164 / 468
連載
◆就職しました
しおりを挟む
「何で勿体ないんだ?」
「だってね、お米にも出来不出来があるよね。それを全部集めて一緒にしちゃったら、美味しいお米も、そうでないお米も一緒に混ぜられるんでしょ。なら、美味しいお米だけでお酒を作った方が絶対美味しいじゃん。」
「じゃが、ここの水田は同じ品種じゃから、そういうことはないと思うが。」
「本当に?だって、作る人が全部一緒って訳じゃないでしょ。なら、お米にも当然差は出るよね。」
「ふむ、言われてみれば確かにな。じゃが、それをしてしまうと村の中が気まずくはならんか?」
「それを俺に言われても知らないよ。ただ、お米作りに真面目に取り組んでいる人とそうでない人が同列に扱っていいとは思わないけどね。それにこれは差別じゃなくて区別だから。そうでない人は、それなりに扱ってあげないと。真面目に取り組んでいる人まで落ちていくよ。」
「う~ん、耳が痛いな。」
「ならさ、真面目な人をドラゴニュータウンに連れて行けばいいんじゃない?そうでもない人には通行権はあげない事にしてさ。そうすれば、美味しいお米を作れる人はちゃんと評価されるし、そうでもない人はそれなりに何も変わる事なく落ち着いていられるから丸く収まるんじゃないかな。」
「何だか、上手く丸め込まれているような気がしないでもないが。参考にはさせてもらう。ありがとうな。」
そこへ集めた村人から集計が終わったと声が掛かる。
「おう、ありがとうな。じゃあこれを。」と一人に銀貨を一枚ずつ配る。
「「「「「ありがとうございます。」」」」」
お礼を言って倉庫から出て行くのを待つ。
「じゃあ、ここのお酒は全部もらっていいんだよね。」
「ああ、いいぞ。だがどうやって?」
「それはこうやって…」
樽に向かい手をかざして『収納』と呟くと目の前の樽が消える。
「なっお前!それって…」
「なるべく口外しないでもらえるとありがたいんだけど…」
「あ、ああ。わかったよ。さっきのアドバイスの件もあるしな。」
「じゃあ、樽を作っている人の所に案内して貰える?」
「分かった、案内しよう。着いて来てくれ。」
倉庫を出てすぐ隣が職人さんの家だった様で、ダルクさんが扉を叩く。
「お~い、ダインいるか?」
しばらくして扉が開き、のそりと男が出てくる。
見た目はそれほど歳くってはいないが、若いというほどでもない。三十そこそこかな。
「何だい、ダルクさん?」
「この人達がな、樽を作ってくれる人を探しているってんで、連れて来た。まずはお前の作った樽を見せてくれ。」
「ああ、そういうことなら入んな。」
「さっきのお酒の樽もこの人が作っているの?」
「ああ、この村では唯一の職人だからな。」
「なら、決まりだねガンツさん。」
「ああ、確かにいい腕だな。」
「だよね。ねえダインさん。今、樽ってどのくらいある?」
「何だ、物は見なくていいのか?」
「それはさっき蔵で見たからね。」
「ああ、あれは確かに俺が作ったものだからな。だが、何を詰めるかによっちゃ材料も替えなきゃならん。何を詰めるつもりなんだ?」
「これだってよ。」とダルクさんがさっきの蒸留酒を出す。
何で持ち歩いているのかは知らないけど。
「ちょっと、もらっても?」
「ああ、ちょっとだけだぞ。いいな、ほんのちょっとだけだからな。」
「うるさいな~」と側にあったグラスにトクトクトクと注ぎ入れる。
「あ~ちょっとって言っただろうが!」
「うるさいな~また、買えばいいだろう!」
「これは貰いもんだ!そこのお坊ちゃんにな。」
「お前が?これを?へ~」と言いながらコクリとダインさんが一口飲む。
「これは強いな。だが、まずくはないが味がないっていうか…」
「だから、熟成させてから飲むのを考えているんだ。」
「ほ~熟成ね~って、何でお前が答えるんだ?」
「そりゃ、こいつが言い出しっぺだからだよ。」とガンツさんが言う。
「言い出しっぺって、そんな歳じゃないだろうに。」
「俺もさっきやられたよ。うまい酒を作りたければ、米から選び直せとな。」
「そりゃ、面白いな。確かに意見としては正しいな。で、熟成ってのは何年を考えているんだ?」
「早くて三年、長くて数十年単位で。」
「そりゃすごい。だが、それだと木の匂いが染み付くぞ。」
「それ!それが一つの狙いなんだよ。月日を重ねて木の匂いをゆっくりと染み込ませることが出来れば美味しくなると思ってるんだ。」
