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第4章 お姫様達と黒の宮廷魔術師と、そいつらが使役したモノ達。第1部 洗い出して出てくるもの。
第1話 雨の中の作戦会議と、忘れられたモンスター軍団と、カザトのやらかした?事の影響1
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フェイクワールドに広がる、デカイ雨雲(線上降水帯+スーパーセル)の集中豪雨は、乾いた土地を湿らせて、雨の知らない若い世代の者達を魅了した。
聖水の雨が、ゴブリンの血で汚染された大地を浄化していき、草木を育てていく。
邪神達は、基本巣篭もりである。
そして、フェイク世界は沈黙している。
冒険者達や、騎士は武器を修理したり、武芸を磨くのにいそしむ。
治療院は、患者を減らしていく。
そして、昼の3時から6時(15時から18時)に何故か雨が止むので、その間に薬草や野菜が収穫される。
なので、食糧難が発生せずに各国が立ち直ってゆく。
国王達は、対モンスター対策に手を回していた。
にぎやかな所は、新生ガス王国のマトの街でもあるが、ブラー王国の砦の街が実は人気だった。
なぜ?
まず、飯が美味い!
そして、下水が整備されており、トイレが魔導式ウォッシュレットである!
カザトが作った砦の街なので、こうなった。
そこに、ガス王国貴族がやってくる。
冒険者ギルド支部に毎日やって来て、カザトとの連絡をとれとか言ってくるのだが、それを見て周りの商店や宿がこの貴族をカモにし始めたのは、当然の流れであった。
ガス王国貴族・某侯爵
「カザトは、どこにいるのか!」
副第2ギルドマスター ポポラ
「知っていたところで、あなた方には関係ないでしょうが!
ガロンさんがいないことをいいことに、言いたい放題ですが、知りませんよ?
困難は斬り開く!
ですから!」
ガス王国・某子爵
「貴様!貴族を舐めると、どうなるか!
教えてやろうか!」
ポポラが、手を叩くと冒険者達が取り囲む。
副第2ギルドマスター ポポラ
「わかっているのか?
カザト殿を奴隷化しようとすると、このブラー王国の法に違反すると!
切り捨て御免と、いうらしいですよ!」
ガス王国の貴族たちは、宿に帰る。
もちろん、宿はガス王国貴族料金(ボッタクリ)である。
ガス貴族たちは、内心焦っていた。
カザトを傘下に入れようとしていたが…
なかなか成功しない。
何か嫌な予感がする。
(予言)スキル持ちが、ガス王国貴族の滅亡を予言し始めたのだ。
なので、砦やベイントス公国に派遣したガス貴族の使いに、よけいに檄を飛ばすのだが…
ドワーフ王国に派遣したガス貴族の執事達が、(ガス貴族達にとっては)妙な事を聞き出してきた。
カザトは、ガス王家から召喚されたときから、放り出された。
つまり、今のガス王家と敵対していた当時のラッド公爵以外のガス貴族に対しては、カザトは全くまともに会話すらしていない。
それは、カザトがガス王国を滅ぼすつもりなのかもしれない。
その噂の証拠に、ラッド公爵は独立して新生ガス王国を立ち上げた。
その噂を補強する噂に、カザトは前勇者召喚によって、先祖がいなくなったことによって、代々散々な目にあっていた。
勇者ゴン太の、カザトがゴミな存在だという発言は、そこから来た。
つまり!
ブレーダー王女のカザトに対するゴミ発言は、勇者ゴン太のフェイクからの間違った伝言ではなく、勇者ゴン太が言った間違った発言なのだが、ゴン太のその発言の原因は前勇者召喚であり!その責任は前勇者達を帰還させなかった、フェイクとガス王家と当時の王国諸国ではないのか?
そのことを、確認しているからこそカザトは、指名依頼とか、王国絡みのことは全く受けないのではないのか?
