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姪への評価
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エミアンローズは、ソアリスにララシャに会うことはサイラスに手紙を書いておくから、少し待ってと言われて、ロアンスラー公爵家に帰って行った。
エミアンローズが退室して、ソアリスはソファにもたれ掛かった。
「まずまずってところかしらね…」
「はい、甘く見積もってですが」
「はい、王女殿下も自らおっしゃっていましたが、ソアリス様がよくお耐えになられたと思います。私の方が怒りが漲りました」
「まあ、漲るって!ポーリアが?」
今日の侍女は、メディナとポーリアであった。
「はい、敬うべきだとか。ですので、涙目になっていて、ざまあみろと思いました」
皆が激しく、うんうんと頷いている。
「オイ、ドリアンローズ!マナーもなっていない癖に王女なんて言ってたな?ふざけてんのか?それとも頭がイカれてんのか?もうちょっと痩せたかと思ったが、まだまだ肥え太ったままだな。ソファ壊すなよ?」
「っふ」「っふ、っふ」
メディナとポーリアは、声が漏れており、護衛も目を逸らしている。
「ほら?私の通常運転では怯えられていたかもしれないわ」
「…あ、それは否定は出来ませんね」
「でしょう?でも、ケイトに対抗心を燃やしていることには驚いたわね!あの子、3歳よ?3歳に腹は立っても、嫉妬はしないわよ」
「精神年齢が低いのだと思います」
「そういうことなんでしょうね、だから19歳だとは思わずに、話そうとは思ったのよ。ララシャより話が通じるだけで、良かったと思ったわ」
最初はどうなるかと思っていたが、確かにと皆も頷いていた。
「酷いようなら、ケイトを呼んで、並んでお茶を飲ませてみようかと思っていたのだけど、どうにか踏み止まったわね。リベル殿下の血ってところかしら?」
「良かったとは思いますが、正直、見て見たかったです」
メディナの発言に、また皆がうんうんと頷いている。
「でも3歳児に負けて、自暴自棄になっても困りますからね」
「ああ…それはあり得ますね」
そんなことまで考えなければならないのかと、皆はげんなりした。
「四十を過ぎた中年令嬢と一緒にしてはいけないと思っていたけど、愛され、甘やかされたと感じている人間は自信は付くけど、努力をしないのかしら?そんなことはないわよね」
「はい、そう思いますけど…」
「味方がいるということが、図に乗るのではありませんか?そうでない方もいらっしゃるとは思いますけど」
「なるほどね…確かに、どうにかしてくれると思っている節はあったわよね」
誰かにどうにかして貰える、どうにかして貰えるだろう人生だったのだろう。
「留学して良くなったところもあったのでしょうけど、まだまだ足りないわよ」
「はい…ランド王国も確か延長した方がいいとおっしゃったのですよね?」
「そうらしいわ、でもリベル殿下もこれ以上、迷惑を掛けられないと思ったようで、エミアンローズは逃げたんでしょうね」
「あの様子ですと、そうとしか思えませんね」
今日は菓子は出さなかったが、お茶をカチャカチャと音を立てて、飲んでいた。
「あとは、願望を話してはいたけど、要求するようなことはなかったわね」
「評価が甘いですよ」
「似たような顔をして、ララシャよりマシなだけでも、そうなっちゃうわよ」
「お察しします」
「右に同じです」
「護衛も同じです」
あの話の通じない地獄のロアンスラー公爵邸でのことを知っている皆は、ソアリスの心中を察した。
「今後のことは本人とリベル殿下に任せるとして、ララシャのことをお兄様に頼まないとね」
「会うことになったら、迎えに来てくれたのねと言い出すのでしょうね」
「ええ、間違いなくね」
ソアリスはサイラスにエミアンローズにララシャを見せて欲しい、会うと言えば、会わせて欲しいこと、キリスとマルシャに付き添わせるように頼んだ。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
