34 / 45
第34話 召喚された者達の災歌
しおりを挟む
第34話 召喚された者達の災歌
災歌 それは、歌うように災いを起こす奴らが言う言葉。日本流に言うとテンプレみたいに同じ言葉を言う事から、この世界ではテンプレとは言わずに災歌と言う。
それは、朝の祈りをしていた皇国の聖帝の前に出てきた。派遣したはずの賢者のおっさんが素っ裸で降ってきたのだ。
はっきりという。 朝から悪夢だ。
聖帝がひとしきり叩きのめしてから、賢者だと気がついたが、すでに虫の息の状態だった。 そこで、何の任務を賢者にさせていたのかが調べられて、怨霊ミラージュが生きているかどうかの調査と生きているなら、連れて来ると言う任務だった事がわかる。
聖帝には、わからないことがあった。
かつて強力な魔王が発生して、この大神殿を攻めてきた時も、一度たりとも結界は破れず誰も通さなかった。我々内部の者でも転移での結界の通過は不可能。しかし、このクソ野郎は内部のこの場所に落ちてきた。
前の時は、ボスタニア王国の国王達が裸で積み上げられていた。神託通りやったら返り討ちに会い生贄の祭壇で焼かれたとか言っていた。
共通項はミラージュだ。
いったいミラージュとは何者だ?
今も、時々ボスタニア王国の者たちを怨霊として出てきて祟っていると言う。
怨霊は、この大神殿の半径50キロ圏内でも力を失う。
どういう事だ?
そんな時、カトレアが帰ってきていた。あれ?大聖女のおん、違った、聖霊はどうした?
カトレア「陛下。私は実家からあのクソババアの世話をするためにここに捨てられ長らく無給でせいかつしてきました。やっと問題が片付きそうなので、引っ越しします。」
おい、はっきりとクソババアといったぞ、コイツ…。あれ?どんなに離れていても電撃がきたのに、こない。
聖帝「それではわからぬ。大聖女様の聖霊はどこに行かれた。」
カトレア「陛下。クソババアはその真実に盲目なる愚の態度を咎められ、おしりペンペンされて修行の旅に出ました。現在異世界召喚されたニセ聖女のアシストをするように、本物の聖女様に命令されたのです。
なので、ニセ聖女は聖女見習いとなり、邪神教に連なる行為をするような神託を実行することはありません。
私もすでに、クソババアの世話に役目から解放されました。なので、私は私の修行に行くことになります。それでは。」と、カトレアが動こうとする。
な!なに!無給?
神殿長「ふ、ふざけるな!なぜ陛下の前で横領をバラす。このクソマヌケの グハッ」
神殿長の胃の上に聖帝の蹴りが突き刺さる。
聖帝「調べろ!」怒鳴る聖帝。逃げる者達。何か変だ。なぜウソをつくヤツとかこんなに分かりやすく出てくる?これではミミーラ様の加護を纏った先代聖帝様の伝説ではないか。
カトレアが、何か驚愕した顔で大神殿のミミーラ様と、そのお仲間様達と眷属像をみている。
カトレア「ミラージュさま? あ~、なぜ気がつかなかったのだろう。私バカね~。」
名前のプレートがあるのだが700年前から名前を呼び捨てにした不敬がありミミーラ様がお怒りになった事件以来かくされている。今はミミーラ様しかわかってない。このミミーラ様達の群像は、ミミーラ様がこの世界の統治をはじめた時に自ら作られたと言う。
あの少年の姿をした者が10年前に表れてから、プレートも見えないように霧が立っていた。そして、我々の記憶も記録も封印された。
そして、公爵令嬢ミラージュの生贄を指示したのは、あの少年の姿をした者だ。
なぜ、こんな事を忘れていた?おかしい!どういう事だ!
聖帝は、ミラージュ生贄指令がとんでもない間違いである可能性があると思い出した。聖帝もボスタニア王太子妃予定、つまり未来の王妃予定の婚約者だった幼き日のミラージュを見たことがあるが、今の姿は知らない。
すぐに、王太子が生贄指令実行の間近の時のたしか王妃候補公表の周知用の15歳の肖像画がこちらにも送られているはずだから、すぐに持ってくるようにいう。
しかし、生贄対象に決定した時に焼却されていた。
その時だ。ドサリッ!ドサリッ!と次々と召喚された者達が丸裸で降ってきた!
