ローカル馬主備忘録

ひさかた

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2.ローカル馬主になる方法

第一歩 自分の場合

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「(地方)馬主になる方法って、どうするの?」

という需要もあるかなと思い、自分の場合をメモしておきます。個人情報に触れそうな個所は後で編集するかも知れませんが。

まず、必要なのは馬主になるという『信念』。・・・ではなく、です。

たまたま始めた一口馬主の出資馬が早々に引退し、行き先を気にしていたら地方馬主さんに購入され行方不明という屠殺(あえて書きます)を避けられたことから、地方馬主という存在が再び刷り込まれ、寂しく酒飲んでネット見ていて、共有馬のサイトを見つけたこと。(適当に検索していたらヒットした)
そして、酔った勢いで「自分でも馬主資格取れますかねー」とメール。
送ってから、身分不相応なことを会ったこともない相手に送ってしまったことが恥ずかしくて身もだえしました。

注:アルコールはね、本当に判断力を低下させます。飲酒運転は絶対やめましょう!

地方の小企業に勤めるサラリーマンが、馬主ですよ? 以前調べたら年収700万円以上ないととか書かれていたし、そんなに収入ないです。まあ、寂しく老後を生き抜くために多少の蓄えはもっていますが、それでも同世代の大企業の社員と比較すれば稼いできたお金は遥かに少ないですから。

数日応答なくて、何となくほっとしていたら、丁寧な返事のメールが届いてしまいました。

それによると、NAR(地方競馬全国協会)が馬主登録の窓口で、登録条件については最終的には個別の条件になるので一概に言えないところもあり、電話してみてくださいとのこと。窓口担当者には連絡して置くとのことでした。

いや、丁寧に返事をくれた相手の顔を潰すなんてできません。今更、酔っていたんです。ごめんなさい。とは言えません(注:小心者なので)

ダメだと思うけど、電話して「無理ですね」と冷淡に言われればそこで終わる話と思い、仕事の休憩時間に電話しました。なお、平日しか窓口に繋がらないようです。

窓口担当の方は非常に丁寧な方で、好印象だったのはここだけの話。

まあ、考えてみれば、馬主になるような方の多くは、社会的な地位とか札束を武器として戦ってきた百戦錬磨の上流階級(注:妄想入っています)なので、対応を間違えたらとんでもないクレーマーになるかもしれない(注:勝手な想像です)ので、コンシュルジュみたいにちゃんとした人が担当しているんでしょう。

年収足りないけど、金融資産は大雑把にこのぐらいです。・・・と問われるままに応えていくと、少し間があってて(注:過去の登録記録を見ながら答えているんだと思う)「審査官ではないから断言できないが登録される可能性はある」とのこと。

その返答に、あれ? と首を傾げながらもお礼を言って通話を切りましたが、何とも言えない感情がこみ上げてきました。

地方馬主って意外と簡単になれるんじゃない?

気が向けば次話につづきます。
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