ローカル馬主備忘録

２．ローカル馬主になる方法

第二歩 書類を提出しよう

とにもかくにも、地方馬主になれる可能性が出てきました。
まずは窓口を紹介してくれた共有馬クラブに謝辞のメールを出し、次いで書類一式を準備です。

NARの馬主登録申請の書類一式をダウンロードし、ざっと目を通します。

馬主申請Q＆Aというコーナーがあるのでそれも見ながら、提出書類を調査します。基本的には、本人の証明書類（戸籍謄本とか住民票）と収入の証明（確定申告書とか源泉徴収票など）ですが、私の場合は金融資産の証明として残高証明が必要です。
これが何気に面倒で、口座が多かったので銀行を巡って、さらにネットでネット銀行にネット証券会社の申請をしました。
この残高証明、発行手数料がかかります。１通１０００～１２００円ぐらいですかね。主に相続とかで遺族が申請するものみたいで、銀行の窓口では、何に使うのですか？　と尋ねられたりしました・・・。

個人的に馬主申請で特有のものとしては、登記されていないことの証明（成人後見人とかいない、自分の意志で判断できる証明）です。

３００円という中途半端な収入印紙を貼って、法務局で発行してもらうのですが、支局ではすぐに発行されないみたいなことも聞きます。たぶん東京の本局に郵送が一番楽です。返信用封筒も同封すると重量が微妙だったので10円切手を追加で貼って郵送しました。ちゃんと重量を測ればいらなかったかも。

返送は１週間ちょっとくらい。あっさりと来ます。

概ね書類が揃うまでは、３週間ぐらいかかりましたが。確定申告と並行だったので、最速で動けば１週間ぐらいで揃えられると思います。

なお費用は、出納記録だと1万円ぐらいでしたね。大手企業のサラリーマンで所得制限を満たしていれば数千円でしょう。本当に、費用は掛からないです。

個人的に必要書類の申請書の記入で悩ましかったのは、経歴書だったりします。

何しろ地方の小企業に勤めているもので、社員数とか年商とか書きながら心細かったですね。こんな奴が申請だしてきたと笑われるのではと思ったり・・・

上場大手企業の平社員なら気楽に欠けるかもです。まあ、こればかりは正直に書いて祈るしかないです。

馬主の動機とかは、たぶん審査に影響しません。儲かりそうとか書いたらアレですけど。
念書はお約束なので思うところなければ普通に記載できます。

最後に困るのが、知人馬主と預託予定調教師の欄でしょうね。
もちろん、知人に馬主がいれば調教師も紹介してくれるだろうし困らないでしょうけど。

私は一報入れた共有馬クラブに相談して、クラブの代表名を記載し、関係は共有予定のクラブ代表としました。
あ、当然ですが見も知らない人を勝手に書いてはいけませんよ？　審査結果はどうやら知人馬主とかにも連絡行くみたいですし。

また、預託予定調教師は空欄だと「調教師は決まりましたか？」と確認が来るほどの絶対条件らしいです。
私はクラブ経由で調教師から提出していただいたので助かりました。

提出後は待機の一言。一説には現在は申請が増えいているようです。スマホゲームのウマ娘の影響でしょうか。
5-7ヵ月とか言われていましたが、審査会のタイミングが合うと早いです。

審査の過程では、連絡はありませんが私は書類に不備があって、登録課から連絡が来ました。その節はお手数をおかけしました・・・。

気が向いたら続きます。