「そうか、となると、ここの酒とは考えが違うな。ここの酒はなるべく樽から匂いが移らないようにしているからな。だが、面白そうだな。なあ、どれくらいの数が必要なんだ?」
「作って貰えれば、あるだけ買わせてもらう用意はあるけど、いい?」
「ほう、そりゃ豪気だな。じゃあ、研究のためにも、さっきのを二、三本置いていって貰えないか?」
「いいけど、ちゃんと作って貰えるの?」
「何だ?疑り深いな。何かあったのか?」
「実はね…」とシンディさんでの失敗談を話す。
「あ~そんなことがあったのか。まあ、単なる木工職人だからってすぐには作れんだろうからな、話し合っている内に宴会に突入って感じだな。」
「なら、作れないって最初っから言えばいいのに…」
「そう言うなよ。それが簡単に言えないのも職人なんだよ。『出来ません』って言うのはなかなか難しいぞ。」
「ガンツさんもそうなの?」
「ああ、お前と最初に会った頃は『出来ないの?』って言われる度に悔しかったのも今じゃ懐かしいがな。」
「俺、そんなこと言った?」
「お前は覚えてないかもしれんがな。言われた方は覚えているもんじゃて。」
「…ごめんなさい。」
「謝ることはない。それがあったから、今はこうしていられる。出来ないと言う前にケインがヒントをくれるしの。だから、気にするな。」
「うん、わかった。」
「もう少しだけ、気にしてもいいんじゃぞ。」
「え~どっちなの?」
「いやな、そんなあっさりと切り替えられるのも…ちょっと淋しいと言うか…」
「もう、いいから!この話はこれで終わりね。じゃダインさんにはこれね。」
蒸留酒三本をテーブルに出し、いつ頃に出来るかを確認する。
「そうさな、まずは様子見で一週間くれ。」
「ガンツさん、それでいい?」
「ああ、ワシは構わん。」
「じゃそれ「なあ、ダインさん。俺に樽作りを教えてくれないか。」…アルガンさん?」
「アルガン、お前は何を言ってるんだ?」
「親父、俺ここで樽作りを修行して行くから。」
「アルちゃん。本気?」
「お袋、『ちゃん』付けはやめてくれよ。俺は本気だよ。なあダインさん。俺をここで修行させてくれないか。頼む。」とアルガンさんが頭を下げる。
「まあ、様子見でいいなら構わんが。」
「それでいいです。ありがとうございます。」
「だが、住む所はどうするんだ?」
ダインさんに聞かれ、「それは…」と自分が引越しの途中だったことを思い出すアルガンさん。
「そこの転送ゲートでドワーフタウンから通うので、住む場所は問題ありませんよ。」
「ああ、何か小屋が出来たと思っていたけど、そんな物が…」
「俺はちゃんと説明したがな。聞いてなかったのか?」
「いや、竜人と開拓するって話は覚えているけどな。他はちょっと覚えてないな。」
「ったく、しょうがないな。お前は…」
思いがけずにアルガンさんの就職が決まったので、アルガンさんに転送ゲートを使えるようにする為にブレスレットを渡す。
「アルガンさん、これを着けて。」
「ケイン君、何これ?」
「まあ、説明はするから、まずは腕に嵌めてから、魔力をそれに流して。」
「まあいいけど…こう?」
アルガンさんがブレスレットに魔力を登録したので、ガンツさんに「転送ゲートの登録をして来るね。」と一言伝えてからアルガンさんと転送ゲートの小屋まで行く。
「じゃ、これを潜って。」
「これを?」と俺が開けたゲートを眺めるだけで、一向に潜ろうとしないので「早くする!」とお尻を蹴飛ばして、無理矢理潜らせる。
それを見ていたガンツさんが「あいつは忖度することを知らんのか。」と言えば「あれがケイン君じゃない。誰にも阿ることなく自由よね。」とアンジェさん。
「じゃが、ワシらの息子のケツを蹴ったぞ。」
「アルちゃんがさっさとしないからでしょ。」
「だけど…」
「自分は、その息子の頭を遠慮なく殴っといて。」
「ワ、ワシは親じゃからいいんじゃ。」
「はいはい、いいから大人しくしてるの。」
転送ゲートの小屋の前に出るとアルガンさんのブレスレットを小屋の扉に登録し中に入り、転送ゲートにも登録し、ドワーフタウンに渡ってからも同じことを繰り返すとゲートを繋いで、ダインさんの所に戻る。
