[鑑定]スキルしかない俺を追放したのはいいが、貴様らにはもう関わるのはイヤだから、さがさないでくれ!

どら焼き

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第4章 お姫様達と黒の宮廷魔術師と、そいつらが使役したモノ達。3部 乱闘編 邪神vs フェイクROUND2と、乱闘に巻き込まれる者達。

第4話 [幕間]ペンは剣よりも強いかもしれないが、それよりも金貨の方が強いと考える人達は、今こそ動く時だと暴れだす。その1

 新生ガス王国のマトの街の商業ギルドでは、新生ガス王国発行の銀貨とギルド発行の大陸共通金貨の両替をしようとする、人々て混乱が発生していた。

 実は新生ガス国王は、まだ建国してからそんなに通貨政策を強烈に推し進めていなかった。
 原因は、金貨の原料である金の鉱山が無い事と、新しい国であるので他国との経済的連携の基礎ができるまで、ガス王国通貨を使うことにしていたからである。
 しかし、そんな悠長な事を言ってられなくなって来た。
 どうするのか?
 新生ガス王国銀貨は、そんなに大量に作っていない。
 試しにチタン貨幣を放出してみたが、やはり光らないのがいけないのか、なかなか馴染まない。
 宝石商に頼んで在庫を放出してもらい、今は高額取引は宝石での物々交換となっていた。

 それは、各国にも波及していた。
 そして、今のガス王国と前勇者時代のガス王国のデザイン以外のガス王国金貨の価値が暴騰していた。

 スーパーバブルインフレが始まろうといていたのだ。
 まずい!各国首脳は冷や汗をかき出した。
 早く代替えの通貨を作らないと!
 
 しかし、そんな中でさらに商業ギルド発行の大陸共通金貨をばらまこうとしていた国というか、連邦国家があった。
 
 [ホビットワールド連邦王国]
 (連邦とか連合とか、現地人の言う事はバラバラではある。)

 ホビット族とは、今も地球のどこかに住んでいると言われてもいる、小人族の一部族である。
 ものすごく大きい体格ホビットで身長約100cm(約41inch)くらいで、小さい体格だとそれこそ約2.45cm(約1inch)だと言われてもいる。
 このフェイクランドのホビット族の平均身長は、約30cm(約12inch)だといわれているが、まだカザトは会った事が無い(と思っていたが、実は生贄投棄の時に会っている)。

 その[ホビットワールド連邦]内にあるホビット族以外立ち入り禁止の国が有った。
 その名もバラダゴー王国!
 そう!もう勘のいい読者様なんとなく気がついている商業ギルド本部がある国だ。
 そして、この国の国王こそが連邦議会の裏のボスであり、[ホビットワールド連邦王国]の大王よりも権力を持っている。

 その問題の[ホビットワールド連邦王国]は、なんと!あのエルフの国家であった旧グランド王国の隣の国家であった!

 しかし、そこに近づいている影があった。
 それは、黒き魔導師カンターレ率いるガス国王達であった。
 聖水の豪雨に逆ギレするように、大陸共通金貨をばら撒いていたので、ガス国王達についに正確な商業ギルド本部の場所と、ガス王国防衛隊500万の居場所がバレてしまったのだ!

 商業ギルド本部グランドマスターは、金貨が雨で崩れてしまうなら、他の王国の発行する金貨を無理矢理に商業ギルド本部発行の大陸共通(偽)金貨に交換させて行って、他の金貨を駆逐することによって共通(偽)金貨だけしか金貨が無い状態にすれば安泰するとか黒い発想をして、これまでの鋳造・発行料を増大させた。

 なんと、一時間に1000万枚の共通(偽)金貨
を製造してばら撒き始めたのだ。
 原材料は、海を埋める瘴気ヘドロ!
 商業ギルド金貨製造に魔力を使うので、無限に作ることはできないが、原材料は瘴気ヘドロなので作り放題だ。
 そして、潤沢過ぎる(偽)金貨を商人達に、客に端数切り上げの基準を四捨五入ではなく、1でも銀貨払いの端数があれば、全て切り上げて(偽)金貨でお釣りとして使わせる。
 冒険者ギルドに頼む護衛クエストや、素材クエストの報酬として、端数をすべて切り上げて(偽)金貨で払う!
 そうして、他国の金を回収し始めたのだが、そんな派手な事をするから、ガス国王達は確信を持ってしまったのだ。

 ガス国王
「き~っヒャヒャヒャヒャ!やっと運が向いてきたぞ!
 あの邪神ゴベールの降臨の時は、もうダメかと思ったが、さすがカンターレ陛下!
 話をまとめてもらえるとは!
 これで、儂はこの世界の王たるガス国王に実力的に戻る事ができる。」

黒き魔導師カンターレ
「ハァ~。そんなにうまく行くか!
 お前自身が国王たる人格と能力を育てないと、たとえ力が有ったとしても、すぐに崩れるよ!
 管理者神マイネとアタイの会話を聞いていただろうが!
 なぁ?宰相よ。」

宰相
「はい。陛下。ここまで言って駄目ならば、もうラッドの兄貴に残ったガス王国の面倒も見てもらおうと思います。」

ガス王国
「ふ!ふざけんなよ!俺以外に国王の資格があるやつなんているか?」

宰相
「スキル(王紋)は、もはや無い!あったとしても。役に立たない。
 ラッドの兄貴は、自分の領地を独立させただけだったのに経済を発展させて、20倍もある残ったガス王国の人民に軍事・食料などの支援をした。
 誰もが、スキル(王紋)無しでも国王と認めたのだ!
 往生際が悪過ぎるぞ!
 あの兄貴は、変わったのだ!
 国王に成れる人だと認められたのだ!
 少しは、兄貴を見習えよ!
 本当に陛下の言う通り、権力が砂の山と成って崩れるぞ!」

