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告白2
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「大好きです。でも、私に子どもができるかは分かりませんが、子どもができると仮定して、同じ性質を持っていたらと思うと怖いのです」
「だったら養子を取ればいい」
子どもは必要だとは思うが、ルジエールの子どもでなくてもいい。
「それはいけません。我が家はいいですが、ルジエール様は嫡男、一人息子でしょう?お義父様とお義母様は血の繋がった孫を望むはずです」
ヴァッサム公爵家は兄の子どもが既におり、孫を見せるということは叶っている。両親も結婚のことは言って来ていたが、子どもまでもは口を出すことはない。
「そんなことはない、フランアールがいれば」
「それはいけないことです。可愛がっていただけるのは私の性質のせいですから」
「そんなことはない!」
ジスラットとマーガレットもフランアールがこのまま結婚を望んでくれるのなら、養子でも納得するだろう。
ようやくフランアールが見付けた子猫の名前がミルクとココアに決まり、可愛がってもおり、フランアールがいなくなれば子猫とも離れ離れの方が辛いだろう。
「ご両親のお気持ちを押し込めるようなことはしてはなりません。あなたは人並みの結婚ができるのですから、私を選ぶ必要はありません」
「そんなことはない、子どもだって、同じとは限らないだろう?」
フランアールは特別だが、兄であるケーシュアも、姉であるラバエミールも美しい方だが、遺伝とは思えない。
「産んでみて同じだったでは済まないのですよ?」
「だが」
「兄の子も、姉も今、妊娠中ですが、怖くないと言えば嘘になります。もし、自分と同じだったら、私が寄り添おうと思っていました」
「そんな風に思っていたのか?」
自分だけでなく、家族についてももしかしたらと思っていたのかと、思ったよりも根深いことにようやく気付いた。
「はい、私以外に出会ったことはありませんから、何かあるのではないかと感じていました」
「だが、魅了ではない」
「それは分かっております。この前も念のために確認しましたから」
「またしたのか?」
「ええ、定期的に何か変わらないかと思っておりますので」
教会にも頻繁に行くこともあるが、時折、確認を行っている。
「カサリア夫人は神に愛された存在だからと言っていたそうだが?」
「それはカサリアが言っているだけです」
「私は割と信じている」
「そんなはずはありません。私は強さがありましたから、自分で守ることができました。でも、子どもには強さがなかったら?」
「私が一生付き添える時は付き添い、護衛もちゃんと雇って、守ってやれる」
魔術師であることが役に立つ場面だろう。フランアールとの子どもなら命を賭けてでも守る。
「一生?先に死ぬ可能性が高いのにですか?」
「それは」
フランアールの考えは現実的であることを忘れており、鋭い目つきをしていた。
「そして、守ったとしても、子どもは気付きます。自分は迷惑を掛ける存在だと分かるのです。そんな思いをさせたいですか?」
「そんなことは」
「私がずっと思っていたのですから、手に取るように分かります。お互いに何か悪いことをしたわけでもないのに、悲しそうな顔をさせることがはとても辛いのです」
「…それは私には想像もできないことだ。だが、子どもは持たなくとも」
フランアールは自分自身のこともだが、家族がどんな気持ちだったかも誰よりも分かっているだろう。それはルジエールには分からないことであった。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
本日もお読みいただきありがとうございます。
途中で止まってしまい、ご迷惑をお掛けしましたが、
ようやく明日で最終回です。
ここまでお付き合いいただきありがとうございました。
どうぞ最後までよろしくお願いいたします。
そして、本日12時に、
新作「私は運命なのですか」を投稿しております。
よろしければ、よろしくお願いいたします。
「だったら養子を取ればいい」
子どもは必要だとは思うが、ルジエールの子どもでなくてもいい。
「それはいけません。我が家はいいですが、ルジエール様は嫡男、一人息子でしょう?お義父様とお義母様は血の繋がった孫を望むはずです」
ヴァッサム公爵家は兄の子どもが既におり、孫を見せるということは叶っている。両親も結婚のことは言って来ていたが、子どもまでもは口を出すことはない。
「そんなことはない、フランアールがいれば」
「それはいけないことです。可愛がっていただけるのは私の性質のせいですから」
「そんなことはない!」
ジスラットとマーガレットもフランアールがこのまま結婚を望んでくれるのなら、養子でも納得するだろう。
ようやくフランアールが見付けた子猫の名前がミルクとココアに決まり、可愛がってもおり、フランアールがいなくなれば子猫とも離れ離れの方が辛いだろう。
「ご両親のお気持ちを押し込めるようなことはしてはなりません。あなたは人並みの結婚ができるのですから、私を選ぶ必要はありません」
「そんなことはない、子どもだって、同じとは限らないだろう?」
フランアールは特別だが、兄であるケーシュアも、姉であるラバエミールも美しい方だが、遺伝とは思えない。
「産んでみて同じだったでは済まないのですよ?」
「だが」
「兄の子も、姉も今、妊娠中ですが、怖くないと言えば嘘になります。もし、自分と同じだったら、私が寄り添おうと思っていました」
「そんな風に思っていたのか?」
自分だけでなく、家族についてももしかしたらと思っていたのかと、思ったよりも根深いことにようやく気付いた。
「はい、私以外に出会ったことはありませんから、何かあるのではないかと感じていました」
「だが、魅了ではない」
「それは分かっております。この前も念のために確認しましたから」
「またしたのか?」
「ええ、定期的に何か変わらないかと思っておりますので」
教会にも頻繁に行くこともあるが、時折、確認を行っている。
「カサリア夫人は神に愛された存在だからと言っていたそうだが?」
「それはカサリアが言っているだけです」
「私は割と信じている」
「そんなはずはありません。私は強さがありましたから、自分で守ることができました。でも、子どもには強さがなかったら?」
「私が一生付き添える時は付き添い、護衛もちゃんと雇って、守ってやれる」
魔術師であることが役に立つ場面だろう。フランアールとの子どもなら命を賭けてでも守る。
「一生?先に死ぬ可能性が高いのにですか?」
「それは」
フランアールの考えは現実的であることを忘れており、鋭い目つきをしていた。
「そして、守ったとしても、子どもは気付きます。自分は迷惑を掛ける存在だと分かるのです。そんな思いをさせたいですか?」
「そんなことは」
「私がずっと思っていたのですから、手に取るように分かります。お互いに何か悪いことをしたわけでもないのに、悲しそうな顔をさせることがはとても辛いのです」
「…それは私には想像もできないことだ。だが、子どもは持たなくとも」
フランアールは自分自身のこともだが、家族がどんな気持ちだったかも誰よりも分かっているだろう。それはルジエールには分からないことであった。
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本日もお読みいただきありがとうございます。
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ようやく明日で最終回です。
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どうぞ最後までよろしくお願いいたします。
そして、本日12時に、
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