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永遠くん3歳のお話
とわくんの言葉
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「おいっ!あっちゃんをいじめるな!」
とわくんは真っ先に、砂場にいるあっちゃんを救いに飛んでいきました。
しゅんくんとゆうくんは
さらにあっちゃんを泣かせることを言ったのです。
「とわくん、なんでこんなちっちゃーい大根をたすけるの?」
「…ダイコン??なんであっちゃんが大根なんだよ!」
とわくんはあっちゃんを自分の背中に避難させて、両手を広げながらふたりに言いました。
「あっちゃんってさ、大根みたいに白くて顔もゆうれいみたいで、よくわからないじゃんか。ブスだよ」
「うん!あっちゃんはかわいくない大根」
なんてひどいことを女の子に言うのでしょう?
しゅんくん、ゆうくん、いじわるですよ、それ!
よしえ先生も砂場でのもめごとに気付き、
あっちゃんの方へ向かった時のことです。
「あっちゃんはブスなんかじゃないよ!」
「あっちゃんは大根じゃない!」
「かわいい女の子だよ!」
とわくんはいつもよりも大きな声で、真剣な顔で
しゅんくん、ゆうくんたちに怒りました!
「なんだよ、とわくん。ヒーローごっこかよー」
よしえ先生が意地悪している子たちを止めようとしたそのとき…
「あっちゃんをいじめたら、ぼくがゆるさないぞ!あっちゃんはボクの友だちなんだからなっ」
とわくんは泣いているあっちゃんの手をギュッとにぎってあげました。
「とわくん、本当にちびっこヒーローだ」
よしえ先生はそう呟きながらその場にいる子たちを、叱りました。
そしてあっちゃんを抱きしめたあとに、
よしえ先生はとわくんに、いいえ、ちびっこヒーローにこう言いました。
「助けてくれてありがとう、ちびっこヒーロー!」
とわくんは真っ先に、砂場にいるあっちゃんを救いに飛んでいきました。
しゅんくんとゆうくんは
さらにあっちゃんを泣かせることを言ったのです。
「とわくん、なんでこんなちっちゃーい大根をたすけるの?」
「…ダイコン??なんであっちゃんが大根なんだよ!」
とわくんはあっちゃんを自分の背中に避難させて、両手を広げながらふたりに言いました。
「あっちゃんってさ、大根みたいに白くて顔もゆうれいみたいで、よくわからないじゃんか。ブスだよ」
「うん!あっちゃんはかわいくない大根」
なんてひどいことを女の子に言うのでしょう?
しゅんくん、ゆうくん、いじわるですよ、それ!
よしえ先生も砂場でのもめごとに気付き、
あっちゃんの方へ向かった時のことです。
「あっちゃんはブスなんかじゃないよ!」
「あっちゃんは大根じゃない!」
「かわいい女の子だよ!」
とわくんはいつもよりも大きな声で、真剣な顔で
しゅんくん、ゆうくんたちに怒りました!
「なんだよ、とわくん。ヒーローごっこかよー」
よしえ先生が意地悪している子たちを止めようとしたそのとき…
「あっちゃんをいじめたら、ぼくがゆるさないぞ!あっちゃんはボクの友だちなんだからなっ」
とわくんは泣いているあっちゃんの手をギュッとにぎってあげました。
「とわくん、本当にちびっこヒーローだ」
よしえ先生はそう呟きながらその場にいる子たちを、叱りました。
そしてあっちゃんを抱きしめたあとに、
よしえ先生はとわくんに、いいえ、ちびっこヒーローにこう言いました。
「助けてくれてありがとう、ちびっこヒーロー!」
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