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第5章 ついに始まった本当の戦い。
第15話 キノコハザード発生。アレ?バイオハザードも発生していない?
ガス王都に対して、逐一鑑定で観察しているカザトがあることを発見した。
カザト
「なんだ?あの魔法陣は?
あの魔法陣が、光ると細菌が爆発的に繁殖しているじゃないか?」
どこかで、見たことがある文字だな~
なんて、観察しながら解析を始める。
今、ガス王都付近に集まっている怪物は、10体である。
デカい触手キノコ。
粘体の黒い巨人。
デカいコカトリス。
どう見てもデカいトカゲ。
動く触手ヒマワリ。
デカすぎるヒヨコ。
そらとぶデカい布?。
どう見ても、デーモン。
カメレオン?
デカい西洋人形?
なんだ?
だが、映画を撮るためにモンスターを作ったとか言われると、確かにそう見える。
だが、とても見た目だけのものじゃないな。
あの陶器っぽいデカい西洋人形なんて、鑑定すると粘菌の塊だって出てるぞ。
それに、あのカメレオン?
体表面は、クリスタルの鱗なんて鑑定結果だ。
ヒヨコ。
ヒヨコの毛って鋼鉄だったのか?
いや、違ったような。
なんて迷惑な…。
うん?
ブレーダー王女の反応?
勇者ゴン太と共に部下を連れて移動中だと?
嫌な予感がするが…。
背筋が冷たくなるほどではないのだ。
だが、こちらに来ないようにここから攻撃を、今のうちに?
空が割れた?
フェ!フェイクか!
真っ黒だ!
もう。真っ黒な身体でガス王都に降りて来たな。
ビー!
頭に警報がなる。
慌てて、広域結界を張った。
なんだ?!
遠距離攻撃か!
鑑定
広域催眠魅力光線 エリア照射型。
確認スキル
魅了 催眠 妖精魅了 洗脳 幻惑 など。
うわ~。
あ!
デカいキノコが、胞子を出して反撃に入った。
ハァ?
黒い粘体の巨人が口から(細菌ブレス)を吐いたぞ!
あれが、細菌ブレスの魔法陣かよ。
覚えたけど、何の細菌だ?
腸チフス菌 結核 炭疽菌だと!
コカトリスは、石化ブレスか。
ヒマワリは、種を飛ばしたな。
そらとぶデカい布は、何か細菌?いや、ウイルスをばら撒いてやがる。
ハァ?黄熱病だと!マジか!
デーモンは、何か光線を吐いている。
邪念増幅光線?
どこかで聞いたような?
カメレオンが、吐いたブレスを見て震えたカザト。
カザト
「な、何だと!
天然痘ウイルスのブレスだと!
やばいぞ!やばいぞ!やばいぞ!やばいぞ!やばいぞ!やばいぞ!やばいぞ!やばいぞ!やばいぞ!やばいぞ!やばいぞ!やばいぞ!やばいぞ!やばいぞ!やばいぞ!やばいぞ!やばいぞ!やばいぞ!やばいぞ!やばいぞ!やばいぞ!やばいぞ!
ブレスの魔法陣は覚えたけど、やばいぞ!
アレはやばいぞ!
は、早くなんとかしないと全滅だ!」
そして、デカい西洋人形から、ウイルスと菌がばらまかれる。
カザト
「なんだ?あの菌?
冷や汗が!やばいぞ!名前が文字化けしているのか?
え?
古代地球文字なの?
ハァ?
細菌兵器が埋め込まれていて、適当に害が有りそうな菌やウイルスをばら撒いている?
つまり、現代では名前すらついていないものをばら撒いている?」
カザトの言葉は、そのまま魔導通信で会議室に伝わっていた。
冷や汗を出すカザトの姿が、フェイクランドの人間の存亡がかかった災害が到来した事を物語っていた。
コンバインスキルで、カザトと情報共有しているメーベルも冷や汗をかく。
メーベルは、知識を総動員して説明を始めた。
カザトが、会議室に連絡を入れた。
メーベルが、細菌とかの説明をしている途中であった。
カザト
「国王陛下、各大使殿、魔法でのガス王都全体攻撃の許可を、くれ。」
すぐに、各国は自分の本国に連絡を始めた。
その頃、ガス王都では?
ガス国王
「俺の勇者の一撃を食らわせてやるのじゃ!
ライトニングガススラッシュ!」
パスッ!
しかし、キノコの怪物には効いているようには見えなかった。
そして。
フェイク(フロンダーパ)
「く!なぜ魅了が効かないのよ!」
姉たちから、慰謝料替わりに分捕ったスキルを使うが、全く効かなかったのだ。
既に触手に捕まって、病気のブレスを食らっている。
フェイクが、執務室の扉を開けた為に空間の穴ができてしまって、高濃度聖水の豪雨がそこだけ降らないというスポットができてしまった。
そこに、怪物達が集中するのは当たり前だったのだが、その事でフェイクとガス王都がターゲットになってしまった。
ガス王都内のホビット達や兵士の頭にキノコが生える。
謎の黒い斑点が!
腹を降して、トイレに駆け込む者。
高熱を発症する者。
いきなり、皮膚に出来物が!
フェイクは、ブレス攻撃を食らってしまいパイロキネシスを使って、辺り一面を焼いて執務室に逃げた。
うがー!
ガス国王達が、叫び出した。
地獄絵図である。
だが、フェイクが逃げた事によって聖水の雨が降り、王都中に出来たキノコは溶けていく事になる。
だが、発症した病気はどうしようもない。
だって、カザトの基本的地球知識だと天然痘の特効薬は無いから、ワクチンなどで絶滅させないといけなかったのだから。
カザトは、空気感染を危惧して生水を飲むことを禁止するようにお触れを出すように、要請する。
煮沸するしか、対策が思いつかないからだ。
すぐに、マグマの池を拡大させた。
ポチャン!
ジュオ~!
ガス国王からやってくる怪物の行進は、なんとかマグマの池で防いでいる。
ラッド国王は、ガス王都に魔導通信を繋いだが、のたうち回るガス国王達しか映さなかった。
もう、ガス王都はだめだろう。
バッカーは、それを見ていち早く対策ポーションの製造を命令する。
カザトは、明日の朝に出陣する為に、睡眠薬を飲んで無理矢理寝た。
《異界の魔法陣を解析します。異界の魔法陣ではありません。前古代の地球の魔法陣であることが判明。
解析完了。
対策魔法陣を構築するようにオーダーが来る可能性が大なので、構築開始します。》
カザトは、戦うために寝た。
各国は、カザトの自らの出陣の意志を聞いてマジでやばいぞと、ポーションを準備し始めたのだ。
ガコン!ガコン!ガコン!ガコン!ガコン!ガコン!
不気味な音と、振動がまたフェイクランドに鳴り響く。
なにが、始まるのか?
住民達の不安が募るなか、夜が過ぎて行った。
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