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永遠くん3歳のお話

とわくんの苦手なもの

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とわくんは手が真っ黒状態です。

そして、かけっこのときのイキイキとした表情と反して、
けわしい顔に。。。

その隣の席のなっちゃんが画用紙を手に持ち
 「せんせー、描き終わったよ!」

 「はーい、見せてね。どれどれ?」

よしえ先生はなっちゃんの横にしゃがみました。

 「なっちゃんのママと一緒におにぎりを作っているのね!なかよくて、おいしそうなおにぎりだね。すごくステキな絵をありがとね、なっちゃんには花まるあげます!」

 「わーい、わーい!」
なっちゃんはぴょんぴょん飛び跳ねて大喜び。

 「せんせい、まなも描けました」
おませなまなちゃんは、すっと右手を上げて言いました。


まなちゃんママは若くてとっても美人さん。

自慢のママが画用紙から今にも飛び出してきそうなほど
イキイキと描かれています。

 「まなちゃんは本当にお絵描きが上手ですね。先生もお手本にしたいくらい!とってもきれいなママが描けたね。ママも喜んでくれるよ、きっと!」

まなちゃん、大絶賛!
得意げではあるけど、つつましく振る舞うまなちゃん。

 「まなちゃん、すごーい!」

拍手する男の子ふたり。


実はクラスのゆうくん、しゅんくんたちは
まなちゃんのことがお気に入りなんです!

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