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結論1
数日後、マルカン伯爵父子を再度呼び出し、陛下と王太子、リッツソード侯爵こと宰相も同席している。
「マルカン伯爵家はどう結論を出した?」
「はい、レアリのことは正式に裁いていただきたいと思っております。大変、申し訳ございませんでした」
「そうか、マルカン伯爵令嬢も同じ意見だな?」
「はい、反省しております」
レアリには届いていないが、両親にきちんと反省している態度を表すように言い含められているため、陛下に向かって、深く頭を下げた。
「王家も同じ結論だ、正式に罰を与える。もちろん、マリッツアもだ」
「え」
「え?マリッツア王女殿下もですか…嫁がれているのに」
伯爵の驚く声でかき消されたが、1人焦っているのはレアリ。いまだにパフォーマンスだと信じて、今日は顔色の悪く見える化粧までしており、あっさり認められては困る。秘密裏に行って、罰したということにする気なのだろうか。
しかもマリッツア王女も罰するとなれば、私へ媚薬を盛ったことも公にすると言うことなのだろうか。
「まだ正式ではないが、こちらに戻すようにするつもりだ。嫁ぎ先で罰を与えるのもおかしなことだからな」
既に国王陛下からは了承されており慰謝料も持参金で納得してもらっている。正直、要らないというのが実情だろう。かの国は問題のある令嬢を側妃に娶って、使える者はそのまま使うが、使えないものは放置される。
王妃は既に秘密裏に外交大臣と向かっており、謝罪と強制連行を担っている。
「そうですか…」
「マリッツアの件ではそなたたちは被害者だ、慰謝料も支払う」
「はい…」
「リッツソード侯爵家へはマルカン伯爵家が支払うように」
「はい、勿論でございます」
「宰相もそれでいいな?」
「はい、治療費の請求書も治癒が認められ次第、お送りします」
「承知しました」
マルカン伯爵はリッツソード侯爵家に対しては、はい以外の選択肢はない。
「それで相手は被害者となるため名前は伏せるが、マリッツアとマルカン伯爵令嬢は罪を償って貰う。承認を得る必要はあるが、現状として、王家は慰謝料に加え、禁固刑や王都からの追放より、奉仕活動をしてもらう予定でいる。マリッツアもだが、反省することが罰となる」
「はい…承知いたしました」
「こうなった以上、王太子との婚約は解消させてもらう」
「…えっ、そんな、嘘ですよね」
婚約を解消するのはリッツソード侯爵令嬢の方でしょう。どうして私が、遜ったのにどうして意図を汲んでくれないの?察するべきでしょう?王家は私を手放してもいいと言うの?そんなはず、そんなはずないわ…。
「レアリ!」
「だって責任を取ってくださると」
「あの時点ではそうだった。だが、君は罪を犯した。そうだろう?」
「罪…」
罪などではない、少し力を貸してあげようとしただけだ。それなのに、私が罪人になるというの?奉仕活動って何よ、私に下働きのように働けというの?王族になる人間だったのに?そんなことあってはならない。
私はアレヴァー様の唯一で、皆から羨ましがられ、嫉妬されるほど、魅力的であったはずなのに。
リッツソード侯爵令嬢も怪我をしただけじゃない、今は侯爵令嬢でも、いずれは私の臣下になるのだから、考慮してくれてもいいはずだ。
「マリッツアの件もあるから、奉仕活動で進めるつもりだ。でなければ、禁固刑や追放を考えなくてはならない。マリッツアも責任を持って見張るためにも、そのような罰は与えない方がいいだろうと考えている。野放しにする方が面倒が増える」
「そんな、たかが媚薬で…」
「たかが!?」
大きな声を上げたのは、陛下ではなくアレヴァー王太子であった。
「マルカン伯爵家はどう結論を出した?」
「はい、レアリのことは正式に裁いていただきたいと思っております。大変、申し訳ございませんでした」
「そうか、マルカン伯爵令嬢も同じ意見だな?」
「はい、反省しております」
レアリには届いていないが、両親にきちんと反省している態度を表すように言い含められているため、陛下に向かって、深く頭を下げた。
「王家も同じ結論だ、正式に罰を与える。もちろん、マリッツアもだ」
「え」
「え?マリッツア王女殿下もですか…嫁がれているのに」
伯爵の驚く声でかき消されたが、1人焦っているのはレアリ。いまだにパフォーマンスだと信じて、今日は顔色の悪く見える化粧までしており、あっさり認められては困る。秘密裏に行って、罰したということにする気なのだろうか。
しかもマリッツア王女も罰するとなれば、私へ媚薬を盛ったことも公にすると言うことなのだろうか。
「まだ正式ではないが、こちらに戻すようにするつもりだ。嫁ぎ先で罰を与えるのもおかしなことだからな」
既に国王陛下からは了承されており慰謝料も持参金で納得してもらっている。正直、要らないというのが実情だろう。かの国は問題のある令嬢を側妃に娶って、使える者はそのまま使うが、使えないものは放置される。
王妃は既に秘密裏に外交大臣と向かっており、謝罪と強制連行を担っている。
「そうですか…」
「マリッツアの件ではそなたたちは被害者だ、慰謝料も支払う」
「はい…」
「リッツソード侯爵家へはマルカン伯爵家が支払うように」
「はい、勿論でございます」
「宰相もそれでいいな?」
「はい、治療費の請求書も治癒が認められ次第、お送りします」
「承知しました」
マルカン伯爵はリッツソード侯爵家に対しては、はい以外の選択肢はない。
「それで相手は被害者となるため名前は伏せるが、マリッツアとマルカン伯爵令嬢は罪を償って貰う。承認を得る必要はあるが、現状として、王家は慰謝料に加え、禁固刑や王都からの追放より、奉仕活動をしてもらう予定でいる。マリッツアもだが、反省することが罰となる」
「はい…承知いたしました」
「こうなった以上、王太子との婚約は解消させてもらう」
「…えっ、そんな、嘘ですよね」
婚約を解消するのはリッツソード侯爵令嬢の方でしょう。どうして私が、遜ったのにどうして意図を汲んでくれないの?察するべきでしょう?王家は私を手放してもいいと言うの?そんなはず、そんなはずないわ…。
「レアリ!」
「だって責任を取ってくださると」
「あの時点ではそうだった。だが、君は罪を犯した。そうだろう?」
「罪…」
罪などではない、少し力を貸してあげようとしただけだ。それなのに、私が罪人になるというの?奉仕活動って何よ、私に下働きのように働けというの?王族になる人間だったのに?そんなことあってはならない。
私はアレヴァー様の唯一で、皆から羨ましがられ、嫉妬されるほど、魅力的であったはずなのに。
リッツソード侯爵令嬢も怪我をしただけじゃない、今は侯爵令嬢でも、いずれは私の臣下になるのだから、考慮してくれてもいいはずだ。
「マリッツアの件もあるから、奉仕活動で進めるつもりだ。でなければ、禁固刑や追放を考えなくてはならない。マリッツアも責任を持って見張るためにも、そのような罰は与えない方がいいだろうと考えている。野放しにする方が面倒が増える」
「そんな、たかが媚薬で…」
「たかが!?」
大きな声を上げたのは、陛下ではなくアレヴァー王太子であった。
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