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音無響一

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老老介護はもう古い|老障支援、障障支援の時代

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「老老介護」って言葉、もう一般的になりましたよね。
高齢者が高齢者を介護する。
確かに今でも課題だけど……実際の現場はもっと先に進んでます。

今は──
老障支援、そして障害のある家族同士が支え合う“障障支援”の時代なんです。

現場にいると、本当にリアルに感じます。



■ 老老介護 “だけ” の時代は終わった

高齢化が進んだ結果、「介護を必要とする高齢者 × 介護する高齢者」という構図は当たり前になった。
でも最近はそこに、新しいパターンが混ざってきています。

● 高齢の親 × 発達・精神・知的の支援が必要な子

→ 老障支援

● 兄弟同士でどちらも障害特性あり

→ 障障支援

● 高齢の親が亡くなった後の“孤立する中年子ども”問題

→ 8050問題とも直結

もう“高齢同士”だけじゃない。
生活困難が複合化して、支援の形が多様になってきたんです。



■ そして忘れてはいけない「ヤングケアラー」

この話も絶対セットで語らなきゃいけない。

ヤングケアラー=家の事情で、子どもが家族の介護・世話を担わざるを得なくなる状態。

これがね、
老老介護よりも深刻なケースも増えてきてる。
• 親が精神疾患
• 兄弟に障害がある
• シングル家庭で親が病気
• 祖父母の介護を子どもが担当

本来は「大人がやるべきこと」を子どもが担って、
勉強・学校・友人関係・進路、全部に影響してくる。

ヤングケアラー → 若者の貧困 → 孤立 → 中年期の生活困難 → 老後の支援不足

この流れ、現場で何度も何度も見ています。
ここが改善されない限り、老老介護も、老障支援も、障障支援も、永久に増え続ける。



■ なぜこんな構図になってきたのか?

理由はシンプルで複合的。
• 単身・核家族化
• 障害特性の認知が進み、診断される人が増えた
• 人手不足で介護・福祉の支援が家庭に丸投げ
• 低所得問題
• 地域社会のつながりがゼロに近い

「誰かが支えてくれる」という時代が終わって、
“家族の弱いところに負担が集中する社会”になってる。



■ 老老から、老障・障障・若老・若障……支援形態はどんどん増えていく

今の福祉は “支援の組み合わせの時代” に入ってる。

年齢で区切れない。
立場でも区切れない。
障害の有無でも区切れない。

家庭単位で「弱いところ」が違う。
だから支援もどんどん複雑化していく。



■ 響ちゃんの結論

「老老介護」はただの入口に過ぎない。
これからは “複合ケア社会” なんだと思う。
• 老老
• 老障
• 障障
• 若障
• 若老
• 子どもが親を支える
• 障害のある親が子どもを支える
• きょうだい同士が支え合う

形は無限にあるし、どれも“主役のしんどさ”が違う。

だからこそ福祉に必要なのは “柔軟性” と “個別性” と “伴走” なんだと強く思ってる。

そしてヤングケアラーは絶対に置き去りにしちゃいけない。
放っておくと未来の“老障・障障問題のタネ”になるから。
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