163 / 468
連載
◆爆買いでした
しおりを挟む
ガンツさんがアルガンさんに事情を説明している頃、ダルクさんと俺とアンジェさんで酒蔵見学へと向かっていた。
「ほら、あれが酒蔵だ。」
「「へ~」」
「意外と小さい?」
「ああ、ウチのはワインみたいに寝かせる必要がないのでな。あそこでは作っているだけだ。酒が出来たら、売りに出すからな。」
「そうなんだ。それでまだ売る前の物があるってことなんだ。」
「ああ、もし買ってくれるのなら、ありがたいがな。お前さん達は払いがいいしな。」
「まずは味見をしてからだよ。」
「お前が味見するのか?」
「したいけど、そこは我慢してアンジェさんにお願いするから。」
「そこで私の出番なんですね。うふふ、お任せくださいね。」
「味見だけでいいんだよな?飲み干すなら、ちゃんと買ってからだぞ。」
「いやぁねぇ~そんな飲み干すだなんて。ねえ、ケイン君。」
「…飲み干してしまった分はちゃんと払うから。大丈夫!だから、アンジェさんも遠慮なくやっちゃって!」
「もう、ケイン君まで…でも、お許しが出たのなら張り切っちゃおうかしら。ね?」
「ちゃんと美味しいかどうかも感想はちゃんと言ってくださいね。」
「それはもちろん!任せて頂戴。」
「は~まあ払うもん払ってくれるのならいいか。じゃあ、酒蔵は外から見るだけにしてくれ。今は次の酒を仕込む前で、何もないけどな。」
酒蔵の扉を開けると、そこは醸造所でした。
まあ『酒蔵』はお酒を作って販売している所と考えれば、醸造所も酒蔵の一部だ。
そして、その醸造所の中には大きな樽が並んでいた。
「樽詰めしたのは、こっちに置いている。」
醸造所の横にある倉庫に案内されると、そこには俺が知っているワイン樽に似た物が積み重ねて置かれていた。
「ちょっと、待ってろ。」とダルクさんが言うと、そこにいた男に何やら告げる。
すると、その男性が脚立らしき物を持って来て、一番上の樽を担いで下りる。
ダルクさんが酒樽をテーブルの上に乗せ、栓を抜くと懐かしい清酒の匂いがした。
「(ああ、子供の体がうらめしい。)いい匂いだね、アンジェさん。」
「そうなの?私は初めて嗅ぐ匂いだけど、ワインとはまた違う匂いよね。」
「まあ、まずは一杯飲んでみな。ほれ。」と村長が樽を傾け、グラスに注ぐ。
「(あんな重そうな樽を抱えて…さすがだね~)アンジェさん、飲んでみて。」
「え、ええ…いただくわね。ふんふん。」とアンジェさんがグラスを受け取り匂いを嗅ぐ。
「あら、慣れるといい匂いね。じゃ、一口。」とコクリと喉に流し込む。
「あら、これは…」と続けて、ゴクリゴクリと一気に流し込む。
「ア、アンジェさん?そんなに一気に飲んで大丈夫なの?」
「そうだぜ、ばあさんも歳なんだから、無理はするなよ。」
「何!私をお年寄り扱いするの?そっちもそんなには変わらないでしょ!」
「いや、まあ、そう言われればそうだけどよ。飲みなれている俺達なら心配はしないが、お前さんは初めてだろ?だから、な。そんな無茶な飲み方は…」
「ふん、こんなのウチの蒸留酒に比べれば水よ!水!いいから、お代わり!」
「あ、ああ。」とお代わりを用意しながら、こっちをチラリと見るダルクさん。
「(俺だって、こうなるとは思っていなかったんだから、俺は無罪だよ。)」
「(何言ってんだ!お前が連れて来たんだろうが。)」
「(だって、俺が飲むわけにもいかないでしょ!それもこれも…そうだよ!あのじい様、ガンツさんが悪いんだって。だから、俺のせいじゃない!はい、決まり!)」
「(んなワケないだろ!)」
「しょうがない、ガンツさんを呼ぶか…」と電話を掛けようとした所で「あ~遅かったか~」とガンツさん登場。
「ガンツさん?遅かったって。どういうこと?」
「ケイン、アンジェに酒を飲ませるなら注意しとくべきだったな。すまんな。」
