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呆れた中年妹1
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何も知らないララシャは、ロアンスラー公爵邸で、暇を持て余していた。
「私宛に招待状は届いていないかしら?」
ララシャはこの前は、注意をされてしまったが、再び味わった注目を集めるという高揚感を忘れられずにいた。
「私ではわかりません。公爵様にお伺いください」
「聞いてきてくれてもいいじゃない!気が利かないんだから!昔より質が下がったんじゃないの?もう、どうしようもないんだから」
使用人もララシャの事情を知っているために、初めはイラっとしたが、言うことは気にせずに、聞き流すようにしている。サイラスからどうでもいいことは、まともに聞く必要はないと言われている。
「おかしいわね、あの子たちからお誘いがあると思ったのに…ファシリアに聞いてみようかしら?でもこの前、ファシリアのくせに、ちょっと感じが悪かったのよね」
ファシリアもララシャを小馬鹿にしていたが、ララシャも学園の頃から、当たり前のように下に見ており、爵位も公爵家に比べると低いので、適当ではあると言えるが、ララシャの場合はそうではない。
容姿が優れていないということで、見下している。
「娘さんの結婚が決まっていないと言っていたから、ローティーのことで機嫌が悪かったのかしら…心が狭いわね」
ローティーのことを聞くチャンスだったのに、自分に注目されたことで、忘れてしまっており、いまだに事情を知らないままである。
そして、まともに話す相手がいないので、すっかり独り言が増えている。
「それとも、元王家の人間で、公爵家ではやっぱり誘いにくいのかしら…自分で行った方がいいわよね、訪れたい相手がいると言えば、お兄様も考えてくれるでしょう」
ララシャはサイラスに話をするために向かった。
「何の用だ?食事が足りないのか?」
まるでケイトに向けたような言葉だが、過剰におねだり、おかわりを希望をするケイトには言われることのない言葉である。
「違うわよ、お兄様!何を言っているの、もう!」
サイラスにとっては冗談ではない。
「茶会に来たいって子たちがいるの。だから茶会を開きたいの」
得意のおちょぼ口をしているが、サイラスに効果があるはずがない。ソアリスがいたら、いよいよその口を片手で、潰していたかもしれない。
「そのために働きたいということか?」
「え?そうじゃなくて、開いてもいいでしょうって話よ、お兄様は察しが悪いんだから、もう!」
太った中年が体をくねらせながら、プリプリと怒っている。その度に、公爵家に戻って余計に動かなくなり、加齢もあって、ダブダブになった足のような二の腕、体よりも出張っている腹が、だらしなくブルンブルン揺れている。
「太った体を揺らすな!みっともない!」
「っな、太っていないって言っているでしょう!」
人前ではなかなか子どもが出来なかったことを理由に、妊娠で増えたと言いながらも、サイラスに太ったと言われることを、今でも過剰に否定する。
「母上と同じ体形なんだから、太っているに決まっているだろう?姿が見えていないのか?」
「お母様と一緒にしないでよ!私は妊娠で少し増えただけよ!」
母・マルシャは年齢でおかげで、少し小さくなったが、同じくらいの年の頃と全く同じ姿である。
「はあ…ソアリスを見ていないのか?7人産んでも、きちんと体形を戻していただろう?母上のようになりたくなかったから、努力したそうだ」
ソアリスは子ども産んでも、しばらくすると見た目には、本当に産んだのかというほど、変わりのない姿だった。よく食べる子ではあったが、運動も好きだった。
マルシャのこともあったが、『王族が無駄に肥え太っていたら、無様でしょう?食料に困った時、王族が肥え太った姿で謝罪や、頑張ろうと言っても、説得力に欠けるでしょう?』と言われて、サイラスは強く納得した。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
本日もお読みいただきありがとうございます。
1日2話が厳しくなっており、
しばらく1日1話に変更させていただきます。
申し訳ございません。
私もここまで頑張って来たので、
