[鑑定]スキルしかない俺を追放したのはいいが、貴様らにはもう関わるのはイヤだから、さがさないでくれ!

どら焼き

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第4章 お姫様達と黒の宮廷魔術師と、そいつらが使役したモノ達。第1部 洗い出して出てくるもの。

第31 話[幕間]真実を追え!なぜガス王国は逃亡しないといけなかったのか!!その2

 何も、ラッド国王は自分を蔑ろにしたガス貴族達に復讐するために捕まえたのではなかった。
 ラッド国王は、ずっと自分の父親の行いを見ていて、ある可能性に気がついていた。

 ガス貴族の中に…
 フェイクのスパイがいるのではないのか?
 フェイクの分身が、いる可能性。

 あの、エルフの最長老は間違いなくフェイクの分身か、スパイである。

 そして…
 ガス王国の500万の兵士の行方である。

 確かに練兵場でラッド国王は、公爵時代に見ていたからいたのだ!

 どこに行った?
 自白剤を使ってでも、ガス貴族達に吐かさないと、これからの邪神たちとの戦いに勝てない。
 ラッド国王は、500万の兵士達の行方を探していた。

 そして…
 ある問題にも直面していた。

 グランド王国崩壊によって触発された、他の国にいるエルフ族の大移動である。

 エルフ達はカザト達のいるところを目指しているが、ミラージュからの情報でカザト側は拒否する事がわかっていた。

 今日も、エルフの村の代表が、カザト達に会うためにベイントス公国と、ドワーフ王国の国境超えの為の許可書を出してくれと、言ってきたが…。

ラッド国王
「ふむ。エルフの民の代表よ。
 あなたは、トワイライト殿の親戚だというが、なぜ?そんな不利益な事を平気で言える。

 トワイライト殿の村は、生贄にされてそれを決定した親戚達に対して、厳しく対応することは、既にベイントス公国・ブラー王国・ドワーフ王国とわが国と帝国など、合意している事は知っているだろう?
 まさか…
 自分たちが選ばれた民であり、免罪であるなんて言い出さないであろうな?」


自称・トワイライトの親戚
エルフの代表
「そんな事を、言っていたのか!
免罪?
いや、当たり前の事に罪なんてない! 
 まさか、選ばれた民を蔑ろにするつもりはないだろうな?」

ラッド国王
「ハァ…。
やってみろ!
その、護衛に精霊魔法を俺に撃たせてみろ。
貴様らの事は、直接ではないが大精霊様から聞いているぞ!

果たして?精霊魔法を撃てるかな?」

エルフの護衛
「下船なるクソが!
選ばれし民に吐いたその言葉を後悔させてやる!
風の精霊よ!敵を切り刻め!
ウインドカッター!」

風の精霊達
((嫌です!))

プスン!!
ウインドカッターは消えた。



自称・トワイライトの親戚
エルフの代表
「え?
ウインドボール!」

エルフの護衛
「ウインドアロー!」

エルフの護衛
「ウインドカッター!」

風の精霊達
((風を、動かす事を禁止!))


プスン!


目が、点になるエルフ達は国王暗殺未遂現行犯逮捕で牢獄行きになった。

一応、エルフが精霊魔法でラッド国王を攻撃することを禁止したてたが、風の大精霊が万が一の失敗が有ってはいけないので様子を見に来たのだが、その様子を見たマトの街の外側にいる他のエルフ達が自身の精霊から、なぜ大精霊が来たのかを聞いて大騒ぎを始めた。

トワイライト達が、怒っている。
大精霊が間違った行いをしたエルフに怒っている。
エルフ達は、各村の代表者を集めて会議を始めたのだが…

責任のなすりつけ合いがはじまった。

そして…
あるハイエルフを呼び出に行くために、戦士達を集めて迎えに行かせた。

そのハイエルフは既に隠者として山に籠もっていたが、ある経歴があった。
 前勇者達と同行して、フェイク達と敵対した前勇者達と共に戦い、そのことで他のエルフ達からのけものにされたハイエルフだったのだが…
 そのことを聞いたラッド国王と、冒険者ギルドマスターのバッカーは、どうするのか悩んでいた。

バッカー
「こりゃ~、また駄目なパターンだな…。」

ラッド国王
「やっぱりそう思うか。
俺もだ。」

 何がダメかって?
 戦争にまで発展したほどの酷いことをしておいて、その後バッカーが覚えている最後の手紙はエルフ社会からのけものにされたから、山に籠もるであったから…言うことを聞かせられるなんて未だに考えている、グランド王国以外のエルフってボケているのか?…

この城下町の外にいるエルフ達も、あのグランド王国のエルフ達と同様の神経の可能性が有ると、警戒することになった。



そして…
その回答は早かった。

次の日… 
早朝…

マトの街の外側の地面に、エルフの迎えに行った戦士達が首だけ出して、生き埋めにされていたからだ。

鑑定眼を、持つものが鑑定するとスキルが全て封印されていた。

エルフの村の長達は、うろたえる。
何が起こったのか、風の精霊達が伝えたからだ。



□□□□□
冒険者ギルトの(仮)本部のある部屋

(隅に、誰か仮眠している。(笑))

バッカー
「久しぶりだね。
うちの爺さんの言いつけられた事をやっとこなして、ここに移動して来たからもう…会えないと思っていた。カザトになんとなく、貴方の存在は言っていたけど、ゴブリンの大軍との戦闘やらで、早期に会わせられなかったな…。さて、どう紹介するか…。」

 向かいの席にいた、あるハイエルフは何故バッカーの祖父の言いつけを守って、ガス王都の門の側にある石碑を守っていない!
と、怒鳴るつもりだったが、起勢を削がれた。

バッカー
「来たんだよ!
今回、ガス国王の奴が禁忌を侵してまで実行しやがった勇者の中にいたんだよ。

 築石 風力左衛門の子孫がな。
 そして爺さん達でもある前勇者達の残した謎を見事解いて、俺の爺さんから託された計画の第1章の見守り役は完了したよ。」

あるハイエルフ
「カザトという、最近よく冒険者ギルトのランク表に出ている奴か?」

バッカー
「あぁ!そうだ。
 もうすぐ、フェイク・プロデュースダンジョンが、踏破される。
 その後、どうなるかね。」

あるハイエルフ
「信じられんな、と言いたいが聖水の雨が降った。
 これは、本当は誰の仕業だ?」

バッカー 
「カザトと、トワイライト達一行だな。
 瘴気ヘドロを溶かして、ダンジョン攻略をしていたら、こんな事になってしまったらしい。
 人魚も、石にされていたがもうすぐ復活する。
 どうする?
 あのエルフ達を支援するか?
 それとも、少数派のトワイライト達がいる、カザト側につくか?」

あるハイエルフ
「邪神戦争は、失敗だったと思っている。
 だがな、アレは起こる運命だった。
 回避は、できんかった。
 だが…結局のところ、こんな状態に戻った。
 管理者神フェイクを早く、転勤させるしかないのだ。
 だからな、もし、戦争を起こすつもりなら、カザトという奴を止めるつもりだ。
 この世界が、荒廃するだけだ。」


バッカー
「どうなるかな?
 邪神達は、強いぞ?
 そして…カザトは動くつもりはもうない!
 どうする?
 邪神達だけ、討伐させるなんてご都合のいいようには動かないぞ。
 カザトは、先祖の残した記憶を見つけたらしい。」

あるハイエルフ
「戦争は、起こさせん。」

バッカー
「すまん。カザトにあんたの事を詳しく言っておけばよかったな。

 そしてまだ俺の言葉を理解していないみたいだから、詳しく言っておく。
 カザトは、築石 風力左衛門の子孫に残した記憶を見つけた。
 石碑に書かれていた文字ではなく、記憶そのものだ!
 怒りもだ!
 俺の前で、見たことないはずの爺さんの顔の似顔絵を書き出したときは、びっくりしたぞ!
 つまり、あんたの顔も知っている。
 どんな理不尽と己の得手勝手と傲慢さを、この世界の住人が前代勇者達に押し付けた事の怒りも、継承している。

 そして…
 あの、前代の魔王よりも強いゴブリンエンペラー(魔神)を討伐したぞ!
 そうそう!あの当時のガス国王も魔王になっていたが、討伐されたぞ!」


あるハイエルフ
「あ、ぁぁ。
 あのゴブリンエンペラーには、こっそりと近づいて見たが、魔神となる前だったが、魔王にもうすぐなりかけだったのは、直接見た。
 あの、前のガス国王の魔導珠映像は、やはり本物だったのか。

 まぁ、バッカー坊や…。
 もし、怒りのまま力を行使するとこの世界は滅んでしまう。
 築石 風力左衛門は、フェイクに立ち向かったが、結局ののところフェイクは逃亡して邪神戦争は終わらざる得なかった。
 各国の王の首を斬っても、怒りが静まっていなかったのも、知っていたが…。
 記憶を…そのまま…残したのか。」

ラッド国王(少し前に仮眠から起きた)
「失礼、私はガス王国から別れた新生ガス王国の国王ラッドという。
 カザト殿は、神殿群の一番上の入れずの神殿まで攻略した。
 そこには、この世界の秘密が描いてあった。
 いや、あったと言っていた。
 そして…確かに言ったんだよ。
 最近フェイクが言っていた神託よりも前に、言っていた。
 [この世界は滅びる]と。
 試練のダンジョン攻略に対して、フェイクは前代勇者の時にほ、案内人をつけていたな。

 だがカザトの祖先の築石 風力左衛門は自らの足で、力で攻略して前代勇者達から疎まれていたという事もしっている。
 そして結果からすると前代勇者達は騙されていた。
 築石 風力左衛門は、何度も魔王討伐の報酬は、元の世界への帰還だと指定していたが、この世界とフェイクは裏切った。
 そして…戦争となった。
 荒廃するからと言う、理屈は通らないぞ!
 戦争を選んだのは、築石 風力左衛門ではない。
 前代勇者たちでもない。
 選んだのはフェイクと当時のこの世界の自称・被害住民だ。」


あるハイエルフ
「自称・被害住民だと!まるで事実と違うみたいじゃないか!」

バッカー
「もういい…。もういいのだよ…。演技もいらない。
 うちの爺さんたちを案内するなんて、言って試練の壁画にも描かれていたところを見せなかった部分の、写しな!これ!
 解読というか、これが翻訳な!
 海の試練のダンジョンの記録だ!
 他のダンジョンにも描かれていた事も、バレてる。
 自称・住民達の事も、もうバレているよ。
 前管理者神と、今のフェイクとの交代のときに前管理者神様は、元々の住民ではないこれから住むヒトたちの為に色々な破壊不能の記録を残されていた。
 勇者案内人の本当の役割は、経験値を集めさせることと、破壊不能の前管理者神の残された記録を見せないこと。
 この世界は邪神が来なくても、管理者神試験ってやつがあってな~。
 その試験がそろそろ始まる。
 その結果、不合格だったら…わかるよな!
 だから、カザトは動かないぞ!
 試験科目となりかねない邪神討伐を先に討伐するわけにはいかないからだ!」

 あるハイエルフは、自分が言おうとしていた事が、全く別の事実の暴露によって打ち砕かれて唖然とするしかなかった。
 顔の筋肉が、弛緩して…いきなり、知らなかった管理者神試験の事にびっくりして、静かに顎の骨が外れる。

あるハイエルフ
「いた…あぁ…助けてくれ!」

バッカー達に手伝ってもらって、顎をはめるハイエルフ…。

あるハイエルフ
「いや、わしは、その…早く魔王を倒してほしかったから、ついて行っただけだった。
 案内人は、人魚達以外はみんな…暗殺に来やがったが討伐したぞ!
試験…
 管理者神に、試験なんてあったのか!そうか…」


ラッド国王
「これが、日程表の写しだな。」

あるハイエルフ
「経典と、突き合わせて見るが…
なるほど…
 はあ?火の海に入った世界を、救う課題?
戦闘実地試験?育った魂の試験だと?絶望的じゃないか!」

ハイエルフさん…顔が真っ青になっている。

その時、ラッド国王が本題に移る。

ラッド国王
「前代勇者に、同行された英雄ミストラル殿に聞きたい。
 ガス王国・王都防衛隊500万の兵の証には、貴方のかけた[場所の確認・追跡][防御力・攻撃力up][転移呼出し]が付与されていたはずだ。  
 今、彼らの居場所を知っているのでは無いのか?」

あるハイエルフ=戦士ミストラル
「あぁ、その事か…
 そういえば、あの付与も…築石 風力左衛門の進言で、決まった制度だったな…

そうか…
そうだったのか…
あのときの、ガス王都防衛隊構想は前代勇者達の大聖女の予言だけが根拠ではなかったのか。

 流石に、管理者神の試験で焼かれるなんて、築石 風力左衛門の奴でも、言わなかったということか…。
 やってみよう。探知する準備をする。
 ラッド国王、バッカー…。すまなかった。
 情報不足の末に、怒鳴り込むつもりで来てしまった。」

 頭を下げる、誇り高きハイエルフの素直な謝りは、輝いていたという。
 だが、(仮)ギルドグランドマスター・バッカーと、ラッド国王は、油断をしてはいけないと心の中で警戒していた。
感想 20

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