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処罪5
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「そうだと伝えたはずだ」
「あなたはそれでいいの?どうにもならないの?」
ララシャは今でもリベルは、無条件で自分を愛してくれるものだと信じている。
「決まったことだと伝えたはずだ」
「私を愛しているのだから、困るってちゃんと伝えたのよね?」
「既にそういったレベルの話ではない」
「そんな…私はどうすればいいの」
ララシャは両手を顔に当てて、まるで自分が可哀想だと嘆き始めたが、全てが自分が蒔いた種である。
「自業自得だろう。ピデム王国からも、離縁が発表される」
「ま、待ってよ。そんな恥ずかしい真似は嫌よ」
次の予定があるのならいいが、離縁されたことが知られてしまうのは嫌だった。私は皆に憧れられる存在でなくてはいけない、ローティーとファシリアにも愛されて、幸せだと自慢したばかりだった。
ローティーの娘であるミリンティーの相手も、惨めったらしく結婚相手をと懇願されて、ピデム王国で探すと約束してしまっていた。
「困るの!あなたから陛下に言って貰えば?そうでしょう?大丈夫よね?」
「我が国の話ではない」
「じゃあ、ソアリスには私が話すわ、エスザール王国にも話に行きます」
ララシャはこの状況をどうにかしなければならないと思っていたが、リベルは外交もしたことがないのに、どうやって行うのかすら分かっていないのではないかと察していた。
「どうやって?」
「それは…あ、なたが」
「自分で行うのだろう?」
「意地悪を言わないで!」
ララシャは身体をブルンブルンさせて、取り乱している。
「先程、言ったことをもう忘れたのか?エスザール王国に君は入国禁止となっている」
「あ…でも」
「恥ずかしいことをしたのは君だろう?責任は取って貰う」
「ソアリスが大袈裟に、王妃だからって」
「王妃陛下のせいじゃない!責任転嫁するな!全て君の責任だ。私もソアリス妃も責任を取るつもりだったんだぞ?」
「そんなの当り前じゃない」
大袈裟に騒ぎ立てて、原因を作った妹なのだから、責任を取って当たり前だ。何を言っているのか、こんなに共感できない人だっただろうか。
「ふざけるな!全ては君の発言のせいだと分かってもいないのか」
「っな!私は悪くないわ」
「そうか…」
修道院に入れるべきだとすら思ったが、修道院も迷惑でしかないだろう。アンセム陛下はどう判断するか、答えを待つしかない。
「エミアンはどうなるの?」
「それについてもアンセム陛下の意向に従うことになっている、王族に残れても留学させるつもりだ」
「留学?留学なんて無理よ」
「無理でも留学ならいい方だ」
エミアンローズの婚約も、そろそろ決まると、ローティーとファシリアに大物なんだからと既に自慢していた。
リベルがどうにかしてくれると思っていたからだ。
「あの子は素敵な方と、そうよ、私たちみたいに愛する人と結婚すべきなのよ」
「それがグレイ殿下だと言うのか?」
「そうよ!あの方ならエミアンに似合うでしょう?」
「婚約者であるミフル殿下の方がお似合いだ」
「っな!娘なのよ?どうしてそんなことが言えるの」
信じられない目でリベルを見た。いくらミフルがミランに似ていても、自分の娘とソアリスの娘など比べるまでもない。
「グレイ殿下が愛しているのはミフル殿下だぞ?」
「でも、エミアンに会えば…」
「エミアンに会えば、あの見た目も美しいミフル殿下より、エミアンを選ぶと?」
「そうよ!エミアンに会えば、みんなエミアンを好きになるわ」
「エミアンにもそう言ったんだな?」
「そうよ」
リベルはそれをエミアンローズは信じてしまったのだろうと思った。
落ちこぼれになっても、迷惑を掛けることになっても、学園に入れて、己が周りからどう思われるか学ばせるべきだったか。
「エミアンは幸せになるんだから!」