「ガンツ!何謝ってんの!私は悪くないんだから。ほら、ガンツもこっちに来てあんたも飲みなさい。アルちゃんもおいで、ほらお膝においで。」
「お袋『ちゃん』付けはやめてくれって言ってるのに。で、親父…どういうことだよ。」
「ワシに言うな。今は大人しく言うことを聞いとけ。それが一番だ。ケイン、これは貸しだぞ。」
「分かったよ。ガンツさん、アンジェさんをお願いね。」
「ったく、アンジェ。肝心の味はどうなんじゃ?」
「そうね、甘めで口当たりもいいわね。いくらでも飲めそう。酒精はワインやエールに比べれば強いけど、蒸留酒ほどじゃないわ。」
「なあ、さっきから言っているが『蒸留酒』ってのは何なんだ?」とダルクさんが不思議そうな顔をしていたので、「はい、これがそうだよ。」と瓶詰めの蒸留酒をダルクさんに渡す。
村長が瓶の蓋を開け、匂いを嗅ぐと「うっ」と短く漏らす。
「そいつは酒精だけは強いからな、そのまま飲むのはお薦めしないぞ。」
「じゃあ、どうやって飲むんだ?」
「ケイン、余分な冷蔵庫があるなら出してやれ。氷が必要だしな。ワシには適当に柑橘系の果物と魔導ミキサーを頼む。」
「はいはい、じゃ出すよ。」と冷蔵庫を倉庫の隅に置き、冷凍庫に氷を出す。
「で、ガンツさんには魔導ミキサーと柑橘系ね。」
「おう、すまんな。」
ガンツさんが手慣れた様子で、皮を剥いたレモンと氷を魔導ミキサーで粉砕しグラスに注ぎ、そこに蒸留酒を流し入れる。
「ほれ、ダルク。」とダルクさんにグラスを差し出し飲むように勧める。
「ほう、匂いは和らいだな。どれ…『コクコク』…ん、強い!が、うまいな。」
「そうじゃろ。」と笑顔で返すガンツさん。
「だが、ウチのも負けてないからな。ほれ。」と今度はガンツさんがグラスを受け取り、飲み干す。
「ぷは~うまい!」
「だろ?ほれ、もっと飲んでみろ。」
「おお、ありがたい。」
「あら、私には貰えないの?」
「おう、飲め飲め。ウチの酒を気に入って貰えたのなら嬉しいってもんだ。」
放っとくと宴会に突入しそうだったので、割って入る。
「ちょっと待って!ガンツさんもダルクさんも何しに来たかは覚えている?」
「「何だっけ?」」
「ちょっとしっかりしてよ!酔っ払う前にお酒の買い付けと、樽でしょ!しっかりしてよ。俺だって飲みたいのを我慢しているってのに…」
「何だ我慢していたのか。しょうがないな~ほれ、飲め!」
「ありがとう…って、そうじゃないから!俺はまだ飲めないの!ほら、話を進めるよ。」
「もう、ケインは相変わらず固いな。普段はあんなにふざけているのにな~」
「そうよね~普段はあんなにガンツで遊んでいるのにね~」
「アンジェ、それは誤解だぞ。」
「あら、そうかしら?私にはあなた達がいちゃついているようにしか見えないんだけどね~」
「親父。やっぱりあんたは…」
「な、アルガン違うぞ。これは無実だ!ケイン、お前も何とか言ってくれ。」
「もう、そういうのは飽きたから、どうでもいい。それより話を進めさせてよ。」
「何じゃ、つまらんの~」
「そうよね~リーサさんにもお土産話を用意したいのに。」
「なら、真面目にお願いします。ここのお酒は料理に使っても美味しいと思うので。」
「あら、それは初耳ね。ワインも煮物や焼いたりする時に使うこともあるけど、このお酒も使えるのね?」
「ええ、焼く煮る蒸すに使えると思いますよ。」
「おう、ケインの言う通りだ。何なら酒を使ったウチの飯を食って行くか?すぐに用意させるが。」
「え、いいの?」
「おう、ウチの酒を買ってくれるならお客様だ。ウチの料理でもてなそうじゃないか。おい!すまんが、俺の家に行って夕食の人数を増やす様に伝えてくれ。」
「はい、分かりました。」と男の人が使いに出る。
「じゃ、肝心の商談と行こうか。いくつ持って行く?」
「「「可能な限り!」」」
「ん?ちょっと待て!聞き間違いか、もう一度言ってくれるか?」
