38 / 56
第3部 黒い剣士と宿敵の魔族メイズ
第6話
しおりを挟む
戦後処理というものは、いつも静かだ。
血の匂いが薄れ、負傷兵が運ばれ、死者の名が記録される。
剣が振るわれるよりも前に、すでに勝敗は決していたかのように、事務は淡々と進む。
僕は治療天幕から出され、野営地の外れにある簡易の待機所に移された。
名目は「療養」だけど実態は「隔離」だ。
誰も説明しないけど、説明しなくても、分かる。
ナイルだけが、黙って隣にいてくれた。
「静かねぇ」
彼女がつぶやく。
「戦いが終わったあとの野営地って、いつもこんな感じなのかしらん?」
「もっと、騒ぐこともあるよ。でも今回は違う」
「ふうん」
ナイルは、周囲を見渡した。
兵は僕を見ない。
正確には――見て、視線を外す。
「あはは。あなた、完全に“触れてはいけない人”扱いね」
「・・・・もう、慣れてるよ」
「強がっちゃってぇ、もう」
ナイルは優しい口調で、
「慣れてる人は、そんな顔しないわよん」
返す言葉がなかった。
◇◇◇◇◇◇◇◇◇
昼を少し回ったころ、使者が来た。
年配の士官。
階級章は高いが、戦場の匂いは薄い。
「ホワイト殿」
呼び方は丁寧だ。
だが、距離を感じる。
「軍務長官がお呼びだ」
予想はしていた。
覚悟も、していたつもりだった。
ナイルが立ち上がる。
「同行するわねん」
士官は一瞬だけ眉を動かしたが、何も言わなかった。
◇◇◇◇◇◇◇◇◇
天幕の中は、冷えていた。
軍務長官は机の向こうに座り、書類を整えてから顔を上げた。
視線は真っ直ぐ。
敵意は感じないが、情も感じられなかった。
「ホワイト。まずは、生還したことを評価する」
形式的な言葉。
それが前置きだと分かる。
「しかし――」
「今回の戦闘において、君の行動は独断専行と見なされた」
「反論はあるか?」
問われたが、声が出なかった。
事実だ。
命令は受けていない。
こう言う時、結果を出したかどうかは、関係ないんだ。
「また」
軍務長官は続ける。
「君の存在が、王太子殿下の行動判断に影響を与えているという報告が複数上がっている」
僕は、ゆっくり息を吸った。
「それは・・・・」
言いかけて、止めた。
説明すれば、余計に泥沼になる。
僕がどう思っているかは、ここでは意味がない。
「よって」
軍務長官は、結論を告げた。
「君を、前線任務および王太子殿下の行動範囲から外す」
「今後は、後方支援専属とする」
「異論はあるか?」
あるに決まっている。
けど、こうなるかもしれないという気持ちもどこかにあった。
「・・・・ありません」
そう答えると、軍務長官は一瞬だけ目を細めた。
「理解が早くて助かる」
それが褒め言葉ではないことだけは分かった。
◇◇◇◇◇◇◇◇◇
天幕を出ると、ナイルが待っていた。
「終わったかしらん?」
「ああ」
「どうだった?」
「・・・クラレットの邪魔するなって」
ナイルは、しばらく黙ってから言った。
「そう・・・。ここの人たち、よっぽどクラレットからあなたを離したいのねえ」
彼女の声は静かだったが、どこか軽い調子だった。
「しょうがないわね。人族って。嫉妬。みんな、クラレットがあなたにべったりなの羨ましいのね」
「そんなこと・・・・」
あるかもしれないな。
幼なじみが原因で嫉妬を受けるのはこれで2度目だな。
◇◇◇◇◇◇◇◇◇
夕刻。
野営地の外れで、僕は一人、荷台の整理をしていた。
回復薬や魔法薬。
乾燥肉や携帯食料。
魔石。
行商の荷だ。
これから、これを運ぶ。
戦場の外側で。
「・・・・・ホワイト」
声がした。
振り返ると、そこにクラレットがいた。
鎧を脱ぎ、簡易の外套だけを羽織っている。
顔色は悪くない。
だが、目は潤んでいた。
「話、聞いた」
「・・・・・ごめん」
僕は、首を振った。
「クラレットが謝ることじゃないよ」
「でも」
クラレットは一歩近づき、拳を握った。
「ぼくが、前に出すぎたから・・・」
「違う」
即座に言った。
「クラレットは、間違ってない」
「でも、そのせいで――」
「違う」
僕は噛み締めるようにゆっくり言う。
「僕は、これで良かったと思ってる」
クラレットは唇を噛みしめた。
「それでも」
言葉が続かない。
僕は、彼の視線から逃げるように、荷台を見た。