本日もお読みいただきありがとうございます。
明日は1日2話、投稿できると思います。
どうぞよろしくお願いいたします。
エミアンローズが退室して、ソアリスはソファにもたれ掛かった。
「まずまずってところかしらね…」
「はい、甘く見積もってですが」
「はい、王女殿下も自らおっしゃっていましたが、ソアリス様がよくお耐えになられたと思います。私の方が怒りが漲りました」
「まあ、漲るって!ポーリアが?」
今日の侍女は、メディナとポーリアであった。
「はい、敬うべきだとか。ですので、涙目になっていて、ざまあみろと思いました」
皆が激しく、うんうんと頷いている。
「オイ、ドリアンローズ!マナーもなっていない癖に王女なんて言ってたな?ふざけてんのか?それとも頭がイカれてんのか?もうちょっと痩せたかと思ったが、まだまだ肥え太ったままだな。ソファ壊すなよ?」
「っふ」「っふ、っふ」
メディナとポーリアは、声が漏れており、護衛も目を逸らしている。
「ほら?私の通常運転では怯えられていたかもしれないわ」
「…あ、それは否定は出来ませんね」
「でしょう?でも、ケイトに対抗心を燃やしていることには驚いたわね!あの子、3歳よ?3歳に腹は立っても、嫉妬はしないわよ」
「精神年齢が低いのだと思います」
「そういうことなんでしょうね、だから19歳だとは思わずに、話そうとは思ったのよ。ララシャより話が通じるだけで、良かったと思ったわ」
最初はどうなるかと思っていたが、確かにと皆も頷いていた。
「酷いようなら、ケイトを呼んで、並んでお茶を飲ませてみようかと思っていたのだけど、どうにか踏み止まったわね。リベル殿下の血ってところかしら?」
「良かったとは思いますが、正直、見て見たかったです」
メディナの発言に、また皆がうんうんと頷いている。
「でも3歳児に負けて、自暴自棄になっても困りますからね」
「ああ…それはあり得ますね」
そんなことまで考えなければならないのかと、皆はげんなりした。
「四十を過ぎた中年令嬢と一緒にしてはいけないと思っていたけど、愛され、甘やかされたと感じている人間は自信は付くけど、努力をしないのかしら?そんなことはないわよね」
「はい、そう思いますけど…」
「味方がいるということが、図に乗るのではありませんか?そうでない方もいらっしゃるとは思いますけど」
「なるほどね…確かに、どうにかしてくれると思っている節はあったわよね」
誰かにどうにかして貰える、どうにかして貰えるだろう人生だったのだろう。
「留学して良くなったところもあったのでしょうけど、まだまだ足りないわよ」
「はい…ランド王国も確か延長した方がいいとおっしゃったのですよね?」
「そうらしいわ、でもリベル殿下もこれ以上、迷惑を掛けられないと思ったようで、エミアンローズは逃げたんでしょうね」
「あの様子ですと、そうとしか思えませんね」
今日は菓子は出さなかったが、お茶をカチャカチャと音を立てて、飲んでいた。
「あとは、願望を話してはいたけど、要求するようなことはなかったわね」
「評価が甘いですよ」
「似たような顔をして、ララシャよりマシなだけでも、そうなっちゃうわよ」
「お察しします」
「右に同じです」
「護衛も同じです」
あの話の通じない地獄のロアンスラー公爵邸でのことを知っている皆は、ソアリスの心中を察した。
「今後のことは本人とリベル殿下に任せるとして、ララシャのことをお兄様に頼まないとね」
「会うことになったら、迎えに来てくれたのねと言い出すのでしょうね」
「ええ、間違いなくね」
ソアリスはサイラスにエミアンローズにララシャを見せて欲しい、会うと言えば、会わせて欲しいこと、キリスとマルシャに付き添わせるように頼んだ。
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本日もお読みいただきありがとうございます。
明日は1日2話、投稿できると思います。
どうぞよろしくお願いいたします。
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