異世界勇者召喚失敗か？

第1章 解放の時、何が起こる？

第35話 ブリントン王国の反応とこれからの事。

第35話　ブリントン王国の反応とこれからの事。

　異世界73日目　朝。

　全ての魔力を、魔導都市タウリーンの修復にまわす。現在使える魔力を30000に設定して、全て修復に流している。

　実は魔王討伐でかなり魔力が増えたが、ひょっとすると地球の文明よりも進んでいるかも知れない分野を持つ都市だ。
　ものすごく魔力がいるのだ。


31→35
名前　マスタ・オオベ　（大縁　増田）
ジョブ　マスターオオベー！
レベル　45→46　UP 
魔王討伐報酬　120億pt
異世界魔王討伐報酬　60億pt

生命力　450/450→460/460　UP
魔力　　500,000/500,000→1200,000/1200,000
　（［掌握］による制御　30000/3000　残りは全て魔導都市タウリーンの修復）
速さ　　16/16→20/20　　　　
運　　 マイナス800→マイナス2  UP

スキル
ガルシアーナ言語理解
古代魔法シュターク語　
古代ヤーマットー魔法言語　
能力　レベル160→250　UP
掌握　レベル300→350　UP
　パートナー　女神ナツ（コピーフィギュア）
　従者　マリーナ　その他5人
　部下　テーブル街（政権のみ）とその他大勢に危害禁止の制約
　物理現象の自立持続性が解禁　
（不明）（不明）（不明）
ダッシュレベル1
必中レベル1　
威力３倍レベル1　
体積３倍レベル1　
筋力増強レベル11　
苦痛無効　熱無効
対毒耐性レベル5　
対電撃耐性レベル4　
光耐性　レベル1　NEW

火魔法　レベル122→150　UP　
マグマ魔法レベル70→100　UP　
水魔法　レベル17→20　UP　
雷魔法　レベル15　　
土魔法　レベル50　
光魔法　レベル1　NEW
魔法陣魔法　レベル25→26　UP

体験学習　レベル21→22　UP　　
解体レベル5 　
上級剣術レベル2　 
聞き耳レベル5　

空間魔法　レベル21→22 UP
　空間収納　空間部屋　空間鎧　空間製作　空間転移　空間干渉
　（特殊）空間変換レベル10→11　UP（現在使用不可）
魔力把握レベル5
暗殺格闘術レベル6　
鑑定　レベル10

チャージスキル
　 （鑑定）残り1


称号
　異世界人
　巻き込まれたはずの者
　トラブルに巻き込まれ過ぎな者　
　奇妙な運命になってしまった者　
　おかしな事になってしまっている者　
　苦労人　
　魔王討伐者2　UP
　異世界魔王討伐者1
　おかしな陰謀に巻きこまれる者　
　魔瘴気を焼くなんて事を成し遂げた者　

　よし！そして、魔力効率をあげる戦闘を心がけないと。

　実は全体魔力量が多いために、すぐに30000の魔力は回復する。
　威力３倍とかのスキルを使っていって育てていこうと思う。

　軍港を、土魔法を使って砦にパワーUPさせて置こう。そして、どんどん流れ着いた者達を収容して、［掌握］していく。
　安全は、積み重ねていくものだ。


　その頃、ブリントン王国の王城では、国王が頭を抱えていた。
　王太子軍の大敗。魔王との戦闘の妨害。
　既に新聞で報道されていたので、世界中にバレていた。
　聖大教会帝国に勇者の事を押し付けるつもりだったが、それも天罰が落ちた帝国では無理だ。
　そして、王太子の処分を決めないと、首都であるここも、住民が集会するなど不穏な動きが既に出ている。

　反乱の中心になりそうな、マスター・オオベを国軍を使って、排除するか？それとも騙して毒殺するか。
　または王女との結婚で、公爵にして懐柔するか？

　困った。だが、王女は用事しよう。
　は？第5は出奔したからいないが、全滅？
　魔王のブレスをくらって、行方不明？
　もしかすると、粉々になったので遺体すら出ない可能性があるだと？

　ここで王妃が発狂した！

王妃
「おい！息子（王太子）！その話だと、この王国は、魔王を倒せる勇者ですらないクソバカ王国に捨てられた（廃棄物）を怒らせて、いつ責められてもおかしくないないじゃないザマス！」

　国王も、真っ青に！
　待てよ？（廃棄物）でそれだけ強いなら、正式な異世界召喚勇者なら、格上に強いはずだから、（廃棄物）問題と魔王問題も解決できるな！と思って、クソバカ王国に異世界召喚勇者を派遣するように通達した。
　派遣しないと、食料は売らないという言葉を添えて。

　
　クソバカ王国から、オオベが（秋葉原メイド組）と呼んでいる3人の女子高生と、（お嬢様組）と呼んでいる5組が派遣された。

　そして余談だが彼女達に襲いかかった、王太子は、「美味しくな～れ！」と言われながら、拳の弾幕に溺れて行き、血の雨をふらせた。
　それを見て国王は、ものすごく嫌な予感がして、聖大教会帝国に外交旅行を急遽決定したのだった。