非常に悔しいところですが、
時間が取れれば、2話投稿させていただきます。
どうぞよろしくお願いいたします。
「私宛に招待状は届いていないかしら?」
ララシャはこの前は、注意をされてしまったが、再び味わった注目を集めるという高揚感を忘れられずにいた。
「私ではわかりません。公爵様にお伺いください」
「聞いてきてくれてもいいじゃない!気が利かないんだから!昔より質が下がったんじゃないの?もう、どうしようもないんだから」
使用人もララシャの事情を知っているために、初めはイラっとしたが、言うことは気にせずに、聞き流すようにしている。サイラスからどうでもいいことは、まともに聞く必要はないと言われている。
「おかしいわね、あの子たちからお誘いがあると思ったのに…ファシリアに聞いてみようかしら?でもこの前、ファシリアのくせに、ちょっと感じが悪かったのよね」
ファシリアもララシャを小馬鹿にしていたが、ララシャも学園の頃から、当たり前のように下に見ており、爵位も公爵家に比べると低いので、適当ではあると言えるが、ララシャの場合はそうではない。
容姿が優れていないということで、見下している。
「娘さんの結婚が決まっていないと言っていたから、ローティーのことで機嫌が悪かったのかしら…心が狭いわね」
ローティーのことを聞くチャンスだったのに、自分に注目されたことで、忘れてしまっており、いまだに事情を知らないままである。
そして、まともに話す相手がいないので、すっかり独り言が増えている。
「それとも、元王家の人間で、公爵家ではやっぱり誘いにくいのかしら…自分で行った方がいいわよね、訪れたい相手がいると言えば、お兄様も考えてくれるでしょう」
ララシャはサイラスに話をするために向かった。
「何の用だ?食事が足りないのか?」
まるでケイトに向けたような言葉だが、過剰におねだり、おかわりを希望をするケイトには言われることのない言葉である。
「違うわよ、お兄様!何を言っているの、もう!」
サイラスにとっては冗談ではない。
「茶会に来たいって子たちがいるの。だから茶会を開きたいの」
得意のおちょぼ口をしているが、サイラスに効果があるはずがない。ソアリスがいたら、いよいよその口を片手で、潰していたかもしれない。
「そのために働きたいということか?」
「え?そうじゃなくて、開いてもいいでしょうって話よ、お兄様は察しが悪いんだから、もう!」
太った中年が体をくねらせながら、プリプリと怒っている。その度に、公爵家に戻って余計に動かなくなり、加齢もあって、ダブダブになった足のような二の腕、体よりも出張っている腹が、だらしなくブルンブルン揺れている。
「太った体を揺らすな!みっともない!」
「っな、太っていないって言っているでしょう!」
人前ではなかなか子どもが出来なかったことを理由に、妊娠で増えたと言いながらも、サイラスに太ったと言われることを、今でも過剰に否定する。
「母上と同じ体形なんだから、太っているに決まっているだろう?姿が見えていないのか?」
「お母様と一緒にしないでよ!私は妊娠で少し増えただけよ!」
母・マルシャは年齢でおかげで、少し小さくなったが、同じくらいの年の頃と全く同じ姿である。
「はあ…ソアリスを見ていないのか?7人産んでも、きちんと体形を戻していただろう?母上のようになりたくなかったから、努力したそうだ」
ソアリスは子ども産んでも、しばらくすると見た目には、本当に産んだのかというほど、変わりのない姿だった。よく食べる子ではあったが、運動も好きだった。
マルシャのこともあったが、『王族が無駄に肥え太っていたら、無様でしょう?食料に困った時、王族が肥え太った姿で謝罪や、頑張ろうと言っても、説得力に欠けるでしょう?』と言われて、サイラスは強く納得した。
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本日もお読みいただきありがとうございます。
1日2話が厳しくなっており、
しばらく1日1話に変更させていただきます。
申し訳ございません。
私もここまで頑張って来たので、
非常に悔しいところですが、
時間が取れれば、2話投稿させていただきます。
どうぞよろしくお願いいたします。
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