「だってね、お米にも出来不出来があるよね。それを全部集めて一緒にしちゃったら、美味しいお米も、そうでないお米も一緒に混ぜられるんでしょ。なら、美味しいお米だけでお酒を作った方が絶対美味しいじゃん。」
「じゃが、ここの水田は同じ品種じゃから、そういうことはないと思うが。」
「本当に?だって、作る人が全部一緒って訳じゃないでしょ。なら、お米にも当然差は出るよね。」
「ふむ、言われてみれば確かにな。じゃが、それをしてしまうと村の中が気まずくはならんか?」
「それを俺に言われても知らないよ。ただ、お米作りに真面目に取り組んでいる人とそうでない人が同列に扱っていいとは思わないけどね。それにこれは差別じゃなくて区別だから。そうでない人は、それなりに扱ってあげないと。真面目に取り組んでいる人まで落ちていくよ。」
「う~ん、耳が痛いな。」
「ならさ、真面目な人をドラゴニュータウンに連れて行けばいいんじゃない?そうでもない人には通行権はあげない事にしてさ。そうすれば、美味しいお米を作れる人はちゃんと評価されるし、そうでもない人はそれなりに何も変わる事なく落ち着いていられるから丸く収まるんじゃないかな。」
「何だか、上手く丸め込まれているような気がしないでもないが。参考にはさせてもらう。ありがとうな。」
そこへ集めた村人から集計が終わったと声が掛かる。
「おう、ありがとうな。じゃあこれを。」と一人に銀貨を一枚ずつ配る。
「「「「「ありがとうございます。」」」」」
お礼を言って倉庫から出て行くのを待つ。
「じゃあ、ここのお酒は全部もらっていいんだよね。」
「ああ、いいぞ。だがどうやって?」
「それはこうやって…」
樽に向かい手をかざして『収納』と呟くと目の前の樽が消える。
「なっお前!それって…」
「なるべく口外しないでもらえるとありがたいんだけど…」
「あ、ああ。わかったよ。さっきのアドバイスの件もあるしな。」
「じゃあ、樽を作っている人の所に案内して貰える?」
「分かった、案内しよう。着いて来てくれ。」
倉庫を出てすぐ隣が職人さんの家だった様で、ダルクさんが扉を叩く。
「お~い、ダインいるか?」
しばらくして扉が開き、のそりと男が出てくる。
見た目はそれほど歳くってはいないが、若いというほどでもない。三十そこそこかな。
「何だい、ダルクさん?」
「この人達がな、樽を作ってくれる人を探しているってんで、連れて来た。まずはお前の作った樽を見せてくれ。」
「ああ、そういうことなら入んな。」
「さっきのお酒の樽もこの人が作っているの?」
「ああ、この村では唯一の職人だからな。」
「なら、決まりだねガンツさん。」
「ああ、確かにいい腕だな。」
「だよね。ねえダインさん。今、樽ってどのくらいある?」
「何だ、物は見なくていいのか?」
「それはさっき蔵で見たからね。」
「ああ、あれは確かに俺が作ったものだからな。だが、何を詰めるかによっちゃ材料も替えなきゃならん。何を詰めるつもりなんだ?」
「これだってよ。」とダルクさんがさっきの蒸留酒を出す。
何で持ち歩いているのかは知らないけど。
「ちょっと、もらっても?」
「ああ、ちょっとだけだぞ。いいな、ほんのちょっとだけだからな。」
「うるさいな~」と側にあったグラスにトクトクトクと注ぎ入れる。
「あ~ちょっとって言っただろうが!」
「うるさいな~また、買えばいいだろう!」
「これは貰いもんだ!そこのお坊ちゃんにな。」
「お前が?これを?へ~」と言いながらコクリとダインさんが一口飲む。
「これは強いな。だが、まずくはないが味がないっていうか…」
「だから、熟成させてから飲むのを考えているんだ。」
「ほ~熟成ね~って、何でお前が答えるんだ?」
「そりゃ、こいつが言い出しっぺだからだよ。」とガンツさんが言う。
「言い出しっぺって、そんな歳じゃないだろうに。」
「俺もさっきやられたよ。うまい酒を作りたければ、米から選び直せとな。」
「そりゃ、面白いな。確かに意見としては正しいな。で、熟成ってのは何年を考えているんだ?」
「早くて三年、長くて数十年単位で。」
「そりゃすごい。だが、それだと木の匂いが染み付くぞ。」
「それ!それが一つの狙いなんだよ。月日を重ねて木の匂いをゆっくりと染み込ませることが出来れば美味しくなると思ってるんだ。」
「そうか、となると、ここの酒とは考えが違うな。ここの酒はなるべく樽から匂いが移らないようにしているからな。だが、面白そうだな。なあ、どれくらいの数が必要なんだ?」
