11 / 42
011
しおりを挟む
自分を変えたい、か。
仕事の帰り道で今日のことを思い出す。
自分より10以上も若い女の子が変わろうと、もがいているんだ。
俺は何をしているんだろうな。
変わる……かぁ。
この歳で自分を変えるなんてできるもんなんだろうか。
情けないな。
こんな時はあの子の笑顔を見たくなる。
見たくなるのに、何故か今日は行けなかった。
多分、行ったら虚しさが増しそうな気がしたから。
寝よう、明日は休みだ。
週明けに海野さんとの話し合いもあるからな。
変わりたいと思ってるあの子のサポート、してあげないとだからな。
「雨かぁ……天気予報なんて見てなかったな」
はぁ、この空と同じで、俺の心もどんよりだ。
シトシトと降り注ぐ雨さえ、俺の心を反映している、そんな気がしてくる。
「今日は洗濯したかったのになぁ」
やる気の出ない日が続いたせいで洗濯物が溜まってるんだよな。
「うーん、コインランドリーにでも行くか。たまにはいいだろ」
最近独り言が増えたな。
いちいち行動を喋ってしまう。
これがおじさん化なんだろうか。
まだ誰ともお付き合いしたこともないのにな。
この歳で男女のアレコレを、全く経験してない男ってヤバいだろ。
ええい、やめだやめ!
洗い流そう、コインランドリーで。
行こう外へ。
鬱屈しすぎてしまう。
久しぶりに来たな。
家から徒歩5分。
それなのに強風でビニール傘が壊れるとは、なんてついてないんだろうか。
ケチらずに車でくれば良かったな。
まぁいい、さっさと洗濯と乾燥して帰ろう。
もしかしたら雨も止むかもしれないだろ。
……ないか。
ええい、気分が落ち込むことを考えるな。
洗濯しよう!
あとは乾燥だけだな。
スマホを見てればあっという間だ。
雨は止む気配はない……え?
「え、か、川村さん!?」
「な、小泉さん!?」
なんで小泉さんがここに?
妄想か?
いつ妄想したんだ俺は、したことすら分からないくらい壊れたか?
「どうしよ、え、やばい、私こんな格好とかやば、どうしよ、ええ!」
「お、落ち着いて小泉さん、俺も驚いてるから!」
「え、うそ、まってやだ!恥ずいよ~!」
「大丈夫、きょ、今日も可愛いよ!」
「か、かわ、ええっ!」
「い、いや!ごめん、なんでもない!」
「えええ!」
な、なんなんだこれは。
何を言ってるんだ俺は。
ど、どどど、どうしよう……
仕事の帰り道で今日のことを思い出す。
自分より10以上も若い女の子が変わろうと、もがいているんだ。
俺は何をしているんだろうな。
変わる……かぁ。
この歳で自分を変えるなんてできるもんなんだろうか。
情けないな。
こんな時はあの子の笑顔を見たくなる。
見たくなるのに、何故か今日は行けなかった。
多分、行ったら虚しさが増しそうな気がしたから。
寝よう、明日は休みだ。
週明けに海野さんとの話し合いもあるからな。
変わりたいと思ってるあの子のサポート、してあげないとだからな。
「雨かぁ……天気予報なんて見てなかったな」
はぁ、この空と同じで、俺の心もどんよりだ。
シトシトと降り注ぐ雨さえ、俺の心を反映している、そんな気がしてくる。
「今日は洗濯したかったのになぁ」
やる気の出ない日が続いたせいで洗濯物が溜まってるんだよな。
「うーん、コインランドリーにでも行くか。たまにはいいだろ」
最近独り言が増えたな。
いちいち行動を喋ってしまう。
これがおじさん化なんだろうか。
まだ誰ともお付き合いしたこともないのにな。
この歳で男女のアレコレを、全く経験してない男ってヤバいだろ。
ええい、やめだやめ!
洗い流そう、コインランドリーで。
行こう外へ。
鬱屈しすぎてしまう。
久しぶりに来たな。
家から徒歩5分。
それなのに強風でビニール傘が壊れるとは、なんてついてないんだろうか。
ケチらずに車でくれば良かったな。
まぁいい、さっさと洗濯と乾燥して帰ろう。
もしかしたら雨も止むかもしれないだろ。
……ないか。
ええい、気分が落ち込むことを考えるな。
洗濯しよう!
あとは乾燥だけだな。
スマホを見てればあっという間だ。
雨は止む気配はない……え?
「え、か、川村さん!?」
「な、小泉さん!?」
なんで小泉さんがここに?
妄想か?
いつ妄想したんだ俺は、したことすら分からないくらい壊れたか?
「どうしよ、え、やばい、私こんな格好とかやば、どうしよ、ええ!」
「お、落ち着いて小泉さん、俺も驚いてるから!」
「え、うそ、まってやだ!恥ずいよ~!」
「大丈夫、きょ、今日も可愛いよ!」
「か、かわ、ええっ!」
「い、いや!ごめん、なんでもない!」
「えええ!」
な、なんなんだこれは。
何を言ってるんだ俺は。
ど、どどど、どうしよう……
0
あなたにおすすめの小説
ちょっと大人な物語はこちらです
神崎 未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な短編物語集です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではGemini PRO、Pixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
還暦の性 若い彼との恋愛模様
MisakiNonagase
恋愛
還暦を迎えた和子。保持する資格の更新講習で二十代後半の青年、健太に出会った。何気なくてLINE交換してメッセージをやりとりするうちに、胸が高鳴りはじめ、長年忘れていた恋心に花が咲く。
そんな還暦女性と二十代の青年の恋模様。
その後、結婚、そして永遠の別れまでを描いたストーリーです。
全7話
👨一人用声劇台本「寝落ち通話」
樹(いつき)@作品使用時は作者名明記必須
恋愛
彼女のツイートを心配になった彼氏は彼女に電話をする。
続編「遊園地デート」もあり。
ジャンル:恋愛
所要時間:5分以内
男性一人用の声劇台本になります。
⚠動画・音声投稿サイトにご使用になる場合⚠
・使用許可は不要ですが、自作発言や転載はもちろん禁止です。著作権は放棄しておりません。必ず作者名の樹(いつき)を記載して下さい。(何度注意しても作者名の記載が無い場合には台本使用を禁止します)
・語尾変更や方言などの多少のアレンジはokですが、大幅なアレンジや台本の世界観をぶち壊すようなアレンジやエフェクトなどはご遠慮願います。
その他の詳細は【作品を使用する際の注意点】をご覧下さい。
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
そのほかに外伝も綴りました。
JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――
のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」
高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。
そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。
でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。
昼間は生徒会長、夜は…ご主人様?
しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。
「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」
手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。
なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。
怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。
だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって――
「…ほんとは、ずっと前から、私…」
ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。
恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