聖帝「騎士団長!どういうことだ!調べろ!コイツラは修練していたのではないのか!」
騎士団長「その、今知らされたのですが、副団長が聖女の生贄指令を実行して昇進すると息巻いて召喚された者達を連れて転移陣を無断で使い、バルセリナ王都の教会に出かけたと!ついでに不敬な国王も捕らえると。」
ドサリ! 今度はその副団長がクビが真後ろに回されて全ての関節があらぬ方向にされた状態で降ってきた。
そして、緊急の移動用の極秘に設置された転移陣係が駆け込んできた。
「陛下!転移陣が使えなくなりました。副団長が陛下の命令で、生贄が生きている可能性とバルセリナ国王を捕らえためとして、先ほど使ったあとに使えなくなりました。」
聖帝「そんな指令は出してない。なぜ確認のための伺いも来ていない!捕らえろ!」
転移陣係を捕らえために兵が動く。
そして、バルセリナ王国の教会の者達が降ってきた。
いつの間にか、聖帝は汗をかいていた事に気がついた。体温も冷たい。これは…。
この異世界勇者達を無理矢理に起こして、事情聴取する。全員が口を揃えて異世界召喚された時に指令されたから無罪!副団長の指令なので無罪!ミラージュの怨霊にやられた!と言う。
そして、お前たちが召喚したのだから、牢屋にいれるなら今後は一切言うことは聞かない!俺たちを日本に帰せ!という。
街での略奪などの事も、貴様らが召喚したから起こった!責任をとれ!俺たちは無罪!と言うだけだ。
困った…。人類の国はすでに残り3国。その内の食料輸出国が、われわれが裏切ったとしてすでに国境を閉めた。食料も少い。どうすればいい。なぜ、生贄にしろなんて神託なのだ?
すると…とんでもない話が出できた。雲の上の世界に無理矢理連れてこられた時に、ニセ聖女とは別に殺された者がいた?そこに連れられてきた時には、すでにミンチ状態だっただと!
そして、どうもそれが本当の聖女だと?
聖女の魂は、下界に降りて行ったので生贄にしてニセ聖女に取り憑かせると言う話になっただと言うのだ。
や ば い!
何がやばいのか?なぜ、忠孝なる信徒の我々が邪神の使徒呼ばりされるのか?
その6歳くらいの少年の姿の者は、ミミーラ様の使徒とされていたが、違う可能性がある。
その聖女の魂の行き先が公爵令嬢ミラージュだったとして、我々はすでに悪魔の手先として認知された。
だが、もっとやばいのは、その少年だ!生贄は…ミミーラ様が時々美男子(6~7歳)を連れてこいと言う要求があったので一応ありなのだが、本当に邪神なのかもしれない。我々の記憶も何か改造されていた可能性がある。
カトレアがいない?あ!すぐに連れ戻せ!すぐにだ!なんとかして、この事態を解決しないといけない。
カトレア「私はすでにここでは用済みの者。やはり貴様らは邪神の使徒か!」
なぜか持っていた剣を抜くカトレア。取り上げたはずなのに。
カトレア「残念ね。この件はミラージュさまに祝福された私の剣。戻って来るのよ。」
それは、まさしく先代聖帝さまの伝説と同じ!
カトレア「悪魔断罪!」
バキーーン!
強度で勝っていたはずのアダマンタイトの騎士団長の巨大両手剣が、カトレアの青銅の剣に斬られた…。
おお!これも先代聖帝さまの伝説と同じ!例え木の棒でも悪魔達をぶち殺し、切り刻む伝説が目の前にある。
カトレア「ミラージュ様に、貴様らの首を捧げるわよ~。敵対して来た以上仕方ないわね~。くくくく!」
え?ヤバい。は?我々を斬るつもりだ。そして、楽しそうに笑うカトレアをみてゾットする。
だが、それだけでは終わらなかった。
「カトレア?呼んだ~?どこにいるの~?」
声が虚空から聞こえる…。
出てきた!
え! ええ!
像そっくりだ…。カトレアが像をミラージュだと言ったのがよくわかる。
ミラージュ(京子)「ん?なに、あ!邪神の指令に従うパワハラ、セクハラ、ポリシーもないクズ野郎ども!お仕置きだ!セントサンダー!」
ぎゃーーー!ーー!