といううわさである。
この推測は、雨が降り出した時に一気に広まってしまった。
ガス国王達は、グランド王国から出てこない。
(捕まっているから。)
勇者達は、行方不明。
(邪神オークによって、勇者以外パシリ魔王候補になった。)
旧ラッド公爵派は新生ガス王国にいるが、他の派閥のガス貴族は、領地すらすでに邪神に占領された所が多数ある。
ここで、ガス貴族達はなんとかラッド国王側になろうとしたが、ラッド派によって隔離されていた。
しかも監視されている。
マトの街の外の街・マト外街
ある一角のデカい自称・高級宿屋
[ボッタクリ屋ですよ]
の、食堂では貴族の当主達が、薄い木にカザトが生産したフェルト生地を張った、見かけだけは王様の部屋っポイ、高級品っポイ食堂で会議をしていた。
「ベイントス公国には、いないみたいだな。」
「ギルドマスターのバッカーに、あれほど敵対するなと言っただろうが!」
「ブラー国王の砦に、カザトの別邸と工房があるが帰ってきた形跡がない。だが、使いがブラー国王の元にやってきている。」
「ブラー王国の奥地の、神殿群の更に奥の秘境にいる説が、一つだ!」
「旧魔王城に挑んでいると、ドワーフの副女王が言っていたらしい。」
「なぁ?ブレーダー王女が、今、マトの街の中にいるらいいぞ?」
「実は、エルフの移民がベイントス公国にすら入れないと、外街の拡張エリアにいるらしい。
そこにな、カザトの従者の親戚がいるとの情報が入った。」
「取りこもう!」
「では、次のお題だが…、あの王都放棄の基になった(予言)スキル持ち達を拘束している。」
「おい!(予言)スキル通りに、逃げたがガス王都は、陥落!
王族は、ほぼ壊滅的!
貴様ら!ウソの予言をしたのでは無いのか?という疑惑がある。」
□□□□□□□□□
ガス貴族を監視する騎士は、報告する。
奴らはまだ、気がついてないと!
□□□□□□□□□
その頃、洗いざらいガス王国の今回の勇者召喚から、これまでの顛末を邪神ゴキブリや、元グランドマスターやエルフの騎士団長達に、暇つぶしのネタ代わりに言わされた、ガス国王と宰相はぐったりとしていた。
邪神ゴキブリ・ゴキゴ(4男)
「おい!国王の中の天使にききたいのだが?
その王都を捨てるきっかけとなった、(予言)の事は、管理者神は関与していたのか?」
宰相(部下天使)
「いえ…全く…関与どころか、フェイク様は寝ていました。」
エルフ騎士団長は、頭を抱えていた。
すべてフェイクの計算の内だと、思っていたが違ったのだ。
邪神ゴキブリ・ゴキゴ(4男)
「つまり…
おい!国王よ!
お前?前勇者達を、お前の先祖は約束を破って元の世界に帰還させなかったのだよな?
そして、(邪神戦争)が起こり、前代勇者達の勝利になったか…。
そして、時が経って勇者召喚がまた行われて、その子孫冒険者カザトが勇者召喚された。
しかも、バグ…
失敗召喚者として…。
そして、兄貴(邪神ゴキブリ三男ゴキリ)を倒した実力者…だった。
この、冒険者ギルド本部の当時の改変された記録だと、その前代勇者達との約束一つは、恐らく勇者召喚禁止だったのじゃないのか?」
ガス国王
「え?
確かに、そうです。
しかし、管理者神の命令と…操られていたから、抵抗は無理でした。」
邪神ゴキブリ・ゴキゴ(4男)
「そして、恐らく冒険者カザトの言っていることは、生き返らせて元の時間に送り届ける事だな。
ここなのだよ!
なぜ!
俺たちが、下級管理者神よりも武力を持ってきたとしても、管理者神を殺って乗っ取るなんて事をめったにしないのか?ってこと!
失敗するのは下級だと時々あるのだがな、管理者神として、しっかりと修復しないといけないのだよ!
それをしないと、天界からお咎めが来る。
これは、邪神でも適応される。
だが…まだ来ていない。
そして、この週間邪神自身とかの記事だ!
今の勇者達の元の世界は、別世界に行っていた邪神サイドに立った元旧地球人と戦争しているらしい。
そうなると早期解決の為に武力使い放題状態のはずなのに、何故か天界は、未だにこの世界に対しても制裁などをせずに沈黙している。
おかしい!
あまりにもおかしい!」
ガス国王(部下天使)
「はい。他の異世界から派遣された天使達も言ってました。」
邪神ゴキブリ・ゴキゴ(4男)
「これまでの話を全てまとめると、
まず確定なのは、恐らくだがカザトという冒険者はガス王都で何か、前勇者達の残した記録に触れたな!」
宰相
「その…ガス王都の門の側に、前勇者達の残した石碑があります。」
邪神ゴキブリ・ゴキゴ(4男)
「それに、記憶を残して自分達の子孫に守らせていたな。」
ガス国王
「あ!ギルドマスターのバッカーが守っていた!」
邪神ゴキブリ・ゴキゴ(4男)
「ふ~!
決まりだ!
お前たちは、冒険者カザトに相当怒りを向けられるぞ!
まぁ、よく考えみろや!
その冒険者カザトに命令する?
なら、お前たちはカザトよりも強いのか?
そのことで…
全軍使っても、殺されると(予言)されたのでは無いのか?」
宰相
「や、やっぱり…
そうでしたか…
つまり、決してガス王国や当時の関係者達の子孫には、協力しないと…いうことですね。」
邪神ゴキブリ・ゴキゴ(4男)
「だがな、ここで少しネタバラしするとな、実は俺の兄貴達を含めて、恐らくフェイクの正体と、別の所で会った可能性が有ると思うのだよ!」
ガス国王(部下天使)
「やはり…
フェイク様とは、いったい何者なのですか?
部下天使として創造さたのですが、まぁ親と言うべきなのですが、この聖水の雨にかかってから、わからなくなってきました。
私達ですら、操られていたというか…」
エルフ騎士団長
「そ!それが、邪神様の進軍しない理由ですか。
まさか、本当にフェイク様は邪神?」
邪神ゴキブリ・ゴキゴ(4男)
「いや…
もっと悪い奴だ!
恐らくもっと悪く!
あの、最近出てきた黒き魔導師カンターレは、下級魔神食いと言ってな、魔王以上に悪なのだよ!
俺が、まだ邪神ではなく、普通のゴキブリをやっていたときにな、昔の勇者達の世界では大戦争があってな、そこで暗翼していた奴だ!」
宰相(部下天使)
「え?」
ガス国王(部下天使)
「それって…昔の改変される前の…
あの世界ですか?
そうですよね?
昔の勇者達の世界って…。」
聖水の雨(カザトのやらかし)は、他の方面にも影響を及ぼしだしたみたいです。
□□□□□□□□
へっくしゅん!
カザトは、起きた?
カザト
「???風邪を、ひいた?」
カザトがやっと起きた。
聖水の雨が、ゴブリンの血で汚染された大地を浄化していき、草木を育てていく。
邪神達は、基本巣篭もりである。
そして、フェイク世界は沈黙している。
冒険者達や、騎士は武器を修理したり、武芸を磨くのにいそしむ。
治療院は、患者を減らしていく。
そして、昼の3時から6時(15時から18時)に何故か雨が止むので、その間に薬草や野菜が収穫される。
なので、食糧難が発生せずに各国が立ち直ってゆく。
国王達は、対モンスター対策に手を回していた。
にぎやかな所は、新生ガス王国のマトの街でもあるが、ブラー王国の砦の街が実は人気だった。
なぜ?
まず、飯が美味い!
そして、下水が整備されており、トイレが魔導式ウォッシュレットである!
カザトが作った砦の街なので、こうなった。
そこに、ガス王国貴族がやってくる。
冒険者ギルド支部に毎日やって来て、カザトとの連絡をとれとか言ってくるのだが、それを見て周りの商店や宿がこの貴族をカモにし始めたのは、当然の流れであった。
ガス王国貴族・某侯爵
「カザトは、どこにいるのか!」
副第2ギルドマスター ポポラ
「知っていたところで、あなた方には関係ないでしょうが!
ガロンさんがいないことをいいことに、言いたい放題ですが、知りませんよ?
困難は斬り開く!
ですから!」
ガス王国・某子爵
「貴様!貴族を舐めると、どうなるか!
教えてやろうか!」
ポポラが、手を叩くと冒険者達が取り囲む。
副第2ギルドマスター ポポラ
「わかっているのか?
カザト殿を奴隷化しようとすると、このブラー王国の法に違反すると!
切り捨て御免と、いうらしいですよ!」
ガス王国の貴族たちは、宿に帰る。
もちろん、宿はガス王国貴族料金(ボッタクリ)である。
ガス貴族たちは、内心焦っていた。
カザトを傘下に入れようとしていたが…
なかなか成功しない。
何か嫌な予感がする。
(予言)スキル持ちが、ガス王国貴族の滅亡を予言し始めたのだ。
なので、砦やベイントス公国に派遣したガス貴族の使いに、よけいに檄を飛ばすのだが…
ドワーフ王国に派遣したガス貴族の執事達が、(ガス貴族達にとっては)妙な事を聞き出してきた。
カザトは、ガス王家から召喚されたときから、放り出された。
つまり、今のガス王家と敵対していた当時のラッド公爵以外のガス貴族に対しては、カザトは全くまともに会話すらしていない。
それは、カザトがガス王国を滅ぼすつもりなのかもしれない。
その噂の証拠に、ラッド公爵は独立して新生ガス王国を立ち上げた。
その噂を補強する噂に、カザトは前勇者召喚によって、先祖がいなくなったことによって、代々散々な目にあっていた。
勇者ゴン太の、カザトがゴミな存在だという発言は、そこから来た。
つまり!
ブレーダー王女のカザトに対するゴミ発言は、勇者ゴン太のフェイクからの間違った伝言ではなく、勇者ゴン太が言った間違った発言なのだが、ゴン太のその発言の原因は前勇者召喚であり!その責任は前勇者達を帰還させなかった、フェイクとガス王家と当時の王国諸国ではないのか?
そのことを、確認しているからこそカザトは、指名依頼とか、王国絡みのことは全く受けないのではないのか?
といううわさである。
この推測は、雨が降り出した時に一気に広まってしまった。
ガス国王達は、グランド王国から出てこない。
(捕まっているから。)
勇者達は、行方不明。
(邪神オークによって、勇者以外パシリ魔王候補になった。)
旧ラッド公爵派は新生ガス王国にいるが、他の派閥のガス貴族は、領地すらすでに邪神に占領された所が多数ある。
ここで、ガス貴族達はなんとかラッド国王側になろうとしたが、ラッド派によって隔離されていた。
しかも監視されている。
マトの街の外の街・マト外街
ある一角のデカい自称・高級宿屋
[ボッタクリ屋ですよ]
の、食堂では貴族の当主達が、薄い木にカザトが生産したフェルト生地を張った、見かけだけは王様の部屋っポイ、高級品っポイ食堂で会議をしていた。
「ベイントス公国には、いないみたいだな。」
「ギルドマスターのバッカーに、あれほど敵対するなと言っただろうが!」
「ブラー国王の砦に、カザトの別邸と工房があるが帰ってきた形跡がない。だが、使いがブラー国王の元にやってきている。」
「ブラー王国の奥地の、神殿群の更に奥の秘境にいる説が、一つだ!」
「旧魔王城に挑んでいると、ドワーフの副女王が言っていたらしい。」
「なぁ?ブレーダー王女が、今、マトの街の中にいるらいいぞ?」
「実は、エルフの移民がベイントス公国にすら入れないと、外街の拡張エリアにいるらしい。
そこにな、カザトの従者の親戚がいるとの情報が入った。」
「取りこもう!」
「では、次のお題だが…、あの王都放棄の基になった(予言)スキル持ち達を拘束している。」
「おい!(予言)スキル通りに、逃げたがガス王都は、陥落!
王族は、ほぼ壊滅的!
貴様ら!ウソの予言をしたのでは無いのか?という疑惑がある。」
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ガス貴族を監視する騎士は、報告する。
奴らはまだ、気がついてないと!
□□□□□□□□□
その頃、洗いざらいガス王国の今回の勇者召喚から、これまでの顛末を邪神ゴキブリや、元グランドマスターやエルフの騎士団長達に、暇つぶしのネタ代わりに言わされた、ガス国王と宰相はぐったりとしていた。
邪神ゴキブリ・ゴキゴ(4男)
「おい!国王の中の天使にききたいのだが?
その王都を捨てるきっかけとなった、(予言)の事は、管理者神は関与していたのか?」
宰相(部下天使)
「いえ…全く…関与どころか、フェイク様は寝ていました。」
エルフ騎士団長は、頭を抱えていた。
すべてフェイクの計算の内だと、思っていたが違ったのだ。
邪神ゴキブリ・ゴキゴ(4男)
「つまり…
おい!国王よ!
お前?前勇者達を、お前の先祖は約束を破って元の世界に帰還させなかったのだよな?
そして、(邪神戦争)が起こり、前代勇者達の勝利になったか…。
そして、時が経って勇者召喚がまた行われて、その子孫冒険者カザトが勇者召喚された。
しかも、バグ…
失敗召喚者として…。
そして、兄貴(邪神ゴキブリ三男ゴキリ)を倒した実力者…だった。
この、冒険者ギルド本部の当時の改変された記録だと、その前代勇者達との約束一つは、恐らく勇者召喚禁止だったのじゃないのか?」
ガス国王
「え?
確かに、そうです。
しかし、管理者神の命令と…操られていたから、抵抗は無理でした。」
邪神ゴキブリ・ゴキゴ(4男)
「そして、恐らく冒険者カザトの言っていることは、生き返らせて元の時間に送り届ける事だな。
ここなのだよ!
なぜ!
俺たちが、下級管理者神よりも武力を持ってきたとしても、管理者神を殺って乗っ取るなんて事をめったにしないのか?ってこと!
失敗するのは下級だと時々あるのだがな、管理者神として、しっかりと修復しないといけないのだよ!
それをしないと、天界からお咎めが来る。
これは、邪神でも適応される。
だが…まだ来ていない。
そして、この週間邪神自身とかの記事だ!
今の勇者達の元の世界は、別世界に行っていた邪神サイドに立った元旧地球人と戦争しているらしい。
そうなると早期解決の為に武力使い放題状態のはずなのに、何故か天界は、未だにこの世界に対しても制裁などをせずに沈黙している。
おかしい!
あまりにもおかしい!」
ガス国王(部下天使)
「はい。他の異世界から派遣された天使達も言ってました。」
邪神ゴキブリ・ゴキゴ(4男)
「これまでの話を全てまとめると、
まず確定なのは、恐らくだがカザトという冒険者はガス王都で何か、前勇者達の残した記録に触れたな!」
宰相
「その…ガス王都の門の側に、前勇者達の残した石碑があります。」
邪神ゴキブリ・ゴキゴ(4男)
「それに、記憶を残して自分達の子孫に守らせていたな。」
ガス国王
「あ!ギルドマスターのバッカーが守っていた!」
邪神ゴキブリ・ゴキゴ(4男)
「ふ~!
決まりだ!
お前たちは、冒険者カザトに相当怒りを向けられるぞ!
まぁ、よく考えみろや!
その冒険者カザトに命令する?
なら、お前たちはカザトよりも強いのか?
そのことで…
全軍使っても、殺されると(予言)されたのでは無いのか?」
宰相
「や、やっぱり…
そうでしたか…
つまり、決してガス王国や当時の関係者達の子孫には、協力しないと…いうことですね。」
邪神ゴキブリ・ゴキゴ(4男)
「だがな、ここで少しネタバラしするとな、実は俺の兄貴達を含めて、恐らくフェイクの正体と、別の所で会った可能性が有ると思うのだよ!」
ガス国王(部下天使)
「やはり…
フェイク様とは、いったい何者なのですか?
部下天使として創造さたのですが、まぁ親と言うべきなのですが、この聖水の雨にかかってから、わからなくなってきました。
私達ですら、操られていたというか…」
エルフ騎士団長
「そ!それが、邪神様の進軍しない理由ですか。
まさか、本当にフェイク様は邪神?」
邪神ゴキブリ・ゴキゴ(4男)
「いや…
もっと悪い奴だ!
恐らくもっと悪く!
あの、最近出てきた黒き魔導師カンターレは、下級魔神食いと言ってな、魔王以上に悪なのだよ!
俺が、まだ邪神ではなく、普通のゴキブリをやっていたときにな、昔の勇者達の世界では大戦争があってな、そこで暗翼していた奴だ!」
宰相(部下天使)
「え?」
ガス国王(部下天使)
「それって…昔の改変される前の…
あの世界ですか?
そうですよね?
昔の勇者達の世界って…。」
聖水の雨(カザトのやらかし)は、他の方面にも影響を及ぼしだしたみたいです。
□□□□□□□□
へっくしゅん!
カザトは、起きた?
カザト
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