひた。
「大丈夫か、幸明!?」
「周ぁああッうわあああん!」
埃っぽい空き教室に駆け込んできた幼なじみの声で、俺の涙(と鼻水)は大決壊。
周の顔が引きつった気もするけど、構わず必死でしがみつく。
「ちょ、痛てえッ!」
「うわあああん周、周ああぁ!」
腰が抜けて座り込んでた人間に無理やり腕を引っ張られ、膝を強打した周が文句を言うがそれどころじゃない。
ホッとする気持ちと、さっきまでの襲われて気持ち悪かったのと怖かったのがごちゃまぜになって、何かもう無理。だって、だって……。
「うえええぇ、お願い周、今すぐ一緒にお風呂入って俺の全身ピカピカにして! あいつらに舐められたとこ、なめくじが這ったみたいで気色悪いよおぉ。お願いします、マジ一生のお願いいぃ」
「は!? 舐められたのかお前、どこを。まさかそれ以上されてないだろうな」
「ひいいいんっ、ふぐうっ、お、おっぱい、俺のちっちゃくて可憐なおっぱいを触られました隊長! あと、俺の大事な息子もズボンの上からぎゅむって。お、思い出したら何か吐きそう――」
「誰が隊長だ、こんなときにふざけんなアホ。いや待て吐くなよ我慢しろ幸明!」
「ううっ、分かった我慢する。その代わり先に俺のちっぱいと愛息子をお清めしてください。ほらほら直接触っていいから周の手で上書きして。今すぐモブレ(未遂)の感触を忘れさせてちょーだいねええぇッうわあああん」
「はああああ!?」
このとき。
実はかなりパニクってたせいで俺は知らなかったのだが。
俺の発言に周の顔色が青くなったり赤くなったりと大忙しだったとか。
周に俺を任せた後、捕縛済みの犯人ども(の股間)を微笑みながら踏みつける恐ろしい悠布の姿があったり。通報を受け現場に駆けつけた風紀委員がそれを目撃し、怯えていたとか。
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えー、非常に残念なお知らせがある。
俺のまっこと素晴らしい『腐男子による腐男子のための生BL完全計画』は、諸事情により想定外の結末を迎えようとしている。
だってさあ、理想の平凡脇役くんがまさかの超絶非凡主人公だったんだよ?
あれからも懲りずに俺を狙ってくる風紀委員長なんか、毎回軽~く倒せちゃうんだぜ。いやもう、圧倒的な力さえあれば体格差とか全然関係ないんだって初めて知ったね。
悠布かっけー。幸ちゃん惚れちゃうッ。
「ふふ、本当に幸明くんに惚れてもらえるなら嬉しいけど。ごめんね、助けに来るのが遅くなったせいで怖い思いをさせちゃったよね」
「ゆ、悠布……」
ちなみに現在、俺は涙目でえぐえぐぷるぷる震えながら悠布に抱きついてます。
なぜならたった今、貞操的に危機一髪のところを救出されたからです。うわーん怖かったよおぉ!
犯人は名前も知らない先輩二人。
まさか教室移動中の短時間で拉致されるとは誰も思わなくて。たまたま用事で周と悠布がそばを離れてた隙を狙われまひた。
「大丈夫か、幸明!?」
「周ぁああッうわあああん!」
埃っぽい空き教室に駆け込んできた幼なじみの声で、俺の涙(と鼻水)は大決壊。
周の顔が引きつった気もするけど、構わず必死でしがみつく。
「ちょ、痛てえッ!」
「うわあああん周、周ああぁ!」
腰が抜けて座り込んでた人間に無理やり腕を引っ張られ、膝を強打した周が文句を言うがそれどころじゃない。
ホッとする気持ちと、さっきまでの襲われて気持ち悪かったのと怖かったのがごちゃまぜになって、何かもう無理。だって、だって……。
「うえええぇ、お願い周、今すぐ一緒にお風呂入って俺の全身ピカピカにして! あいつらに舐められたとこ、なめくじが這ったみたいで気色悪いよおぉ。お願いします、マジ一生のお願いいぃ」
「は!? 舐められたのかお前、どこを。まさかそれ以上されてないだろうな」
「ひいいいんっ、ふぐうっ、お、おっぱい、俺のちっちゃくて可憐なおっぱいを触られました隊長! あと、俺の大事な息子もズボンの上からぎゅむって。お、思い出したら何か吐きそう――」
「誰が隊長だ、こんなときにふざけんなアホ。いや待て吐くなよ我慢しろ幸明!」
「ううっ、分かった我慢する。その代わり先に俺のちっぱいと愛息子をお清めしてください。ほらほら直接触っていいから周の手で上書きして。今すぐモブレ(未遂)の感触を忘れさせてちょーだいねええぇッうわあああん」
「はああああ!?」
このとき。
実はかなりパニクってたせいで俺は知らなかったのだが。
俺の発言に周の顔色が青くなったり赤くなったりと大忙しだったとか。
周に俺を任せた後、捕縛済みの犯人ども(の股間)を微笑みながら踏みつける恐ろしい悠布の姿があったり。通報を受け現場に駆けつけた風紀委員がそれを目撃し、怯えていたとか。
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