異世界召喚された勇者達が聖なる雷で黒焦げにされる。
カトレアが、「首を捧げようとしていたのに~!」なんて言っているのを、ミラージュの霊体が「そんな生ゴミはいらん。死なないように手加減はしたから、放置して良い。さあ帰ろう!」と言って、ミラージュと共に消えた。
像が呼応するように、うっすらと光っていた。間違いない。我々は、とんでもない間違いに加担した。 目の前で黒焦げにされた者達が再生されていく。なんで事だ!我々はとんでもない事をやっていた。
災歌 それは、歌うように災いを起こす奴らが言う言葉。日本流に言うとテンプレみたいに同じ言葉を言う事から、この世界ではテンプレとは言わずに災歌と言う。
それは、朝の祈りをしていた皇国の聖帝の前に出てきた。派遣したはずの賢者のおっさんが素っ裸で降ってきたのだ。
はっきりという。 朝から悪夢だ。
聖帝がひとしきり叩きのめしてから、賢者だと気がついたが、すでに虫の息の状態だった。 そこで、何の任務を賢者にさせていたのかが調べられて、怨霊ミラージュが生きているかどうかの調査と生きているなら、連れて来ると言う任務だった事がわかる。
聖帝には、わからないことがあった。
かつて強力な魔王が発生して、この大神殿を攻めてきた時も、一度たりとも結界は破れず誰も通さなかった。我々内部の者でも転移での結界の通過は不可能。しかし、このクソ野郎は内部のこの場所に落ちてきた。
前の時は、ボスタニア王国の国王達が裸で積み上げられていた。神託通りやったら返り討ちに会い生贄の祭壇で焼かれたとか言っていた。
共通項はミラージュだ。
いったいミラージュとは何者だ?
今も、時々ボスタニア王国の者たちを怨霊として出てきて祟っていると言う。
怨霊は、この大神殿の半径50キロ圏内でも力を失う。
どういう事だ?
そんな時、カトレアが帰ってきていた。あれ?大聖女のおん、違った、聖霊はどうした?
カトレア「陛下。私は実家からあのクソババアの世話をするためにここに捨てられ長らく無給でせいかつしてきました。やっと問題が片付きそうなので、引っ越しします。」
おい、はっきりとクソババアといったぞ、コイツ…。あれ?どんなに離れていても電撃がきたのに、こない。
聖帝「それではわからぬ。大聖女様の聖霊はどこに行かれた。」
カトレア「陛下。クソババアはその真実に盲目なる愚の態度を咎められ、おしりペンペンされて修行の旅に出ました。現在異世界召喚されたニセ聖女のアシストをするように、本物の聖女様に命令されたのです。
なので、ニセ聖女は聖女見習いとなり、邪神教に連なる行為をするような神託を実行することはありません。
私もすでに、クソババアの世話に役目から解放されました。なので、私は私の修行に行くことになります。それでは。」と、カトレアが動こうとする。
な!なに!無給?
神殿長「ふ、ふざけるな!なぜ陛下の前で横領をバラす。このクソマヌケの グハッ」
神殿長の胃の上に聖帝の蹴りが突き刺さる。
聖帝「調べろ!」怒鳴る聖帝。逃げる者達。何か変だ。なぜウソをつくヤツとかこんなに分かりやすく出てくる?これではミミーラ様の加護を纏った先代聖帝様の伝説ではないか。
カトレアが、何か驚愕した顔で大神殿のミミーラ様と、そのお仲間様達と眷属像をみている。
カトレア「ミラージュさま? あ~、なぜ気がつかなかったのだろう。私バカね~。」
名前のプレートがあるのだが700年前から名前を呼び捨てにした不敬がありミミーラ様がお怒りになった事件以来かくされている。今はミミーラ様しかわかってない。このミミーラ様達の群像は、ミミーラ様がこの世界の統治をはじめた時に自ら作られたと言う。
あの少年の姿をした者が10年前に表れてから、プレートも見えないように霧が立っていた。そして、我々の記憶も記録も封印された。
そして、公爵令嬢ミラージュの生贄を指示したのは、あの少年の姿をした者だ。
なぜ、こんな事を忘れていた?おかしい!どういう事だ!
