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第5章 ついに始まった本当の戦い。
第66話 え?切り札?俺は…(あるか!そんなもの!)
切り札を切る決意をしたゲルドー。
ウロクルタメ特戦隊に、使う合図を出した。
管理者ゲルドー
「これを使わせた貴様らを後悔させてやる。」
ゲルドーの身体から発される、謎の波。
それも、水面に水滴を落とした時にでる、波紋のごとく広がる。
カザト達は、一箇所に集まった。
ファイヤーウォールなどをはり、空間結界を張った事を隠蔽してまで、強固に防御する。
そこに、隣のガス平原エリアから、フェイクの部下天使が逃げ込んできた…が…。
フェイクの部下天使
「あぎゃ~?」
よくわからない反応をする部下天使。
どうも、やられている本人すら何が起こっているのかわからないみたいだ。
ファ~?
部下天使の鈍い光が消えた?
あれ?
ドサッ!
あら?
落ちた?
部下天使さん…、おっさんの姿になってボケ~と、しながらぐるぐるある一点を中心に回りだした?
あれ?この症状って…どこかで…。
バリバリバリバリバリ!
ファイヤーウォールが、消えだした。
管理者神ゲルドー
「九曲陣ほど、甘くないぞ!
脱出不能。
貴様は魔力も何も使えず、ただの凡人と化す。」
ドサッ!ドサッ!ドサッ!ドサッ!ドサッ!ドサッ!ドサッ!ドサッ!ドサッ!ドサッ!ドサッ!ドサッ!ドサッ!
なんだ?
見ると、逃げ込んできたフェイク達も、墜落していた。
それを追いかけてきた、天界勇者召喚取締管理局 特殊部隊?とかも全員墜落。
邪神ゴブリン?達も、ボケ~と徘徊している。
そう!徘徊だ!
墜落するか、徘徊している。
魔王 ゴン太?
ゴン太も、徘徊している。
管理者神ゲルドー
「この空間では、話すことが許されるのは強者のみ!
スキルは、使えない。
魔力も使えない。
使えるのは、本当のチカラのみ!
例え高価なメッキでも、所詮、偽物。
剥がれて、使えなくなるのみ!」
ゲルドーの後ろに控えた、ウロクルタメ特戦隊が、身を縮こませている。
カザト
「身固めか。なるほど。」
アレ?トワイライト達は、既に知っていたのか?ってくらい鮮やかに、身体に闘気とか押し込んで、放出せずに身固めをしていた。
しかし、カザトはこのゲルドーの発した技がエリアを仕切るバリアに当たって、バリアを無効化できずに、消された事を確認していた。
アレ?スキル使えないのでは?
鑑定眼使えてるよね?
アレ?
泡を吹いて、徘徊しているガス魔王…。
うん、鑑定できてる。
力制御とかも使える。
外の空間に干渉する魔法が使いづらいだけ?
なるほど!
鑑定派生スキルとは、問題なし。
スキルオーブとかで獲得したスキルで、レベルカンストしなかったものが使いづらい。
カンストしたスキルは、使える。
つまりだな、しっかりと自分のモノに出来たモノは使えるっと!
管理者神ゲルドー
「な!なに!
俺を鑑定しただと!
そんな馬鹿な。
ふぅ~ふぅ~ふぅ~
いいだろう!
ウロクルタメ特戦隊よ、完成版を使う。今のうちに離れろ!」
カザトは、トワイライト達に離れるよう言おうとするが、戦うつもりみたいだ。
そして、ゲルドーはフィールド状の空間結界を展開してきた。
うん、外部展開干渉系魔法は使えないっと。
鑑定は、相変わらず使える。
体術は問題なし。
管理者神ゲルドー
「フハハハハハハハハハハハハ!
どうだ!絶望しろ!
魔法だ!なんだと粋がれないのはどうだ?
ヒァッハハハハハハ!
ねぇ?どんな気持ち~なんて言われたいか~?」
カザト
「別に、問題無い。
元々、使えなかったのだから、素に戻っただけ。
貴様を倒すのには問題なし。
既に、仮定はできている。
だいたい、貴様らはそこのフェイク達に加担して、そんな魔法の使えなくなった人間を量産して、そんな被害者達が集まった村を快楽と欲望の為に、殺し回ったのだよな?
どうだった?
国境の側の村を、殺したい放題したのは?
その魔法も何も使えないガキの村人に、鎧を砕かれてその脇腹に槍を貫かれたのは、どこの誰だ?」
管理者神ゲルドー
「き、きさま~!
思い出したくもない、黒歴史を!
ブッ殺す!ブッ殺す!ブッ殺す!ブッ殺す!ブッ殺す!ブッ殺す!ブッ殺す!ブッ殺す!ブッ殺す!」
憤怒の顔になった、ゲルドーが突撃してきた。
ウロクルタメ特戦隊 隊長
「(なぜ? なぜあの当時の事を、こいつは知っている?
どういう事だ?
話せている?
身固めもせずに。
ハァ?動いた!