「僕は、行くよ」
「行くってどこへ?」
「次の補給地。ラベンダーたちの進路を追う。元の任務に戻るだけだ」
クラレットの目が見開かれる。
「魔王の方へ?」
「その途中に――」
言い淀んだが、隠す意味はない。
「メイズがいる」
クラレットの表情が、凍りついた。
「・・・・・行かないで」
すがるような声を出す。
「もう、十分ホワイトは頑張ったよ」
「・・・」
今度は、僕が一歩前に出た。
「これは、僕の宿命なんだ」
「クラレット、君は生きろ。僕は・・・・」
言いかけて、止めた。
死ぬつもりだとは、言えなかった。
「・・・・・必ず、戻る」
嘘だと、自分で分かっていても。
クラレットは、しばらく黙っていたが、やがて小さく頷いた。
「分かった。信じるよ」
そして、震える声で言う。
「でも、覚えておいて」
赤い瞳が、まっすぐ僕を見る。その瞳には涙が浮かんでいた。
「あなたは、独りじゃない」
◇◇◇◇◇◇◇◇◇
クラレットの従者として仕えてきたホーネットは、クラレットとホワイトがメイズに攻撃を加えたとき、ようやく気が付いた。
われら5人が探してきた輝かしきご主人様は、今まで仕えてきたクラレットではないかもしれないということに。
自分の疑念を確信に変えるため、ホーネットはもう一度、クラレットの魂を探った。
そうだ、やはりそうだ。
目の前にいるクラレットの魂はご主人様の魂とは違っていた。
クラレットの魂には、われら5人のご主人様だと認識させるような魔法がかかっていたようだが、それが完全に解けた。
さらにそれだけでなくクラレットには、生まれた時から女性だったにもかかわらず自分が男性だと認識させる魔法もかかっていたのだ。
・・・・・・そしてそれも解けた。
◇◇◇◇◇◇◇◇◇
ぼくクラレットの魂には認識阻害の魔法をかけられていたが、同時に肉体にも認識阻害の魔法がかけられていたようだ。
自分はずっと男だと思い込まされてきたのだ。
この瞬間、ぼくは気づいた。
自分は実は女であり、ずっとホワイトのことを愛していたことを。
血の匂いが薄れ、負傷兵が運ばれ、死者の名が記録される。
剣が振るわれるよりも前に、すでに勝敗は決していたかのように、事務は淡々と進む。
僕は治療天幕から出され、野営地の外れにある簡易の待機所に移された。
名目は「療養」だけど実態は「隔離」だ。
誰も説明しないけど、説明しなくても、分かる。
ナイルだけが、黙って隣にいてくれた。
「静かねぇ」
彼女がつぶやく。
「戦いが終わったあとの野営地って、いつもこんな感じなのかしらん?」
「もっと、騒ぐこともあるよ。でも今回は違う」
「ふうん」
ナイルは、周囲を見渡した。
兵は僕を見ない。
正確には――見て、視線を外す。
「あはは。あなた、完全に“触れてはいけない人”扱いね」
「・・・・もう、慣れてるよ」
「強がっちゃってぇ、もう」
ナイルは優しい口調で、
「慣れてる人は、そんな顔しないわよん」
返す言葉がなかった。
◇◇◇◇◇◇◇◇◇
昼を少し回ったころ、使者が来た。
年配の士官。
階級章は高いが、戦場の匂いは薄い。
「ホワイト殿」
呼び方は丁寧だ。
だが、距離を感じる。
「軍務長官がお呼びだ」
予想はしていた。
覚悟も、していたつもりだった。
ナイルが立ち上がる。
「同行するわねん」
士官は一瞬だけ眉を動かしたが、何も言わなかった。
◇◇◇◇◇◇◇◇◇
天幕の中は、冷えていた。
軍務長官は机の向こうに座り、書類を整えてから顔を上げた。
視線は真っ直ぐ。
敵意は感じないが、情も感じられなかった。
「ホワイト。まずは、生還したことを評価する」
形式的な言葉。
それが前置きだと分かる。
「しかし――」
「今回の戦闘において、君の行動は独断専行と見なされた」
「反論はあるか?」
問われたが、声が出なかった。
事実だ。
命令は受けていない。
こう言う時、結果を出したかどうかは、関係ないんだ。
「また」
軍務長官は続ける。
「君の存在が、王太子殿下の行動判断に影響を与えているという報告が複数上がっている」
僕は、ゆっくり息を吸った。
「それは・・・・」
言いかけて、止めた。
説明すれば、余計に泥沼になる。
僕がどう思っているかは、ここでは意味がない。
「よって」
軍務長官は、結論を告げた。