聖帝は、ミラージュ生贄指令がとんでもない間違いである可能性があると思い出した。聖帝もボスタニア王太子妃予定、つまり未来の王妃予定の婚約者だった幼き日のミラージュを見たことがあるが、今の姿は知らない。
すぐに、王太子が生贄指令実行の間近の時のたしか王妃候補公表の周知用の15歳の肖像画がこちらにも送られているはずだから、すぐに持ってくるようにいう。
しかし、生贄対象に決定した時に焼却されていた。
その時だ。ドサリッ!ドサリッ!と次々と召喚された者達が丸裸で降ってきた!
聖帝「騎士団長!どういうことだ!調べろ!コイツラは修練していたのではないのか!」
騎士団長「その、今知らされたのですが、副団長が聖女の生贄指令を実行して昇進すると息巻いて召喚された者達を連れて転移陣を無断で使い、バルセリナ王都の教会に出かけたと!ついでに不敬な国王も捕らえると。」
ドサリ! 今度はその副団長がクビが真後ろに回されて全ての関節があらぬ方向にされた状態で降ってきた。
そして、緊急の移動用の極秘に設置された転移陣係が駆け込んできた。
「陛下!転移陣が使えなくなりました。副団長が陛下の命令で、生贄が生きている可能性とバルセリナ国王を捕らえためとして、先ほど使ったあとに使えなくなりました。」
聖帝「そんな指令は出してない。なぜ確認のための伺いも来ていない!捕らえろ!」
転移陣係を捕らえために兵が動く。
そして、バルセリナ王国の教会の者達が降ってきた。
いつの間にか、聖帝は汗をかいていた事に気がついた。体温も冷たい。これは…。
この異世界勇者達を無理矢理に起こして、事情聴取する。全員が口を揃えて異世界召喚された時に指令されたから無罪!副団長の指令なので無罪!ミラージュの怨霊にやられた!と言う。
そして、お前たちが召喚したのだから、牢屋にいれるなら今後は一切言うことは聞かない!俺たちを日本に帰せ!という。
街での略奪などの事も、貴様らが召喚したから起こった!責任をとれ!俺たちは無罪!と言うだけだ。
困った…。人類の国はすでに残り3国。その内の食料輸出国が、われわれが裏切ったとしてすでに国境を閉めた。食料も少い。どうすればいい。なぜ、生贄にしろなんて神託なのだ?
すると…とんでもない話が出できた。雲の上の世界に無理矢理連れてこられた時に、ニセ聖女とは別に殺された者がいた?そこに連れられてきた時には、すでにミンチ状態だっただと!
そして、どうもそれが本当の聖女だと?
聖女の魂は、下界に降りて行ったので生贄にしてニセ聖女に取り憑かせると言う話になっただと言うのだ。
や ば い!
何がやばいのか?なぜ、忠孝なる信徒の我々が邪神の使徒呼ばりされるのか?
その6歳くらいの少年の姿の者は、ミミーラ様の使徒とされていたが、違う可能性がある。
その聖女の魂の行き先が公爵令嬢ミラージュだったとして、我々はすでに悪魔の手先として認知された。
だが、もっとやばいのは、その少年だ!生贄は…ミミーラ様が時々美男子(6~7歳)を連れてこいと言う要求があったので一応ありなのだが、本当に邪神なのかもしれない。我々の記憶も何か改造されていた可能性がある。
カトレアがいない?あ!すぐに連れ戻せ!すぐにだ!なんとかして、この事態を解決しないといけない。
カトレア「私はすでにここでは用済みの者。やはり貴様らは邪神の使徒か!」
なぜか持っていた剣を抜くカトレア。取り上げたはずなのに。
カトレア「残念ね。この件はミラージュさまに祝福された私の剣。戻って来るのよ。」
それは、まさしく先代聖帝さまの伝説と同じ!
カトレア「悪魔断罪!」
バキーーン!
強度で勝っていたはずのアダマンタイトの騎士団長の巨大両手剣が、カトレアの青銅の剣に斬られた…。
おお!これも先代聖帝さまの伝説と同じ!例え木の棒でも悪魔達をぶち殺し、切り刻む伝説が目の前にある。
カトレア「ミラージュ様に、貴様らの首を捧げるわよ~。敵対して来た以上仕方ないわね~。くくくく!」
え?ヤバい。は?我々を斬るつもりだ。そして、楽しそうに笑うカトレアをみてゾットする。
だが、それだけでは終わらなかった。
「カトレア?呼んだ~?どこにいるの~?」
声が虚空から聞こえる…。
出てきた!