まさか、俺でもわからないほど、自然に身固めをして、動いているのか?まさか…。)」
カザト
「魔力纏いとか、無理だな。
身体強化もない部分だけだな。
まともに、やつの攻撃を食らったら終わりだ。
ハァ、元々無いものがついて、戦えていたのだ。
素の戦い方に戻るしか無いだけ。
そうだ、あの少年みたいに戦おう。
それしかない。
トワイライト達は、ウロクルタメ特戦隊と戦えていた。
なら、俺はこいつを道連れにするだけだ。」
カザトの目から、ハイライトが消えた。
そして、ゆっくりと低重心化していく。
重心は、さらに降下していき地面に潜る。
管理者神ゲルドー
「ハァー!」
ゲルドーが、神気の気砲を撃ってきた。
気砲の螺旋の氣の流れを見て、カザトは最小限の気を腕の肩から小指に、一線だけ流してそれを気砲の気の流れに沿って合わせて、その流れを上に変更させる。
ウロクルタメ特戦隊 隊員
「や、やっぱりだ。
あの雰囲気、あの構え、あの時のガキそのものだ!
ゲルドー様の気砲をあの時の、あのままのやり方でそらしやがった!」
管理者神ゲルドー
「そんな訳があるか~!
死ね~!」
カザト
「道を外れたモノ、外道!
許すまじ…。」
ギャー!
【悲報】邪神ゴブリン 死す!
管理者神ゲルドーと、カザトとの戦闘で流れ弾ならぬ流れの何かの攻撃があたり即死した模様。
巻き添えに、どこかの元王太子とかドワーフの前王太子とかも、砕け散った模様。
骨すら残っていない状態。
この邪神チームはこれから、騒動を起こすと思われていたがここで、リタイアらしい。
ギャー!
ボス!
ドカ!
ぐちや!
【速報】ニャントゥーン元女王軍 壊滅
ニャントゥーン元女王は、全身骨折。
他のネコ獣人は、戦闘不能。
カザト達の戦闘で、生じた衝撃波を食らい壊滅した模様。
フェイク(フロンダーパ)の上から、姉たちと王妃が取り憑いた邪神ゴゴキブリが降ってきた。
王妃達は、自分はフェイク(フロンダーパ)の一部だからって、バトルフィールドのアナウンスに言って、なんとか乱入したらしい。
王妃
「おい!フロンダーパ!早く元に戻せ!
今のうちに戻せ!」
フェイク(フロンダーパ)は、黙って逃げ惑っている、パシリ1号やバッタ人間1号を指差す。
王妃
「見つけたぞ!バッタ人間1号!
この邪神から元に戻せ!
先程、魔王になったゴン太はいい方法を見せてくれたわ!
逃がすか!」
大きな口を開けて、勇者男子組に襲いかかる王妃達。
ドサッ…。
フェイクの前に部下天使や、天界勇者召喚取締管理局 特殊部隊の天使達のバラバラの身体が落ちてきた。
ゲルドーとカザトの戦闘しているエリアのデスフィールドに近づいたモノ達の末路だ。
【速報】天界勇者召喚取締管理局 特殊部隊 全滅
フェイクの部下天使と戦闘していたみたいだが、部下天使達の自爆と言えるデスフィールドへの誘導に引っかかり、吹き飛ばされた模様。
管理者神ゲルドー
「グハッ!」
メキ!
カザトの正拳がゲルドーの右肩を砕く!
管理者神ゲルドー
「再生、オーバードライブモード。
グハッ!」
見ると、腹に拳の跡がいくつかあった。
ゲルドーは、火力遠距離攻撃にシフトする。
管理者神ゲルドー
「ライトパワーランス!」
無数の光の槍が発射される。
カザトは、それをさばいていく。
その一つが、勇者男子組を食って内部で何かしているらしい、邪神ゴキブリ(王妃達)が動かずに立っていた所に被弾した。
ドーーーン!ドドドドドドドドドド!
その時攻撃で、どうも邪神ゴキブリと王妃達が分離したらしく、王妃達がフェイクにむかって飛んで行く。
しかし途中で落ちた。
ガス王城エリアでは、魔法などゲルドー以外使えない。
恐ろしい形相でフェイクを目指す王妃達。
パシン!
邪神ゴキブリは、戦闘部外者として邪神ゴキブリエリアに飛ばされた。
管理者神ゲルドー
「どけ!」
バンッ!
【速報】勇者男子組。勇者 ゴン太以外死亡。
なんとか、邪神ゴキブリ(王妃達)から逃れたのに、ゲルドーとカザト達の繰り広げるデスフィールドを、いかにも一流の偉い人みたいに突っ立っていた為に、ゲルドーによって一撃で粉砕された模様。
パシリ1号や、バッタ人間1号達の後ろ盾の邪神達も、彼らの魂を捕らえずに解放した為に、天界にバトルフィールド管理機構によって、無理矢理に魂を撃ち出された模様。
よって、幽霊で登場とか、怨霊になって出て来る予定は、今のところない。
カザト
「アレ?なぜオークが?」
しかし、そんな考える余裕はない!
そんな余裕がないカザトの背後を、ブラック・レイダーが襲う。
ブラック・レイダー
「こいつを乗っ取って、私の天下を!」
ドス!
【速報】ブラック・レイダー戦闘不能とみなされて、敗退。身体は凍結処理。
カザトの裏拳を食らって全身骨折、意識不明。
ブレーダー王女
「いやーー!」
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「ギャー!」
な!悲鳴が!
あ!王妃達に宰相達が捕まった?
それどころではない!
カザトの戦闘はつづく。
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