TATARIix 25

どら焼き

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13 教授 目を覚ます。

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13 教授 目を覚ます。

 ひぎゃーーーーーーーー!

 病院に響く男の聞きたくない悲鳴。
 隣室のナースコールからの報告を聞いた婦長は、すぐに110番した。県警が駆けつける。

 教授 加須田 模圭 (くわすだ もけい)が、目を覚ましたのだ。

 看護師(女性)は、みた!
 テレビカードなしで映らないテレビに、鬼の形相の女性の姿が映るのが!

看護師(女性)「ヒィィーーーーーーー!」

 看護婦長「どうしたのですか?」
 警察もすぐにやってきた前でコケて座り込む看護師(女性)「出た!出た!怒りの女が、テレビ画面に!出た!」

刑事「発砲許可!」
 刑事達が、ベレッタを構える。
 なだれ込む刑事!
 
 部屋から、「助けてくれ!殺すつもりは無かった!お前さえ、言うことを聞いたら何も、ヒギャーーーーー!!」という声が。

 すぐに突入した刑事たち。
 
 刑事「ヒィィ!」
 パン!パンパンパン!

 発砲され、穴が開いたテレビが残った。

 教授「降伏します!話します。すべての犯人は大学長と工学部長と同僚の教授達です。
 アイツから、タンホイザーシステムを使って銀行から金を盗もうとしたり、ネットカジノのシステムを乗っ取って金を出させようとしたり、警視庁のデータから、交通違反を取り消したり、クレジットカードを完済したことにしたり、やつら、無茶苦茶してたのです。
(全部バラしてやる!)
 他の大学から、データを盗もうとしてそれが、バレそうになって、私がそのもみ消しにも行かされました!向こう大学も、勝手にタンホイザーシステムを盗用していたので、黙らせました。
 オレを殺そうとして、何かの薬を使って妻を洗脳して、オレを殺そうとしていた…あーー!」

 再び、テレビに電源が入り、すごくリアルに女性が飛び出ようとしていた。

 もう病院は、無茶苦茶。
 
 ~ ~

 その頃、警視庁 警視総監室

 文部科学省 事務次官「職員に、圧力をかけていたそうです。」

 警視総監「しかし、すでにこれは総理大臣の決定です。このまま暴走させたら取り返しがつかなくなる。」

 文部科学省 事務次官「だからこそ、私直々に頼みに来たのでしょうが。」

 事務次官が言ってきたのは、大学を存続させろということ。
 だが、すでにそんな次元のはなしではなくなったと説明する警視総監。

 警視総監「で?防衛大臣の答えは?アメリカさんが合意してくれると?外務省の事務次官様がなぜ来ない?」

 文部科学省 事務次官「何を寝言を言っているのだ!君!」

 警視総監「放射性廃棄物爆弾!よくも隠蔽してくれたな!!!!
 おい!資料を出してやれ!」

 見て真っ青になる事務次官。
 「話と違う。」

 警視総監「核に近い爆弾。日本は非核三原則がある。わかりますか?すでに警察の問題の枠から出ようとしている。なんだね?緊急メール?」

 教授の自白が伝えられた。

 警視総監「カジノ乗っ取って大儲け、銀行強盗、それに数々の事をやって殺人。それをどうしろと?外国では国営カジノというものがある国もある。タンホイザーシステムを使って何をやらかしていたのやら。」

 文部科学省 事務次官「あの、ボケども!」
 事務次官は、すぐに大臣に連絡して緊急指示を仰ぐ。

文部科学省 事務次官「騒動ができるだけ早く収まるように、早くやってくれ!」

 こうして、警察のパトカーの軍団がついに大学になだれ込む事態になってしまった。
 第一容疑は、放射性廃棄物違法投棄と爆発物製造。
 第二容疑は、女性拉致監禁容疑。など、ずっと取り調べをする状態になる。

 
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