え! ええ!
像そっくりだ…。カトレアが像をミラージュだと言ったのがよくわかる。
ミラージュ(京子)「ん?なに、あ!邪神の指令に従うパワハラ、セクハラ、ポリシーもないクズ野郎ども!お仕置きだ!セントサンダー!」
ぎゃーーー!ーー!
異世界召喚された勇者達が聖なる雷で黒焦げにされる。
カトレアが、「首を捧げようとしていたのに~!」なんて言っているのを、ミラージュの霊体が「そんな生ゴミはいらん。死なないように手加減はしたから、放置して良い。さあ帰ろう!」と言って、ミラージュと共に消えた。
像が呼応するように、うっすらと光っていた。間違いない。我々は、とんでもない間違いに加担した。 目の前で黒焦げにされた者達が再生されていく。なんで事だ!我々はとんでもない事をやっていた。
0
あなたにおすすめの小説
裏切られ続けた負け犬。25年前に戻ったので人生をやり直す。当然、裏切られた礼はするけどね
竹井ゴールド
ファンタジー
冒険者ギルドの雑用として働く隻腕義足の中年、カーターは裏切られ続ける人生を送っていた。
元々は食堂の息子という人並みの平民だったが、
王族の継承争いに巻き込まれてアドの街の毒茸流布騒動でコックの父親が毒茸の味見で死に。
代わって雇った料理人が裏切って金を持ち逃げ。
父親の親友が融資を持ち掛けるも平然と裏切って借金の返済の為に母親と妹を娼館へと売り。
カーターが冒険者として金を稼ぐも、後輩がカーターの幼馴染に横恋慕してスタンピードの最中に裏切ってカーターは片腕と片足を損失。カーターを持ち上げていたギルマスも裏切り、幼馴染も去って後輩とくっつく。
その後は負け犬人生で冒険者ギルドの雑用として細々と暮らしていたのだが。
ある日、人ならざる存在が話しかけてきた。
「この世界は滅びに進んでいる。是正しなければならない。手を貸すように」
そして気付けは25年前の15歳にカーターは戻っており、二回目の人生をやり直すのだった。
もちろん、裏切ってくれた連中への返礼と共に。
相続した畑で拾ったエルフがいつの間にか嫁になっていた件 ~魔法で快適!田舎で農業スローライフ~
ちくでん
ファンタジー
山科啓介28歳。祖父の畑を相続した彼は、脱サラして農業者になるためにとある田舎町にやってきた。
休耕地を畑に戻そうとして草刈りをしていたところで発見したのは、倒れた美少女エルフ。
啓介はそのエルフを家に連れ帰ったのだった。
異世界からこちらの世界に迷い込んだエルフの魔法使いと初心者農業者の主人公は、畑をおこして田舎に馴染んでいく。
これは生活を共にする二人が、やがて好き合うことになり、付き合ったり結婚したり作物を育てたり、日々を生活していくお話です。
白き魔女と黄金の林檎
みみぞう
ファンタジー
【カクヨム・エブリスタで特集していただきました。カクヨムで先行完結】
https://kakuyomu.jp/works/16816927860645480806
「”火の魔女”を一週間以内に駆逐せよ」
それが審問官見習いアルヴィンに下された、最初の使命だった。
人の世に災いをもたらす魔女と、駆逐する使命を帯びた審問官。
連続殺焼事件を解決できなきれば、破門である。
先輩審問官達が、半年かかって解決できなかった事件を、果たして駆け出しの彼が解決できるのか――
悪しき魔女との戦いの中で、彼はやがて教会に蠢く闇と対峙する……!
不死をめぐる、ダークファンタジー!
※カクヨム・エブリスタ・なろうにも投稿しております。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
悪役令息、前世の記憶により悪評が嵩んで死ぬことを悟り教会に出家しに行った結果、最強の聖騎士になり伝説になる
竜頭蛇
ファンタジー
ある日、前世の記憶を思い出したシド・カマッセイはこの世界がギャルゲー「ヒロイックキングダム」の世界であり、自分がギャルゲの悪役令息であると理解する。
評判が悪すぎて破滅する運命にあるが父親が毒親でシドの悪評を広げたり、関係を作ったものには危害を加えるので現状では何をやっても悪評に繋がるを悟り、家との関係を断って出家をすることを決意する。
身を寄せた教会で働くうちに評判が上がりすぎて、聖女や信者から崇められたり、女神から一目置かれ、やがて最強の聖騎士となり、伝説となる物語。
《完結》当て馬悪役令息のツッコミ属性が強すぎて、物語の仕事を全くしないんですが?!
犬丸大福
ファンタジー
ユーディリア・エアトルは母親からの折檻を受け、そのまま意識を失った。
そして夢をみた。
日本で暮らし、平々凡々な日々の中、友人が命を捧げるんじゃないかと思うほどハマっている漫画の推しの顔。
その顔を見て目が覚めた。
なんと自分はこのまま行けば破滅まっしぐらな友人の最推し、当て馬悪役令息であるエミリオ・エアトルの双子の妹ユーディリア・エアトルである事に気がついたのだった。
数ある作品の中から、読んでいただきありがとうございます。
幼少期、最初はツラい状況が続きます。
作者都合のゆるふわご都合設定です。
日曜日以外、1日1話更新目指してます。
エール、お気に入り登録、いいね、コメント、しおり、とても励みになります。
お楽しみ頂けたら幸いです。
***************
2024年6月25日 お気に入り登録100人達成 ありがとうございます!
100人になるまで見捨てずに居て下さった99人の皆様にも感謝を!!
2024年9月9日 お気に入り登録200人達成 感謝感謝でございます!
200人になるまで見捨てずに居て下さった皆様にもこれからも見守っていただける物語を!!
2025年1月6日 お気に入り登録300人達成 感涙に咽び泣いております!
ここまで見捨てずに読んで下さった皆様、頑張って書ききる所存でございます!これからもどうぞよろしくお願いいたします!
2025年3月17日 お気に入り登録400人達成 驚愕し若干焦っております!
こんなにも多くの方に呼んでいただけるとか、本当に感謝感謝でございます。こんなにも長くなった物語でも、ここまで見捨てずに居てくださる皆様、ありがとうございます!!
2025年6月10日 お気に入り登録500人達成 ひょえぇぇ?!
なんですと?!完結してからも登録してくださる方が?!ありがとうございます、ありがとうございます!!
こんなに多くの方にお読み頂けて幸せでございます。
どうしよう、欲が出て来た?
…ショートショートとか書いてみようかな?
2025年7月8日 お気に入り登録600人達成?! うそぉん?!
欲が…欲が…ック!……うん。減った…皆様ごめんなさい、欲は出しちゃいけないらしい…
2025年9月21日 お気に入り登録700人達成?!
どうしよう、どうしよう、何をどう感謝してお返ししたら良いのだろう…
復讐のための五つの方法
炭田おと
恋愛
皇后として皇帝カエキリウスのもとに嫁いだイネスは、カエキリウスに愛人ルジェナがいることを知った。皇宮ではルジェナが権威を誇示していて、イネスは肩身が狭い思いをすることになる。
それでも耐えていたイネスだったが、父親に反逆の罪を着せられ、家族も、彼女自身も、処断されることが決まった。
グレゴリウス卿の手を借りて、一人生き残ったイネスは復讐を誓う。
72話で完結です。
私が王子との結婚式の日に、妹に毒を盛られ、公衆の面前で辱められた。でも今、私は時を戻し、運命を変えに来た。
MayonakaTsuki
恋愛
王子との結婚式の日、私は最も信頼していた人物――自分の妹――に裏切られた。毒を盛られ、公開の場で辱められ、未来の王に拒絶され、私の人生は血と侮辱の中でそこで終わったかのように思えた。しかし、死が私を迎えたとき、不可能なことが起きた――私は同じ回廊で、祭壇の前で目を覚まし、あらゆる涙、嘘、そして一撃の記憶をそのまま覚えていた。今、二度目のチャンスを得た私は、ただ一つの使命を持つ――真実を突き止め、奪われたものを取り戻し、私を破滅させた者たちにその代償を払わせる。もはや、何も以前のままではない。何も許されない。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる