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第5章 ついに始まった本当の戦い。
第78話 絶叫バトル!悪(ワル)やって逃げ得できると思うなよ!
しおりを挟むバトルフィールド。
前話にでていた亜神軍団は、一億年の仕込みの末にできた軍団であった。
そして、それは地球の再再再再再再再…スタート!縄文時代の前のあたりからの悲劇の原因の約50%の元の原因が、コイツラであった証拠でもあった。
管理者神サギール
「なんだ? 誰か別の奴が亜神軍団を呼び出そうとしていたな。
ったく、こちらは忙しいのだよな!」
しかし、亜神とか言っているが筋肉増強剤を入れすぎて自我が無くなった古代の有名武将の身体に、別の奴の脳味噌を移植しただけとか、かなり雑な作り方をした亜神と呼ばしている者は、邪神ラットの魔導砲で吹き飛んでゆく。
邪神達は、それこそ虫けら時代から強さを積み重ねて来たのだ。
強さの濃さと質と量が違った。
そして、雑は作りの亜神は既に全滅していた。
管理者神サギール
「は? ち! 使えねーなー。
止む得ない。
今の我が軍勢は1億か?
邪神軍団は、雑魚の35億は20億に減ったが、主力の700は……、無傷だと!
クソ!クソ!クソ!
ククククククククククク
いいだろう。
よくぞ、そこまで育った!
このサギール様が、貴様ら邪神を再び我が軍団サイドに入れてやろう!
なんだ? 空間のキレツ?」
元管理者ベルダー
「見つけたぞ!サギール!
下僕のクセして、何を勝手に我が軍団を勝手に使っている!」
バギっ!
ベルダーが、サギールを殴る。
しかし、下僕だと全く思っていないサギールはキレた。
殴り返す、サギール!
だが、効かない。
聞くわけがない。
同じ管理者神クラスだから、力は同じ?
そんな訳はない。
もともとサギールが人間時代に科学者にスカウトしたのは、ベルダー。
サギールを悲劇の科学者に偽装して、管理者神にしたのも、ベルダー。
そう、本当にベルダーの下僕なのは、サギールの方なのだ。
ただ亜神軍団を開発する以上、召喚優先権を上に設定してもらっていただけ。
サギールを叩きのめすことに、集中していたベルダーは、バトルフィールドが既にかれを補足して戦闘予定に組み込んだ事に全く気がついてなかった。
そして、ベルダーは見つけた。
特殊第四課の室長の、身代わりの肉体である、元勇者ゴン太であり魔王ゴン太を。
アレ?
いないな?
夜目似 池内(よじい いくと)がいない。
奴には、禁断のスキルのをつけていたはずだ。
そろそろスキル発動制限タイマーが切れて起動するはずなのだが。
奴につけたスキルは、[強制結婚合体爆破]当スキルで、同性だろうが無理矢理結婚させて、仲良くしないと爆殺するというスキルだ。
もとは、[強制結婚]というフロントがつくらせたスキルなのだが、それを改造させた。
もし、この計画[ゼーロ計画]が失敗して、俺達のやらかしたことが、無罪にならなかったら、アイツと特殊第四課の室長を無理矢理結婚させて、強制和解させるのだよ。
そして、和解できなければ室長の命を使って爆殺する。
なに?
ゲスだと?
クックックックックックッ。
違うぜ!
平和派と言ってくれよ。
管理者神ベルダー
「おい! そこの魔王やっている室長のスペアボディよ!
夜目似 池内(よじい いくと)は、どこにいる?」
魔王 ゴン太
「(うわ!やべー奴に声をかけられた。
室長のスペア?
俺が?
あれ、先程の殴られたヤバイやつも、俺をガンミしている。
まさか、そうなのか?)
奴は、自ら邪気の手下になったぞ。」
管理者神ベルダー
「は? こらてめぇ!目上の存在に、なんて口を叩きやがる。」
ボカ!
ドス!
ゲス!