「君を、前線任務および王太子殿下の行動範囲から外す」
「今後は、後方支援専属とする」
「異論はあるか?」
あるに決まっている。
けど、こうなるかもしれないという気持ちもどこかにあった。
「・・・・ありません」
そう答えると、軍務長官は一瞬だけ目を細めた。
「理解が早くて助かる」
それが褒め言葉ではないことだけは分かった。
◇◇◇◇◇◇◇◇◇
天幕を出ると、ナイルが待っていた。
「終わったかしらん?」
「ああ」
「どうだった?」
「・・・クラレットの邪魔するなって」
ナイルは、しばらく黙ってから言った。
「そう・・・。ここの人たち、よっぽどクラレットからあなたを離したいのねえ」
彼女の声は静かだったが、どこか軽い調子だった。
「しょうがないわね。人族って。嫉妬。みんな、クラレットがあなたにべったりなの羨ましいのね」
「そんなこと・・・・」
あるかもしれないな。
幼なじみが原因で嫉妬を受けるのはこれで2度目だな。
◇◇◇◇◇◇◇◇◇
夕刻。
野営地の外れで、僕は一人、荷台の整理をしていた。
回復薬や魔法薬。
乾燥肉や携帯食料。
魔石。
行商の荷だ。
これから、これを運ぶ。
戦場の外側で。
「・・・・・ホワイト」
声がした。
振り返ると、そこにクラレットがいた。
鎧を脱ぎ、簡易の外套だけを羽織っている。
顔色は悪くない。
だが、目は潤んでいた。
「話、聞いた」
「・・・・・ごめん」
僕は、首を振った。
「クラレットが謝ることじゃないよ」
「でも」
クラレットは一歩近づき、拳を握った。
「ぼくが、前に出すぎたから・・・」
「違う」
即座に言った。
「クラレットは、間違ってない」
「でも、そのせいで――」
「違う」
僕は噛み締めるようにゆっくり言う。
「僕は、これで良かったと思ってる」
クラレットは唇を噛みしめた。
「それでも」
言葉が続かない。
僕は、彼の視線から逃げるように、荷台を見た。
「僕は、行くよ」
「行くってどこへ?」
「次の補給地。ラベンダーたちの進路を追う。元の任務に戻るだけだ」
クラレットの目が見開かれる。
「魔王の方へ?」
「その途中に――」
言い淀んだが、隠す意味はない。
「メイズがいる」
クラレットの表情が、凍りついた。
「・・・・・行かないで」
すがるような声を出す。
「もう、十分ホワイトは頑張ったよ」
「・・・」
今度は、僕が一歩前に出た。
「これは、僕の宿命なんだ」
「クラレット、君は生きろ。僕は・・・・」
言いかけて、止めた。
死ぬつもりだとは、言えなかった。
「・・・・・必ず、戻る」
嘘だと、自分で分かっていても。
クラレットは、しばらく黙っていたが、やがて小さく頷いた。
「分かった。信じるよ」
そして、震える声で言う。
「でも、覚えておいて」
赤い瞳が、まっすぐ僕を見る。その瞳には涙が浮かんでいた。
「あなたは、独りじゃない」
◇◇◇◇◇◇◇◇◇
クラレットの従者として仕えてきたホーネットは、クラレットとホワイトがメイズに攻撃を加えたとき、ようやく気が付いた。
われら5人が探してきた輝かしきご主人様は、今まで仕えてきたクラレットではないかもしれないということに。
自分の疑念を確信に変えるため、ホーネットはもう一度、クラレットの魂を探った。
そうだ、やはりそうだ。
目の前にいるクラレットの魂はご主人様の魂とは違っていた。
クラレットの魂には、われら5人のご主人様だと認識させるような魔法がかかっていたようだが、それが完全に解けた。
さらにそれだけでなくクラレットには、生まれた時から女性だったにもかかわらず自分が男性だと認識させる魔法もかかっていたのだ。
・・・・・・そしてそれも解けた。
◇◇◇◇◇◇◇◇◇
ぼくクラレットの魂には認識阻害の魔法をかけられていたが、同時に肉体にも認識阻害の魔法がかけられていたようだ。
自分はずっと男だと思い込まされてきたのだ。
この瞬間、ぼくは気づいた。
自分は実は女であり、ずっとホワイトのことを愛していたことを。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
没落港の整備士男爵 ~「構造解析」スキルで古代設備を修理(レストア)したら、大陸一の物流拠点になり、王家も公爵家も頭が上がらなくなった件~
namisan
ファンタジー
大陸の南西端に位置するベルナ子爵領。
かつては貿易で栄えたこの港町も、今は見る影もない。
海底には土砂が堆積して大型船は入港できず、倉庫街は老朽化し、特産品もない。借金まみれの父と、諦めきった家臣たち。そこにあるのは、緩やかな「死」だけだった。
そんな没落寸前の領地の嫡男、アレン(16歳)に転生した主人公には、前世の記憶があった。
それは、日本で港湾管理者兼エンジニアとして働き、現場で散った「整備士」としての知識。
そして、彼にはもう一つ、この世界で目覚めた特異な能力があった。
対象の構造や欠陥、魔力の流れが設計図のように視えるスキル――【構造解析】。
「壊れているなら、直せばいい。詰まっているなら、通せばいい」
アレンは錆びついた古代の「浚渫(しゅんせつ)ゴーレム」を修理して港を深く掘り直し、魔導冷却庫を「熱交換の最適化」で復活させて、腐るだけだった魚を「最高級の輸出品」へと変えていく。
ドケチな家令ガルシアと予算を巡って戦い、荒くれ者の港湾長ゲンと共に泥にまみれ、没落商会の女主人メリッサと手を組んで販路を開拓する。
やがてその港には、陸・海・空の物流革命が巻き起こる。
揺れない「サスペンション馬車」が貴族の移動を変え、「鮮度抜群の魚介グルメ」が王族の胃袋を掴み、気性の荒いワイバーンを手懐けた「空輸便」が世界を結ぶ。
男女比がおかしい世界の貴族に転生してしまった件
美鈴
ファンタジー
転生したのは男性が少ない世界!?貴族に生まれたのはいいけど、どういう風に生きていこう…?
最新章の第五章も夕方18時に更新予定です!
☆の話は苦手な人は飛ばしても問題無い様に物語を紡いでおります。
※ホットランキング1位、ファンタジーランキング3位ありがとうございます!
※カクヨム様にも投稿しております。内容が大幅に異なり改稿しております。
※各種ランキング1位を頂いた事がある作品です!
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
僕に仕えるメイドは世界最強の英雄です1~またクビになったけど、親代わりのメイドが慰めてくれるので悲しくなんてない!!~
あきくん☆ひろくん
ファンタジー
仕事を失い、居場所をなくした青年。
彼に仕えるのは――世界を救った英雄たちだった。
剣も魔法も得意ではない主人公は、
最強のメイドたちに守られながら生きている。
だが彼自身は、
「守られるだけの存在」でいることを良しとしなかった。
自分にできることは何か。
この世界で、どう生きていくべきか。
最強の力を持つ者たちと、
何者でもない一人の青年。
その主従関係は、やがて世界の歪みと過去へと繋がっていく。
本作は、
圧倒的な安心感のある日常パートと、
必要なときには本格的に描かれる戦い、
そして「守られる側の成長」を軸にした
完結済み長編ファンタジーです。
シリーズ作品の一編ですが、本作単体でもお楽しみいただけます。
最後まで安心して、一気読みしていただければ幸いです。
なお、シリーズ第二作目が、現在なろう様、カクヨム様で連載しています。
2月13日完結予定。
その後、アルファポリス様にも投稿する予定でいます。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
お飾りの妻として嫁いだけど、不要な妻は出ていきます
菻莅❝りんり❞
ファンタジー
貴族らしい貴族の両親に、売られるように愛人を本邸に住まわせている其なりの爵位のある貴族に嫁いだ。
嫁ぎ先で私は、お飾りの妻として別棟に押し込まれ、使用人も付けてもらえず、初夜もなし。
「居なくていいなら、出ていこう」
この先結婚はできなくなるけど、このまま一生涯過ごすよりまし
ボクが追放されたら飢餓に陥るけど良いですか?
音爽(ネソウ)
ファンタジー
美味しい果実より食えない石ころが欲しいなんて、人間て変わってますね。
役に立たないから出ていけ?
わかりました、緑の加護はゴッソリ持っていきます!
さようなら!
5月4日、ファンタジー1位!HOTランキング1位獲得!!ありがとうございました!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる