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◆視察が決まりました
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部屋に戻ると安堵の表情のガンツさんがこっちを見る。
「何があったんです?」
「ワシ疲れた…」
「ガンツさん?」
「ケイン、すまんがそこの嬢ちゃんにうまく説明してくれ。ワシには出来なんだ…」
「え~と、里長?」
「無理!」
「ダリルさん?」
「出来ると思うか?」
「ちょっと!さっきから待ってるけど、誰もちゃんと説明してくれないの?どうなのよドズ!」
「待て、レイラ。暴れるな、いいから落ち着け!」
「え~と、レイラさん話を聞く気はありますか?」
「あるわよ!それなのに何も説明してくれないじゃないの!」
「まずは座ってもらえますか。」
「まったく、座ればいいんでしょ。座れば!」
「じゃ、まずは移住対象の確認ですね。里長、ここの世帯数はどのくらいですか?」
「百には満たないくらいじゃな。」
「ありがとうございます。ガンツさん、やっぱりデューク様に先に交渉しといてよかったよ。」
「まあ、それは後にして説明してやれ。」
「先程、私達の領主に確認し土地を譲渡してもらいました。なので、こちらの世帯が移住しても十分な土地を用意することが出来ました。また、余った土地を開墾し耕作することも出来ます。ここまではいいですか?」
「ああ、ワシはいいぞ。」
他の人を見るが、レイラさんは難しい顔をしている。
「レイラさんは何か?」
「家はどうなるの?」
「それは各自で用意してもらうことになりますね。」
「え~移住してやるんだから、用意してくれるんじゃないの?」
「何か勘違いしているようですが、こちらは来るのであれば受け入れる用意があると言うだけで何から何まで面倒を見ると言う訳ではありません。なので、もちろん不満があれば、無理して移住していただかなくても構いません。」
「ちょっとドズどういうことなの?さっき聞いた話と違うじゃない!」
「そ、そんなケインどういうことなんだ?」
「そうですね、ドズさんが今朝の内に承諾されていればそうなっていましたね。ですが、ドズさんが難しいかもと言う話から、里全体の移住へと話が進んだのでドズさんだけを優遇する訳にもいかないので、こうなりました。」
するとレイラさんはドズさんに向き直り「あんたがグズだから!」と腕を振り上げ、そのまま下ろそうとした。
『パキン』
「痛い…」と呟いたのはレイラさんだった。
ガンツさんだけが分かっていたようで「あいつ、やりおった。」と笑っていた。
「それ以上はやめてくださいね。お子さんも見ていますので。」
「ケイン君、幼い君には分からないだろうけど、これは私達夫婦、家族の問題なの。放っておいてもらえるかしら?」
「いえ、放っておけません。」
「何ですって!」
「ドズさんは確かに決断が遅かった。でも、それは家族を思ってのことであって、決して自分本位で決めるのが遅くなった訳じゃないと言うことは分かりますか?」
「だから何?その判断が遅かったせいで私達家族は優遇されることなく他の家族と同じ条件になるんでしょ。そんなの損じゃない!」
「でも、他の家族と同じ条件ですよね。」
「うるさい!少しでもいい条件で暮らせるのなら、それを望んで何が悪いの!」
「その足を引っ張っているのがご自分だと分かってないようですね。」
「へ?」
「ドズさんはあなたが怖いから話せなかったとも言ってました。もしあなたがそんな様子でなかったら、昨晩の内に話して今頃は了承を得ていたかも知れませんよね。それについてはどう思いますか?」
「え?なぜドズが私を怖がるの?」
「そこからですか。」
「だって、ドズは男で私は女で…」
「お互い理性を保っている状態なら…ですね。」
「それはどういうことよ!」
「そういうことです。」
「だから、それは…ハッ。ああ、そういうことなのね。」
「ドズさんは確かに男です。なのでレイラさんがどんなに暴れようと抑えるのは容易いでしょうね。ですが、あなたは女性です。女性に怪我をさせるのが怖いと思う男もいるんですよ。」
「そうね、あんなのに殴られたら立っていられないわよね。」
「それにあなたは母親です。子供の立場で父親が母親を殴るのを見るのがどんなに辛いか分かりますか?逆の場合はまだ我慢出来るのが不思議ですけどね。」
「そっか私が原因だったのね。ドズ、今までごめんね。」
「レイラ、俺こそごめん。俺がちゃんと言ってれば、ここまで拗れなかったと思う。」
「う~ん違うと言いたいけど、そうね。その半端な優しさが原因よね。今度からはちゃんと言ってよね。」
「分かった、出来るだけ努力する。」
「(なあ、ケイン。あのお嬢さんの顔付きがちょっと変わったぞ。)」
「(ガンツさんにそう思えたのなら、成功だね。)」
「じゃあ里長、移住希望者には、さっき話した条件を言って説明してくださいね。」
「分かった。返事はいつまでにすればいい?」
「区切った方がいいですか?」
「そうじゃな、期限があった方がありがたいな。」
「じゃあ開墾とかいろいろあるので九月頭に移住が出来るように調整して下さい。」
「九月頭か、なら一月…準備を含めると半月か。分かった連絡は携帯でいいんじゃな?」
「ええ、それでお願いします。」
「分かった。」
「じゃ、誰か四、五人視察に来ますか?」
「それは移住とは違うのか?」
「違います。移住前の下見ですね。要はどういうところかを里の人達の代表として視察して回ると言うことです。」
「じゃが、家はどうする?」
「視察なんで独身寮に放り込んで面倒を見てもらいます。」
「くくく、いいな。じゃ、ダリルとドズとワシで行くか。あと二人は適当に連れて行くぞ。」
「じゃ、このブレスレットを渡しておきますね。それぞれ自分の魔力を通して登録してもらえれば、外の転送ゲートを使えるようになりますから。」
「何から何まですまんな。」
「じゃあ、また明日連絡して下さいね。」
「ああ、分かった明日な。」
「じゃ、ガンツさん戻ろうか。」
「おう、じゃ明日。」
里の人達に見送られながらゲートを潜り工房へと戻る。
「ガンツさん、昼飯食ったらお屋敷まで一緒にいいかな?」
「何でワシまで?」
「だってドワーフタウンの町長じゃない。」
「まさか竜人の方までワシが面倒を見るのか?」
「いや?」
「絶対嫌じゃ!」
「もう我儘だな。」
「いやいや、これは我儘とは言わんぞ。」
「じゃ、とりあえず付き合ってよ。」
「まあ、一緒に話を聞くくらいならな。」
「お酒の話も絡んで来るんだけど。」
「ほら、さっさと飯食って押し掛けるぞ!」
「何があったんです?」
「ワシ疲れた…」
「ガンツさん?」
「ケイン、すまんがそこの嬢ちゃんにうまく説明してくれ。ワシには出来なんだ…」
「え~と、里長?」
「無理!」
「ダリルさん?」
「出来ると思うか?」
「ちょっと!さっきから待ってるけど、誰もちゃんと説明してくれないの?どうなのよドズ!」
「待て、レイラ。暴れるな、いいから落ち着け!」
「え~と、レイラさん話を聞く気はありますか?」
「あるわよ!それなのに何も説明してくれないじゃないの!」
「まずは座ってもらえますか。」
「まったく、座ればいいんでしょ。座れば!」
「じゃ、まずは移住対象の確認ですね。里長、ここの世帯数はどのくらいですか?」
「百には満たないくらいじゃな。」
「ありがとうございます。ガンツさん、やっぱりデューク様に先に交渉しといてよかったよ。」
「まあ、それは後にして説明してやれ。」
「先程、私達の領主に確認し土地を譲渡してもらいました。なので、こちらの世帯が移住しても十分な土地を用意することが出来ました。また、余った土地を開墾し耕作することも出来ます。ここまではいいですか?」
「ああ、ワシはいいぞ。」
他の人を見るが、レイラさんは難しい顔をしている。
「レイラさんは何か?」
「家はどうなるの?」
「それは各自で用意してもらうことになりますね。」
「え~移住してやるんだから、用意してくれるんじゃないの?」
「何か勘違いしているようですが、こちらは来るのであれば受け入れる用意があると言うだけで何から何まで面倒を見ると言う訳ではありません。なので、もちろん不満があれば、無理して移住していただかなくても構いません。」
「ちょっとドズどういうことなの?さっき聞いた話と違うじゃない!」
「そ、そんなケインどういうことなんだ?」
「そうですね、ドズさんが今朝の内に承諾されていればそうなっていましたね。ですが、ドズさんが難しいかもと言う話から、里全体の移住へと話が進んだのでドズさんだけを優遇する訳にもいかないので、こうなりました。」
するとレイラさんはドズさんに向き直り「あんたがグズだから!」と腕を振り上げ、そのまま下ろそうとした。
『パキン』
「痛い…」と呟いたのはレイラさんだった。
ガンツさんだけが分かっていたようで「あいつ、やりおった。」と笑っていた。
「それ以上はやめてくださいね。お子さんも見ていますので。」
「ケイン君、幼い君には分からないだろうけど、これは私達夫婦、家族の問題なの。放っておいてもらえるかしら?」
「いえ、放っておけません。」
「何ですって!」
「ドズさんは確かに決断が遅かった。でも、それは家族を思ってのことであって、決して自分本位で決めるのが遅くなった訳じゃないと言うことは分かりますか?」
「だから何?その判断が遅かったせいで私達家族は優遇されることなく他の家族と同じ条件になるんでしょ。そんなの損じゃない!」
「でも、他の家族と同じ条件ですよね。」
「うるさい!少しでもいい条件で暮らせるのなら、それを望んで何が悪いの!」
「その足を引っ張っているのがご自分だと分かってないようですね。」
「へ?」
「ドズさんはあなたが怖いから話せなかったとも言ってました。もしあなたがそんな様子でなかったら、昨晩の内に話して今頃は了承を得ていたかも知れませんよね。それについてはどう思いますか?」
「え?なぜドズが私を怖がるの?」
「そこからですか。」
「だって、ドズは男で私は女で…」
「お互い理性を保っている状態なら…ですね。」
「それはどういうことよ!」
「そういうことです。」
「だから、それは…ハッ。ああ、そういうことなのね。」
「ドズさんは確かに男です。なのでレイラさんがどんなに暴れようと抑えるのは容易いでしょうね。ですが、あなたは女性です。女性に怪我をさせるのが怖いと思う男もいるんですよ。」
「そうね、あんなのに殴られたら立っていられないわよね。」
「それにあなたは母親です。子供の立場で父親が母親を殴るのを見るのがどんなに辛いか分かりますか?逆の場合はまだ我慢出来るのが不思議ですけどね。」
「そっか私が原因だったのね。ドズ、今までごめんね。」
「レイラ、俺こそごめん。俺がちゃんと言ってれば、ここまで拗れなかったと思う。」
「う~ん違うと言いたいけど、そうね。その半端な優しさが原因よね。今度からはちゃんと言ってよね。」
「分かった、出来るだけ努力する。」
「(なあ、ケイン。あのお嬢さんの顔付きがちょっと変わったぞ。)」
「(ガンツさんにそう思えたのなら、成功だね。)」
「じゃあ里長、移住希望者には、さっき話した条件を言って説明してくださいね。」
「分かった。返事はいつまでにすればいい?」
「区切った方がいいですか?」
「そうじゃな、期限があった方がありがたいな。」
「じゃあ開墾とかいろいろあるので九月頭に移住が出来るように調整して下さい。」
「九月頭か、なら一月…準備を含めると半月か。分かった連絡は携帯でいいんじゃな?」
「ええ、それでお願いします。」
「分かった。」
「じゃ、誰か四、五人視察に来ますか?」
「それは移住とは違うのか?」
「違います。移住前の下見ですね。要はどういうところかを里の人達の代表として視察して回ると言うことです。」
「じゃが、家はどうする?」
「視察なんで独身寮に放り込んで面倒を見てもらいます。」
「くくく、いいな。じゃ、ダリルとドズとワシで行くか。あと二人は適当に連れて行くぞ。」
「じゃ、このブレスレットを渡しておきますね。それぞれ自分の魔力を通して登録してもらえれば、外の転送ゲートを使えるようになりますから。」
「何から何まですまんな。」
「じゃあ、また明日連絡して下さいね。」
「ああ、分かった明日な。」
「じゃ、ガンツさん戻ろうか。」
「おう、じゃ明日。」
里の人達に見送られながらゲートを潜り工房へと戻る。
「ガンツさん、昼飯食ったらお屋敷まで一緒にいいかな?」
「何でワシまで?」
「だってドワーフタウンの町長じゃない。」
「まさか竜人の方までワシが面倒を見るのか?」
「いや?」
「絶対嫌じゃ!」
「もう我儘だな。」
「いやいや、これは我儘とは言わんぞ。」
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「まあ、一緒に話を聞くくらいならな。」
「お酒の話も絡んで来るんだけど。」
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