一方、王宮ではカリルがアンセムとソアリスに対峙していた。
「あなたはそれでいいの?どうにもならないの?」
ララシャは今でもリベルは、無条件で自分を愛してくれるものだと信じている。
「決まったことだと伝えたはずだ」
「私を愛しているのだから、困るってちゃんと伝えたのよね?」
「既にそういったレベルの話ではない」
「そんな…私はどうすればいいの」
ララシャは両手を顔に当てて、まるで自分が可哀想だと嘆き始めたが、全てが自分が蒔いた種である。
「自業自得だろう。ピデム王国からも、離縁が発表される」
「ま、待ってよ。そんな恥ずかしい真似は嫌よ」
次の予定があるのならいいが、離縁されたことが知られてしまうのは嫌だった。私は皆に憧れられる存在でなくてはいけない、ローティーとファシリアにも愛されて、幸せだと自慢したばかりだった。
ローティーの娘であるミリンティーの相手も、惨めったらしく結婚相手をと懇願されて、ピデム王国で探すと約束してしまっていた。
「困るの!あなたから陛下に言って貰えば?そうでしょう?大丈夫よね?」
「我が国の話ではない」
「じゃあ、ソアリスには私が話すわ、エスザール王国にも話に行きます」
ララシャはこの状況をどうにかしなければならないと思っていたが、リベルは外交もしたことがないのに、どうやって行うのかすら分かっていないのではないかと察していた。
「どうやって?」
「それは…あ、なたが」
「自分で行うのだろう?」
「意地悪を言わないで!」
ララシャは身体をブルンブルンさせて、取り乱している。
「先程、言ったことをもう忘れたのか?エスザール王国に君は入国禁止となっている」
「あ…でも」
「恥ずかしいことをしたのは君だろう?責任は取って貰う」
「ソアリスが大袈裟に、王妃だからって」
「王妃陛下のせいじゃない!責任転嫁するな!全て君の責任だ。私もソアリス妃も責任を取るつもりだったんだぞ?」
「そんなの当り前じゃない」
大袈裟に騒ぎ立てて、原因を作った妹なのだから、責任を取って当たり前だ。何を言っているのか、こんなに共感できない人だっただろうか。
「ふざけるな!全ては君の発言のせいだと分かってもいないのか」
「っな!私は悪くないわ」
「そうか…」
修道院に入れるべきだとすら思ったが、修道院も迷惑でしかないだろう。アンセム陛下はどう判断するか、答えを待つしかない。
「エミアンはどうなるの?」
「それについてもアンセム陛下の意向に従うことになっている、王族に残れても留学させるつもりだ」
「留学?留学なんて無理よ」
「無理でも留学ならいい方だ」
エミアンローズの婚約も、そろそろ決まると、ローティーとファシリアに大物なんだからと既に自慢していた。
リベルがどうにかしてくれると思っていたからだ。
「あの子は素敵な方と、そうよ、私たちみたいに愛する人と結婚すべきなのよ」
「それがグレイ殿下だと言うのか?」
「そうよ!あの方ならエミアンに似合うでしょう?」
「婚約者であるミフル殿下の方がお似合いだ」
「っな!娘なのよ?どうしてそんなことが言えるの」
信じられない目でリベルを見た。いくらミフルがミランに似ていても、自分の娘とソアリスの娘など比べるまでもない。
「グレイ殿下が愛しているのはミフル殿下だぞ?」
「でも、エミアンに会えば…」
「エミアンに会えば、あの見た目も美しいミフル殿下より、エミアンを選ぶと?」
「そうよ!エミアンに会えば、みんなエミアンを好きになるわ」
「エミアンにもそう言ったんだな?」
「そうよ」
リベルはそれをエミアンローズは信じてしまったのだろうと思った。
落ちこぼれになっても、迷惑を掛けることになっても、学園に入れて、己が周りからどう思われるか学ばせるべきだったか。
「エミアンは幸せになるんだから!」
一方、王宮ではカリルがアンセムとソアリスに対峙していた。
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