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第2章 新天地を求めて
第22話 『ごめんなさい』の向こう側
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「え?」
「ふふふ、ここはこのユリアにお任せ下さい」
「お任せしてもいいの?」
「ふふふ、大丈夫です。決して悪いようには致しませんから」
「ん~でもなぁ……」
俺はユリアのどこか小悪魔的な微笑みと今にも泣き出しそうになっているのを必死に我慢している先輩を見比べて「ありがとう。でも、自分でなんとかしてみるから」と断れば「そうですか。残念です」とユリアが一歩引く。
そんな二人の様子を見ていた先輩は「二人で何をコソコソ話しているのよ!」と少し怒り気味に声を荒げる。
「ウララ、ごめんなさい」
「……え?」
「うふふ、ウララ様。そういうことのようですよ」
「やっぱり、私が年上だから……うわぁ~~~~~ん」
「もう、ユリアも余計なことを言わないの。ウララ、落ち着いてよく聞いて下さい。何もウララを拒否する意味での『ごめんなさい』じゃないから」
「でも、年下がいいんでしょ」
「そりゃ、そうですよ。ねえ、ヒロ様」
「ハァ~頼むから俺とウララの二人にさせてくれないかな」
「イヤです……って、言ったらどうしますか?」
「そ。じゃあ、こうするから、転移!」
「あ……」
先輩が中々泣き止まず、ユリアも先輩より優位に立とうとしているのか、先輩を揶揄っているのがモロ分かりだったので、半ば強制的に先輩の手を取り転移する。
「キャッ……え、ここって……」
「そうです。俺と先輩がこの異世界で初めて訪れた場所です。覚えてますよね」
「……」
先輩は俺の問い掛けに無言でコクリと頷く。
「ウララ、さっきの『ごめんなさい』は否定の意味じゃないから」
「でも、お断りってことなんでしょ?」
「ん~そもそも俺が先輩に好かれているって自覚がないんですよね」
「私を疑っているの?」
「いえ、そうじゃなくてですね。なんて言ったらいいのか。先輩は異世界に来て日本人であり既知でもある俺に会えたことで安心感とかホームシック感とかが高じて俺への好意だと勘違いしているんじゃないかと邪推しています」
「そんなことは……ないって確かに言い切れないかもしれない。でも、私はあの日、ヒロが行方不明になってから自分の気持ちに気付いたのも確かなの! でも、私の心はどうやってもヒロに見せることは出来ないもんね。だから、信じて欲しいとしか言えない」
「ありがとうございます。俺もウララのことは嫌いではありません。どちらかと言えば好きです「じゃあ……」でも、その気持ちも異世界で会えた日本人だからと言う気持ちも拭えません。ですから、ハッキリ言って俺も自分の気持ちに自信が持てません。だから、俺が異世界でやっていけるという自身が着いて、生活基盤が築けたら改めて先輩とのことを考えたいと思います。だから「待てない!」……えぇ~」
「そんなの、何時よ!」
「何時かって言われても……まだハッキリと言えることは出来ません」
「……分かったわ」
「ほっ……分かってくれましたか」
「うん、分かった。だから、私もヒロに対する気持ちが本物かどうか考え直すわ」
「そうですか」
「そして、その結果としてヒロへの気持ちが薄れるかもしれないけど、その時は同郷の人間として付き合ってよね」
「え……」
先輩は俺の気持ちを理解してくれたらしく今は自分の気持ちが本物なのかどうか再確認すると言ってくれた。
そして、その結果として俺以外の男性を選んでも今まで通りに同郷の人間として付き合って欲しいと言われた時に胸の奥で何かが『チクリ』とした。
「どうしたの?」
「いえ、なんでもありません」
「そ。なら、この話はこれで終わり。御屋敷に戻りましょ。はい、お願い」
「……」
「もう、どうしたの? 言っておくけど振られたのは私の方なのよ?」
「え、いや。別に振ったわけでは……」
「言い方はどうであれ、お付き合いに発展しないのなら振ったも同然でしょ。あ~あ、一世一代の告白だったのになぁ~でも、なんかスッキリしたからいっか。さ、ほら早く!」
「……はい」
先輩が差し出した左手を握るとその手は少し震えていた。
そして俺に対し強がって見せてはいるが、目尻に薄らと雫が溜まっていたのに気付いた。
「ほら、早く帰るわよ。奥様も待たせているんだし」
「……分かりました」
先輩が言うように形としては俺が先輩を振ってしまった形になったけど、俺は俺はどこか喪失感を感じてしまい妙に落ち着かなくなる。
「あ、お帰りなさいませ……ウララ様、申し訳ありませんでした!」
「ふふふ、もういいわよ。ヒロのことがそれだけ好きなんでしょ」
「好きなんでしょうか?」
「いやいやいや、俺に聞かないでよ」
「でも……」
「ユリアさん。セシルもいないんだし、私も少し頭を冷やすからユリアさんも少し一歩引いてヒロとのことを考えてみたらどうかな」
「ん~そうですね。それがいいかもしれません」
「……」
先輩とユリアのやり取りを聞いていて俺は知らない内に二人の女性に思いを告げられると同時に二人の女性から三行半を突き付けられた様な妙な感じになる。
これで残りはセシル一人な訳だが、だからって直ぐにセシルとどうこうというのは有り得ないし、目の前の二人が憑きものが落ちたようにスッキリした顔をしているのもどこか腑に落ちないのも事実だ。
ひょっとしたらこれが『逃がした魚は大きい』と言うことだろうか。
信じたくはないが、俺もマジメにこれからのことを考えてみようと胸の奥底で静かに決意する。
「ふふふ、ここはこのユリアにお任せ下さい」
「お任せしてもいいの?」
「ふふふ、大丈夫です。決して悪いようには致しませんから」
「ん~でもなぁ……」
俺はユリアのどこか小悪魔的な微笑みと今にも泣き出しそうになっているのを必死に我慢している先輩を見比べて「ありがとう。でも、自分でなんとかしてみるから」と断れば「そうですか。残念です」とユリアが一歩引く。
そんな二人の様子を見ていた先輩は「二人で何をコソコソ話しているのよ!」と少し怒り気味に声を荒げる。
「ウララ、ごめんなさい」
「……え?」
「うふふ、ウララ様。そういうことのようですよ」
「やっぱり、私が年上だから……うわぁ~~~~~ん」
「もう、ユリアも余計なことを言わないの。ウララ、落ち着いてよく聞いて下さい。何もウララを拒否する意味での『ごめんなさい』じゃないから」
「でも、年下がいいんでしょ」
「そりゃ、そうですよ。ねえ、ヒロ様」
「ハァ~頼むから俺とウララの二人にさせてくれないかな」
「イヤです……って、言ったらどうしますか?」
「そ。じゃあ、こうするから、転移!」
「あ……」
先輩が中々泣き止まず、ユリアも先輩より優位に立とうとしているのか、先輩を揶揄っているのがモロ分かりだったので、半ば強制的に先輩の手を取り転移する。
「キャッ……え、ここって……」
「そうです。俺と先輩がこの異世界で初めて訪れた場所です。覚えてますよね」
「……」
先輩は俺の問い掛けに無言でコクリと頷く。
「ウララ、さっきの『ごめんなさい』は否定の意味じゃないから」
「でも、お断りってことなんでしょ?」
「ん~そもそも俺が先輩に好かれているって自覚がないんですよね」
「私を疑っているの?」
「いえ、そうじゃなくてですね。なんて言ったらいいのか。先輩は異世界に来て日本人であり既知でもある俺に会えたことで安心感とかホームシック感とかが高じて俺への好意だと勘違いしているんじゃないかと邪推しています」
「そんなことは……ないって確かに言い切れないかもしれない。でも、私はあの日、ヒロが行方不明になってから自分の気持ちに気付いたのも確かなの! でも、私の心はどうやってもヒロに見せることは出来ないもんね。だから、信じて欲しいとしか言えない」
「ありがとうございます。俺もウララのことは嫌いではありません。どちらかと言えば好きです「じゃあ……」でも、その気持ちも異世界で会えた日本人だからと言う気持ちも拭えません。ですから、ハッキリ言って俺も自分の気持ちに自信が持てません。だから、俺が異世界でやっていけるという自身が着いて、生活基盤が築けたら改めて先輩とのことを考えたいと思います。だから「待てない!」……えぇ~」
「そんなの、何時よ!」
「何時かって言われても……まだハッキリと言えることは出来ません」
「……分かったわ」
「ほっ……分かってくれましたか」
「うん、分かった。だから、私もヒロに対する気持ちが本物かどうか考え直すわ」
「そうですか」
「そして、その結果としてヒロへの気持ちが薄れるかもしれないけど、その時は同郷の人間として付き合ってよね」
「え……」
先輩は俺の気持ちを理解してくれたらしく今は自分の気持ちが本物なのかどうか再確認すると言ってくれた。
そして、その結果として俺以外の男性を選んでも今まで通りに同郷の人間として付き合って欲しいと言われた時に胸の奥で何かが『チクリ』とした。
「どうしたの?」
「いえ、なんでもありません」
「そ。なら、この話はこれで終わり。御屋敷に戻りましょ。はい、お願い」
「……」
「もう、どうしたの? 言っておくけど振られたのは私の方なのよ?」
「え、いや。別に振ったわけでは……」
「言い方はどうであれ、お付き合いに発展しないのなら振ったも同然でしょ。あ~あ、一世一代の告白だったのになぁ~でも、なんかスッキリしたからいっか。さ、ほら早く!」
「……はい」
先輩が差し出した左手を握るとその手は少し震えていた。
そして俺に対し強がって見せてはいるが、目尻に薄らと雫が溜まっていたのに気付いた。
「ほら、早く帰るわよ。奥様も待たせているんだし」
「……分かりました」
先輩が言うように形としては俺が先輩を振ってしまった形になったけど、俺は俺はどこか喪失感を感じてしまい妙に落ち着かなくなる。
「あ、お帰りなさいませ……ウララ様、申し訳ありませんでした!」
「ふふふ、もういいわよ。ヒロのことがそれだけ好きなんでしょ」
「好きなんでしょうか?」
「いやいやいや、俺に聞かないでよ」
「でも……」
「ユリアさん。セシルもいないんだし、私も少し頭を冷やすからユリアさんも少し一歩引いてヒロとのことを考えてみたらどうかな」
「ん~そうですね。それがいいかもしれません」
「……」
先輩とユリアのやり取りを聞いていて俺は知らない内に二人の女性に思いを告げられると同時に二人の女性から三行半を突き付けられた様な妙な感じになる。
これで残りはセシル一人な訳だが、だからって直ぐにセシルとどうこうというのは有り得ないし、目の前の二人が憑きものが落ちたようにスッキリした顔をしているのもどこか腑に落ちないのも事実だ。
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