星の誓い〜異国の姫はアイスブルーの騎士に溺愛される〜

すなぎ もりこ

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スピンオフ:溺愛オーバード(R18)

夜明け

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いつも夜明けに目が覚める。
部屋の中がほんの少し明るくなって
優しい静寂が空気に染み込んでいる時間。
僕はそっと、隣に寝ている君を確かめる。
健やかな寝息を聞いて、その柔らかな頬に触れ、抱き締めて、項の芳しい匂いを吸い込む。
夢じゃない。過去でもない。
今現在、君が側にいること。
その幸せを噛み締めるんだ。
…まあ、それだけじゃ、済まないんだけれども。

背後から、薄い夜着に包まれた膨らみに手を伸ばした。下から掬い上げるように揉んで、柔らかな感触を堪能する。

「う、うぅん?」

ため息と共に声を漏らす愛しい人の耳の後ろにくちづけた。
身じろぎする身体を逃がすまいと更に引き寄せ、胸の先端を薄い布の上から摘まむ。

「あ、アルフレッド…」

かわいい声で名前を呼ばれ、耳元で返事を返す。

「おはよう、カリーナ…今日も可愛いね」

柔らかだった先端が主張して、布を押し上げている。
アルフレッドはカリーナをそっと仰向けにすると、そこに吸い付いて、唾液で湿らせた後、じゅうじゅう吸い上げた。

「あ、いや、また、朝からそんな…」

カリーナは目を閉じたまま、アルフレッドの腕を掴んだ。
胸の下のリボンを素早く解いて夜着を開けば、柔らかな肢体が薄闇に白く浮かび上がる。
ツンと上向いた薄紅色の果実はアルフレッドの唾液で濡れている。
喉が渇いた獣のように、その瑞々しい果実にむしゃぶりついた。
もう片方は指で優しく捏ねる。
カリーナは口に手の甲を当て、快感に耐えるように人差し指の関節を噛んでいる。
左右を入れ替えて果実をたっぷり堪能するうちに、アルフレッドの下腹部に熱が溜まり、棹が固く下着を押し上げはじめた。
カリーナは身をよじらせて膝を立てる。
アルフレッドは、カリーナの両手を頭上で押さえ込み、ぷっくりとした可愛い唇に口づけた。
唇を食み舌で口内をかき混ぜながら、膨らんだ下半身をカリーナの足の間に擦り付ける。
息を切らしながらたどたどしく舌を絡める初々しい新妻に、愛しさが溢れる。
その少しあどけなさの残る顔立ちをじっと見つめながら、身体をまさぐり、ふと女の顔が浮かぶ瞬間を見るのが好きだった。
たまらなく興奮する。
片手を下げて、滑らかな身体のラインを辿る。
手に吸い付くような肌の感触に、アルフレッドの息も荒くなってきた。
すっと下着に手を差し入れると、既にそこはじっとりと湿っていた。
昨夜も散々可愛がった場所だ。

甘い蜜を滲ませて誘うソコを舐めしゃぶった。
膝を立て、アルフレッドの髪を力無く掴んでよがるカリーナの姿を思い出し、口元が緩む。

不埒な回想に耽りながら、指に蜜を絡ませて陰核を優しく撫でると、カリーナの身体がビクリと震え、声を上げた。

「はっ、やだっ、」

周りを指でクルクルなぞると、カリーナは再び指を咥えて、ゆっくりと瞼を上げた。
蕩けるような琥珀色の瞳が、乱れたミルクティブラウンの髪の間から覗いた。
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