 管理者神マイネと黒き魔導師カンターレとの間に、協定が結ばれたらしい。
 カンターレ達が、ホビット族の国[ホビットワールド連邦王国]を支配して、ついでに500万のガス王国防衛隊を連れ戻して、ガス王国を復興させる。
 その後、管理者神マイネ達の用意した協定を結ぶ褒美をカンターレがもらう。
 カンターレは、冒険者カザトを籠絡したあと、カザトを管理者神マイネ達にレンタルに出して、邪神達の討伐に入る。
 そして、管理者神マイネは邪神討伐完了の確認の後で、カンターレに報酬を渡す。
 報酬内容は、カンターレの管理者神見習い試験受験資格と、カンターレがついついヨダレが出てしまうほどの、管理者神の力が手に入る宝物である。
 つまり、カンターレの殺された家族に一族を数十億年の時を経て、生き返られせる事が出来るのと、住む場所の確保や人権を獲得出来る力を手に入れる事ができるのである。

 カンターレは、「アタイに取って旨すぎる話でないかい? 」と、マイネに言った。
 管理者神マイネは、どうも最近別の異世界での勇者召喚でも、事故が起こり一人勇者召喚が爪弾きにあったのだが、その男が旧地球時代の地球魔導怪獣大戦の時に、マイネ達の属する今の派閥と敵対した、平和コミュニティと名乗る拳法家軍団の頭領の子孫である可能性があり、現にマイネ達の上司が天界の職場を維持することが危ぶまれる事態に発展したのだという。

黒き魔導師カンターレ
「え?地球魔導怪獣大戦末期に、あの姿だけは美人のフェイク達の異母妹の最強王女が、色気をボロ雑巾の如く絞り出してでも、籠絡しようとしていたが、ことごとく失敗してしまった、煩悩や色欲を全て理力を作り出すための燃料にしてしまった、アイツに子孫がいたのか!!
 女性に対してもつ性的な興味を全て戦闘用の理力に変えてしまった奴に子孫がいたのか!」

 管理者神マイネ達は冒険者カザトを使ってそのアイツの子孫にぶつけるつもりで、それだけでも大きな利益があると言うと、カンターレは納得するしか無かった。
 それほど、地球魔導怪獣大戦というのは、世界を片手間に操って好き放題に出来る存在であっても、悪夢と言うべきとんでもないトラウマになっていたのだ。

 石化から復活した、勇者ゴン太は先程からだまっている。
 カンターレ達の会話に何か、気になる事があるのだろう。

 ガス王国は、500万の兵が帰ってくると思ってもうウハウハである。
 宰相は、ため息をついていた。

 しかし、ここに試練がある。
 そう![ホビットワールド連邦王国]に入るには、ゴブリンエンペラーに滅ぼされ今は邪神オークの領土となった旧ゲルー王国から入るか、今は邪神ゴキブリ達の領土となった、旧グランド王国から入るルートしかない。
 理論上、旧ゲルー王国と反対側のホビットワールドの入り口があるはずなのだが、そこにある某王国から森に入ると、99.9%行方不明になりホビット達ですら、そのルートは使わないと歴史書に書かれている。
 
 よくわからないが、生きては帰って来た者が一人いたらしい。森に入った途端に空間が曲がっでいるのがわかったので、魔法を駆使してなんとか逃げてきたらしいのだ。その者は当時禁止されていなかった第1級の空間魔法使いマスターの賢者と呼ばれていた者だったので、魔導ギルドに記録が残っていたという。

 つまり、邪神オークと戦うか、邪神ゴキブリと戦わないといけないのだ。

 どうするのか?
 カンターレは、今からガス国王を改造すると言い出したのだ。

黒き魔導師カンターレ
「国王なる者、たとえ大統領や首相であっても戦争をするなら、矢面に立って当たり前!
 それができないなら、いずれ勝ったとしてもその国は潰れる。
 貴様が、ボロボロにしたガス王国を復興させるなら、貴様が先頭切って動け!
 黒魔法ブラック リモデリング!」

ガス王国
「国王は、楽して税金をとって安全に贅沢に遊ぶのが仕事なので…
 ギャーーーーーー!」

 庶民が聞いたら、何を言っているか!と反乱か革命を起こさせるようなキーワードを言うガス国王だが、完全に怒っていた宰相に羽交い締めにされて、カンターレの黒魔法で改造されて行くガス国王。

 
3時間後

 プスプスプスプス

 身体から黒い煙を出し手倒れているガス国王は、放置されて作戦会議が行われていた。

勇者ゴン太
「ガス王都に繋がっている、旧グランド王国への地下通路を使って、何人かグランド王国に忍び込んで国境の扉を内部から開けさせるという作戦はどうだろう?」

 勇者ゴン太、こういう悪知恵はよく働く。

某子爵
「旧ゲルー王国に入らないで、森を突っ切る秘密の諜報員達がよく使うルートが実はございます。
 もう滅びましたが、わが寄親(貴族の派閥の長とかな感じでもある。)が諜報機関をやっておりました侯爵家であったので、子爵の家督を継ぐまでホビットワールドに何度かそのルートで入った事がございます。」

 結局、両方の案が採用された。
 勇者ゴン太隊が、旧グランド王国側に戦闘を仕掛けて、揺動する。
 カンターレとガス国王達は、旧ゲルー王国側にある秘密のルートを使ってホビットワールドに侵攻する。

勇者ゴン太
「やっと勇者ゴン太らしい見せ場が出来だぜ!」

 なんて言っているが大丈夫なのか?

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