ついでに、ガス魔王も魔王ゴン太と同じく教育されてしまい、何があったのか全て吐かされてしまった。」
は?
管理者神との戦闘に巻き込まれて、吹っ飛んで死んだ?
サギールが、そんな!とか言っている。
なんだって?
あのクソうるさい管理者神達が、倒された?
ヤバ。
その時ボー然としていたら、邪神ゴキブリ達のブレスがやってきた。
ドーーン!
爆発すると同時に、ブレーダー王女がバラバラになった。
【速報】ブレーダー王女死亡。よってブレーダー王女とともにいた王女も再死亡。
ベルダーはブチギレた!
もともと、ラブアンドぴーすな無敵スキルな設計にしたのに、何勝手に死にやがった!
それに、実は内心では結果論として、約に立たないスキルだとの結果が出て、更にキレた。
ちきしょー!
自ら踊り出て、邪神バッタと戦い出すベルダー。
そして、サギールも勝たないとこのバトルフィールドから出られないとわかったので、亜神達の指揮をして、なんとか勝とうとする。
邪神達も、破れてゆく。
だが、それはベルダーにのみで、亜神達は逆に数をもっと減らして言っていた。
だが、ここで計算外が、起きる。
ブレーダー王女が死んだので、その真っ黒な魂はバトルフィールドに確保されて勇者の試練の塔にばれる。
普通なら神妙にするのだが、ブレーダー王女は、一度地獄に行った事を思いだした。
行きたくない。
暴れだす。キレ出す。
それを見たカザト。
カザト
「そもそも、てめぇが召喚しなかったから、こんな事にならなかったのだろうが!」
カザトが理不尽にもキレた。
逆ギレするブレーダー王女の魂。
カザトは、積り積もった怒りが遂に爆発噴火を起こす!
カザト
「てめぇ!」
その時、そんなことなんて知るかという態度の王女が、生き返えさせろとか言って一撃でカザトに魂を、粉砕された。
ブレーダー王女(魂)
「え…、ヤバイ?」
カザト
「誰が許すか!」
そして、カザトの怒りは眠りに入った前世の部分も完全に叩き起こしてしまう。
カザト
「死ねや!」
ブレーダー王女(魂)は、わかった。もう死んだのだが、眼の前にいるカザトにぶっ叩かれて殺されると、人間以外からのやりなおしになると。
ブレーダー王女(魂)
「ギョエー! イヤー!」
ブレーダー王女(魂)は、王女が瞬殺された時に空いた穴から逃げた。
が、ブレーダー王女(魂)に相当腹を立てて怒りの貯金がかなりあるカザトの怒りを、更に噴火させるだけであった。
ブレーダー王女(魂)
「嫌だー!死にたくない!」
バトルフィールドに降りて逃げる、ブレーダー王女(魂)を追いかけるカザトに前に亜神達がいた。
管理者神サギール
「まぁ、貴様の身体で我慢してやる。
さぁ来い!」
サギールの姿は、先程ベルダーにボコられて下半身まるだしだった。
サギールは、カザトの身体を乗っ取るという意味でいったのだが、カザトには露出狂がカザトを襲おうとしているようにしかみえない。
そこに、サギールを見た事で前世の部分が怒りで今のカザトと完全に一致してしまう。
カザト
「うるさい!」
蹴って、サギールを吹き飛ばしてブレーダー王女(魂)を追いかけた。
その時の余波で亜神がバタバタと討伐された。
今後の予定です。
新作、(仮)は?! ここはどこですか? 恐怖の迷子!恐怖の人さらい! 助けてくれ~!
が、現代ファンタジー部門として、出す予定です。
しばらくの間、挿絵を作ったりして、本格アップロードは、少し後になる予定です。
転移した異世界が無茶苦茶なのは、オレのせいではない!
の続編は、[鑑定]スキルしかない俺を追放したのはいいが、貴様らにはもう関わるのはイヤだから、さがさないでくれ!
の進捗具合と、調整が終わり次第解禁にする予定です。
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