「「「だから、可能な限り!」」」
「は~待て待て、ここにあるのを全部って言うのか?」
「可能ならばな。」
「それは構わんが、どうやって持っていく?」
「え~と、全部いいの?」
「ああ、払いは大丈夫なんだろうな?」
「いいよ、現金?口座から?どっちでもいいよ。」
「じゃあ現金で、樽一つを金貨一枚として、ここに百三十とちょっとか。ならまけて百二十でどうだ?」
「いいよ、はい。」と金貨の入った袋を出す。
「へ?おい、本当か?」
「何で?目の前にあるでしょ。早く確かめてよ。」
「わ、分かった。ちょっと人を呼んで来るから待っててくれ。」
ダルクさんが倉庫から出たと思ったら、村人を五人ほど連れて戻って来て、金貨を数えるように伝える。
村人は口々に「あらま」「ほえ」「うひゃ」とか言ってたが、「数え終わったら教えてくれ。少ないが給金を出すからな、」と伝えると急にやる気を出して数え始めた。
「ねえ、村長。お酒は一種類なの?」
「ん?そうだが、ケインは何を言いたいんだ?」
「もったいない…」
「『もったいない』とは?」
「ほら、あれが酒蔵だ。」
「「へ~」」
「意外と小さい?」
「ああ、ウチのはワインみたいに寝かせる必要がないのでな。あそこでは作っているだけだ。酒が出来たら、売りに出すからな。」
「そうなんだ。それでまだ売る前の物があるってことなんだ。」
「ああ、もし買ってくれるのなら、ありがたいがな。お前さん達は払いがいいしな。」
「まずは味見をしてからだよ。」
「お前が味見するのか?」
「したいけど、そこは我慢してアンジェさんにお願いするから。」
「そこで私の出番なんですね。うふふ、お任せくださいね。」
「味見だけでいいんだよな?飲み干すなら、ちゃんと買ってからだぞ。」
「いやぁねぇ~そんな飲み干すだなんて。ねえ、ケイン君。」
「…飲み干してしまった分はちゃんと払うから。大丈夫!だから、アンジェさんも遠慮なくやっちゃって!」
「もう、ケイン君まで…でも、お許しが出たのなら張り切っちゃおうかしら。ね?」
「ちゃんと美味しいかどうかも感想はちゃんと言ってくださいね。」
「それはもちろん!任せて頂戴。」
「は~まあ払うもん払ってくれるのならいいか。じゃあ、酒蔵は外から見るだけにしてくれ。今は次の酒を仕込む前で、何もないけどな。」
酒蔵の扉を開けると、そこは醸造所でした。
まあ『酒蔵』はお酒を作って販売している所と考えれば、醸造所も酒蔵の一部だ。
そして、その醸造所の中には大きな樽が並んでいた。
「樽詰めしたのは、こっちに置いている。」
醸造所の横にある倉庫に案内されると、そこには俺が知っているワイン樽に似た物が積み重ねて置かれていた。
「ちょっと、待ってろ。」とダルクさんが言うと、そこにいた男に何やら告げる。
すると、その男性が脚立らしき物を持って来て、一番上の樽を担いで下りる。
ダルクさんが酒樽をテーブルの上に乗せ、栓を抜くと懐かしい清酒の匂いがした。
「(ああ、子供の体がうらめしい。)いい匂いだね、アンジェさん。」
「そうなの?私は初めて嗅ぐ匂いだけど、ワインとはまた違う匂いよね。」
「まあ、まずは一杯飲んでみな。ほれ。」と村長が樽を傾け、グラスに注ぐ。
「(あんな重そうな樽を抱えて…さすがだね~)アンジェさん、飲んでみて。」
「え、ええ…いただくわね。ふんふん。」とアンジェさんがグラスを受け取り匂いを嗅ぐ。
「あら、慣れるといい匂いね。じゃ、一口。」とコクリと喉に流し込む。
「あら、これは…」と続けて、ゴクリゴクリと一気に流し込む。
「ア、アンジェさん?そんなに一気に飲んで大丈夫なの?」
「そうだぜ、ばあさんも歳なんだから、無理はするなよ。」
「何!私をお年寄り扱いするの?そっちもそんなには変わらないでしょ!」
「いや、まあ、そう言われればそうだけどよ。飲みなれている俺達なら心配はしないが、お前さんは初めてだろ?だから、な。そんな無茶な飲み方は…」
「ふん、こんなのウチの蒸留酒に比べれば水よ!水!いいから、お代わり!」
「あ、ああ。」とお代わりを用意しながら、こっちをチラリと見るダルクさん。
「(俺だって、こうなるとは思っていなかったんだから、俺は無罪だよ。)」
「(何言ってんだ!お前が連れて来たんだろうが。)」
「(だって、俺が飲むわけにもいかないでしょ!それもこれも…そうだよ!あのじい様、ガンツさんが悪いんだって。だから、俺のせいじゃない!はい、決まり!)」
「(んなワケないだろ!)」
「しょうがない、ガンツさんを呼ぶか…」と電話を掛けようとした所で「あ~遅かったか~」とガンツさん登場。
「ガンツさん?遅かったって。どういうこと?」
「ケイン、アンジェに酒を飲ませるなら注意しとくべきだったな。すまんな。」
「ガンツ!何謝ってんの!私は悪くないんだから。ほら、ガンツもこっちに来てあんたも飲みなさい。アルちゃんもおいで、ほらお膝においで。」
「お袋『ちゃん』付けはやめてくれって言ってるのに。で、親父…どういうことだよ。」
「ワシに言うな。今は大人しく言うことを聞いとけ。それが一番だ。ケイン、これは貸しだぞ。」
「分かったよ。ガンツさん、アンジェさんをお願いね。」
「ったく、アンジェ。肝心の味はどうなんじゃ?」
「そうね、甘めで口当たりもいいわね。いくらでも飲めそう。酒精はワインやエールに比べれば強いけど、蒸留酒ほどじゃないわ。」
「なあ、さっきから言っているが『蒸留酒』ってのは何なんだ?」とダルクさんが不思議そうな顔をしていたので、「はい、これがそうだよ。」と瓶詰めの蒸留酒をダルクさんに渡す。
村長が瓶の蓋を開け、匂いを嗅ぐと「うっ」と短く漏らす。
「そいつは酒精だけは強いからな、そのまま飲むのはお薦めしないぞ。」
「じゃあ、どうやって飲むんだ?」
「ケイン、余分な冷蔵庫があるなら出してやれ。氷が必要だしな。ワシには適当に柑橘系の果物と魔導ミキサーを頼む。」
「はいはい、じゃ出すよ。」と冷蔵庫を倉庫の隅に置き、冷凍庫に氷を出す。
「で、ガンツさんには魔導ミキサーと柑橘系ね。」
「おう、すまんな。」
ガンツさんが手慣れた様子で、皮を剥いたレモンと氷を魔導ミキサーで粉砕しグラスに注ぎ、そこに蒸留酒を流し入れる。
「ほれ、ダルク。」とダルクさんにグラスを差し出し飲むように勧める。
「ほう、匂いは和らいだな。どれ…『コクコク』…ん、強い!が、うまいな。」
「そうじゃろ。」と笑顔で返すガンツさん。
「だが、ウチのも負けてないからな。ほれ。」と今度はガンツさんがグラスを受け取り、飲み干す。
「ぷは~うまい!」
「だろ?ほれ、もっと飲んでみろ。」
「おお、ありがたい。」
「あら、私には貰えないの?」
「おう、飲め飲め。ウチの酒を気に入って貰えたのなら嬉しいってもんだ。」
放っとくと宴会に突入しそうだったので、割って入る。
「ちょっと待って!ガンツさんもダルクさんも何しに来たかは覚えている?」
「「何だっけ?」」
「ちょっとしっかりしてよ!酔っ払う前にお酒の買い付けと、樽でしょ!しっかりしてよ。俺だって飲みたいのを我慢しているってのに…」
「何だ我慢していたのか。しょうがないな~ほれ、飲め!」
「ありがとう…って、そうじゃないから!俺はまだ飲めないの!ほら、話を進めるよ。」
「もう、ケインは相変わらず固いな。普段はあんなにふざけているのにな~」
「そうよね~普段はあんなにガンツで遊んでいるのにね~」
「アンジェ、それは誤解だぞ。」
「あら、そうかしら?私にはあなた達がいちゃついているようにしか見えないんだけどね~」
「親父。やっぱりあんたは…」
「な、アルガン違うぞ。これは無実だ!ケイン、お前も何とか言ってくれ。」
「もう、そういうのは飽きたから、どうでもいい。それより話を進めさせてよ。」
「何じゃ、つまらんの~」
「そうよね~リーサさんにもお土産話を用意したいのに。」
「なら、真面目にお願いします。ここのお酒は料理に使っても美味しいと思うので。」
「あら、それは初耳ね。ワインも煮物や焼いたりする時に使うこともあるけど、このお酒も使えるのね?」
「ええ、焼く煮る蒸すに使えると思いますよ。」
「おう、ケインの言う通りだ。何なら酒を使ったウチの飯を食って行くか?すぐに用意させるが。」
「え、いいの?」
「おう、ウチの酒を買ってくれるならお客様だ。ウチの料理でもてなそうじゃないか。おい!すまんが、俺の家に行って夕食の人数を増やす様に伝えてくれ。」
「はい、分かりました。」と男の人が使いに出る。
「じゃ、肝心の商談と行こうか。いくつ持って行く?」
「「「可能な限り!」」」
「ん?ちょっと待て!聞き間違いか、もう一度言ってくれるか?」
「「「だから、可能な限り!」」」
「は~待て待て、ここにあるのを全部って言うのか?」
「可能ならばな。」
「それは構わんが、どうやって持っていく?」
「え~と、全部いいの?」
「ああ、払いは大丈夫なんだろうな?」
「いいよ、現金?口座から?どっちでもいいよ。」
「じゃあ現金で、樽一つを金貨一枚として、ここに百三十とちょっとか。ならまけて百二十でどうだ?」
「いいよ、はい。」と金貨の入った袋を出す。
「へ?おい、本当か?」
「何で?目の前にあるでしょ。早く確かめてよ。」
「わ、分かった。ちょっと人を呼んで来るから待っててくれ。」
ダルクさんが倉庫から出たと思ったら、村人を五人ほど連れて戻って来て、金貨を数えるように伝える。
村人は口々に「あらま」「ほえ」「うひゃ」とか言ってたが、「数え終わったら教えてくれ。少ないが給金を出すからな、」と伝えると急にやる気を出して数え始めた。
「ねえ、村長。お酒は一種類なの?」
「ん?そうだが、ケインは何を言いたいんだ?」
「もったいない…」
「『もったいない』とは?」
1
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
男女比がおかしい世界の貴族に転生してしまった件
美鈴
ファンタジー
転生したのは男性が少ない世界!?貴族に生まれたのはいいけど、どういう風に生きていこう…?
最新章の第五章も夕方18時に更新予定です!
☆の話は苦手な人は飛ばしても問題無い様に物語を紡いでおります。
※ホットランキング1位、ファンタジーランキング3位ありがとうございます!
※カクヨム様にも投稿しております。内容が大幅に異なり改稿しております。
※各種ランキング1位を頂いた事がある作品です!
バーンズ伯爵家の内政改革 ~10歳で目覚めた長男、前世知識で領地を最適化します
namisan
ファンタジー
バーンズ伯爵家の長男マイルズは、完璧な容姿と神童と噂される知性を持っていた。だが彼には、誰にも言えない秘密があった。――前世が日本の「医師」だったという記憶だ。
マイルズが10歳となった「洗礼式」の日。
その儀式の最中、領地で謎の疫病が発生したとの凶報が届く。
「呪いだ」「悪霊の仕業だ」と混乱する大人たち。
しかしマイルズだけは、元医師の知識から即座に「病」の正体と、放置すれば領地を崩壊させる「災害」であることを看破していた。
「父上、お待ちください。それは呪いではありませぬ。……対処法がわかります」
公衆衛生の確立を皮切りに、マイルズは領地に潜む様々な「病巣」――非効率な農業、停滞する経済、旧態依然としたインフラ――に気づいていく。
前世の知識を総動員し、10歳の少年が領地を豊かに変えていく。
これは、一人の転生貴族が挑む、本格・異世界領地改革(内政)ファンタジー。
辺境領主は大貴族に成り上がる! チート知識でのびのび領地経営します
潮ノ海月@2025/11月新刊発売予定!
