ミラージュの憂鬱

どら焼き

文字の大きさ
20 / 45

第20話 化けて出る内容を変えました。

しおりを挟む
第20話 化けて出る内容を変えました。

ボスタニア歴655年 バルセリナ歴551年 3月10日

 深夜1時
 あ…いい忘れたけど、この世界は時間観念は地球と同じみたいね。一応モンスターから取れる魔石を動力源にする時計も存在しております。
 どうも星空をみる限り少しズレているのですが、過去の異世界召喚サレタ勇者様が教会皇国の前身の巨大帝国の人使いの荒い命令に対して、皇帝を魔物として討伐!
 その時から、1日24時間 1年は365日と決まりましたが、1年は平均370日だと既に統計で分かっています。そのためにミラージュの記憶では閏月というものが存在します。

 改正すれば良いのに、当時怒らせた勇者達が未だに怖いらしい。

 昨日は寝てました。
 あのうるさいギルド職員が、またやってきたのですが、空を飛べるとわかり聖女魔法が使えるなら別に冒険者ギルドカードはいりませんよね?!と気がついて、「うるさい!これ以上いうなら、ギルドを抜けるわよ!」とだけいったら、街の衛兵にギルド職員は捕まって何処かに連れられて行った。

 領主は、私が(暇つぶしと、ラーメンの為に)モンスターを討伐しているのを知っているので、ギルド職員を衛兵に連れて行かせたらしい。
 
 さて、今日は豪雨だ。
 なので、朝から幽体離脱ーー!


ミラージュ(私)「それにしても、うるさいギルドね~、祟ってやる!」

 あ、違った。抗議してやる!だったわね。
 隣国の辺境伯領に入った。ここでも豪雨だ。まずは、本当に食料不足なのか?と見ると、あれ?パン屋が開いてない。雨でも商売していたのに。

 パン屋の倉庫は空っぽ。商業ギルドの倉庫も…私が卸したクマの皮だけ残っている。
 なぜ?
  
 商業ギルドの書類を見ると、国境は冒険者だけしか通れなくなった?
 つまり、行商人が通れないから商品が冒険者が買える程度しか流通しない?

 調査書によると。城の攻防戦で魔王軍がまだ攻めてきているのに、奴らは逃げ出して教会皇国には畑の復旧中と毒とか調査中であり、ボスタニア王国には辺境伯の処分をめぐって論争中で、実質的には食料の輸出拒否にされていたようね~。

 商業ギルドも独立組織だけど、食料買い付けをバルセリナ王国は拒否したらしい。
 バルセリナ王国の別方向の国境は魔王軍に破壊されて改修中だが、そこから輸入するとなると、迂回ルートでかなり高くなる。

 辺境伯の城に行くと辺境伯がうめき声をだして、治癒魔法を受けていた。

辺境伯「くそ!早く回復の秘薬の材料を用意しろ!」

家来A「無理です!領内にスーパーグリズリーやテンアームランクのモンスターを倒せる者がいません!」

ギルドマスター「誰も戻ってきません。」
 嫡男とかも集まっていた。もう跡を継ぐつもりだな~。



ミラージュ(私)「見つけた~!辺境伯!良くも生贄にしようとしてくれたな~!」
 
 私!登場!

 ギルドマスター「でたーーー!ウギャー!」
 うるさいから電撃を食らわせる。
 
 嫡男に向かっていいたい事があった。腰を抜かしていた嫡男にいう。

ミラージュ(私)「おい!辺境伯失格のクズ!お前が辺境伯を継ぐと、恐らく辺境伯領は壊滅するぞ!」

 辺境伯夫人「なぜだ!」

ミラージュ「おや、邪教の使徒の奥様。人としての女としての心を捨てたのですから、分からませんよね~。簡単ですよ。自分を強姦しようとした隣の王国を王女が許すと思ったか?
 いつも安く買い叩く辺境伯と貿易しなくてもバルセリナ王国はやっていける。魔王軍から逃げ出す辺境伯と仲良くする必要もない。
 これは辺境伯が選択した状況。いくら、魔王討伐の為!とか言っても邪教徒の言うことを聞くか!」


