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観念
「ペイリーもいい人紹介してもらえるといいわね」
「はい、正直、また探して、おかしな男だったらと思っていたので、有難いです」
何度戻っても、婚約者と上手くいっていないモリーも、婚約者を探していたペイリーも、見た目で寄って来る男が多いために、異性との関係は優れてはいない。
「でも、嫌な相手ならきちんと断ってね。私はペイリーが嫌な相手と結婚する方が傷付きますからね」
ペイリーは相手のことを考えてしまうために、いい人だと言われたら、受け入れてしまうかもしれない。
「はい、約束します。何か私にできることがあれば、何でも言ってください」
「まずは、レオーラ王女殿下に手紙を書いてからになるわ」
「そうですね」
ブレフォスは邸にいれば、時間を取ってもらえれば、すぐに話ができるが、レオーラからは返事が来てからになる。
モリーは邸に帰って、ブレフォスに少し考える時間もらうことになったとだけ話すと、納得してくれた。
そして、すぐさま、レオーラにレルスからの婚約を申し込まれたこと。
治癒術のことではなく、結婚したいとも言われたが、嫌だと思うよりも、公爵令嬢として受け入れるしかないと思っていたことから、正直に言って現実味がない。
可能性は低いとは思うが、オルトとの婚約はしたくないこと。
レルスとは婚約は待ってもらうことになったが、さすがに王家が関わって来てしまったために、治癒術のことを両陛下と父親に話そうと思うこと。
パークスラ王国のことも話さなくてはならなくなるために、許可をいただきたいこと、別に両陛下宛ての手紙を同封したために、申し訳ないが、お返事をいただきたいと書いた。
すぐに送り、返事を待つことになった。
内容が内容だけに、すぐに返事が届いた。
レオーラも両陛下からもモリーの思うようにと返事をもらい、レオーラは個人的には複雑な立場から物申すようですがと前置きをして、モリーとレルスはお似合いだと思うとも書かれていた。
一回目に憧れた二人が王太子夫妻ではなくとも、結婚されるなら私は心から嬉しいとあった。
だが、モリーとしては知らないことであるために、そう言われても、嬉しい気持ちをもつことはできなかった。
むしろ、モリーの中ではレルスと言えば、レオーラであった。お互いの考えがクロスしてしまっているのだろうなと、冷静な思考になっていた。
そして、ジーアがそちらに行くので、着いたらお知らせすること、両陛下への手紙を預けているとあった。
「まあ、それならお話が早いわね」
ペイリーは部屋にはいたが、黙ってモリーを見守った。
「大丈夫そうですか?」
「ええ、お父様に話さないとならないわね」
「聞いて参りましょうか」
「お願いできる?」
「はい、人払いも頼んで参ります」
ペイリーがブレフォスに話に行き、モリーはどんな反応をするか想像ができなかった。怒られるだろうか、だが正直、ブレフォスに怒られることは実はなかった。
いつも怒っているのはカリーナで、あのヒステリックな声を聞かないことだけでも、今回は穏やかでいられる大きな部分であると思っている。
ロレインに関しては、カリーナに成績が悪い姉とは関わるなと言われているのだろうが、ほとんど話をしたこともない。皮肉なことだが、マキュレアリリージュの方が話したことが多いなど、異常である。
思わず笑ってしまったが、ペイリーが戻って来た。
「今からで構わないそうです」
「そう、分かったわ」
「人払いもオーリン様が行ってくださるそうです。ただ、婚約についてだとお考えだと思いますが……」
「そうよね」
ブレフォスがどう判断するか、利用できると思うかもしれないが、それでも話さなくては始まらないだろう。立ち上がって、執務室に向かうことにした。
「はい、正直、また探して、おかしな男だったらと思っていたので、有難いです」
何度戻っても、婚約者と上手くいっていないモリーも、婚約者を探していたペイリーも、見た目で寄って来る男が多いために、異性との関係は優れてはいない。
「でも、嫌な相手ならきちんと断ってね。私はペイリーが嫌な相手と結婚する方が傷付きますからね」
ペイリーは相手のことを考えてしまうために、いい人だと言われたら、受け入れてしまうかもしれない。
「はい、約束します。何か私にできることがあれば、何でも言ってください」
「まずは、レオーラ王女殿下に手紙を書いてからになるわ」
「そうですね」
ブレフォスは邸にいれば、時間を取ってもらえれば、すぐに話ができるが、レオーラからは返事が来てからになる。
モリーは邸に帰って、ブレフォスに少し考える時間もらうことになったとだけ話すと、納得してくれた。
そして、すぐさま、レオーラにレルスからの婚約を申し込まれたこと。
治癒術のことではなく、結婚したいとも言われたが、嫌だと思うよりも、公爵令嬢として受け入れるしかないと思っていたことから、正直に言って現実味がない。
可能性は低いとは思うが、オルトとの婚約はしたくないこと。
レルスとは婚約は待ってもらうことになったが、さすがに王家が関わって来てしまったために、治癒術のことを両陛下と父親に話そうと思うこと。
パークスラ王国のことも話さなくてはならなくなるために、許可をいただきたいこと、別に両陛下宛ての手紙を同封したために、申し訳ないが、お返事をいただきたいと書いた。
すぐに送り、返事を待つことになった。
内容が内容だけに、すぐに返事が届いた。
レオーラも両陛下からもモリーの思うようにと返事をもらい、レオーラは個人的には複雑な立場から物申すようですがと前置きをして、モリーとレルスはお似合いだと思うとも書かれていた。
一回目に憧れた二人が王太子夫妻ではなくとも、結婚されるなら私は心から嬉しいとあった。
だが、モリーとしては知らないことであるために、そう言われても、嬉しい気持ちをもつことはできなかった。
むしろ、モリーの中ではレルスと言えば、レオーラであった。お互いの考えがクロスしてしまっているのだろうなと、冷静な思考になっていた。
そして、ジーアがそちらに行くので、着いたらお知らせすること、両陛下への手紙を預けているとあった。
「まあ、それならお話が早いわね」
ペイリーは部屋にはいたが、黙ってモリーを見守った。
「大丈夫そうですか?」
「ええ、お父様に話さないとならないわね」
「聞いて参りましょうか」
「お願いできる?」
「はい、人払いも頼んで参ります」
ペイリーがブレフォスに話に行き、モリーはどんな反応をするか想像ができなかった。怒られるだろうか、だが正直、ブレフォスに怒られることは実はなかった。
いつも怒っているのはカリーナで、あのヒステリックな声を聞かないことだけでも、今回は穏やかでいられる大きな部分であると思っている。
ロレインに関しては、カリーナに成績が悪い姉とは関わるなと言われているのだろうが、ほとんど話をしたこともない。皮肉なことだが、マキュレアリリージュの方が話したことが多いなど、異常である。
思わず笑ってしまったが、ペイリーが戻って来た。
「今からで構わないそうです」
「そう、分かったわ」
「人払いもオーリン様が行ってくださるそうです。ただ、婚約についてだとお考えだと思いますが……」
「そうよね」
ブレフォスがどう判断するか、利用できると思うかもしれないが、それでも話さなくては始まらないだろう。立ち上がって、執務室に向かうことにした。
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