ファンタジー
旧題:転生貴族の領地経営~チート知識を活用して、辺境領主は成り上がる!
トールデント帝国と国境を接していたフレンハイム子爵領の領主バルトハイドは、突如、侵攻を開始した帝国軍から領地を守るためにルッセン砦で迎撃に向かうが、守り切れず戦死してしまう。
領主バルトハイドが戦争で死亡した事で、唯一の後継者であったアクスが跡目を継ぐことになってしまう。
アクスの前世は日本人であり、争いごとが極端に苦手であったが、領民を守るために立ち上がることを決意する。
だが、兵士の証言からしてラッセル砦を陥落させた帝国軍の数は10倍以上であることが明らかになってしまう
完全に手詰まりの中で、アクスは日本人として暮らしてきた知識を活用し、さらには領都から避難してきた獣人や亜人を仲間に引き入れ秘策を練る。
果たしてアクスは帝国軍に勝利できるのか!?
これは転生貴族アクスが領地経営に奮闘し、大貴族へ成りあがる物語。
《作者からのお知らせ!》
※2025/11月中旬、 辺境領主の3巻が刊行となります。
今回は3巻はほぼ全編を書き下ろしとなっています。
【貧乏貴族の領地の話や魔導車オーディションなど、】連載にはないストーリーが盛りだくさん!
※また加筆によって新しい展開になったことに伴い、今まで投稿サイトに連載していた続話は、全て取り下げさせていただきます。何卒よろしくお願いいたします。
初期スキルが便利すぎて異世界生活が楽しすぎる!
霜月雹花
ファンタジー
神の悪戯により死んでしまった主人公は、別の神の手により3つの便利なスキルを貰い異世界に転生する事になった。転生し、普通の人生を歩む筈が、又しても神の悪戯によってトラブルが起こり目が覚めると異世界で10歳の〝家無し名無し〟の状態になっていた。転生を勧めてくれた神からの手紙に代償として、希少な力を受け取った。
神によって人生を狂わされた主人公は、異世界で便利なスキルを使って生きて行くそんな物語。
書籍8巻11月24日発売します。
漫画版2巻まで発売中。
俺だけ毎日チュートリアルで報酬無双だけどもしかしたら世界の敵になったかもしれない
宍戸亮
ファンタジー
朝起きたら『チュートリアル 起床』という謎の画面が出現。怪訝に思いながらもチュートリアルをクリアしていき、報酬を貰う。そして近い未来、世界が一新する出来事が起こり、主人公・花房 萌(はなぶさ はじめ)の人生の歯車が狂いだす。
不意に開かれるダンジョンへのゲート。その奥には常人では決して踏破できない存在が待ち受け、萌の体は凶刃によって裂かれた。
そしてチュートリアルが発動し、復活。殺される。復活。殺される。気が狂いそうになる輪廻の果て、萌は光明を見出し、存在を継承する事になった。
帰還した後、急速に馴染んでいく新世界。新しい学園への編入。試験。新たなダンジョン。
そして邂逅する謎の組織。
萌の物語が始まる。
没落した貴族家に拾われたので恩返しで復興させます
六山葵
ファンタジー
生まれて間も無く、山の中に捨てられていた赤子レオン・ハートフィリア。
彼を拾ったのは没落して平民になった貴族達だった。
優しい両親に育てられ、可愛い弟と共にすくすくと成長したレオンは不思議な夢を見るようになる。
それは過去の記憶なのか、あるいは前世の記憶か。
その夢のおかげで魔法を学んだレオンは愛する両親を再び貴族にするために魔法学院で魔法を学ぶことを決意した。
しかし、学院でレオンを待っていたのは酷い平民差別。そしてそこにレオンの夢の謎も交わって、彼の運命は大きく変わっていくことになるのだった。
※2025/12/31に書籍五巻以降の話を非公開に変更する予定です。
詳細は近況ボードをご覧ください。
転生したら領主の息子だったので快適な暮らしのために知識チートを実践しました
SOU 5月17日10作同時連載開始❗❗
ファンタジー
不摂生が祟ったのか浴槽で溺死したブラック企業務めの社畜は、ステップド騎士家の長男エルに転生する。
不便な異世界で生活環境を改善するためにエルは知恵を絞る。
14万文字執筆済み。2025年8月25日~9月30日まで毎日7:10、12:10の一日二回更新。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。