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他国
「クリスティーン王女が結婚したと聞いたことは?」
「……あ、それもないですね」
レオーラは記憶を思い出してみたが、クリスティーン王女が結婚したとは見たことも聞いたことはなかった。
モリーもイルメザ王国のことは詳しくないが、結婚したという話はこれまで聞いたことがなく、知らないだけの可能性もあるとは考えていた。
「でも、私より三歳年上ですから、やはりおかしい?ですよね?」
「私はこれまで耳にしたこともなかったのです。でも、結婚となれば耳に入ってもおかしくないのですが、私も聞いたことがなかったのです」
「既に結婚準備をしていても、おかしくはありませんものね……ん?そういえば、第一王女のシャルロット殿下の結婚も聞いておりませんわ」
「えっ?」
今度はモリーが驚く番であった。
クリスティーン王女どころか、シャルロット王女も結婚していなかったとは思わなかった。
「確かクリスティーン王女よりも、三つ年上だったはずです。それなのに結婚したという話を聞いたこともありません」
「それは確かに、今、既に21歳ということですよね?」
「はい、結婚していてもおかしくはない。婚約者は確か……サジラート王国の王太子殿下、側妃だったはずです」
「流行り病のですか?」
「偶然だと思いますが、そうですね。グリメラ王国の方が酷かったはずですが……」
「流行り病はこれからのことですからね。しかも、側妃ですか」
モリーには今は国内新聞とペイリーしか情報を得る方法がないので、内情までは知りようがない。二回目、三回目も周りが見えていなかったように、新聞に載っていた見た目と名前しか知らなかった。
「はい」
「でも、クリスティーン王女はルナソール王国の王子殿下ですよね?」
「はい。良いように思いますけど、見た目があまり良くないらしくて」
「そういうことですか」
「第三王女であるジュリエッタ殿下も同様で、結婚したということは聞いていません。姉がたちが結婚していないのに、できないだけかもしれませんが」
ジュリエッタはモリーの一つ上、レオーラの二つ上になる。
現在、シャルロット王女が21歳、クリスティーン王女が18歳、ジュリエッタ王女が17歳である。
「ジュリエッタ王女殿下は、どなたと婚約を?」
「メイカ王国の大公家の子息です。おそらく、王家には断られたのでしょう」
「メイカ王国……」
「はい、魔術目的だと思います」
メイカ王国は魔術師の多い国であり、魔術師のいない、少ない国は支援を期待して、縁組を願う。本当は王家と縁組を望んだことも明らかだろう。
「私はイルメザ王国は豊かだと思っていました」
「そうですよね、モリー様のように思ってらっしゃる方は多いと思います。プレメルラ王国は離れていますし、関わりのない国ですからね」
悪いことではないが、財政が厳しいと見せないために必死になっており、関わりのない国はトップは把握しているだろうが、皆が知るまでに至っていない。
「随分前から貧富の差が激しくなり、人も減っているそうです。おかげで財政は厳しいそというわけです」
「それなら、大人しく結婚される方がいいですよね?」
「王女殿下たちではなく、相手が先延ばしにしている可能性や、実は解消されているということもあるのかもしれません」
「それは……」
美しい三姉妹王女ではなく、相手が側が思惑を知っているのかもしれない。
「相手方はイルメザ王国を調べるでしょう」
「そうですね」
婚約までしているのであれば、相手の国を調べないはずである。
「お手紙に書かれていたことですか?」
三姉妹王女が、婚約している状態で、良い相手がいれば、乗り換えようと考えているという話である。
「はい、そうです。これは兄に聞いたんです」
「……あ、それもないですね」
レオーラは記憶を思い出してみたが、クリスティーン王女が結婚したとは見たことも聞いたことはなかった。
モリーもイルメザ王国のことは詳しくないが、結婚したという話はこれまで聞いたことがなく、知らないだけの可能性もあるとは考えていた。
「でも、私より三歳年上ですから、やはりおかしい?ですよね?」
「私はこれまで耳にしたこともなかったのです。でも、結婚となれば耳に入ってもおかしくないのですが、私も聞いたことがなかったのです」
「既に結婚準備をしていても、おかしくはありませんものね……ん?そういえば、第一王女のシャルロット殿下の結婚も聞いておりませんわ」
「えっ?」
今度はモリーが驚く番であった。
クリスティーン王女どころか、シャルロット王女も結婚していなかったとは思わなかった。
「確かクリスティーン王女よりも、三つ年上だったはずです。それなのに結婚したという話を聞いたこともありません」
「それは確かに、今、既に21歳ということですよね?」
「はい、結婚していてもおかしくはない。婚約者は確か……サジラート王国の王太子殿下、側妃だったはずです」
「流行り病のですか?」
「偶然だと思いますが、そうですね。グリメラ王国の方が酷かったはずですが……」
「流行り病はこれからのことですからね。しかも、側妃ですか」
モリーには今は国内新聞とペイリーしか情報を得る方法がないので、内情までは知りようがない。二回目、三回目も周りが見えていなかったように、新聞に載っていた見た目と名前しか知らなかった。
「はい」
「でも、クリスティーン王女はルナソール王国の王子殿下ですよね?」
「はい。良いように思いますけど、見た目があまり良くないらしくて」
「そういうことですか」
「第三王女であるジュリエッタ殿下も同様で、結婚したということは聞いていません。姉がたちが結婚していないのに、できないだけかもしれませんが」
ジュリエッタはモリーの一つ上、レオーラの二つ上になる。
現在、シャルロット王女が21歳、クリスティーン王女が18歳、ジュリエッタ王女が17歳である。
「ジュリエッタ王女殿下は、どなたと婚約を?」
「メイカ王国の大公家の子息です。おそらく、王家には断られたのでしょう」
「メイカ王国……」
「はい、魔術目的だと思います」
メイカ王国は魔術師の多い国であり、魔術師のいない、少ない国は支援を期待して、縁組を願う。本当は王家と縁組を望んだことも明らかだろう。
「私はイルメザ王国は豊かだと思っていました」
「そうですよね、モリー様のように思ってらっしゃる方は多いと思います。プレメルラ王国は離れていますし、関わりのない国ですからね」
悪いことではないが、財政が厳しいと見せないために必死になっており、関わりのない国はトップは把握しているだろうが、皆が知るまでに至っていない。
「随分前から貧富の差が激しくなり、人も減っているそうです。おかげで財政は厳しいそというわけです」
「それなら、大人しく結婚される方がいいですよね?」
「王女殿下たちではなく、相手が先延ばしにしている可能性や、実は解消されているということもあるのかもしれません」
「それは……」
美しい三姉妹王女ではなく、相手が側が思惑を知っているのかもしれない。
「相手方はイルメザ王国を調べるでしょう」
「そうですね」
婚約までしているのであれば、相手の国を調べないはずである。
「お手紙に書かれていたことですか?」
三姉妹王女が、婚約している状態で、良い相手がいれば、乗り換えようと考えているという話である。
「はい、そうです。これは兄に聞いたんです」
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