サブジェクト・ガーディアンズ

限界セイちゃん

文字の大きさ
5 / 10
キエカケの世界ー論理表現ー

戦闘開始、反科目抹消軍

しおりを挟む
 ーキエカケの世界・論理表現ー

   クデは葵に質問した。
   『そういえば、欠片っていくつ必要なんだ?』

  葵「おや、そういえば言われていませんね。論理表現の核に必要な欠片は全てで10個ですね。」
    まぁ、核制作の材料としては妥当でしょうね。と葵は答えた。

   『多くね?そんなにいるの?』
   クデは驚きを含んだ声でそう言った。

 社白「うん!というか、これでまだ少ない方だよ~」

   『、、、舐めてた。欠片集め。』

  葵「何事にも真剣に、ですよ。指揮官さん。」

 社白「そうそう!頑張ろ、コマンダーさん!」

   『やるしか無いか、、、!見つけた!』ドタドタ
   二人に励まされ、やる気が出たのか。すぐに欠片を見つけて飛び出して行ってしまった。

  葵「早い!?、、、我々も行きますよ。」

 社白「は~い!ガンガン行くよ~!」
   二人も、クデを追いかけるように欠片の場所まで走った。






 欠片「H/E/L/P、、、忘れるを英語にするとどうなる?」

   ▶、、、forget
    forgot、、、だっけ?

 欠片「正解、、、です。」

 ー科目の欠片を手に入れた。ー

   クデは調子付いたのか
   『このまま行くぞ!』
   とやる気に満ちた声で二人に言い、二人も

 葵・社「「『おー!/お、おー!』」」
     と声を合わせた。







   『よし!これで5つ目だ!』

 欠片「コ/ノ/モ/ン/ダ/イ/ヲ/コ/タ/エ/ヨ」

 欠片「過去分詞はどういう表現で使用されるか。答えよ。」

   ▶完了形、受動態を表現する時。
    過去が分身した時、、、?

 欠片「、、、正解、です。」

 ー科目の欠片を手に入れた。ー

    葵はクデに「お疲れ様です。」と労いの言葉を掛けながら、
  葵「これで残り半分、ですね。」
   と言った。

 社白「だいぶ世界の核に近くなってるよ!」

   『、、、何かこの辺り、注意した方が良い気がしてきた。』
   『嫌な予感がするんだ。』とクデは二人に声を掛けた。

  葵「社白、いつでも打てるようにしといた方が良いかも知れません。」

 社白「了解!葵さんこそ、攻撃準備宜しくです!」

 神守「皆さん」
   どこからともなく神守が声を掛けてきた。

   『うわぁ!驚かすなよ、、、』

 神守「それはすみません。実は、この辺りから、反科目抹消軍の気配が強くなっているのです。」

 神守「ので、皆さんいつでも戦闘できる準備、お願いします。」

   『嫌な予感、当たっちまったか、、、』
   が、そうこうしている間に、

   『、、!葵、社白!戦闘態勢だ!来るぞ!』
   どうやら反科目抹消軍が来てしまったようだ。



 ー反科目抹消軍 出現ー

  葵「はぁ、、、行きますよ。」

 社白「さっさと倒しちゃお!」

 葵        社白
 ▶炎魔法Ⅰ    ▶連続射撃Ⅰ
  弱体化魔法Ⅰ      通常攻撃   
  通常攻撃        射撃Ⅰ

  葵「合わせ技でもしてみます?」

 社白「良いね、それ!」

   葵と社白は目を少し閉じた後、カッと目を開き、
葵・社「「想いを合わせて!フレイム・ガン!」」
   炎を纏った弾丸が反科目抹消軍に降り注がれる。

反科目抹消軍「くそっ」「これでも喰らえ!」

  葵「くっ、なかなかですね、、、」

 社白「痛いよ~もう!」

 葵         社白
  炎魔法Ⅰ      ▶射撃Ⅰ
 ▶弱体化魔法Ⅰ  通常攻撃
  通常攻撃       連続射撃Ⅰ

  葵「後はたのみますよ。社白?」
   「出来ますよね?」と少し挑発気味に社白に言った。

 社白「まっかせて~!そいや!」

   どうやら社白の攻撃がクリティカルだったようだ。
反科目抹消軍「くそっ、覚えとけよ!」「次は負けねぇぞ!」

 ー反科目抹消軍との戦いで勝利しました。ー

 ー科目の欠片を手に入れました。ー

   クデは『かっこよかったぜ!」と言いながら二人に労いの言葉を掛けた。
   『お疲れさん!二人共すごかったぜ!』

    葵は少し照れながら
  葵「ええ。あれぐらいでは準備運動にもなりませんでしたよ。」

   社白は嬉しそうにぴょんぴょんと飛びながら
 社白「そう?とってもうれしいよ!」
   二人はそう答えた。

   『さてあと4つ、頑張って集めるぞー!』

  葵「はい。指揮官さん。」

 社白「おー!」

 