 辺境伯「う、うぐう~~!」
 ここで、ひらめいた。コイツラなら知っているかも。城の書類だと異世界聖女召喚に必要なモンスター素材を辺境伯が献上したとか書いてあったな~。

ミラージュ(私)「(聖女鑑定! あ?尿管結石?へ? 医者の誤診で魔王に呪いをかけられているとか、言われている?)」
 閃いた。これは使える。

ミラージュ(私)「腹に激痛か~。ふ~ん。下手したら2日保つかな?」

 辺境伯「待ってくれ!死にたくない!死にたくない!謝る!生贄は国王の指示でもない!神託にだ!」

 アホか?という顔で後ろを向いたら、焦りだした辺境伯。

辺境伯「助けてくれ!死にたくない!」

 ミラージュ(私)「ふ~ん。あんたを助けて何になるの?神託といえばまかり通るとでも?隣国との関係改善の為に、主犯だった嫡男も処刑しないような倫理観がない辺境伯を信用しないでしょうね。」

 辺境伯「わかった、処刑する。」

 宙に浮いた状態で、嫡男と辺境伯達をみるが、うごかない。
 
ミラージュ(私)「すぐに殺さない所を見ると、信用に値しないわね。」

 辺境伯「ヒィーーー!わかった!待ってくれ!手続きがいるのだ!(なんとか、なんとかごまかさないと!)手続き以外、何でもする!」

ミラージュ(私)「ウソをつけ!なら、異世界聖女召喚の現場には関わっているのだろう?言ってみろ!検証して、本当かどうか確かめてから助けてやる。」

 辺境伯は思い出しながら、ペラペラとはなす。コイツの思考とか映像とか記憶は全て聖女スキルで見えて録画もした。

 召喚魔法陣は教会皇国が持ってきた絨毯だったのか。しかも一部不鮮明だけどわかった。
 使ってみる。あ~、物品なら対価がいる。そして、異世界勇者とか求めるなら生贄なの?と、見たが違っていて、魔力が対価なのか~。
 待てよ?この魔法陣を再現して金貨を投げる。すると尿管結石の薬を召喚した。金貨1枚と大銀貨6枚。
 痛み止めとかの尿管結石3日間で排出セットか。
 まぁいいか。召喚!

 薬を渡した。

ミラージュ(私)「その魔法陣で召喚した薬だ。飲んでみろ!その魔法陣によるとお前の痛みは、呪いではなく尿管結石という、贅沢をした罰としてこの世界を統治する管理者よりももっと上の方が下した罰らしいな。あと、1日に水を桶一杯分は飲むこと。酒は体内の天からの警告の石が出るまで飲むことは禁止らしいよ。」

 そして、私は姿を消した。
 
日記
ボスタニア歴655年 バルセリナ歴551年 3月10日
 
 ついに、異世界召喚魔法陣を手にいれた。あとは、解析して地球に帰るための準備をするだけだ。しかし、本当に生贄を要求されていたね~。
 邪神なのか? 魔法陣からだと生贄は要らない設定。
 闇は私が思ったよりもすっごく深いみたい。
 まぁ、殺そうとした奴らは全員ただでは済まさないけどね。


 

 
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

三十年後に届いた白い手紙

RyuChoukan
ファンタジー
三十年前、帝国は一人の少年を裏切り者として処刑した。 彼は最後まで、何も語らなかった。 その罪の真相を知る者は、ただ一人の女性だけだった。 戴冠舞踏会の夜。 公爵令嬢は、一通の白い手紙を手に、皇帝の前に立つ。 それは復讐でも、告発でもない。 三十年間、辺境の郵便局で待ち続けられていた、 「渡されなかった約束」のための手紙だった。 沈黙のまま命を捨てた男と、 三十年、ただ待ち続けた女。 そして、すべてを知った上で扉を開く、次の世代。 これは、 遅れて届いた手紙が、 人生と運命を静かに書き換えていく物語。

悪役令嬢の慟哭

浜柔
ファンタジー
 前世の記憶を取り戻した侯爵令嬢エカテリーナ・ハイデルフトは自分の住む世界が乙女ゲームそっくりの世界であり、自らはそのゲームで悪役の位置づけになっている事に気付くが、時既に遅く、死の運命には逆らえなかった。  だが、死して尚彷徨うエカテリーナの復讐はこれから始まる。 ※ここまでのあらすじは序章の内容に当たります。 ※乙女ゲームのバッドエンド後の話になりますので、ゲーム内容については殆ど作中に出てきません。 「悪役令嬢の追憶」及び「悪役令嬢の徘徊」を若干の手直しをして統合しています。 「追憶」「徘徊」「慟哭」はそれぞれ雰囲気が異なります。

エリクサーは不老不死の薬ではありません。~完成したエリクサーのせいで追放されましたが、隣国で色々助けてたら聖人に……ただの草使いですよ~

シロ鼬
ファンタジー
エリクサー……それは生命あるものすべてを癒し、治す薬――そう、それだけだ。 主人公、リッツはスキル『草』と持ち前の知識でついにエリクサーを完成させるが、なぜか王様に偽物と判断されてしまう。 追放され行く当てもなくなったリッツは、とりあえず大好きな草を集めていると怪我をした神獣の子に出会う。 さらには倒れた少女と出会い、疫病が発生したという隣国へ向かった。 疫病? これ飲めば治りますよ? これは自前の薬とエリクサーを使い、聖人と呼ばれてしまった男の物語。

『召喚ニートの異世界草原記』

KAORUwithAI
ファンタジー
ゲーム三昧の毎日を送る元ニート、佐々木二郎。  ある夜、三度目のゲームオーバーで眠りに落ちた彼が目を覚ますと、そこは見たこともない広大な草原だった。  剣と魔法が当たり前に存在する世界。だが二郎には、そのどちらの才能もない。  ――代わりに与えられていたのは、**「自分が見た・聞いた・触れたことのあるものなら“召喚”できる」**という不思議な能力だった。  面倒なことはしたくない、楽をして生きたい。  そんな彼が、偶然出会ったのは――痩せた辺境・アセトン村でひとり生きる少女、レン。  「逃げて!」と叫ぶ彼女を前に、逃げようとした二郎の足は動かなかった。  昔の記憶が疼く。いじめられていたあの日、助けを求める自分を誰も救ってくれなかったあの光景。  ……だから、今度は俺が――。  現代の知恵と召喚の力を武器に、ただの元ニートが異世界を駆け抜ける。  少女との出会いが、二郎を“召喚者”へと変えていく。  引きこもりの俺が、異世界で誰かを救う物語が始まる。 ※こんな物も召喚して欲しいなって 言うのがあればリクエストして下さい。 出せるか分かりませんがやってみます。

復讐のための五つの方法

炭田おと
恋愛
 皇后として皇帝カエキリウスのもとに嫁いだイネスは、カエキリウスに愛人ルジェナがいることを知った。皇宮ではルジェナが権威を誇示していて、イネスは肩身が狭い思いをすることになる。  それでも耐えていたイネスだったが、父親に反逆の罪を着せられ、家族も、彼女自身も、処断されることが決まった。  グレゴリウス卿の手を借りて、一人生き残ったイネスは復讐を誓う。  72話で完結です。

今更……助けてくれと……言われても……

#Daki-Makura
ファンタジー
出奔した息子から手紙が届いた…… 今更……助けてくれと……言われても……

思いを込めてあなたに贈る

あんど もあ
ファンタジー
ファナの母が亡くなった二ヶ月後に、父は新しい妻とその妻との間に生まれた赤ん坊を家に連れて来た。義母は、お前はもうこの家の後継者では無いと母から受け継いだ家宝のネックレスを奪うが、そのネックレスは……。

冤罪で辺境に幽閉された第4王子

satomi
ファンタジー
主人公・アンドリュート=ラルラは冤罪で辺境に幽閉されることになったわけだが…。 「辺境に幽閉とは、辺境で生きている人間を何だと思っているんだ!辺境は不要な人間を送る場所じゃない!」と、辺境伯は怒っているし当然のことだろう。元から辺境で暮している方々は決して不要な方ではないし、‘辺境に幽閉’というのはなんとも辺境に暮らしている方々にしてみれば、喧嘩売ってんの?となる。 辺境伯の娘さんと婚約という話だから辺境伯の主人公へのあたりも結構なものだけど、娘さんは美人だから万事OK。

処理中です...