「作って貰えれば、あるだけ買わせてもらう用意はあるけど、いい?」
「ほう、そりゃ豪気だな。じゃあ、研究のためにも、さっきのを二、三本置いていって貰えないか?」
「いいけど、ちゃんと作って貰えるの?」
「何だ?疑り深いな。何かあったのか?」
「実はね…」とシンディさんでの失敗談を話す。
「あ~そんなことがあったのか。まあ、単なる木工職人だからってすぐには作れんだろうからな、話し合っている内に宴会に突入って感じだな。」
「なら、作れないって最初っから言えばいいのに…」
「そう言うなよ。それが簡単に言えないのも職人なんだよ。『出来ません』って言うのはなかなか難しいぞ。」
「ガンツさんもそうなの?」
「ああ、お前と最初に会った頃は『出来ないの?』って言われる度に悔しかったのも今じゃ懐かしいがな。」
「俺、そんなこと言った?」
「お前は覚えてないかもしれんがな。言われた方は覚えているもんじゃて。」
「…ごめんなさい。」
「謝ることはない。それがあったから、今はこうしていられる。出来ないと言う前にケインがヒントをくれるしの。だから、気にするな。」
「うん、わかった。」
「もう少しだけ、気にしてもいいんじゃぞ。」
「え~どっちなの?」
「いやな、そんなあっさりと切り替えられるのも…ちょっと淋しいと言うか…」
「もう、いいから!この話はこれで終わりね。じゃダインさんにはこれね。」
蒸留酒三本をテーブルに出し、いつ頃に出来るかを確認する。
「そうさな、まずは様子見で一週間くれ。」
「ガンツさん、それでいい?」
「ああ、ワシは構わん。」
「じゃそれ「なあ、ダインさん。俺に樽作りを教えてくれないか。」…アルガンさん?」
「アルガン、お前は何を言ってるんだ?」
「親父、俺ここで樽作りを修行して行くから。」
「アルちゃん。本気?」
「お袋、『ちゃん』付けはやめてくれよ。俺は本気だよ。なあダインさん。俺をここで修行させてくれないか。頼む。」とアルガンさんが頭を下げる。
「まあ、様子見でいいなら構わんが。」
「それでいいです。ありがとうございます。」
「だが、住む所はどうするんだ?」
ダインさんに聞かれ、「それは…」と自分が引越しの途中だったことを思い出すアルガンさん。
「そこの転送ゲートでドワーフタウンから通うので、住む場所は問題ありませんよ。」
「ああ、何か小屋が出来たと思っていたけど、そんな物が…」
「俺はちゃんと説明したがな。聞いてなかったのか?」
「いや、竜人と開拓するって話は覚えているけどな。他はちょっと覚えてないな。」
「ったく、しょうがないな。お前は…」
思いがけずにアルガンさんの就職が決まったので、アルガンさんに転送ゲートを使えるようにする為にブレスレットを渡す。
「アルガンさん、これを着けて。」
「ケイン君、何これ?」
「まあ、説明はするから、まずは腕に嵌めてから、魔力をそれに流して。」
「まあいいけど…こう?」
アルガンさんがブレスレットに魔力を登録したので、ガンツさんに「転送ゲートの登録をして来るね。」と一言伝えてからアルガンさんと転送ゲートの小屋まで行く。
「じゃ、これを潜って。」
「これを?」と俺が開けたゲートを眺めるだけで、一向に潜ろうとしないので「早くする!」とお尻を蹴飛ばして、無理矢理潜らせる。
それを見ていたガンツさんが「あいつは忖度することを知らんのか。」と言えば「あれがケイン君じゃない。誰にも阿ることなく自由よね。」とアンジェさん。
「じゃが、ワシらの息子のケツを蹴ったぞ。」
「アルちゃんがさっさとしないからでしょ。」
「だけど…」
「自分は、その息子の頭を遠慮なく殴っといて。」
「ワ、ワシは親じゃからいいんじゃ。」
「はいはい、いいから大人しくしてるの。」
転送ゲートの小屋の前に出るとアルガンさんのブレスレットを小屋の扉に登録し中に入り、転送ゲートにも登録し、ドワーフタウンに渡ってからも同じことを繰り返すとゲートを繋いで、ダインさんの所に戻る。
1
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
男女比がおかしい世界の貴族に転生してしまった件
美鈴
ファンタジー
転生したのは男性が少ない世界!?貴族に生まれたのはいいけど、どういう風に生きていこう…?
最新章の第五章も夕方18時に更新予定です!
☆の話は苦手な人は飛ばしても問題無い様に物語を紡いでおります。
※ホットランキング1位、ファンタジーランキング3位ありがとうございます!
※カクヨム様にも投稿しております。内容が大幅に異なり改稿しております。
※各種ランキング1位を頂いた事がある作品です!
バーンズ伯爵家の内政改革 ~10歳で目覚めた長男、前世知識で領地を最適化します
namisan
ファンタジー
バーンズ伯爵家の長男マイルズは、完璧な容姿と神童と噂される知性を持っていた。だが彼には、誰にも言えない秘密があった。――前世が日本の「医師」だったという記憶だ。
マイルズが10歳となった「洗礼式」の日。
その儀式の最中、領地で謎の疫病が発生したとの凶報が届く。
「呪いだ」「悪霊の仕業だ」と混乱する大人たち。
しかしマイルズだけは、元医師の知識から即座に「病」の正体と、放置すれば領地を崩壊させる「災害」であることを看破していた。
「父上、お待ちください。それは呪いではありませぬ。……対処法がわかります」
公衆衛生の確立を皮切りに、マイルズは領地に潜む様々な「病巣」――非効率な農業、停滞する経済、旧態依然としたインフラ――に気づいていく。
前世の知識を総動員し、10歳の少年が領地を豊かに変えていく。
これは、一人の転生貴族が挑む、本格・異世界領地改革(内政)ファンタジー。
没落した貴族家に拾われたので恩返しで復興させます
六山葵
ファンタジー
生まれて間も無く、山の中に捨てられていた赤子レオン・ハートフィリア。
彼を拾ったのは没落して平民になった貴族達だった。
優しい両親に育てられ、可愛い弟と共にすくすくと成長したレオンは不思議な夢を見るようになる。
それは過去の記憶なのか、あるいは前世の記憶か。
その夢のおかげで魔法を学んだレオンは愛する両親を再び貴族にするために魔法学院で魔法を学ぶことを決意した。
しかし、学院でレオンを待っていたのは酷い平民差別。そしてそこにレオンの夢の謎も交わって、彼の運命は大きく変わっていくことになるのだった。
※2025/12/31に書籍五巻以降の話を非公開に変更する予定です。
詳細は近況ボードをご覧ください。
婚約破棄された令嬢が記憶を消され、それを望んだ王子は後悔することになりました
kieiku
恋愛
「では、記憶消去の魔法を執行します」
王子に婚約破棄された公爵令嬢は、王子妃教育の知識を消し去るため、10歳以降の記憶を奪われることになった。そして記憶を失い、退行した令嬢の言葉が王子を後悔に突き落とす。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
スーパーの店長・結城偉介 〜異世界でスーパーの売れ残りを在庫処分〜
かの
ファンタジー
世界一周旅行を夢見てコツコツ貯金してきたスーパーの店長、結城偉介32歳。
スーパーのバックヤードで、うたた寝をしていた偉介は、何故か異世界に転移してしまう。
偉介が転移したのは、スーパーでバイトするハル君こと、青柳ハル26歳が書いたファンタジー小説の世界の中。
スーパーの過剰商品(売れ残り)を捌きながら、微妙にズレた世界線で、偉介の異世界一周旅行が始まる!
冒険者じゃない! 勇者じゃない! 俺は商人だーーー! だからハル君、お願い! 俺を戦わせないでください!
初期スキルが便利すぎて異世界生活が楽しすぎる!
霜月雹花
ファンタジー
神の悪戯により死んでしまった主人公は、別の神の手により3つの便利なスキルを貰い異世界に転生する事になった。転生し、普通の人生を歩む筈が、又しても神の悪戯によってトラブルが起こり目が覚めると異世界で10歳の〝家無し名無し〟の状態になっていた。転生を勧めてくれた神からの手紙に代償として、希少な力を受け取った。
神によって人生を狂わされた主人公は、異世界で便利なスキルを使って生きて行くそんな物語。
書籍8巻11月24日発売します。
漫画版2巻まで発売中。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。