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5 ナナの夢
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ダンススタジオに、大音量の音楽が流れた。
心地よい音が体の中を突き抜けていく。
音には力がある。重低音のきいたリズムに合わせ、床が振動する。お腹の底からリズムが響いてくる。
男性ボーカリストのラップが流れると同時に、全員が一斉に踊り始めた。
「ワンエンドツー、スリー、フォー、ファイエンシックス、セーブン、エイトッ」
ダンススタジオに、マキ先生の鋭い声が響く。
リンネは、マキ先生の動きを目で追いながら、鏡に映った自分の姿を確認する。
パープルのTシャツに黒のダボパンで踊るリンネ。もっとクールに踊りたいのに、顔が必死すぎる。どうしてもステップが遅れてしまうのだ。
「はいそこ、もう1回」
パンパン、とマキ先生が手を叩いた。
音楽がブツリと途切れる。
みんなの動きが一斉に止まる。
「そこはワン、じゃなくて、ワンエンツーの、エンで入るの。わかる? ワンとツーの間のカウントのことよ」
うなずくリンネの額から、汗がポタポタと流れる。
呼吸が乱れ、胸が上下する。
だが、呼吸の苦しさよりも、爽快感の方が上回っている。
(やっぱりダンスって楽しい!)
呼吸を整えながら、リンネは改めて思う。
今練習しているのは、秋の発表会で踊る曲だ。
生徒たちは小学3年生から6年生の女の子たちで、全部で20人ちょっといる。
「ここのステップ、アップとダウンのリズムが逆になっている子がいるから気をつけて」
マキ先生が歩きながら、一人一人に直接指導していく。
アップのリズムでは、カウントに合わせて胸をつきだすようにして膝を伸ばす。逆にダウンのリズムは、カウントの時に膝が曲がった状態になる。
リンネの隣で、ナナがステップをおさらいしている。
ナナは軽くジャンプをしながら、足を前にけりだした。鏡を見ながら、アップのリズムで軽やかにキックステップを踏んでいる。
オーバーサイズの黒いTシャツに、迷彩柄のカーゴパンツ。踊っている時のナナはいつだってかっこいい。
「リンネちゃん、見とれてないで踊って」
マキ先生に名指しされてしまって、リンネはあわててステップを踏む。
リンネはリズムを取りながら、横目でマリナを見る。情熱的で大きな動きは、小柄であることを忘れさせる。
マリナのダンスには、クールなナナのダンスとはまた違った個性がある。生徒の中で、この二人は抜群にダンスのセンスが良い。
リンネの他にも、ナナとマリナのダンスを見ながら踊っている生徒がいる。この二人には、みんなが一目置いているのだ。
レッスンの最後に、もう一度曲に合わせて踊った。
「今日はここまで。来週のレッスンで立ち位置決めるから」
マキ先生が言うと、スタジオの空気が引き締まった気がした。
発表会で、自分がどのポジションで踊ることになるか、気にならない人はいないだろう。リンネだって、せっかく踊るなら、できるだけ目立つ場所で踊りたいと思っている。
レッスンが終わると、リンネはすぐにナナのそばに駈け寄った。
ナナは床に座って水筒のお茶を飲んでいる。
「わたしものどかわいちゃった」
リンネもリュックから水筒を出した。冷たい麦茶が喉を通ると、熱を帯びた体が落ち着いていく。
「ナナ。ゲームセンターで取ったジュエル、どうした?」
「持ってるよ」
ナナがカーゴパンツのポケットから、小さなサファイアを取り出して見せた。
「これ、絶対になくさないようにしなくっちゃ」
ナナは、思いつめたような表情をしている。
「あっ」
誰かが短く叫ぶ声がした。
声がした方を見ると、マリナがこっちをじっと見ていた。
ナナもマリナの視線に気がついたようだ。ナナが、挑発的な態度でマリナの方を見る。
マリナが、助けを求めるようにリンネの方を見た。ナナが持っているジュエルとリンネの顔を交互に見る。
ジュエルを取らないようにという、マリナからの忠告を無視したことがばれてしまった。なんだか気まずい空気が流れる。
リンネはマリナの視線から逃げるようにうつむいた。
「なにか用?」
ナナが短く聞く。
「なんでもない」
マリナは小さな声で答えると、他の子のところに走り去って行った。
なんなのあの子、とナナが小さくつぶやくのが聞こえた。
「リンネは? ジュエル持ってきた?」
ナナが聞いてきた。
バッグに入れて持ってきていたが、マリナに見られるかもしれないと思うと、取り出せない。
願いを叶えるというジュエルが、なんだか急に悪いものに思えてきた。マリナに危険だと言われたこと、お母さんにも気味が悪いと言われたことが気になる。
「持ってこなかった」
思わずうそをついてしまった。うそなんか、つくつもりなんてなかったのに。
苦い気持ちが胸いっぱいに広がる。こんな気持ちになるなら、マリナの言う通りジュエルなんて取らなければよかった、という気になってくる。
「なんで持ってこないの?」
ナナが責めるみたいに聞いてくる。
その言い方についイラっとして、思ってもいなかったことが口をついて出た。
「あんまりそういうのに、頼らない方がいいと思うんだ。願いは自分の力で叶えるものだから」
「ふーん。リンネは強いね」
「ま、まぁね……」
こう言ってしまったからには、魔法が使えるようになりたいなんてジュエルに願ったことは、内緒にするしかない。
「でも、せっかく取ったのに、なにも願わないなんて意味ないじゃん」
ナナは不満そうな顔をしている。
「それより、今日のわたしのダンス、どうだった?」
すぐに気を取り直したナナが、にこにこしながら聞いてくる。
「もちろん、すごく上手だったよ」
「やっぱり、ジュエルの力かなー。今日のわたし、すごく調子が良かったんだよね」
ナナが嬉しそうに言う。
「ダンスがうまく踊れるようにって願ったの?」
「まぁ、そんなところ」
「けど、ジュエルなんかなくたって、ナナはダンス上手だよ」
「わたしいつか絶対に、世界で活躍するようなダンサーになるんだ」
ナナが目を輝かせる。目標に突き進むナナは、リンネの憧れだ。
「わたし、家に帰ってダンスの練習するから、先に帰るね」
ナナが勢いよく立ち上がった。
「レッスン終わったばかりなのに、また踊るの?」
「来週、発表会の立ち位置決めるでしょ? わたし、必死だから」
ナナは照れたように笑うと、駆け足でダンススタジオを出て行った。
心地よい音が体の中を突き抜けていく。
音には力がある。重低音のきいたリズムに合わせ、床が振動する。お腹の底からリズムが響いてくる。
男性ボーカリストのラップが流れると同時に、全員が一斉に踊り始めた。
「ワンエンドツー、スリー、フォー、ファイエンシックス、セーブン、エイトッ」
ダンススタジオに、マキ先生の鋭い声が響く。
リンネは、マキ先生の動きを目で追いながら、鏡に映った自分の姿を確認する。
パープルのTシャツに黒のダボパンで踊るリンネ。もっとクールに踊りたいのに、顔が必死すぎる。どうしてもステップが遅れてしまうのだ。
「はいそこ、もう1回」
パンパン、とマキ先生が手を叩いた。
音楽がブツリと途切れる。
みんなの動きが一斉に止まる。
「そこはワン、じゃなくて、ワンエンツーの、エンで入るの。わかる? ワンとツーの間のカウントのことよ」
うなずくリンネの額から、汗がポタポタと流れる。
呼吸が乱れ、胸が上下する。
だが、呼吸の苦しさよりも、爽快感の方が上回っている。
(やっぱりダンスって楽しい!)
呼吸を整えながら、リンネは改めて思う。
今練習しているのは、秋の発表会で踊る曲だ。
生徒たちは小学3年生から6年生の女の子たちで、全部で20人ちょっといる。
「ここのステップ、アップとダウンのリズムが逆になっている子がいるから気をつけて」
マキ先生が歩きながら、一人一人に直接指導していく。
アップのリズムでは、カウントに合わせて胸をつきだすようにして膝を伸ばす。逆にダウンのリズムは、カウントの時に膝が曲がった状態になる。
リンネの隣で、ナナがステップをおさらいしている。
ナナは軽くジャンプをしながら、足を前にけりだした。鏡を見ながら、アップのリズムで軽やかにキックステップを踏んでいる。
オーバーサイズの黒いTシャツに、迷彩柄のカーゴパンツ。踊っている時のナナはいつだってかっこいい。
「リンネちゃん、見とれてないで踊って」
マキ先生に名指しされてしまって、リンネはあわててステップを踏む。
リンネはリズムを取りながら、横目でマリナを見る。情熱的で大きな動きは、小柄であることを忘れさせる。
マリナのダンスには、クールなナナのダンスとはまた違った個性がある。生徒の中で、この二人は抜群にダンスのセンスが良い。
リンネの他にも、ナナとマリナのダンスを見ながら踊っている生徒がいる。この二人には、みんなが一目置いているのだ。
レッスンの最後に、もう一度曲に合わせて踊った。
「今日はここまで。来週のレッスンで立ち位置決めるから」
マキ先生が言うと、スタジオの空気が引き締まった気がした。
発表会で、自分がどのポジションで踊ることになるか、気にならない人はいないだろう。リンネだって、せっかく踊るなら、できるだけ目立つ場所で踊りたいと思っている。
レッスンが終わると、リンネはすぐにナナのそばに駈け寄った。
ナナは床に座って水筒のお茶を飲んでいる。
「わたしものどかわいちゃった」
リンネもリュックから水筒を出した。冷たい麦茶が喉を通ると、熱を帯びた体が落ち着いていく。
「ナナ。ゲームセンターで取ったジュエル、どうした?」
「持ってるよ」
ナナがカーゴパンツのポケットから、小さなサファイアを取り出して見せた。
「これ、絶対になくさないようにしなくっちゃ」
ナナは、思いつめたような表情をしている。
「あっ」
誰かが短く叫ぶ声がした。
声がした方を見ると、マリナがこっちをじっと見ていた。
ナナもマリナの視線に気がついたようだ。ナナが、挑発的な態度でマリナの方を見る。
マリナが、助けを求めるようにリンネの方を見た。ナナが持っているジュエルとリンネの顔を交互に見る。
ジュエルを取らないようにという、マリナからの忠告を無視したことがばれてしまった。なんだか気まずい空気が流れる。
リンネはマリナの視線から逃げるようにうつむいた。
「なにか用?」
ナナが短く聞く。
「なんでもない」
マリナは小さな声で答えると、他の子のところに走り去って行った。
なんなのあの子、とナナが小さくつぶやくのが聞こえた。
「リンネは? ジュエル持ってきた?」
ナナが聞いてきた。
バッグに入れて持ってきていたが、マリナに見られるかもしれないと思うと、取り出せない。
願いを叶えるというジュエルが、なんだか急に悪いものに思えてきた。マリナに危険だと言われたこと、お母さんにも気味が悪いと言われたことが気になる。
「持ってこなかった」
思わずうそをついてしまった。うそなんか、つくつもりなんてなかったのに。
苦い気持ちが胸いっぱいに広がる。こんな気持ちになるなら、マリナの言う通りジュエルなんて取らなければよかった、という気になってくる。
「なんで持ってこないの?」
ナナが責めるみたいに聞いてくる。
その言い方についイラっとして、思ってもいなかったことが口をついて出た。
「あんまりそういうのに、頼らない方がいいと思うんだ。願いは自分の力で叶えるものだから」
「ふーん。リンネは強いね」
「ま、まぁね……」
こう言ってしまったからには、魔法が使えるようになりたいなんてジュエルに願ったことは、内緒にするしかない。
「でも、せっかく取ったのに、なにも願わないなんて意味ないじゃん」
ナナは不満そうな顔をしている。
「それより、今日のわたしのダンス、どうだった?」
すぐに気を取り直したナナが、にこにこしながら聞いてくる。
「もちろん、すごく上手だったよ」
「やっぱり、ジュエルの力かなー。今日のわたし、すごく調子が良かったんだよね」
ナナが嬉しそうに言う。
「ダンスがうまく踊れるようにって願ったの?」
「まぁ、そんなところ」
「けど、ジュエルなんかなくたって、ナナはダンス上手だよ」
「わたしいつか絶対に、世界で活躍するようなダンサーになるんだ」
ナナが目を輝かせる。目標に突き進むナナは、リンネの憧れだ。
「わたし、家に帰ってダンスの練習するから、先に帰るね」
ナナが勢いよく立ち上がった。
「レッスン終わったばかりなのに、また踊るの?」
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