 ーキエカケの世界・論理表現  核の城ー

???「、、、近ヅイテキテイル?ココニ?」

???「守リヲ、モット、強クシナイト、、、」

 もっと、もっと。強くならなきゃ。
 同じ轍を踏むのは、もう嫌だから。
 この世界を守るものは、そう思いながら侵入者への警戒を高めた。



 次回予告
 反科目抹消軍との戦いを終えたクデ達。しかし欠片はまだまだ集める必要があるようで、、、
 次回 [制作!論理表現の核!] お楽しみに!
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

冷遇妃マリアベルの監視報告書

Mag_Mel
ファンタジー
シルフィード王国に敗戦国ソラリから献上されたのは、"太陽の姫"と讃えられた妹ではなく、悪女と噂される姉、マリアベル。 第一王子の四番目の妃として迎えられた彼女は、王宮の片隅に追いやられ、嘲笑と陰湿な仕打ちに晒され続けていた。 そんな折、「王家の影」は第三王子セドリックよりマリアベルの監視業務を命じられる。年若い影が記す報告書には、ただ静かに耐え続け、死を待つかのように振舞うひとりの女の姿があった。 王位継承争いと策謀が渦巻く王宮で、冷遇妃の運命は思わぬ方向へと狂い始める――。 (小説家になろう様にも投稿しています)

私はもう必要ないらしいので、国を護る秘術を解くことにした〜気づいた頃には、もう遅いですよ?〜

AK
ファンタジー
ランドロール公爵家は、数百年前に王国を大地震の脅威から護った『要の巫女』の子孫として王国に名を残している。 そして15歳になったリシア・ランドロールも一族の慣しに従って『要の巫女』の座を受け継ぐこととなる。 さらに王太子がリシアを婚約者に選んだことで二人は婚約を結ぶことが決定した。 しかし本物の巫女としての力を持っていたのは初代のみで、それ以降はただ形式上の祈りを捧げる名ばかりの巫女ばかりであった。 それ故に時代とともにランドロール公爵家を敬う者は減っていき、遂に王太子アストラはリシアとの婚約破棄を宣言すると共にランドロール家の爵位を剥奪する事を決定してしまう。 だが彼らは知らなかった。リシアこそが初代『要の巫女』の生まれ変わりであり、これから王国で発生する大地震を予兆し鎮めていたと言う事実を。 そして「もう私は必要ないんですよね?」と、そっと術を解き、リシアは国を後にする決意をするのだった。 ※小説家になろう・カクヨムにも同タイトルで投稿しています。

(完結)醜くなった花嫁の末路「どうぞ、お笑いください。元旦那様」

音爽(ネソウ)
ファンタジー
容姿が気に入らないと白い結婚を強いられた妻。 本邸から追い出されはしなかったが、夫は離れに愛人を囲い顔さえ見せない。 しかし、3年と待たず離縁が決定する事態に。そして元夫の家は……。 *6月18日HOTランキング入りしました、ありがとうございます。

〈完結〉遅効性の毒

ごろごろみかん。
ファンタジー
「結婚されても、私は傍にいます。彼が、望むなら」 悲恋に酔う彼女に私は笑った。 そんなに私の立場が欲しいなら譲ってあげる。

愛された側妃と、愛されなかった正妃

編端みどり
恋愛
隣国から嫁いだ正妃は、夫に全く相手にされない。 夫が愛しているのは、美人で妖艶な側妃だけ。 連れて来た使用人はいつの間にか入れ替えられ、味方がいなくなり、全てを諦めていた正妃は、ある日側妃に子が産まれたと知った。自分の子として育てろと無茶振りをした国王と違い、産まれたばかりの赤ん坊は可愛らしかった。 正妃は、子育てを通じて強く逞しくなり、夫を切り捨てると決めた。 ※カクヨムさんにも掲載中 ※ 『※』があるところは、血の流れるシーンがあります ※センシティブな表現があります。血縁を重視している世界観のためです。このような考え方を肯定するものではありません。不快な表現があればご指摘下さい。

私は愛する人と結婚できなくなったのに、あなたが結婚できると思うの?

あんど もあ
ファンタジー
妹の画策で、第一王子との婚約を解消することになったレイア。 理由は姉への嫌がらせだとしても、妹は王子の結婚を妨害したのだ。 レイアは妹への処罰を伝える。 「あなたも婚約解消しなさい」

悪意のパーティー《完結》

アーエル
ファンタジー
私が目を覚ましたのは王城で行われたパーティーで毒を盛られてから1年になろうかという時期でした。 ある意味でダークな内容です ‪☆他社でも公開

いまさら謝罪など

あかね
ファンタジー
殿下。謝罪したところでもう遅いのです。

処理中です...