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不正1
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ララスはようやく呼ばれて、エディードとセラリアに会うことになった。
少し離れたソファにコーレイドもいることには驚いたが、自分の意見を伝えなければと思った。
「すべては誤解なのです、私の話を聞いてくだされば分かります」
「それはウィンラー・パークト夫人に伝えたことか?それとも、そなたが反省をしていないということか?」
「いえ、ですが、姪に会ってもらえば」
「その結果がこれだろう?姪を思うなら、このようなことはすべきではなく、無理だと諭すべきだった。それを一緒になって、夢を見るのもいい加減にしろ」
「っ」
ララスはエディードに注意を受けることはあっても、ここまで叱られたことはなく、言葉に窮した。
「コレドール様もアスリーナが優秀なのはご存知でしょう?」
エディードが怖いために、ララスはコレドールに声を掛けた。
「成績は良かったと聞いているが、それだけだろう?」
「そんなことないわ」
「だったら、何か他に実績でもあるのか?」
働いたりしていれば、まだ何かあるだろうが、邸で何をしているのか知らないが、嫁ぐつもりで弟もいることから、後継者教育を受けているわけでもないだろう。
「いえ、それは……」
「成績が良かった人間など、モルゾフ王国にもたくさんいらっしゃるだろう」
「アスリーナほどの子はいないわ」
「実績もないのに?もういい」
結局は同じ話になり、そんなことも分からないのかとコレドールは呆れた。
「どうして、よくご存知ではありませんか」
味方になってもらおうとコレドールに訴え掛けたが、コレドールは反応せず、セラリアが間に入った。
「それで、考える時間は沢山あったでしょう?どう答えが出たの?」
「それは」
「まさか何も考えていないと言うわけではないでしょう?」
「はい。勿論、反省はしておりますが、姪に幸せになってもらいたいという気持ちを汲んでいただきたいと考えておりました」
婚約ができて嬉しいのはアスリーナとララスだけで、スチュワートは嬉しくもないだろう。
「それが答えね」
「っえ、あの……」
「まだあるの?」
「アスリーナが嫁げばオペリーク王国も王太子妃の姪ということになりますし、モルゾフ王国もアスリーナという優秀な王太子妃を迎えられるのですから、是非、応援していただきたいと考えております」
「何を言っているの?」
どうして理解していないのか、まだどうにかなるとどうして思えるのか、セラリアは不思議でならなかった。
「既に不愉快にさせているのに、さらに不愉快にさせる気?」
「いえ……そうではありません」
「あなたはモルゾフ王国王家、スチュワート王太子殿下を怒らせている状況なのよ?嫌われたの、分かっているの?」
「嫌われ……でも、話をすれば……」
「その前にあなたが弁えない行動をしたのでしょう。それで、答えは今言ったことでいいのね?」
「あの……はい、私の気持ちです」
「そう」
ララスはいつも自分の意見を認めてくれていた二人は、時間を置いて話をすれば分かってくれると思っていたが、変わらないどころか冷たい対応に、セラリアの厳しくなっていく視線に頷くことしかできなかった。
「それで、ララスに聞きたいことがある」
「はい……」
「これに見覚えがあるか?」
エディードはララスのイザル・シズートのサインをされたブライダルチェックの診断書を目の前に置いた。
指紋は年月が経っていることと、診断書を触っただけでは証拠にならないために、触れることに関しては問題ないが、ララスは触れることなく答えた。
「はい、これは私の診断書です……」
上目遣いで、二人の様子を伺いながら答えた。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
本日もお読みいただきありがとうございます。
昨日、一昨日と17時投稿が12時投稿になっておりました。
大変失礼しました(昨日気付きました)。
お詫びも兼ねて本日は1日2回、投稿させていただきます。
今日はちゃんといつもの17時にも投稿します。
どうぞよろしくお願いいたします。
少し離れたソファにコーレイドもいることには驚いたが、自分の意見を伝えなければと思った。
「すべては誤解なのです、私の話を聞いてくだされば分かります」
「それはウィンラー・パークト夫人に伝えたことか?それとも、そなたが反省をしていないということか?」
「いえ、ですが、姪に会ってもらえば」
「その結果がこれだろう?姪を思うなら、このようなことはすべきではなく、無理だと諭すべきだった。それを一緒になって、夢を見るのもいい加減にしろ」
「っ」
ララスはエディードに注意を受けることはあっても、ここまで叱られたことはなく、言葉に窮した。
「コレドール様もアスリーナが優秀なのはご存知でしょう?」
エディードが怖いために、ララスはコレドールに声を掛けた。
「成績は良かったと聞いているが、それだけだろう?」
「そんなことないわ」
「だったら、何か他に実績でもあるのか?」
働いたりしていれば、まだ何かあるだろうが、邸で何をしているのか知らないが、嫁ぐつもりで弟もいることから、後継者教育を受けているわけでもないだろう。
「いえ、それは……」
「成績が良かった人間など、モルゾフ王国にもたくさんいらっしゃるだろう」
「アスリーナほどの子はいないわ」
「実績もないのに?もういい」
結局は同じ話になり、そんなことも分からないのかとコレドールは呆れた。
「どうして、よくご存知ではありませんか」
味方になってもらおうとコレドールに訴え掛けたが、コレドールは反応せず、セラリアが間に入った。
「それで、考える時間は沢山あったでしょう?どう答えが出たの?」
「それは」
「まさか何も考えていないと言うわけではないでしょう?」
「はい。勿論、反省はしておりますが、姪に幸せになってもらいたいという気持ちを汲んでいただきたいと考えておりました」
婚約ができて嬉しいのはアスリーナとララスだけで、スチュワートは嬉しくもないだろう。
「それが答えね」
「っえ、あの……」
「まだあるの?」
「アスリーナが嫁げばオペリーク王国も王太子妃の姪ということになりますし、モルゾフ王国もアスリーナという優秀な王太子妃を迎えられるのですから、是非、応援していただきたいと考えております」
「何を言っているの?」
どうして理解していないのか、まだどうにかなるとどうして思えるのか、セラリアは不思議でならなかった。
「既に不愉快にさせているのに、さらに不愉快にさせる気?」
「いえ……そうではありません」
「あなたはモルゾフ王国王家、スチュワート王太子殿下を怒らせている状況なのよ?嫌われたの、分かっているの?」
「嫌われ……でも、話をすれば……」
「その前にあなたが弁えない行動をしたのでしょう。それで、答えは今言ったことでいいのね?」
「あの……はい、私の気持ちです」
「そう」
ララスはいつも自分の意見を認めてくれていた二人は、時間を置いて話をすれば分かってくれると思っていたが、変わらないどころか冷たい対応に、セラリアの厳しくなっていく視線に頷くことしかできなかった。
「それで、ララスに聞きたいことがある」
「はい……」
「これに見覚えがあるか?」
エディードはララスのイザル・シズートのサインをされたブライダルチェックの診断書を目の前に置いた。
指紋は年月が経っていることと、診断書を触っただけでは証拠にならないために、触れることに関しては問題ないが、ララスは触れることなく答えた。
「はい、これは私の診断書です……」
上目遣いで、二人の様子を伺いながら答えた。
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本日もお読みいただきありがとうございます。
昨日、一昨日と17時投稿が12時投稿になっておりました。
大変失礼しました(昨日気付きました)。
お詫びも兼ねて本日は1日2回、投稿させていただきます。
今日はちゃんといつもの17時にも投稿します。
どうぞよろしくお願いいたします。
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